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阿部 利彦

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星槎大学大学院教育実践研究科/申し訳ありませんが、SNSでのご相談も含め、個別の相談はお受けしておりません

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@zubattored
阿部 利彦
3 years
長年作りたかった本が出来ました。相談員時代、作文のサポートをしたい子どもたちがたくさんいたのですが、その時はまだサポート方法がはっきりしませんでした。藤野博先生、UD湘南の先生方、東洋館出版社と出会えたからこその本書です。作文でしんどい思いをしている子どもたちの助けになりますように
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阿部 利彦
4 years
この前小学校行ったら「この子は海外生活が長かったから英語ばっかりしゃべるんです。早く英語が抜けるといいですよね」と先生。その子、すごくきれいな発音なので「むしろ、クラスでこの子から英語習う時間とかどうですか?素敵だと思いますよ」と言ったら「ええっ?」と先生すごく不満そうだった。
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阿部 利彦
2 years
テレビ東京は番組内容をほとんど変更しない。昨日、うちの子は「テレビを見るのが辛い」と言っていた。テレビを消しておこうかと思ったが、テレビ東京はビッグカツの製造工程などを放送していた。こういうのも必要だと思った。
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阿部 利彦
3 years
いつも困っているので自分の「困っている」状態というのがはっきりせず、「困ったことない?」と聞くと「ない」という子。「大丈夫?」と聞くと「大丈夫」と言う子。「困ったらいつでも言ってね」の「いつ」(タイミング)が分からなくて「困っています」と言えない子など、困り方で困っている子がいる。
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阿部 利彦
3 years
入園当初一人遊びが中心だったお子さんが、夏くらいからおままごと遊びに参加するようになった。しかし、お父さん役や子ども役として他児にアドリブでかえすのが上手に出来ない。そのうち自ら「宅配便の人」という役割を見つけ、適度な距離感でおままごとに参加できるようになった。
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阿部 利彦
4 years
国際コミュニケーションというような授業があって、その子がすごく楽しそうだったら「この授業だけ妙にテンション上がっちゃうんですよ、この子は」とか言うから、今度はこっちが「ええっ?」ですよ。
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阿部 利彦
2 years
ちょっと悲しいことがあった。ホテルの朝食バイキング。食べている途中で飲み物とフルーツを取りに行って、席に戻ったら私の食事が下げられていて、もう別の人が座って食事をしていた。レストランスタッフがてきぱきと。席も食事も消え「あっ」と声を出してしまった。食事中のプレート作ればいいのに
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阿部 利彦
4 years
うーん。「英語しゃべれるからと言って小学生に英語が教えられるわけない」って。そういう発想になっちゃうのか。
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阿部 利彦
3 years
ゼミ生(70歳代)のプレゼンテーション技術がどんどんレベルアップ。「大学院でこういう発表をするのよ」とご家族に言ったら「おばあちゃん、手伝うよ」と中学生のお孫さんがパワーポイント作成に協力してくれたそうだ。
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阿部 利彦
3 years
「授業中、勉強のできる子どもができない子どもに教えればいいじゃない」という意見もある。しかし、勉強のできる子が教えるのが上手とは限らない。できない子は教わっても余計に困ってしまって、その様子に勉強のできる子が「何で分からないんだ」と腹を立ててしまう、という場面も時々見かける。
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阿部 利彦
2 years
LDの疑似体験に限らず、リハの車椅子体験や高齢者体験で「自分は大丈夫」「こんなのなんでもない」という人がいるとか、妊婦体験で重いベストをつけて「軽い、軽い」と腕立てする男性がいる、ということを知って、身近にそういう人がいないので勉強になった。
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阿部 利彦
2 years
園から「言葉の発達は優れているが、他のお子さんと上手く遊べないお子さん」について相談が時々ある。先生方は大抵「SSTが必要」と考えている。そういう子と1対1で遊んでみると、年齢より相当豊富な知識と豊かなイメージを持っている場合がある。そのイメージを周囲の子が理解できず、ついていけない
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1 year
発達障害の診断があるお子さん(通常学級、中学生)。社会科のグループワーク中で、その子が進行役。「Aさんの言いたいことは、~でいいかな?」「ごめん、一度に言われるとうまく聞き取れないんだ」「ここまでの話し合いをまとめると~ということかな」などとその子がとても上手に進めていた
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3 years
園巡回にて「ふわふわとちくちく」という絵本の読み聞かせ場面を見る。その後、先生と4歳の子どもたちとで、ふわふわ言葉とちくちく言葉についての話し合いをしていた。子どもたち、お話の途中で立ち上がるくらいみんな真剣。子どもからのちくちく言葉で印象的だったのが「真似しないで」だった。
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阿部 利彦
7 years
幼稚園で浦島太郎の劇にダイオウグソクムシ役の子がいた。本人のたっての希望だそうで。
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7 years
障害のある子への支援に「ずるい」と言う子たちに、できれば「それ、いいなあ」って言い換えて欲しい、と働きかけていた先生がいた。さらに「もし、いいなあと思ったら遠慮なく先生に言ってくれれば、そのことを皆と一緒に考えるから」と。今年度、そのクラスはすごく落ち着いたんだよね。
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2 years
学校の先生向けの研修会でLDの疑似体験をしてもらったら「こういう見え方をしてるかも知れないんだな。授業中大変だろうな」「黒板を写すのがこんなにしんどいんだ」ではなくて、「なんでこんなことも出来ないんだろう」「私だったらこんなの平気だ」という意見が出た、と知り合いの講師が言っていた
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4 years
以前、通常学級に在籍している書字障害のお子さんにiPadを使ってもらえるよう、特別支援学校と連携して計画を進めていた。通常の担任が突然「この子だけこんなの使えるなんて卑怯じゃありませんか!」と言うので「使わせない方がアンフェアだと思います」と思わず言ってしまったことがある。
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3 years
小学校3~4年生くらいになると、だんだんと、授業内容が分かっている子どもは自分が「分かっている」とアピールしたがるし、分からない子どもは「分からない」を隠そうとする、あるいは「分かっている」ふりをするようになる。
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4 years
昔、数字の3にこだわりのある方の就労支援を担当した。その方は通勤の際にどうしても電車の3号車にしか乗ろうとしない。もしも3号車に乗れないとなるとパニックになった。こちらも必死に考えて、6と9にもこだわってもらえるように工夫したら、かなり通勤がスムーズになった。
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1 year
巡回で低学年の授業を見ていたら、ある子が「ねえ先生、先生が言っている意味は分かるんですけれど、うまくできないんです」と言っていて、自分の困り方をうまく伝えられているなあと思った
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阿部 利彦
2 years
登場人物の気持ちが分からない子は想像力が欠如しているという捉え方も確かにあります。しかし、スイミーの気持ちが分からないと答えた子は「魚ではないから海のくらしがどんなものが分からないし、お友達を食べられたことがないし、スイミーみたいに早く泳げません」と理由を説明してくれました
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2 years
「これだけ支援をしてやっているんだから発達障害があっても子どもの側も少しは努力して欲しい」と言う人たちがいたので「いや、すでに充分頑張ってますよね」「合理的配慮は、やってやってる、じゃありませんよ」とはっきり言ってしまってシーンとなった
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4 years
「先生、トイレ」と焦って言う子に「先生はトイレじゃありません」と言ってやった!みたいな人、全然よい対応だと思わない。面白くもない。
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4 years
何度もつぶやいていますが、発達障害のある子への配慮について「ずるい、ひいき」と言ってくる子どもが知りたいことは「なぜあの子にはこの支援が必要なのか」ではなくて「じゃあ自分には何をしてくれるのか」ということなんですね。
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阿部 利彦
2 years
「もしあなたがごんぎつねだったら」に「きつねじゃないから分かりません」と真面目に答えたお子さん。「ある人のために、その人には気づかれないようこっそり何度も良いことをしてあげている。そんな時、気づいて欲しい気持ちもあると思う?」と聞くと「ぼくだったらあると思います」と答えてくれた
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阿部 利彦
2 years
前につぶやいたか忘れたんだけど、発達障害の方を積極的に雇用している企業に見学に行ったら、廊下などですれ違った際にきちんと挨拶してくれるのは当事者さんたちだけだったんだよね。「社会性って」と思ったりして。
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阿部 利彦
3 years
看護の先生から聞いた。ADHDの診断を受けている学生さん。忘れ物が多く、課題の提出はいつも遅れる。でも実習先では「患者さんにとてもやさしい」と評判だという。先生が「いろいろな知識や技術は教えられても、患者さんへの心配りは教えきれない。この学生さんにはセンスがあるんです」と話してくれた
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阿部 利彦
3 years
聴覚障害の方が「私にとっては手話は第一言語、日本語は第二言語。授業は外国語で学んでいるようなものです」とおっしゃっていた。日本語字幕があればいい、という訳ではない。手話通訳の方が分かりやすく、その場合むしろ日本語字幕はない方がいい、というお話だった。
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阿部 利彦
3 years
数年前には「授業中、どんな子どもでもあえて困らせないと本気にならない。自分だけの力でその困難に打ち勝つことが大事だ。ましてや個別の配慮なんて」と語っていた先生が最近「子どもたちの援助を求めるスキルの重要性に気づいた。これまで自分にはこの視点は全くなかった」と言ってくれたので驚いた
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阿部 利彦
2 years
例えば妊婦さんの体験で一部の男性が「軽い、軽い」「平気、平気」と腕立て伏せやスクワットをし始めたとする。「だから疑似体験は無駄だ」と捉えてプログラム上の問題とするか、「そういうふるまいをする人が今後こまやかに妊婦さんに寄り添えるか」を問題にするのか、でいろいろ変わってくるよね
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阿部 利彦
3 years
先生から「学級の子どもたちの心を一発でつかむ一言があったら教えて下さい」と言われたので「そんな都合のよい一言はないし、もしもそういう言葉があったとしたらかえって怖くないですか?」と返した。
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3 years
先生の左遷先を特別支援学級にする、という考え方を学校長や教委が改めなければならない。
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阿部 利彦
1 year
はじめての園へ巡回に行ったら園庭にはえているカラスノエンドウをたくさん集めて中のマメを取り出している子(4歳さん)がいた。その子が一緒にやって欲しいというので手伝った。すると私を見てその子が「あっ、そのとり方いいね。そうやるといいんだね」と言った。こういう言い方ができるのはすごいな
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阿部 利彦
3 years
ある小学校で高学年担任(通常の学級)から宿題の話を聞いた。その先生はクラスの児童一人一人に対してまず4月に面談し宿題(量や内容)を個別に決めていく、とのことだった。子どもたちの考えと家庭の方針などを考慮して適宜調整していく必要がある、と。先生はそこまで考えているのか、と驚いた。
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阿部 利彦
3 years
授業中ヒントカードを何種類か用意している先生(通常学級)が「難しい、出来ないなと思った人はヒントカードあるから欲しかったら声をかけて下さい」ではなく「自分の考えを確かめたい人、もう少しはっきりさせたい人はGoogleクラスルームにプラス資料があるからよかったら見て下さい」と声かけしていた
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阿部 利彦
5 years
講演会参加90歳の方が「遠い存在と思ってた発達障害が今日身近に感じられた。年を取ると読みにくくなる、書きにくくなる、どこに仕舞ったか忘れる、相手の話を聞いても理解できない時も。発達障害の人が生きやすい環境は高齢者にとっても、実は一般の人にもよい。支援は特別なようで特別ではないね」と
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阿部 利彦
3 years
困ったことがあると、それは自分自身が悪いので人に隠さないといけない、と思っていた生徒がいて「困ったことって人に相談していいんですね」と言われたことがある。
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阿部 利彦
2 years
年齢以上のイメージを持つその子が悪いわけでも、そのイメージを理解出来ない周囲の子が悪いわけでもない。ソーシャルスキルの問題でもない。遊びの中で感じる伝わらなさ、物足りなさ。その子は豊かなイメージの共有を求め、どうしても大人の近くにいたがる、話したがる。そのことは理解できる気がする
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阿部 利彦
3 years
先日は他の子から「はいたつおつかれさま。のどがかわいたでしょう。どうぞ」と言われ、おままごとの家(木の大型積み木で囲まれたスペース)にまねかれて談笑できていた。
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阿部 利彦
3 years
ポンズ、ジェームズポンズ
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阿部 利彦
3 years
以前もつぶやいたLDの子(小学校高学年)の話。「先生(通常学級)が私のプリントだけ全部ひらがなにしてくれたんだ。でもすごく読みにくくて」と私に話してくれたので「かえって読みにくいね。先生に伝えようか?」と聞くと「せっかく先生が優しくしてくれたのに?いいのかな?」と悩んでいる様子だった。
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阿部 利彦
2 years
中学校の先生が「最近の中学生は、部活の試合行くための集合場所と時間を口頭で伝えたのに、きちんと集まれないんですよ」とおっしゃったので「すいません。私も無理です」とこたえた
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阿部 利彦
2 years
「こういうことで困っている子ども(人)たちがいるんですよ」というとすぐ「私は困ってませんよ」って言う人、仕事では時々出会うなあ。あと「そんなことで困るなんてね。私は平気ですよ」みたいな。
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阿部 利彦
1 year
時々、巡回先でいじめに関する相談を受けることがあるのだけれど、いじめる子の多くが持つ「相手の一番弱い(脆い)部分にフォーカスして言葉で攻撃する」能力の高さにいつも驚かされる。しかも「相手(いじめられる子)が悪い。傷つく方が悪い。弱いからだ」と他の人の言葉をはねのける子どもたち
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阿部 利彦
3 years
園児のごっこ遊びは設定が目まぐるしく変わるのでイメージが追いつかない子もいる。急なストーリー展開もしょっちゅう。そういう中で子ども自身が上手にふるまえる役割を見つけられるといいんだな。
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阿部 利彦
2 years
数を数える、数を書く、数の質問をするのが好きな4歳の子。数以外の会話は難しく、先生が例えば「トイレに行きたいの?」と聞くと「トイレに行きたいの?」とかえしてくる。ところが先日の巡回で一緒に数を数えて遊んでた時に「あれ、いくつまで数えたっけ?」と聞いたら「わかんない」と言ってくれた
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阿部 利彦
2 years
私もLDの大変さを少しでも知ってもらいたいと研修でもいろいろ工夫しているけれど、先生方の「私だったらできる!」という感覚にひっぱられるとは思っていなかった。困っている立場をイメージしてもらうって難しいんだな。
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阿部 利彦
2 years
「三枚のおふだ」でも「あなたが小僧だったら」ではなく「もし山姥に追いかけられたとしたら三枚のお札をどう使うか、あなたならアイデアある?」と聞いた方がイメージしやすいことがある。「もしあなたが他人だったら」ではなく「もしもあなたがこういう状況だったら」の方が物語とつながりやすい
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阿部 利彦
2 years
先日、あるASDの方が「食に全く興味がない」さらには「空腹感というのが分からない」と教えてくれた。
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阿部 利彦
2 years
おかげで「ビッグカツって本当に油で揚げているんだね」「広島の会社なんだ」と、なにげない会話ができた。
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阿部 利彦
6 years
先日、ある教育相談センターの相談員さんとお話したんだけど「不登校傾向の生徒さん。なんとか学校に行けていたけど、対話型授業が増え、しんどくて完全不登校になった」と言っていた。対話重視の流れ、話す、聞く、が苦手な子にはしんどくなる、って多くの人に知って欲しいよな。
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阿部 利彦
5 years
カレー対応とかしている一方、結局このままうやむやにして、あの四人の先生が次年度他校で支援級担当になっているんじゃないかと、すごく心配しているのである。
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阿部 利彦
4 years
合理的配慮や個別支援に対して「これは卑怯」という言葉を使う先生に今も時々出会う。
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阿部 利彦
2 years
先日、発達相談にご両親がいらした。そのお子さんのよさ(持っている力)をどうしてもご両親に伝えたいと思ったら、相談時間を延長してしまった。帰り際「子どもたちの教育的サポートをされている阿部さんのような人が日本にもいると知り嬉しかったです。重要な仕事をされてますね」とご両親(英語圏��方)
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阿部 利彦
1 year
発達障害のお子さんはグループワークなど苦手な場合がある。しかし、まずその子は社会科が得意で、好きな科目。さらに、やはりSSTを小学校の頃から学んだこともプラスになっていると感じた。また、社会科の先生のおだやかな話し方にどこか似ている気もする
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阿部 利彦
2 years
「登場人物の気持ちが分からない」という子どもの「分からない」にも様々な背景があります。考え過ぎて分からなくなることもありますし、現実的にあり得ないから分からなくなることもあります。人の気持ちが理解できない冷たい子であるとか、「教育の敗北」であるとか、決めつけないで欲しいのです
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阿部 利彦
5 years
先日訪問した学校にはクールダウン室が。先生方が共通して心がけているのは当たり前だが罰に使わないこと。クールダウンを罰と勘違いしている先生も他校にはわりといるよね。またドアは閉めないこと。徐々に子ども達が「先生、クールダウンしてきていいですか?」と上手く使えるようになったという。
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阿部 利彦
3 years
就労支援のケース。「Aさんは最近仕事に慣れてきたため、仕事が雑になってきた」という記録があった。Aさんは手の巧緻性や目と手の協応動作に課題があるため、慎重に作業をしていたが「そろそろもう慣れたはずだからスピードアップしなさい」と言われ、焦ってミスが増えた、ということが分かった。
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阿部 利彦
4 years
こだわれるものを増やすと、こだわりが少し緩和されることがある。
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阿部 利彦
3 years
もう一つ、子どもがあげたちくちく言葉は「おそいよ」だった。この言葉に子どもは傷つくんだな、と。
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阿部 利彦
2 years
IQが130以上あり通常学級で扱う授業内容(学年相当の)が分かっているため途中で飽きて教室から抜け出すようになった小1のお子さん。ある日ふらっと学習室(特別支援の教室)をのぞき「ここで勉強してもいい?」と言ったそう。今では学習室で上級生用の課題に取り組み、終わったら他の子に勉強を教えている
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阿部 利彦
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昔、ある生徒さんから聞いた話。小学校の頃、図工の授業で作った作品を家へ持ち帰った。一生懸命作った自慢の作品だったのだが、親御さんは不機嫌そうに「不燃物のゴミが増えた」と言った、と話してくれたことがある。その時、聞いてるこっちも悲しくなった
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阿部 利彦
3 years
その後先生がリフレーミングをするつもりなのが分かり「4歳に無理じゃないか?」と正直思った。「絵本貸してと言われた時、イヤだってお返事したら、ちくちく言葉だよね。ふわふわ言葉にするにはどう言えばいいかな?」と先生。すると子どもたちが「もうちょっと待ってて、はどう?」と言ったのだ。
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阿部 利彦
4 years
あるお子さんの言葉を思い出す。「何度言ったら分かるの!って言うけれど、何度も分からないことを言わないで下さい」
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阿部 利彦
3 years
4歳の子に聞くちくちく言葉だから「ばか!」とかかな、と予想していたけどちがっていた。もちろん、この園だけかも知れない。ちなみに「おそいよ、はどんな言い方がいいかな?」と先生が聞くと「待ってるよ」と子どもたち。なかには「~の歌(ききとれず)がおわるまでにね、はどう?」という案も出た
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阿部 利彦
3 years
こちらはよかれと思って「大丈夫?」と聞くと、本当は大丈夫じゃなくても「大丈夫です」という子はいる。「分かった?」にはすぐ「分かった」と答える。本当はまだはっきりしていなくても。「困ったことない?」にも「特にありません」と。どこからを「こまった」状態というかでも子どもは悩む。
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阿部 利彦
2 years
「プリントを後ろにまわして下さい」と指示したら、自分の分を取らずにプリントを全部後ろの子に渡す子がいる、と先生が驚いていた。「その子がふざけているのではないとは分かる」と先生。実はその子、知的にとても高い。そして「先生の指示通りに行動した」と捉えることもできるんだよね
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阿部 利彦
1 year
「なぜ校長先生(通常の学校の)は特別支援教育士になるために勉強をされているんですか?」とうかがったら「特別支援教育を勉強しないと間違った関わりをして子どもたちの心を傷つけてしまう可能性があると思ったからです。教員は特別支援担当でなくても発達障害について学ぶ必要があります」と校長先生
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阿部 利彦
3 years
様々な感覚過敏のある子が突然他の子どもに押され、それから押した子を極端に避けるように。「そんなに強く押してないのに」「押した子もいじわるな子ではないですし」と先生が言うので「分かりますが、感覚過敏の子には相当ショックだったのでしょう。我々が想像できないくらいに」とお伝えした。
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阿部 利彦
2 years
園巡回に行ったら年長さんたちがお月見の製作活動をしていた。導入で先生が「月の形が変わって細くなったり、丸くなったりするのはどうしてだと思いますか?」と難しい質問をした。ある子が「いろんな人に見てもらいたいから、がんばっておおきく、まるくなると思います」と答えていて微笑ましかった
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阿部 利彦
2 years
私たちは学校教育で「答え方」ばかり訓練されてきたから「問い方」に慣れていない、という話。なるほど。
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阿部 利彦
1 year
「じゃあ、このやり方で(豆を)取り出してみる?」と声をかけると「ううん。でも、ぼくはこの(自分の)とり方がいいの」とその子。そう言えることもすごい。「そうなんだね。好きなとり方でいいよ!」と言ったら、その子はうなずいた
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阿部 利彦
4 years
先生だって卑怯だと思っているのだとしたら、周りの子が「あの子だけずるい」「ひいき」と言い出すのも自然な流れなのかな、と。
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阿部 利彦
6 years
探偵ナイトスクープ。掃除機が恐怖の2歳児編。そこに登場した掃除機大好き5歳男子。笑顔で掃除機の機能を語り、パンフを見せながら「あぶなくないんだよ」と説明。小さい手動掃除機、小さい掃除機、アンパンマン(2歳児が好き)掃除機へと少しずつ慣らせた。最終的に2歳児は掃除機克服。すげえ。
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阿部 利彦
2 years
地域的にも非常に難しい中学校。数年前までずっと荒れていたが、かなり落ち着いた。「どうして生徒たちが落ち着いたのだと思いますか?」と先生に聞いたら「まず生徒たちを叱らなくしたからだと我々は考えています」ときっぱり。この学校の具体的実践は今年度じっくりと確かめていきたい。
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阿部 利彦
3 years
通級指導教室の先生からのご相談。先日、あるお子さんから「先生(通級指導教室の担任)、ここってダメな子が通うの?先生の説明とちがうよ!」と言われたそうだ。よく聞くとその子はご家庭で「通級はダメな子どもが通うところ」と言われていることが分かった。時々こういうケースはある。
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阿部 利彦
3 years
先日の巡回で「あのお子さんは姿勢保持は苦手だけれど、実は先生のお話をよく聞いているし、考えていますよね」と伝えたが先生方からあまり反応がなかった。他の巡回の先生が「こうやると一発で姿勢をただせますよ」と言ったら先生方一斉にメモしていた。
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阿部 利彦
3 years
レストランで子どもがメニューを選んだ時、つい私が「こっちも美味しそうだよ」と言ったら「そっちにして欲しいということ?それは誘導だよ」ときっぱり。普段子どもの選択を尊重しているつもりだが、そのように受けとる時もあるんだなと反省。子どもがちゃんと言葉にしてくれてよかった。
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阿部 利彦
3 years
ある生徒さんが「毎回の黒板を写真にとらせていただけませんか」と先生方に要望した。学校側は保護者とも検討。多くの先生は事前に板書計画を立てるのでその画像か、授業後先生が撮影した写真をプリントアウトして持ち帰ることが出来るようにした、と。先日お邪魔した中学校の取り組み。これも嬉しい。
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阿部 利彦
2 years
授業中先生がわざとミスをして児童・生徒に指摘させる方法、いわゆるダウトのしかけを知った当初は「とても面白いやり方だな」と思った。実際に授業を見ると、分かっている生徒は盛り上がる。しかし勉強の得意でない生徒たちにとってはダウトは「ゆさぶり」でなく混乱のきっかけになることが多い。
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阿部 利彦
3 years
子どもたちがあげたふわふわ言葉で印象的だったのは「うまれてくれてありがとう」と「結婚して下さい」だった。
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阿部 利彦
2 years
帽子をかぶったままだとクラスに入ることができる子に「帽子をとらないと入室させない」という指導したという話。結局その子は学校にも来られなくなったんだけど、周りの子に迷惑をかけるような大きさの帽子でもないし、なんでダメなのか。やっぱりダメなのか。
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阿部 利彦
4 years
ここ数年、気になっているのは医師以外の誰かが「この子は愛着障害だろう」と判断しているケースが増えていること。妙に愛着障害という言葉を使いたがる人がいて、もう少し慎重になって欲しいと思う。
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阿部 利彦
2 years
授業や特別支援の工夫をされている先生が同僚から「あなたが一生懸命やると、私たちもやらなければならなくなるのでやめて」と注意される、というのは時々聞く。学校で、先生はできない先生に合わせる。でも、子どもはできる子どもに合わせなければならないんだなあ。
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阿部 利彦
2 years
見学に行った公立小学校は、特別支援学級の名称を変更し、学習室1~8とした。障害の診断がなくても利用できる。また、取り出し指導よりも在籍のクラス(通常の学級)で学習サポートをした方がいいお子さんの場合は通級の先生が学級に入り込んで支援する。プルアウト指導とプッシュイン指導が選択できる
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阿部 利彦
2 years
その子は、赤い魚の気持ちなら分かるかもと。スイミーのようには早く泳げないから、食べられてしまう側だと。
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阿部 利彦
3 years
定期的にお邪魔している中学校でChromebookを導入したら、場面緘黙の生徒さんが授業に参加して自分の考えを積極的に書き込むようになった、という嬉しい報告が。
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阿部 利彦
5 years
ドッジボールってほんと得意な子だけが楽しい活動だよな。
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阿部 利彦
5 years
本日お邪魔した学校の「授業改善15の視点」
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阿部 利彦
3 years
園でほぼ言葉のない自閉スペクトラム症のお子さんがブロックを電車に見立てて遊んでいた。何かつぶやいているな、と耳を澄ませていると「れんけちゅ」と聞こえる。二つの電車(ブロックで作った)をつなげようとしているので「連結」と声をかけたら、顔を上げ「れんけちゅ、れんけちゅ」と喜んでくれた。
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阿部 利彦
10 months
授業開始時、黒板に先生が書いた「今日のめあて」を必死にうつして、あとは、自分の解き方や考えなども書けず、自分の意見を伝えることもできず、とにかくじっとして終わりのチャイムが鳴るのを45分席に座ってじっと待つ。そういう静かに困っている子がひっそりと、わりといることには気づいてほしい
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阿部 利彦
2 years
フルーツバスケットって、自分の決まった椅子や位置にこだわるお子さんにはしんどい遊びなんだなあ。
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阿部 利彦
1 year
特別支援学校の先生(ゼミ生)から聞いた話。児童の描いた作品を教室に掲示したら「ぼくの(描いた絵)はどれ?」と聞く子がいた。お友達の絵から自分の絵を探すことができない。自分がどんな絵を描いたかも忘れてしまう。名前シートをつけても字が読めない。作品を貼る位置を固定したら分かるようになった
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阿部 利彦
1 year
隣の席の子が「こんなの簡単だよ」と言ったら、その子は「君には簡単かも知れないけれど、ぼくには難しいんだよ」と言っていた
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阿部 利彦
1 year
いじめる側についてびっくりするのは、さっきまでいじめていた子にニコニコしながら突然世間話を始めるとこ。「ねえ、見て~」「ほら、~だよな」と話しかける。いじめれた方はもちろん気持ちを切り替えられないんだけど、それがまたいじめる子は気にくわない。「いつまでスネてんの」とか平気でいう
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阿部 利彦
2 years
板書について「書くことは考えをまとめることにつながるから書字困難の子も頑張って欲しい」という意見があったけれども、書字につまずきがあるお子さんは黒板をうつすことにエネルギーを消費して、書きながら板書の内容を理解する、書きながら自分の考えをまとめる、を同時に行うのは難しいのです
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阿部 利彦
2 years
最近いろんな人にきつく言ってるので気をつけようと思ったんだが、どうしても我慢ならんかった。でも、一緒に行った同僚がそのあと追い討ちをかけてガツンと言ったので、私の方が多少マイルドになった
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阿部 利彦
2 years
「そういう子どもは困難を生き抜く力はなさそう」か、なるほどな。今の世の中、心の鈍い部分がないといけないんだろうね。
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阿部 利彦
3 years
この学生さんは自分のADHDの特徴を理解し、ケアレスミスを防ごうといろいろ工夫しているそうだ。また先生が評価していたのは、この学生さんの質問力。分からないことをそのままにせず、確かめ、看護にいかそうとするその姿勢だという。これも教えごとではないかも知れない。
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