10月1日付でFC東京の吉本一謙スカウトが小平市の教育委員会委員に就任し、10月2日には小平市役所で辞令交付式がおこなわれた。終了後、吉本スカウトは小林洋子小平市長、青木由美子教育長との鼎談に臨むと囲み取材に応じ、地元の小平への想い、教育委員としての今後の活動などについて語った。　吉本スカウトはこれまでも小平市観光ま

　6月29日、J1第19節柏レイソル戦に向け、ディエゴ オリヴェイラが囲み取材に応じた。FC東京に移籍加入して久しく、もう何度も繰り返してきた古巣との対戦ではあるが、この試合を前にして背番号9の口からは柏と東京に対する想いがあふれてきた。◆いまだに柏サポーターとの交流がある　柏レイソルに加入するため来日したときは想像出

　7月4日、小平グランドに謎の練習生が姿をあらわした。その正体はなんと、かつて東京に所属していた橋本拳人と久保建英のふたり。松木玖生は「今日は（久保）建英くんと橋本拳人くんが来てくれましたけど、 いい影響を与えてくれていましたし、やっぱり一つひとつのパスの違いなどに存在感がありました」と、歓迎。また、ピーター クラモフ

　12月3日のJ1最終節こそいい試合をしたが、1年間を通じては不甲斐ない試合が多かった今年のFC東京にあって、選手たちが力を十分に発揮出来たとは言い難い。そんな印象が拭いきれないまま、2023シーズン終了後の12月8日、今シーズン移籍加入組の仲川輝人と原川力が府中市を表敬訪問した。チームを離れて単独の存在として見たとき

　2023シーズンまでチーフマネージャー兼通訳を務めていた伴和暁さんがFC東京を退団した。在籍期間は2016シーズンからの8年間。英語通訳としてネイサン バーンズに付き添うところから仕事を始め、少しずつ出来ることを増やし、大きな責任を負うようになっていった。成長の場だった東京。思い出もたくさんある。◆日本代表への誘い　

　3月16日、FC東京はベスト電器スタジアムでJ1第4節に臨みアビスパ福岡と対戦。1-3のスコアで勝利を収めた。この日再三、中にポジションをとっていた長友佑都がバングーナガンデ佳史扶のクロスを受け、強烈な右足シュートを叩き込んで前半28分に先制。4分後の32分には松木玖生からの長いパスを巧みにコントロールした遠藤渓太か

　前からプレッシャーをかけるとうしろのスペースが空き、うしろのスペースを消すと前を使われる。相手の出方や試合の状況もあり、ラインの高さや獲りどころの設定を含めた守備の整理は簡単ではない。J1第24節清水エスパルス戦はたぶん何か意図があってあのような守り方になったのだろうが、結果的にそれで有利に持っていくことが出来なかっ

　5月28日のFC東京はJ1第16節ガンバ大阪戦の先発メンバーと仲川輝人がリカバリーに励み、出場時間が短かった選手、出場機会のなかった選手が負荷の高いトレーニングをおこなった。このなかで先週から少しずつ練習に参加していた小柏剛が完全合流したほか、部分合流を果たした土肥幹太などの姿もあった。◆ディエゴ、仲川、荒木らとの関

-----------■　https://www.amazon.co.jp/dp/B00NNCXSRY後藤勝渾身の一撃、フットボールを主題とした近未来SFエンタテインメント小説『エンダーズ・デッドリードライヴ』（装画：シャン・ジャン、挿画：高田桂）カンゼンより発売中！-----------https://www.ama

　FC東京は5月6日、札幌ドームでJ1第12節に臨み、北海道コンサドーレ札幌と対戦。1-2のスコアで勝利を収めた。3連勝はコロナ禍中だった2022シーズンの第3節から第5節にかけての3試合以来約1年10カ月ぶり。他会場の結果を受け、5位だった順位を4位に上げた。　後半に白井康介と原川力がピッチサイドで準備をしている段階

○塚川孝輝──個人として苦しい時期がつづいたというのは？「どうしてもうまくいかなくて。（試合に）出られなかったことよりは、出たときのプレーということで。チームとしても結果が出なかったですし、けが人も多くて、自分がやらなきゃという気持ちをすごく持ってやったんですけど。それでも結果が出なかった分、ちょっとナイーブになってし

　5月30日、日本サッカー協会は6月のアメリカ遠征に向かうU-23日本代表メンバーを発表。FC東京からは野澤大志ブランドン、バングーナガンデ佳史扶、松木玖生、荒木遼太郎の4人が選出された。◆佳史扶を呼んだ荒木　佳史扶は荒木に笑顔で「カシーフ」と呼ばれ、そこで自らの代表選出を知ったという。「『頑張ろう』って言われて、『え

　J1第10節アルビレックス新潟戦で今シーズン初ゴールを決めたディエゴ オリヴェイラが、帰京後の小平でも笑みを湛（たた）えていた。「今日の私はいくらでも質問に答えるよ。初めてのゴールが決まって重圧が吹き飛び、機嫌がいいからね」　オフ明けとなった4月30日、ディエゴはいつものように笑顔で「元気ですか」と挨拶をしてきたが、

　2月25日、FC東京は小平グランドでSC相模原と練習試合をおこない、2-0の勝利を収めた。何度もシュートやシュート性の当たりを止めた相手ゴールキーパーのファインセーブを含む堅守に阻まれ苦しんだが、1本目の22分に東慶悟とジャジャ シルバが絡んだ白井康介の浮き球シュートをキャッチされたあと、今度は直後の23分に高宇洋と

　FC東京にけが人が続出していた3月からこの4月にかけて、アルベル監督がその不在を嘆いていたひとりが渡邊凌磨だった。無理もない。試合の実況でも「アルベルサッカーの申し子」と言われるほどアルベル監督のやりたいことを2022シーズンのチーム立ち上げから理解してピッチ上で具体化し、そのうえで自らの個としての輝きを放つ数少ない

　8月9日、FC東京はエヴェルトン ガウディーノ モレイラ（登録名はエヴェルトン ガウディーノ）の、グレミオからの期限付き移籍加入を発表した。本人いわく「“エヴェ”と呼んでほしい」とのことだが、エヴェとはどのような人物なのか──。◆左右中を問わずフォワードで　9日の練習後、取材に応じたエヴェルトンは「元気ですか」と自分

　エディオンピースウイング広島で8月31日に開催されるJ1第29節サンフレッチェ広島戦の出場を予定しているFC東京トップチームは、台風10号の交通機関への影響を避けるため、29日中に広島県内へと向かった。同日、日本代表に選出された長友佑都も、その喜びもそこそこに、まずはこの広島戦に準備していきたいという意思を示し遠征へ

　2月14日、FC東京トップチームの選手とスタッフらが明治神宮で必勝祈願をおこなった。またキャプテンは決まっていないが、選手の代表として松木玖生が参拝。絵馬には「優勝」と書いた。◆すごく強いサッカーを見せられる

　5月12日、FC東京は国立競技場で開催されたJ1第13節に臨み、川崎フロンターレと対戦。2-1のスコアで勝利を収めた。入場者数56,705人はFC東京ホームゲームのクラブレコード。また東京は新国立での試合を4戦全勝とし、不敗神話を継続。「俺たちの国立」では東京は負けないという自信を深めたJリーグ30周年記念試合だった

　公式戦さながらに、佐藤龍之介が必死の形相で戦っていた。宮崎キャンプの練習試合同様、4月8日の練習試合ヴァンフォーレ甲府戦では前目のポジションでの出場。自ずと、前からの守備を始めとして競り合いが多くなる。まずその迫力があった。◆フィジカル測定の結果は……　FC東京U-18の垣見修平トレーナーも思わずうなるタフさ、フィジ

　これまでのキャリアで初めて夏の移籍をすることになった原川力。セレッソ大阪からの期限付き移籍加入で、引っ越しもまだ。とるものもとりあえず、早く合流したいからと、自家用車に飛び乗って急ぎ、東京都小平市までやってきた。ひとまずはFC東京の寮に仮住まいをしているという。◆ボックストゥボックスで！　大抵のものはこっちに来てから

　1月14日、FC東京は国頭かいぎんフィールドで名桜大学と30分×2本＋20分×1本の練習試合をおこなった。これがこのプレシーズン初の対外試合。この練習試合でFC東京U-18から昇格の熊田直紀が2得点を決めている。終了後のコメントから、私（後藤）が自ら質問した箇所のみ一問一答で無料公開する。◆本当にスタメンを狙っている

　フランスで開催されているモーリスレベロトーナメントから急遽帰京したU-19日本代表の佐藤龍之介が6月11日、天皇杯2回戦ヴィアティン三重戦に向けた前日練習に取り組んだ。9日の夜に帰国し、10日も小平で身体を動かしていたという佐藤は、帰国する直前まで代表活動で公式戦に出場していたこともあって動きはよく、準備万端。代表で

　1月30日、FC東京は小平でY.S.C.C.横浜と45分×3本の練習試合をおこない、3本合計10点を奪い10-0の勝利を収めた。得点の内訳は仲川輝人が1点、東慶悟が1点、塚川孝輝が1点、ディエゴ オリヴェイラが1点、熊田直紀が1点、俵積田晃太が1点、アダイウトンが2点、レアンドロがPKを含めた2点。松木玖生はゴールこ

　J1第10節アルビレックス新潟戦に向けた今週、ディエゴ オリヴェイラがフルコンタクトありのメニューを消化、踊っているかのようなしなやかな動作、羽根で優しくボールを包むかのような柔らかいコントロールを披露しつつ、攻撃のセットプレーではタイミングのいいヘディングシュートを見せている。◆フィニッシュに集中したい「毎日（患部

　間もなくクラブ創立25周年を迎えようというのに、寂しい空気がFC東京に漂っている。タイトル獲得の可能性がなくなったことが最大の要因ではあるが、ここに至るまでに大小様々な失望があり、希望を見いだせない状態に陥った。　ただ、留守をしていて致命的な敗戦に関わらなかったU-22日本代表組には気力が有り余っている。いつものよう

　1月23日、FC東京はかいぎんフィールド国頭兼サッカー場でFC琉球と45分×3本の練習試合をおこない、3本合計8-2のスコアで勝利を収めた。これが今シーズンの対外試合初戦。試合が始まる前には時崎悠コーチから昨日の練習での木本恭生のゴールを思い起こすよう、セットプレーに関して檄が飛ばされ、ピーター クラモフスキー監督か

　二日連続のオフを控えた7月21日、FC東京トップチームの選手たちは全体を4チームに分けてのミニゲーム大会に臨んだ。味方の選手が相手陣内、ハーフウエーラインから向こうに全員が入っていなければゴールと認められないルールとあって積極的な姿勢がうかがえ、多くのゴールが乱れ飛び、徳元悠平や寺山翼、アダイウトン、長友佑都など多く

　J1第7節鹿島アントラーズ戦後のオフが明け、4月10日のFC東京は全体練習を一般公開。第8節東京ヴェルディ戦に向けた横断幕を掲出するなか、トレーニングを実施した。練習試合ヴァンフォーレ甲府戦に長い時間出場したメンバーはリカバリー。11日と12日の2日間で最終的な準備に取り組む。◆緑色のもので怒られた過去。「ヴェルディ

　FC東京は6月24日、味の素スタジアムでJ1第18節に臨み、名古屋グランパスと対戦。2-0のスコアで勝利を収めた。ディエゴ オリヴェイラが左足と頭で2得点。ピーター クラモフスキー監督が就任して初の公式戦だったが、前から強いプレッシャーをかけてボールを奪い、生まれ変わった姿を見せた。　新監督が指揮を執りはじめて間もな

以上、すべて撮影：後藤勝　FC東京は4月22日、小平グランドで45分×2本の練習試合に臨み、栃木SCと対戦した。1本目の14分、右サイドの奥深くに進出した佐藤龍之介の高精度クロスをニアにすばやく入ってきた寺山翼が鮮やかにヘディングで沈めて早々と先制。27分には野澤零温が倒されて獲得したPKを自ら決めて2点差に拡げた。　

　バングーナガンデ佳史扶を含む数名の選手の状態が不透明なFC東京にあって、確実にプレー可能な徳元悠平は頼もしい存在だ。ルヴァンカップ第2節京都サンガF.C.戦で東京デビューを飾り、アシストも記録。今シーズンは練習試合を含めるとサイドバックと中盤の両方を経験。先発なのか途中出場なのか、ポジションはどこなのか、今節、J1第

　4月7日、FC東京は国立競技場でJ1第7節に臨み、鹿島アントラーズと対戦。2-0のスコアで勝利を収めた。無失点試合は今シーズン初。これで勝点を11に伸ばした東京は暫定6位に浮上（※第3節横浜F・マリノス対ガンバ大阪は4月10日開催、この2クラブが1試合未消化）した。新国立競技場での戦績を6勝1分とし、無敗記録は7に伸

　ディフェンスラインの前で中央を塞ぎ、相手を潰す守備。フィニッシュの段階での組み立て。そしてシュートへのトライ。高宇洋がまさに安定した要としての活躍を見せてフル出場、FC東京をJ1第11節京都サンガF.C.戦の勝利に導いた。　敗れていれば勝敗の数が揃ってしまうところだったが、2連勝で貯金を積み上げ順位を上げることが出来

　FC東京は2月20日、2024シーズンに臨むトップチームのキャプテンを発表した。新シーズンは森重真人、松木玖生、小泉慶の3人が同格のキャプテンに就任し、正と副、第1と第2といった区別はない。　松木は同日、キャプテンの発表について「（キャプテンに就任しても）あまり変わらないですね。キャンプのときから（キャプテンマークを

　J1第4節アビスパ福岡戦では新風を吹き込む快勝、一転して第5節川崎フロンターレ戦では意気消沈の完敗。ジェットコースターのように天と地とを経験した高宇洋が、再びFC東京に上昇曲線を描かせた。◆喜びすぎちゃいました　目立ったシーンは“幻のゴール”。前半12分、松木玖生のパスを受けた俵積田晃太がドリブルで持ち込み、左サイド

　青赤のセンターバックにとってひとつの指標である森重真人の「3」を含む背番号30を背負う岡哲平がルヴァンカップ3回戦サガン鳥栖戦に先発。前節のリーグ戦から中二日、緊迫感に充ちた一発勝負をチーム全体で乗り切らなければいけない大一番で、無失点勝利まであと一歩と迫る守備を見せていた。　しかし1-0で迎えた後半アディショナルタ

　今シーズン最高の内容でアビスパ福岡を相手に1-3の勝利を収めたFC東京。このJ1第4節で挙げた3得点いずれにも日本代表とU-23日本代表選手が絡み、ダメ押しとなった3点目は、1点目とは逆に長友佑都のクロスをバングーナガンデ佳史扶が決めたものだった。　前半45分間に渡ってまったく東京の戦い方に対応出来ていなかった福岡が

　4月17日水曜日のルヴァンカップ2回戦に若手選手を起用する可能性はあるか──と訊ねると、ピーター クラモフスキー監督の答えは「試合に勝てるメンバーを連れて行きます」。実際のところ、今シーズンここまでの起用法を振り返ってもわかるように、横浜に誰を連れて行くのか、まったく予想がつかない。ひとつだけ言えるのは、日頃のリーグ

　遠藤渓太は4月11日にFC東京への完全移籍を発表した。1.FCウニオンベルリンから期限付き移籍加入で、既に今年の始動からプレーしていたが、これで晴れて青赤軍団の一員となったことになる。明けて12日、取材に応じた遠藤に、コーチ陣も含めた環境にメリットを感じるか──と水を向けると、こういう答えが返ってきた。「評価をしてく

　FC東京は4月8日、小平グランドで45分×2本の練習試合に臨み、ヴァンフォーレ甲府と対戦した。1本目の11分に原川力のパスを遠藤渓太が決めて東京が1-0と折り返したが、メンバーが頻繁に替わっていった2本目の終盤、28分と36分に連続失点を喫してトータルでは1-2で敗れた。　岡哲平が左サイドバックとセンターバックの両方

　6月20日、FC東京のピーター クラモフスキー監督が約30分間の記者会見をおこなった。東京のファンにどう呼ばれたいか、サッカーファンの多くは“モフモフ”との愛称で呼んでいるが──と水を向けると、新指揮官は既にこの現実を認識していることが明らかになった。「マリノスでも“モフモフ”と呼ばれていました。ピーターでOKです。

　最後ぶっ倒れたみたいですけど、90分間走りきりましたか──と訊ねると「走りきりました」と苦笑い。攻守に躍動し、ピーター クラモフスキー監督が求める“ハードワーク”を体現、J1第6節の勝利に貢献したのは、今シーズン初先発の安斎颯馬だった。◆実質FC東京U-23　3連戦の2試合目ということもあってか、ベテラン勢を軒並み入

　J1第8節東京ヴェルディ戦、1点ビハインドの状態で迎えた後半アディショナルタイム。FC東京の2点目は波多野豪のパントキックから生まれた。◆川崎戦の経験が活きた10人でのまとまり　後半49分、波多野が蹴ったボールの落下点では、前に上がっていたセンターバックのエンリケ トレヴィザンがヴェルディのセンターバック山越康平──

　3月10日、FC東京は小平グランドで横浜FCと45分×2本の練習試合をおこない、3-1の勝利を収めた。前FC東京の三田啓貴らを擁する横浜を相手に序盤は強気の攻め合い。1本目の4分、小柏剛のシュートに対して最後は俵積田晃太が押し込み先制するも、直後の5分、横浜のボランチの選手に中央左から対角の右に強いシュートを決められ

　J1第30節終了後、ニッパツ三ツ沢球技場のメインスタンドから見て右側のゴール裏に陣取ったFC東京のファン、サポーターのもとへと横浜FCの三田啓貴が歩み寄り挨拶。熱烈な“タマ”コールで迎えられた。2022シーズンかぎりで東京を退団、活躍の場を求め横浜へと移籍。公に別れの場を持たなかった三田が、つかの間の交流を味わった。

　7月21日、FC東京は小平グランドで中央大学との30分×2本の練習試合に臨み、2本合計0-3で敗れた。2本目の開始時に全員を入れ替え、さらに2本目の途中にもメンバーを入れ替えたフレッシュな中央大学に対し、ほとんど交替がなかった東京が押し込まれ、その2本目に3失点を喫したもの。　3セット分のメンバーを投入した中央大学は

　5月22日、FC東京は駅前不動産スタジアムでルヴァンカップ3回戦に臨み、サガン鳥栖と対戦。東京が後半11分に森重真人のゴールで先制したが、後半46分、途中出場のマルセロ ヒアンのゴールで追いつかれて1-1に。延長戦まで120分間戦っても決着つかずPK戦に入ると、5人目まで決めた東京は、野澤大志ブランドンが鳥栖5人目の

　宮阪政樹がFC東京に帰ってきた。U-18まで大竹洋平、椋原健太、廣永遼太郎と同期、U-15まで遡れば丸山祐市と同期で、育成年代で名を馳せたアカデミー卒のひとり。明治大学を卒業したあとは2012年にモンテディオ山形へと加入、Jリーグデビューを果たした。2016シーズンから2019シーズンまでは松本山雅FCでプレー（20

　ペロッチのゴールをアシストし、自らも追加点を決めてFC東京をルヴァンカップ第2節の勝利に導いたアダイウトン。その前段には、ヨドコウ桜スタジアムの初戦で衝撃的な敗戦を喫したあと、涙にくれる野澤零温をなぐさめ、ベンチ外の選手を含めてチーム全体を思いやる背番号15の優しさがあった。　あの夜の振る舞いの背景にあるチームメイト

　故障の問題を回避するためルヴァンカップ準々決勝アビスパ福岡戦2試合に出場出来ず、J1第27節川崎フロンターレ戦に向けて準備を進めていたが、試合前日に体調不良でまたも欠場が決定。直近の公式戦3試合で不在となっていた背番号9が、ついに完全な状態でピッチに戻ってくる。　前線でボールを収めて時間をつくり、得点力も有するディエ

　3月19日、FC東京は小平グランドで順天堂大学を相手に35分×2本の練習試合を実施した。スコアは非公表。この試合で2022年7月2日（土）のJ1第19節アビスパ福岡戦を最後に実戦から離れていた青木拓矢が先発、260日ぶりの対外試合出場を果たした。　昨年7月3日（日）の練習で負傷した青木は右足腓腹筋筋挫傷で全治約8週間

　6月24日の練習に木本恭生が姿をあらわした。連戦期間中で練習が2グループに分けられているため合流の程度を言い表すのは難しいが、当人いわく「まだ90分は厳しい」とのことでJ1第20節北海道コンサドーレ札幌戦出場の可能性については未知数。ただ離脱者が多い状況で、復帰そのものが好材料と言える。◆着けながらという条件　6月5

　1試合の出場停止処分が明け、仲川輝人が帰ってくる。警告の累積でJ1第30節横浜FC戦を欠場、1カ月ぶりの公式戦となった第31節サンフレッチェ広島戦では後半アディショナルタイムのディフェンスが「著しく不正なプレー」と判定されて一発退場。第32節アルビレックス新潟戦は二度目の出場停止で欠場したため、第33節北海道コンサド

　2023シーズンのJリーグが閉幕し、FC東京の選手たちが各自治体を表敬訪問をおこなっているが、12月6日に森重真人と東慶悟が小平市役所に訪れたのち、8日には渋谷区役所、小金井市役所、府中市役所、調布市役所を各選手が訪れた。　背番号39の仲川輝人と背番号40の原川力、今シーズンに加入した“元東京キラー”コンビは小金井市

　川崎フロンターレのスクールそしてU-15で育った高宇洋が、FC東京の一員として等々力へ──。　3月30日、Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsuで開催される第43回多摩川クラシコで、高が古巣への“恩返し”を狙う。◆変な感覚　小学生から中学生までのフロンターレ時代を、高はこう振り返った。

　7月12日、FC東京は味の素スタジアムで天皇杯 JFA 第103回全日本サッカー選手権大会 3回戦に臨み、東京ヴェルディと対戦。前半20分、塚川孝輝の豪快な右足シュートが決まって先制したが後半25分、東京ヴェルディユースの白井亮丞のヘディングシュートで同点に追いつかれて1-1に。90分間では決着がつかず、延長戦でも無

　1試合ごとの新加入選手お披露目第4弾は高宇洋か──。　3月16日、ベスト電器スタジアムでおこなわれるJ1第4節に臨むFC東京は、ここまで勝利がない結果を受けてメンバー変更が必至。出来がよかった宮崎キャンプの練習試合、サンフレッチェ広島戦の布陣に近い人選となり、今シーズン加入した“ヤン”こと高が先発する可能性が高まって

　FC東京は8月26日、国立競技場でJ1第25節に臨み、ヴィッセル神戸と対戦する。この大一番を前に、第23節京都サンガF.C.戦で負傷した影響で第24節横浜F・マリノス戦を欠場していた松木玖生が全体練習に復帰。練習を一般公開する日とあって多くの東京ファンが見守るなか汗を流し、ゴールキーパーひとりとフィールドプレーヤーふ

　日本代表に野澤大志ブランドンが選出されたとの報せに「東京に戻らなくては」と決意した波多野豪。最終的に開幕戦の正ゴールキーパー争いはこのふたりに絞られ、非常に繊細な比較の結果、背番号13がヨドコウ桜スタジアムのピッチに立つこととなった。ゴールキーパーグループを代表する責任の重さ、敵地で相手サポーターを背負い自陣ゴールを

　中央が奥まったゼロトップのシステムで、どちらかと言えば地味な役回りに徹していたのが仲川輝人と遠藤渓太の両ウイング。仲川は3点目のラストパスよりひとつ手前のパス、遠藤は2点目のアシストとなるラストパスで得点に絡んだが、自身のゴールはなかった。しかし守備に対しても強度は高く、その貢献は計り知れない。◆ヤンが入ったからとか

　2021年1月4日のルヴァンカップ決勝に4-3-3の右ウイングとして出場し、タイトル獲得を置き土産にFC東京から欧州へと旅立った原大智。コロナ禍のさなかだった2021年2月、オンライン会見で慌ただしくクロアチアのNKイストラ1961への報告をおこなった。その原が2023年8月12日、対戦相手である京都サンガF.C.の

　6月14日の練習終了後、小原光城ゼネラルマネージャーが取材に対応した。　アルベル監督に交代を告げたのは前日の13日。J1第17節ガンバ大阪戦のあとにクラブ内で議論し、今回の人事を決定。後任の監督については複数候補から該当者を絞っていき、交渉を始めている段階だという。シーズン後半戦の開始に間に合うよう、出来るだけ早いタ

　6月9日にエディオンピースウイング広島でおこなわれたルヴァンカッププレーオフラウンド第2戦、サンフレッチェ広島戦に於いて、FC東京U-18の尾谷ディヴァインチネドゥがルヴァンカップデビュー。トップチーム公式戦での初ゴールを決めた。17歳1カ月5日でのゴールはナビスコカップ～ルヴァンカップの最年少得点記録で4位となる若

　2024年はエンリケ トレヴィザンにとって過去最高のシーズンになるのかもしれない──。　振り返ってみれば、エンリケ トレヴィザンが初めて日本へやってきた2021年はまさにコロナ禍の真っ最中。強力な入国制限で外国籍監督や選手の合流が軒並み遅れていた時期で、隔離期間が終わったあとの4月14日まで所属先の大分トリニータで活

　AFC U23アジアカップから帰国直後の5月5日日曜日に一度小平へと顔を出し、J1第12節北海道コンサドーレ札幌戦に出場する遠征メンバーを見送っていた松木玖生が、5月8日からFC東京の全体練習に復帰した。この日は札幌戦に出場した選手たちは別グループとなり、松木は出場時間が短かった選手や出場がなかった選手がこなすフルメ

　FC東京に加入してからは一貫して右のサイドハーフで起用されてきた仲川輝人。しかしAFC U23アジアカップでU-23日本代表選手たちが不在となった時には、ゼロトップシステムの中央前目で出場してゴールを量産、新しい風を巻き起こした。今回、パリ五輪を前にした強化合宿のためのアメリカ遠征とA代表、U-19日本代表の活動によ

　FC東京は6月12日、味の素スタジアムで天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会2回戦に臨み、三重県代表のヴィアティン三重と対戦する。　ヴィアティン三重は設立当初から地域に根差した総合型スポーツクラブを志向し、フットボールクラブとしては三重県初のJリーグ加盟をめざしている。桑名市、東員町、いなべ市、木曽岬町

　8年間の思い出を辿る旅は、2019シーズン最後の横浜F・マリノス戦、コロナ禍中の2020シーズン、連戦の狭間に若手中心で臨んだ湘南ベルマーレ戦から、ルヴァンカップ決勝進出をかけたあの川崎フロンターレ戦へ。◆人間味があるチーム長谷川健太「いやめちゃめちゃ嬉しかったです、あの試合は。あれには余談があって。健太さんは試合前

“La la la la la la la Matsuki Kuryu ──.”　パリの地に『夢見るシャンソン人形』を基としたチャントを響かせる夢は露と消えたが、松木玖生の視線は既にJ1第22節柏レイソル戦へと向かっていた。◆もうJリーグしかない「もうそれしかない」　7月3日に発表されたパリ五輪に出場するU-23日本代

　常盤亨太とFC東京U-15深川で同期だった安斎颯馬が、その常盤の加入内定を「いっしょにやれるのが楽しみ」と喜んだ。◆亨太はそこが一番の武器　今冬1月、沖縄キャンプの段階ではまだ1年前倒しでのプロ契約を発表していなかった安斎は、練習参加していた常盤と似た境遇の者同士、大学についての話をしていた。その頃の常磐は既に高い水

　4月7日に開催されたJ1第7節鹿島アントラーズ戦の翌日、小平グランドでおこなわれた練習試合ヴァンフォーレ甲府戦に、遠藤渓太と寺山翼が出場していた。遠藤は高い精度のシュートで先制点を決め、寺山は強いフィジカルを活かし前からプレッシャーをかけていた。このふたりをピーター クラモフスキー監督がピックアップ、甲府戦と同じポジ

　前回対戦した2011年10月30日のJ2第33節以来、じつに11年8カ月12日ぶりとなる“東京ダービー”、FC東京（以下「東京」）と東京ヴェルディ（以下「ヴェルディ」）の対戦が2023年7月12日に天皇杯3回戦の1カードとして実現する。　ヴェルディ戦を経験したことがある東京の現役選手は長友佑都と森重真人のふたりだけ。

　野澤大志ブランドンが日本代表招集のため不在となっている冬のキャンプで、まず練習試合FC琉球戦では児玉剛がシュアーなポジショニングで体格のハンデを感じさせないパフォーマンスを発揮したが、キャンプ最後の対外試合では出遅れていた波多野豪が一年前とは大きく異なる姿を見せた。FC東京のファンも関係者も、期限付き移籍をしていた長

　土肥幹太が3月12日、FC東京の全体練習に復帰した。◆ホームデビューを逃したが……　昨シーズンの最終戦だった2023年12月3日のJ1第34節湘南ベルマーレ戦で後半35分からバングーナガンデ佳史扶に替わってピッチに入り、Jリーグデビューを果たした土肥。2024シーズンの開幕戦である今年2月24日におこなわれたJ1第1

　連戦期間中は試合の翌日がオフ、その次の日が前節先発メンバーのリカバリーとグループの練習に分かれ、次節前日となる3日目に全選手が揃っての全体練習に取り組んでいるFC東京。第14節横浜F・マリノス戦の前々日にあたる5月17日は、名古屋戦の先発メンバーがリカバリーをおこない、名古屋戦に途中出場した選手と、出場機会がないメン

　3月15日、日本サッカー協会は国際親善試合U-23マリ代表戦およびに向けたU-23日本代表メンバーを発表。FC東京からは荒木遼太郎ら4人が選出された。東京勢はメンバー24人中1/6を占めることになる。Jリーグ開幕からの3試合、継続して先発出場。特に最初の2試合では3ゴールを決める活躍を見せ、2022年の「Dubai

　7月21日のミニゲーム大会中のとある1試合で��チームの人数が合わないということに気づき、人数がひとり多いほうにいたチームから松木玖生が外れてゲームを見守るという場面があった。そのときの柔和な笑顔は仏のようだった。　プロ選手として2シーズン目に入り、ポジションも最終ラインの前に位置するドイスボランチの一角となり、後方か

　3月3日、FC東京は小平グランドで大宮アルディージャと45分×2本の練習試合をおこない、1-0の勝利を収めた。前日にJ3第2節を戦っている大宮は控えメンバーが中心だが、一年でのJ2復帰をめざす陣容だけに実力は高く内容的には五分。それでも、オフサイドにはなったが俵積田晃太の左サイド背後への飛び出しなど見せ場をつくり、1

　6月18日、FC東京はポーランドのレギア ワルシャワとの間で業務提携契約を結ぶことを発表した。調印式は都内にておこなわれ、ワルシャワからはダリウス ミオドゥスキー オーナー、東京からは川岸滋也社長が出席。また東京の小原光城ゼネラルマネージャー、ワルシャワのラデク モジルコ スカウティングダイレクターが同席した。◆世界

　2年前のドバイカップを最後に大岩ジャパンから離れていた荒木遼太郎。鹿島アントラーズで出場機会を失っていたことが響いた恰好だが、FC東京へと期限付き移籍加入、水を得た魚のようにゴールを決めチャンスを創出したことで、一気にパリ五輪を視界に捉えつつある。　そんな荒木だが、この2年間は五輪世代の試合を見たくないと、目にいれる

　FC東京U-18で前から追うタスクを負いながらゴールを量産していた野澤零温。SC相模原でも松本山雅FCでも、移籍先で必ずゴールを決めてきたが、FC東京では無得点のまま。出場する度、絶好のスペースに飛び出すが故に、その決定機を逃すと批判の声が沸き立ち、時に大合唱となった。◆ファン、サポーターの言葉を力に変え、選手は結果