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@sankei_kotoba

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産経編集センター校閲部のアカウントです。産経新聞をはじめ、書籍や冊子、広報誌の校閲などを請け負っています。校閲部員のたわいないつぶやきを通して「校閲」という仕事を知ってもらえるとうれしいです。(投稿内容は社を代表するものではありません)

Joined February 2023
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
1 year
はじめまして! 産経編集センター校閲部です。 本日から産経新聞の校閲記者が、言葉のあれこれや仕事に関することなど、日々感じる思いを投稿していきます。たいした内容はつぶやけないと思いますが、「校閲記者」という存在を身近に感じてもらえれば幸いです。 どうぞよろしくお願いします! #校閲
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
4 months
私がいつも迷ってしまうのが「おざなり」と「なおざり」の違い。その場逃れや一時しのぎが「おざなり」、物事をおろそかにするのが「なおざり」ですが、出てくるたびに辞書をひいて確認します。 「おざなり」な校閲をできるだけ排し、基本を「なおざり」にしないように―と心に留める今日この頃です。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
1 year
毎日新聞校閲センターさんが「校閲力講座」を始められたそうです。新聞校閲のトップランナーでいらっしゃる毎日の校閲さんの技術や知識を動画で学べるという画期的な内容です。 他社さんの取り組みではありますが、同じ校閲記者として素晴らしい機会だと思いましたのでご紹介させていただきました。
@mainichi_kotoba
毎日新聞 校閲センター
1 year
毎日新聞・校閲の長い歴史の中で培ってきた校閲のノウハウ、校閲のこころを、現役校閲記者が動画の中で語る「校閲力講座」をスタートさせました。 入門編は動画20本で2000円 (税込み)です。 詳しくは↓
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
5 months
誤りを指摘して結構な確率で苦笑いされるのが、平仮名の「へ」と片仮名の「ヘ」。今、この投稿文を見ても違いがほとんど分かりません。産経新聞の明朝体でも平仮名の方が少し丸っこいかな、というくらいの違いです。でも誤りは誤り。見た目は気づきにくくても、正しい表記に直すことを心がけています。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
3 months
「断トツ1位」などとよく聞きますが、重複表現とされています。断トツは「断然トップ」の略。実は私も校閲を始めるまでこのことを知らず、突出している「断突」かなと勝手に思っていました。元の言葉を知れば重複だといわれる理由も分かります。でも強調したくてつい使いたくなってしまうんですよね。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
2 months
吹奏楽にまつわる「ゴールド金賞」という言葉を目にし、かつて吹奏楽部員だった私は懐かしさを覚えました。コンクールの結果発表で金賞と銀賞を聞き間違えないよう、金賞のみ頭に「ゴールド」とつけるようにしたといいます。受け取り手の誤解を生まないための配慮―校閲記者としても大切にしたいです。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
2 months
かつて「鍛冶師」が「鍛治師」となっているのを見逃し、訂正記事の掲載に至ったことがあります。「鍛治」は名字などで見ることはありますが、金属を打ちきたえて器具をつくることを意味するのは「鍛冶」とされています。たった一画の違いですが「治」と「冶」は別字。忘れられない失敗の記憶です。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
3 months
かつて「挟」と「狭」が似ていてどちらか分からなくなることがあったのですが、「手と手ではさむから手偏がついた『挟』だよ」と教わり、それ以来迷わなくなりました。部首を見ると表意文字である漢字の奥深さを実感します。校閲する際にも部首を意識して確認することで誤りを防ぐことができます。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
7 months
生花を長期保存できるよう加工した「プリザーブドフラワー」。ときどき「ブリザードフラワー」と誤記されることがあります。ブリザードは猛吹雪や暴風雪のことですが、そこから「凍った花=長期保存できそう」と連想してしまうのかもしれません。冷凍マンモスみたいな感じかなと想像してしまいました。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
4 months
令和になって6度目の5月1日を迎えました。「令和」と発表されたときには耳慣れない新語に不思議な感覚を覚えましたが、5年がたちすっかり社会に根付いたように思います。万葉集から引用され「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ」との意味が込められた令和。よい時代にしていきたいですね。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
1 year
「校閲記者って言葉に精通している人ばかりなのだろう」。世間の皆さんが抱くイメージはこのようなものかもしれませんが、少なくとも私は(自慢できるものではありませんが)言葉に特段詳しいわけではありません。校閲という仕事に興味を持ったきっかけは、「言葉が好き」という純粋な思いだけでした。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
6 months
片付けるという意味の「片す」。私はあまりなじみがないのですが、辞書をひいてみると「関東地方を中心に使われる」(岩波)とありました。言葉を略して使う若者言葉のようなものかなと思いましたが、れっきとした方言のようです。方言とは知らずに使っているという方もいらっしゃるかもしれませんね。
@mizukilari
mizukilari
6 months
@sankei_kotoba 「なおす」の他にも「ほかす(捨てる)」も最初は面食らうでしょうね、きっと。楽しんで馴染んでください。😄 「片づける」で思い出したのですが、関東方面では「片す」という言い方があるようですね。雑誌か何かで活字になっていたので、誤植かと疑ったのですが。標準語ではないですよね?
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
1 year
なんとフォロワー数が1000名を突破しました。驚くとともに、これだけたくさんの方に見ていただいてる事実に背筋が伸びる思いです。本当にありがとうございます! まだまだ未熟者ですが、言葉が好きで校閲という仕事に誇りを持っている校閲記者のありのままの姿を届けるべく、これからも頑張ります!
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
1 year
「空飛ぶクルマ」という言葉を新聞紙面でよく目にするようになりました。この「クルマ」という表記、産経では特に決まりはないのですが、たいてい片仮名で書かれています。車といいつつ、機体の形は乗用車の見た目とは違うものが多いので、比喩的な意味を込めて片仮名表記にしているように思えます。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
4 months
プレゼンテーションをする人のことを「プレゼンテーター」ということがありますが、これは英語にはない言葉です。「プレゼンター」が本来の英語に沿った表現とされます。広辞苑はプレゼンテーターを【和製語】として紹介していて、プレゼン文化の浸透とともに独自に生まれたカタカナ語といえそうです。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
1 year
「校閲は先輩のゲラを見るのが一番の勉強」。私もそう思います。気付けなかった赤字や考えもしなかった疑問出しを目にするたび、校閲の難しさと奥深さを実感します。リモートワークなどが広がり他人の仕事を見る機会が減りつつある昨今、こうして誰かのゲラをのぞいて勉強できるのはありがたいです。
@mainichi_kotoba
毎日新聞 校閲センター
1 year
「校閲は先輩のゲラを見るのが一番の勉強」といわれます。 ゲラからは、校閲記者がどのように読み、考え、調べ、直しを入れて疑問を出すかが読み取れます。 専門の校閲・校正者以外の方がゲラと解説を読むだけでも、間違えやすいポイントやミスの潰し方などの参考になります。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
6 months
2024年は閏年。2月の最終日は28日ではなく29日です。閏年の詳しい説明は他にお任せするとして、校閲としては29日を忘れないようにすることや、勢いあまって2月30日や31日を生み出してしまわないように気をつけていきたいところです。過去の閏年がいつだったかも見落とさないようにせねばと思います。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
1 year
コンビニで見つけた「リプトン ミルクティー」。パッケージに「旧発売!」とあってどゆこと?と調べたら、他商品の発売に伴い一度販売終了したものの、再販要望が多数寄せられたため復活したとのこと。「新発売」ではなく「旧発売」というのが面白い言葉遊びですね。 #リプトンミルクティーおかえり
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
1 year
豊昇龍関の大関昇進伝達式での口上。産経新聞でも「気魄一閃」と表記しました。恥ずかしながら「気魄」が初見では読めず、「気迫」との違いにも頭を悩ませていたのですが、毎日新聞・岩佐さんの解説がとても分かりやすく勉強になりました。漢字表記の問題は奥が深く、学びが尽きることはありません。
@mainichi_kotoba
毎日新聞 校閲センター
1 year
芥川賞受賞の記者会見で市川沙央さんが言った「我にテンユウあり」は「天佑」か「天祐」かということを前回のコラムで書いたところ、ご本人からツイッターで出典が示されました。別の話ですが、相撲の口上の「きはくいっせん」を新聞はどう表記したでしょう。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
3 months
「末梢神経」という言葉が「抹消神経」となっていたことがあります。「末梢」は先端の意。「梢(こずえ)=木の枝の先」を想像すると分かりやすいかもしれません。対して「抹消」は塗りつぶして消すこと。プロ野球で「登録抹消」といったりします。漢字は似ていますが全く違う意味なので要注意です。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
5 months
3月は卒業式などがあり「別れの季節」と呼ばれたりしますね。「わかれる」という言葉には「別れる」の他に「分かれる」があります。「二手に別れる」などと原稿に出てくることがありますが、この場合は分離の意味なので「二手に分かれる」と直しています。「別」は主に人と人の別離に用いられます。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
11 months
野球の原稿で「投手が降版」という誤字がありました。正しくは「降板」ですが、これってウチ特有の誤り?と思ったら、毎日さんでも同様の事例が。新聞製作の現場に欠かせない「降版」という用語、知っていただけたら幸いです。 📝新聞ならではの誤植? 「降板」と「降版」
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
1 year
恥ずかしながら私共もとても弱小な体制でして、正直に言いますと、知識や経験は他社さんにとても敵わないと思っております。それでも、読者のみなさんに価値ある紙面を届けるために全力を尽くしたいという思いは、どこの校閲さんも変わらないはず。ともにがんばりましょう(*^^*)
@nkgendai_kotoba
日刊ゲンダイ 校閲部
1 year
そりゃあ、毎日さんや日経さん、朝日さん、産経さんなどのように新聞協会に加入してないし…用字用語担当者同士の横のつながりなんてないし…だから言葉に関する例会があるわけでもないし…。 ほんと孤軍奮闘ですよ!身を削って面白ツイートしなきゃ生き残れないんですよ!この垢はッ!!୧( ‵ ૩′ )୨
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
6 months
関西に来て10年以上ですが、いまだに「片付ける」という意味の「なおす」に慣れません。どうしても「修理する」という意味が先に浮かび、「この本、なおしといて」などと言われても一瞬、ん?となってしまいます。でも方言に触れると日本語の多彩さを実感できます。関西弁ももっと知っていきたいです。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
2 months
さまざまなニュースで耳にする「判明」と「発覚」。どちらも明らかになるという意味ですが、「発覚」は特に隠していた悪事などが明るみに出るという意であ��とされ、「不正が発覚」などと使います。「検査で病気が発覚」など本人も知り得なかった事実については「病気が判明」などと直しています。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
3 months
フォロワー数が2000名を超えました! たくさんの方にご覧いただき本当にうれしいです。ありがとうございます。 他社さんに比べればつたないアカウントですが、これからも言葉や校閲について身近に感じていただけるような投稿をしていけたらいいなと思っています。今後ともよろしくお願いします!
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
11 months
将棋の藤井聡太さんが八大タイトル独占の偉業を達成されました。産経新聞では「8冠制覇を達成した藤井八冠」のように、タイトルの数を表すときは「8冠」、地位や肩書を意味するときは「八冠」と使い分けています。判断に迷うこともありますが、言葉の意味合いを探り、よりよい表現を追求しています。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
1 year
拝読しました。 「義務教育に校正を」。とても興味深いご提案だと感じました。情報を精査する力は今後ますます重要になるでしょうし、発信する前に一呼吸おいて自分の言葉を今一度確かめることができれば、言葉が凶器になる場面は減っていくと思います。 校正や校閲がそんな社会を導けたらいいですね。
@nkgendai_kotoba
日刊ゲンダイ 校閲部
1 year
大西さんのインタビュー記事がついにネットでも公開になりました! 日刊ゲンダイという媒体柄、政権についてのコメントにスポットが当てられがちですが、その他にも多くの方に読んでいただきたい内容が満載です!ぜひ!!!( ノ;_ _)ノ
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
1 year
校閲記者になってから「履く」と「穿く」の違いを知りました。靴など足に着けるものは「履く」ですが、スカートやズボンなど足やもも、腰にまとうものには「穿く」を使います(常用漢字ではないので新聞では平仮名)。音だと同じ「はく」ですが、漢字に違いがあるというのが言葉の奥深さだと感じます。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
1 year
ご指摘のとおり、左端に写り込んでいたのは「産経ハンドブック」です。産経新聞の記事スタイルや用語のルールなどについて記載されており、新聞製作のよりどころとなっています。写真右がほぼ新品のもの。左が普段私が使っているハンドブック。恥ずかしいくらいボロボロですが、とても大切な相棒です。
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@WK_Sankei
渡部圭介
1 year
注目すべしはペンの左にある、手あかにまみれたハンドブック(新聞社の用事用語集)っすよ。元は水色です。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
1 year
「かける」には「賭」の他に「掛/懸/架」があり、使い分けに悩むことも多々ある表記です。産経ハンドブックには「金品を賭ける」「迷惑を掛ける」「命を懸ける」「橋を架ける」などの用例を載せています。また、「電話をかける」「圧力をかける」などは慣用で仮名書きとしています。
@nob91551146
nobu
1 year
@sankei_kotoba テニス全仏で小田優勝の朝日1面見出し。「人生賭ける すごみ」。記事中にも「『人生を何に賭けるかを…』」。何と引き換えにするかという意味でしょう。「懸ける」とした方が良いのでは。語順を入れ換え「何に人生をかけるか…」にすれば「懸」が選択されていたかも。異字同訓、悩ましくも面白い。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
1 year
校閲始めて「初めて」知ったシリーズ(まさかのシリーズ化😅)。 サイトウさんの「斎」は「斉」の旧字だと思っていました。本当は意味の違う別字だと教わり、衝撃を受けました。でも勘違いしている人は意外と多いようで、この2つを混同して書かれた原稿に遭遇するたび、何食わぬ顔で指摘する私です。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
1 month
きょうは土用の丑の日。今年の夏は8月5日も該当します。うなぎを食べる由来などは他にお任せするとして、校閲としては「土曜」や「牛」になっていないか、注意深く表記に目を光らせる日です。間もなく五輪も開幕。忙しくなる日々に備えて、「う」のつく食べ物でしっかり英気を養えたらと思っています。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
1 year
ボクシングの「バンタム級」を「バンダム級」と思い込んでいてスルーしてしまい、先輩に指摘されたことは今でもよく覚えています。校閲がきっかけで自分自身の間違いを正すことができた事例は数知れず。でも校閲記者としては、たとえ知らなくても、調べて確認できる方が大切なのかなと思っています。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
5 months
2023年4月3日に投稿を開始したこのアカウントも、気づけば1周年の節目を迎えました。当初の想定をはるかに上回る、たくさんの方にご覧いただき本当にありがたく感じております。今後も校閲記者を身近に感じていただけるような投稿ができればと思います。皆さんからの叱咤激励を胸に2年目も頑張ります。
@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
1 year
はじめまして! 産経編集センター校閲部です。 本日から産経新聞の校閲記者が、言葉のあれこれや仕事に関することなど、日々感じる思いを投稿していきます。たいした内容はつぶやけないと思いますが、「校閲記者」という存在を身近に感じてもらえれば幸いです。 どうぞよろしくお願いします! #校閲
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
1 year
(⚠️先端恐怖症の方は画像の閲覧にご注意ください) 校閲の先輩に仕事で使う文房具を見せてもらいました。鉛筆立てに並ぶたくさんの赤鉛筆たち。全てきれいに削ってあります。仕事が始まると鉛筆を削る暇もないくらい忙しいときもあるので、事前に整えておくそうです。ある種の美学がここにあります。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
1 year
みなさんは普段どんな文房具を使っていますか? 私が仕事でよく使っているのは写真の3本です(全然映えない写真ですみません)。原稿に線を引きながら文章を読むのですが、三菱ユニホルダー(写真一番右)は芯を削る必要がないのでとても便利。もちろん普通の赤鉛筆や青鉛筆を使うこともありますよ。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
11 months
「一番最初」は重言なので「最初」「一番初め」などに直しましょう―。校閲の基本みたいな話ですが、私自身は「一番最初」とよく口にしてしまいます。そのたび「あっ…」と思ったりしつつ、強調の意味を込めて使ってしまうことが多いかもしれません。校閲するときはしっかり赤字を出すんですけどね。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
1 year
「有名な逸話」という表現が出てくると頭を悩ませてしまいます。「��話」は「ある人に関する、世間にあまり知られていない話」(精選版日本国語大辞典)という意味なので、「有名な」と相いれないのです。その話がよく知られたものなら「有名な話」、知られていなければ単に「逸話」などとしています。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
1 year
自分の原稿のミスって不思議と気づけませんよね。だからこそ校正や校閲が必要とされるのだと思います。 弊社の校閲体制ですが、基本は担当の部員とデスクと呼ばれる統括責任者の最低2人の目が通るようにしています。新聞製作は時間との闘いですので、少ない時間でも的確に校閲できるよう努めています。
@cmdjai
DJai
1 year
@sankei_kotoba 新聞の校閲は一人のみで行うのですか? 私が携わっていた出版物は初稿、再稿、再々稿と数人でやっていました 最終稿では絶対に複数人体制でやっていました より多く潰せるのは理想ですが完璧な人は見たことがありません! 私は自分でも執筆していましたが、自分の原稿ではミスを発見できないですね笑
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
6 months
校閲をしていると、さまざまなことを知る機会が多いなと感じます。調べ物をして知ることはもちろん、同僚や上司の指摘、同業の皆さんの発信などを通じて、そうだったのか!と新たな知識を得ることも多々あります。知識の積み重ねをうまく生かすことが、よりよい校閲につながるのではと思っています。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
1 year
ちょっとだけ宣伝を。本日の産経新聞夕刊(大阪本社版)の「西論プラス」というコーナーで校閲を取り上げてもらっています。筆者は地方部の池田進一次長。取材記者の視点から校閲について書かれています。私たちも出稿側がどう感じているかなど改めて認識できる点もありました。ご覧になれる方はぜひ。
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@Sankei_news
産経ニュース
1 year
校閲記者 新聞の正しさへ最後の砦 ミス排除にプロの視線 「校閲記者はここまで細かく丁寧に見ている」ということに少し感動してしまい、そのことを読者にも知ってもらいたくて、書いてみた。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
1 year
先日、JRの路線名表記について議論する機会があり、その際「瀬戸大橋線」が愛称であるということを初めて知りました。「宇野線・本四備讃線・予讃線のうち、岡山―高松間を結ぶ路線の愛称」とのことですが、正式名称といわれてもまったく違和感ないなと思ってしまうくらい定着している気がします。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
1 year
ゴールデンウイークのさなか、いかがお過ごしですか。この「ウイーク」という言葉、新聞では小さい「ィ」ではなく大きい「イ」を使用しています。「原音で『ウィ、ウェ、ウォ』の音は、『ウイ、ウエ、ウオ』と書く」という原則に基づいたもので、「ウエーブ」「ウオーター」なども同様です。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
1 year
きょうは令和になって5度目の5月1日です。産経新聞では国内記事の表記に年号(元号)を使用しています。その賛否は置いておくとして、改元という歴史的な出来事を伝える新聞製作に校閲記者として携われたのはとても光栄なことでしたし、歴史に残る紙面を作ることの重みを身に染みて感じる瞬間でした。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
8 months
初詣の計画を立てたりするこの時期、原稿でよく赤字を入れるのがお寺と神社をまとめていう「寺社仏閣」という表現です。「寺社」は寺院と神社、「仏閣」は寺院の建物=お寺のことなので、「寺社仏閣」だとお寺の表現が重複してしまいます。「寺社」だけにするか「神社仏閣」と直すようにしています。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
1 year
このツイッターを始めてから今日で1カ月。予想の何倍も多くの方にご覧いただき、驚くとともにとてもうれしく思っております。いつもたくさんのリプライやRT、いいねをありがとうございます! これからも「校閲」を身近に感じていただけるツイートを目指して頑張ります。今後もよろしくお願いします!
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
2 months
脱字(文字が抜けていること)や衍字(えんじ=不要な文字が入ること)は校閲で防ぎたいミスの代表例です。よく原稿に出てくる「などとともに」という表現は「と」が3つも続くので、「などともに」「などととともに」のように抜けていたり多すぎたりしないか1文字ずつ注意深く読むようにしています。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
1 year
先日、原稿に「機密性の高い住宅」と出てきました。機密は「国家・軍事・組織などの重要な秘密」のこと。いや、もしかしたら重大な秘密を持った家なのかもしれない…とあらぬ想像を働かせつつ、「気密性の高い住宅」に直しました。気密は「気圧の変化を受けない状態」。誤りやすい変換ミスの一例です。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
1 year
きょうは4月最終日。月末に校閲として注意せねばならないのが「今月、先月、来月」という言葉です。記事を書いたり編集したりしている時点では4月ですが、新聞が読者の元に届くときには5月。5月1日付の紙面で「今月」を指すのは「5月」になるので、頭を切り替えて一つ一つ確認作業を行っていきます。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
1 year
新聞で使える漢字は常用漢字表を基本としていますが、産経新聞では「けん制」「まん延」といった漢語熟語の交ぜ書きは避け、ルビや読み仮名を付けて「牽制」「蔓延」などとしています。おそらく見た目の印象は随分変わると思いますが、いかがでしょうか。和語については交ぜ書きも使用しています。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
1 year
正確な情報を、とか言いつつ、自分の文章が正確じゃない現実…。恥ずかしい…。でも校閲記者にとってはこの恥も勉強のうち、なのかもしれません。深い見識をお持ちの諸先輩方に比べればまったく頼りない私ですが、成長を見せられるように頑張っていきたいと思います! 今後ともよろしくお願いします!
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
1 year
筆者や出稿者から「この表現っていいの?」というような相談を受けることがあります。明らかな誤りなど訂正すべき内容であればその旨を伝えますが、中には判断に悩むようなことも。その都度辞書を引いたり過去の事例を調べたりして校閲としての意見を述べ、最善の表現を一緒に探せるよう努めています。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
7 months
「貯金を切り崩す」という表現を目にすることがありますが「貯金を取り崩す」が適切だとされています。「切り崩す」は切ったり削ったりしてもとの形を壊すこと、「取り崩す」はためたものを取ってなくすことを表します。「切り崩す」と言いたくなるのは「切り詰める」との混同もあるかもしれません。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
1 year
校閲という仕事は日々学びにあふれています。原稿をチェックする過程で「この言葉の使い方はこれで大丈夫だろうか」「このデータは本当に合っている?」などと調べているうちに、それまで知らなかったことをたくさん知ることができます。どれだけ経験を重ねても学びが尽きないこの仕事が私は好きです。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
8 months
好きなことや興味のあることが原稿に出てくると気持ちが高まります。でも、そういうときこそ「冷静になれ」と自分に言い聞かせるようにしています。知っているからと確認をおろそかにしてしまうと、誤りを見逃してしまったり…。得意分野でミスしてしまうと心のダメージも大きいので、用心しています。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
1 year
初日からたくさんのフォロー、いいね、リツイートなどをいただき、驚いています。ありがとうございます! 校閲という仕事に興味関心を持つ方がこんなにもたくさんいらっしゃること、とてもうれしく、また心強く感じております。私自身もこの場を通じて日々さまざまなことを学んでいきたいと思います。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
8 months
幼い頃、敬語は尊敬語、謙譲語、丁寧語の3種類だと教わりました。一方、平成19年に文化審議会が答申した「敬語の指針」では、尊敬語、謙譲語Ⅰ、謙譲語Ⅱ、丁寧語、美化語の5種類に分けられています。それぞれの敬語の特徴がより詳しく説明されており、敬語を理解するうえでとても助けになっています。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
10 months
準備がしっかり整ったことを「準備万端」と言ったりしますが、紙面では「準備万端整った」「準備万全」などと直しています。「万端」は「全ての事柄、あらゆる手段」という意味で「整う」という意味が含まれず、「準備万端」だけでは言葉足らず、との考えからです。私も会話では使ってしまいがちです。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
1 year
スポーツ原稿などに出てくる「破る」と「敗れる」。「~を破る」は相手に勝利したことを意味し、「~に敗れる」は負けたことを表します。以前「~に破れる」となっていたのを見逃してしまい、デスクに指摘されたことがありました。以来、破ったのか敗れたのか、読み間違えないように気をつけています。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
1 year
「一段落」は「いちだんらく」が本来の読みとされています。私がこのことを知ったのは校閲の仕事を始めてから。今でも長年の癖で「ひとだんらく」と言ってしまい、「あ、違うんだった…」と思うこともしばしば。産経新聞では「一段落」と表記し、「ひと段落」とは書かないようにしています。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
6 months
「こども」の表記について、産経新聞は基本的には「子供」とすることにしています。一方で「こども家庭庁」「こどもの日」など固有名詞ではその表記に合わせるため、「子ども」や「こども」が出てくることも。表記を統一していない新聞もあり、いろいろな表記を目にすることが多い言葉かもしれません。
@tfuzy1999g3
ふじいたかし
6 months
@Sankei_O_hanbai 「こども悪徳店長」とかいたらイヤだなあ… ところで産経新聞は「子ども」と表記していいスタンスなんね。 メ��ィアによっては子を見下しておるけしからん的な意見だったりするけども これはむしろ校閲部アカウント向けだったか…
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
1 year
きょう4月29日は「昭和の日」ですね。平成元年から18年までは「みどりの日」だったのでその印象が強いという方も多いかもしれません。さらに昭和にさかのぼるとこの日は「天皇誕生日」でした。校閲としてはこの変化を頭に入れ、「平成5年の昭和の日」��いった誤りを見逃さないようにしたいところです。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
1 year
新聞社の校閲は、記事を読む「最初の読者」といわれます。同時に原稿に赤字を入れられる「最後の記者」でもあると思います。読者と記者、両方の立場を行き来しながら誤りのない記事を紙面にするのが校閲記者の仕事です。プロの自覚は持ちつつ、決しておごることなく、地道に丁寧に取り組んでいきます。
@macendo
遠藤 剛
1 year
@sankei_kotoba 記者は書くプロ、校閲記者は読むプロとして、間違った記事を読者に送らないための「読者の代表」としての自負が必要ではないでしょうか。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
1 year
「やさしい」には「優しい」と「易しい」の表記があります。産経新聞では「優しい=こまやかな思いやりや温かみがある」「易しい=分かりやすい、たやすい」と使い分けています。さまざまな言葉が世にあふれていますが、優しさと易しさを併せ持った「やさしい言葉」を使いたいなと思う今日この頃です。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
1 year
今日16日は新聞製作お休みの日。あす17日の朝刊は休刊となります(読者の皆さまにはご迷惑をおかけしますが、ご了承ください)。「新聞休刊日」と呼ばれますが、肝臓を休めるために飲酒を控える「休肝日」と間違われやすい言葉です。もともとは「休刊日」をもじったのが「休肝日」ともいわれています。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
1 year
トレンドをのぞくと「マック」「マクド」が。どちらも「マクドナルド」を指していますが、関東と関西で呼ばれ方が違うというところが面白いですよね。私の出身地はマックでした。 ちなみに弊紙でも見出しをつけるとき、東京では「マック」、大阪では「マクド」としています。(食べたくなってきた…)
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
1 year
ご指摘ありがとうございます。正しくは「青息吐息」です。該当の見出しも現在は修正しております。ご迷惑をおかけし申し訳ありません。 実は私も校閲を始めるまでは「青色吐息」だと思っていました。「青息」という言葉を知らなかったんです。苦しいときにつくため息のことだと知って得心しました。
@lovingcolor0020
げむちゃゆな せびたにす
1 year
産経編集センター校閲部 @sankei_kotoba さんに是非とも取り扱っていただきたい #産経ニュース の記事。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
10 months
方針が固まっていることを「既定路線だ」などと言ったりしますが、「規定路線」となる誤変換がしばしば起こります。「既定」はすでに定まっているという意味。ただ、規則などを表す「規定」が入っていてもなんとなくスルッと読めてしまうんですよね。言葉の意味をよく考えて確認せねばと思う次第です。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
4 months
「今年初の真夏日を記録した」という原稿を見て、今年もこの時期がやってきたかと感じました。真夏日とは最高気温が30度以上の日のこと。まだ4月なのに…と思いつつ、これから目にすることが多くなるだろう「夏日/真夏日/猛暑日」の違いをあらためて確認しました。熱中症にも気をつけましょうね。
@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
1 year
先日「今年初の猛暑日を記録」というニュースがありました。気象庁は、最高気温が35度以上の日を「猛暑日」、30度以上の日を「真夏日」、25度以上の日を「夏日」としています。毎年この時期になるとこれらの言葉を間違えないよう社内でも注意喚起しますが、猛暑の年が続き定着しつつあるようです。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
1 year
なんだか急に仕事への思いを語ってしまいました。個人的な思いを突然披露してしまいすみません。 いろいろな場所で校閲や校正に奮闘しておられる皆さん、大変なことも多々あると思いますが、共に頑張っていきましょうね。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
1 year
「何の脈絡もなく」とすべき箇所が「何の脈略もなく」となっていたことがありました。「絡」と「略」は旁(つくり)が同じで読み方も似ていることから誤ってしまったのでしょうか。文中にまぎれると意外と気づきにくいのが困りもの。1文字ずつ確実にチェックすることの大切さをあらためて感じました。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
1 year
「満面の笑顔」は「満面の笑み」に直すということは校閲を始めてすぐの頃に教わった覚えがあります。「満面」は顔の全体という意味。「顔いっぱいの笑顔」と「顔」がダブってしまうため「笑み」が適切だよ、と。重言という言葉もこの頃知り、校閲は誤字脱字を直すだけじゃないのだと実感しました。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
1 year
校閲やるまで私が間違って覚えていたこと(久々の投稿)。 ペットの飼育などで使う「ケージ(cage=かご)」のことを「ゲージ」だと勘違いしていました。ゲージ(gauge)は寸法や形状を測定する器具、もしくは線路の幅のことです。もとの英語のつづりを見れば適切な表記が何なのかすぐ分かりますね。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
9 months
新聞校閲はときに時間との闘いとなります。編集現場では降版(紙面データを工場に送ること)の時間ぎりぎりまで記事や見出しの修正が続きます。直前に新しい原稿が入ってくることもあります。迫るタイムリミットに焦ってしまうのですが、努めて冷静にゲラと向き合う集中力が校閲記者には求められます。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
1 year
スポーツの結果などを載せる面のことを産経新聞では運動面と呼んでいます。取材する記者が所属するのは運動部です。校閲にとって運動原稿は固有名詞や記録など確認することがたくさんあって大変という印象があります。その分、基礎的な校閲力が身に付くので、新人にとっては学びの場にもなっています。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
1 year
先日、ある会合で「すらす」という言葉が話題に上りました。サッカー用語で「ボールを頭などに軽く当てて味方につなぐ」というような意味だそうです。私はこのときまでこの言葉を知らなかったのですが、後日試合の中継で使われているのを耳にしました。サッカーの現場ではよく使われる言葉のようです。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
1 year
最近のSNSでは句読点を使わない投稿が多いそうです 私もいま試してみていますがどこか落ち着かない気分… かつて編集上のミスで句点が抜けているのを見逃して再降版になってしまったことがありそれ以来きちんと句点があるかどうかのチェックは欠かさないようにしています。あっ。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
8 months
あけましておめでとうございます。 2024年、令和6年が始まりましたね。 今年も校閲記者として、読者の皆さんによりよい記事や紙面をお届けできるよう、切磋琢磨していきます。 元日付の新聞は正月特別紙面。どの社も気合が入っていると思いますので、新年のお祝いの合間にぜひご覧になってくださいね。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
1 year
海の日にちなんで、私が過去にやらかしてしまった海にまつわる失敗をここで白状します。日本列島とその周辺が描かれた地図を校閲した際、太平洋の位置に「日本海」という説明があるのを見逃し、翌日訂正記事を出すことになってしまいました。すぐ分かるはずなのに、なぜ気づかなかったのか…。 #海の日
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
1 year
(⚠️先端恐怖症の方は画像の閲覧にご注意ください) この赤鉛筆の反対側には、両サイドに鉛筆を入れることができる補助軸を使い青鉛筆がつながっています。これは2種類の鉛筆を素早く持ち替えられるようにするため。新聞製作の現場では「一秒でも早く」と思う瞬間もあるのでこんな工夫をしています。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
7 months
ある原稿で「漂白の俳人、種田山頭火」という記述がありました。自由律俳句の俳人である山頭火は、出家し各地を放浪しながら多くの句を詠んだことで知られています。ということで、驚きの白さに!の「漂白」ではなく、各地をさすらうことを意味する「漂泊の俳人」に直しました。紛らわしい誤りでした。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
1 year
「華麗」と同じ読みで「佳麗」という言葉があります。「華麗」が「はなやかで美しいこと」を指すのに対し、「佳麗」は「ととのっていて美しいこと」を意味するそうです(精選版日本国語大辞典から)。校閲は「地味」だと言われたりしますが、華はなくとも「佳麗」な仕事ができたらいいなと思います。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
9 months
毎日新聞校閲センターの「毎日ことばplus」に、弊社大阪校閲部の安井雅昭次長が寄稿しました。普段はデスクとして校閲部の中枢を担う安井次長が、「間違いの記憶」をテーマに校閲記者としての苦悩や意気込みをつづっています。校閲という仕事や校閲記者のありのままの姿をお伝えできればと思います。
@mainichi_kotoba
毎日新聞 校閲センター
9 months
産経新聞大阪本社の校閲記者、安井雅昭さんに寄稿していただきました。なかなか同業他社の知り合いができない若手校閲記者たちのために、オンラインでつながれるグループをつくったりしています。そんな安井さんの校閲への姿勢が表れた文を読んで、元気が出ました。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
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お祝いのお言葉ありがとうございます!(全然気付いていませんでした😅笑) まだまだ校閲記者としてもツイッター中の人(?)としても未熟な私ですが、今後ともよろしくお願いします。共に頑張ってまいりましょう!
@Sankei_O_hanbai
産経新聞 大阪販売局【公式】
1 year
@sankei_kotoba 産経編集センター 校閲部様 祝!!1,000フォロワー様、おめでとうございます🥰!! いつも楽しく投稿を拝見しながら、 勉強をさせてもらっています☺️✨ 本当に本当に、おめでとうございますっ😆💛 #祝1000フォロワー達成
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
1 year
「フィギュアスケート」「エキシビション」なども誤りやすいカタカナ語です。私自身も校閲の仕事を始める前は「エキシビジョン」だと思い込んでいました。文字数の多い単語は一文字一文字丁寧に確認していくのが、ミスを防ぐ一番の近道です。 あと、お気づきかもしれませんが、私、結構無知です。(^^;
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
1 year
校閲記者は原稿の誤りをとがめる監視者ではなく、よりふさわしい表現を書き手と一緒に模索していく伴走者でありたいと思っています。何よりも紙面や記事を読んでくださる読者のために。 だから出稿の皆さん、ときには細かい指摘もありますが、校閲のこと、うっとうしいと思わないでくださいね(笑)。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
1 year
今日は雨が降っている所が多いようですね。雨にまつわる言葉で校閲の定番といえば「雨模様」でしょうか。「今にも雨が降りそうな様子(今は降っていない)」が本来の意味とされますが、「雨が降っている様子」と捉える人も増えています。新聞では誤解を招かないよう、具体的な記述を心がけています。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
1 year
このアカウントの投稿を始めて2カ月。当初の予想をはるかに上回るたくさんの方にご覧いただき、うれしくありがたい気持ちでいっぱいです。知的で役に立つ投稿がほとんどないことが致命的ですが(苦笑)、校閲を身近に感じ、興味を持っていただけたら幸いです。今後とも、どうぞよろしくお願いします!
@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
1 year
はじめまして! 産経編集センター校閲部です。 本日から産経新聞の校閲記者が、言葉のあれこれや仕事に関することなど、日々感じる思いを投稿していきます。たいした内容はつぶやけないと思いますが、「校閲記者」という存在を身近に感じてもらえれば幸いです。 どうぞよろしくお願いします! #校閲
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
1 year
「緑(みどり)」という漢字、私の中で「縁(えん)」との区別が曖昧で、出てくるたびに辞書などで確認してしまう文字の一つです。手書きするときは迷わないのに活字で見るとなぜか分からなくなるんです。自分のふがいなさを自覚しつつ、間違えるよりはいいやと思って確認し続けています。 #みどりの日
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
1 year
産経新聞ではJRの路線は正式名称で書くということを基本としています。ただ「瀬戸大橋線」については、特に地方版などでそのまま愛称で書かれていることが多く、正式名称で記す際も「本四備讃線(瀬戸大橋線)」などとしており、定着度の高さがうかがえます。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
11 months
声を「荒らげる」の本来の読みは「あららげる」だとされています。原稿の中で「荒げる」となっていれば「ら」を補って「荒らげる」に直しています。ただ、一般的には「あらげる」と言われることも多く、私自身も言ってしまったりします。「荒らげる」も「あらげる」と読まれているのかもしれません。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
1 year
媒体を問わず校正・校閲をなりわいとしている方は、普段からさまざまな検討を重ね、悩み抜いていらっしゃるのではないかと思います。そうして完成した本や新聞などが一人でも多くの読者に届き、誰かの心を動かすことで、校正・校閲者の苦労が少しでも報われたらいいなと思う今日この頃です。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
1 year
校正・校閲の仕事をしている方で、大学などで「言葉」を専門的に学ばれた方はどのくらいいらっしゃるのでしょうか。私は大学では社会学系のゼミに所属し、言葉の学問とは無縁の学生でした。この仕事を始めてから言葉の奥深さに直面し、圧倒され続けています。学びが尽きない分野だなと感じています。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
5 months
きょうから新年度のスタートですね。弊社も人事異動があったりしました。環境が変わると緊張したり不慣れなことがあったりしてミスも起きやすくなります。校閲部も例外ではありません。あらためて気を引き締めて、良い紙面づくりに励んでいきたいと思っています。今年度もどうぞよろしくお願いします!
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
1 year
「辛い」は「つらい」? それとも「からい」? もちろんどちらで読むかは文脈によって変わりますよね。ただ新聞では「つらい」と読むときは原則として漢字を使わず仮名書きとしています。常用漢字表で「辛」の読みに「つらい」がないためです。「からい」のときは漢字表記できるようにしています。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
11 months
校正や校閲の仕事をしていると、仕事以外でも文字や言葉の誤りによく気づくという方は多いかと思います。が、私の場合、仕事を離れると意外と気づけなかったりします。SNSでは特にそうで、他の方が指摘するのを見るまで気づかないことも。「校閲モード」の読み方は普段とは別物なのかもしれません。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
8 months
今年の私的大きな出来事はこのアカウントを始めたことでした。失敗も多々ありましたが、予想をはるかに超えるたくさんの方にご覧いただき、「産経の校閲」の存在を知ってもらえたことをとてもうれしく思います。本当にありがとうございます。来年もどうぞよろしくお願いします。皆さま、よいお年を!
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
1 year
昨日、フォロワー数が1,111人になった瞬間を目撃できました! たくさんご覧いただき、本当にありがとうございます♪ かつて自作のホームページで、ゾロ目とかキリ番報告とかやってたなあという、古のインターネットの記憶。懐かしいなあ。
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@sankei_kotoba
産経編集センター 校閲部
1 year
きょうは「土用の丑の日」。鰻を食べる方も多いことでしょう。「鰻」という字は常用漢字でないため新聞では平仮名や片仮名で書くのですが、産経ハンドブックには「ウナギ<動物>、うなぎ<加工品>」と書き分けるように示されています。原稿内にどちらの「鰻」も出てくるとき、使い分けが大変です。
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