一年のはじめの出来事を見て、ある作家のある言葉を思い出しました。
Fair is foul, and foul is fair.
こんな呪文みたいな言葉。
そうです。
シェイクスピアです。
プラスの意味の「fair」とマイナスの意味の「foul」が使われています。
いろんな日本語訳がありますが、
「きれいはきたない、
本日初日のはずだった公演。台本の背表紙に、プロデューサーがこっそり入れた言葉がある。気づいていないキャスト・スタッフも多いんじゃないかな。
Do not, for one repulse, forego the purpose that you resolved to effect.
「成し遂げんとした志を、ただ一回の敗北によって捨ててはいけない」
未来の東京オリンピック。いつかのいつか開催されたときの感動を想像する。
「どんなに長くとも夜は必ず明けるのだ」
The night is long that never finds the day.
(シェイクスピア『マクベス』より)
バーナムの森が動き出す。これまでの世界が、新しい世界へ進化する。そんな日が必ず来る。