R. Maruyama Profile Banner
R. Maruyama Profile
R. Maruyama

@rmaruy

4,035
Followers
301
Following
327
Media
10,579
Statuses

丸山隆一

Joined January 2010
Don't wanna be here? Send us removal request.
Pinned Tweet
@rmaruy
R. Maruyama
15 days
【お知らせ】先月より準備に関わってきた企画「Open academia Lectures」が、本日リリースに。…厳しさを増す研究業界において「研究者の生き方」「研究者を活かす仕掛けづくり」を独自に開拓している講師をお招きし、皆さんで議論してみたいという趣旨で考えました。
Tweet media one
@academist_cf
academist
15 days
【プレスリリース】アカデミストでは2024年9月より「Open academia Lectures」を開催します。自らアカデミアの新しい形を構想し、誰もやったことがない「新しいやり方」を試す人たちの挑戦に着目します。
1
19
28
2
27
60
@rmaruy
R. Maruyama
6 years
「変わりゆく機械学習と変わらない機械学習」神嶌敏弘(2019年、日本物理学会誌第74巻第1号所収) …これは機械学習の解説記事として決定版ではないでしょうか。とくに図4の整理は目から鱗。渡辺慧の「醜いアヒルの子定理」にも触れられています。大事。
0
251
839
@rmaruy
R. Maruyama
5 years
「統計的有意性って言うのやめよう」という趣旨の話題のNature論文に対する、統計哲学者デボラ・メイヨーの批判。英語が難解だが、ざっくりまとめると「考え無しに閾値を使ってはいけないからといって、その閾値を捨てたらさらにひどいことになる」との主張。
2
412
795
@rmaruy
R. Maruyama
3 months
松尾先生のAI戦略会議への提出資料、いろいろと通り一遍でない面白いことが書かれている。 東南アジアLLM、生成AIの訓練を利用した電力需給調整など。いつどこでこうした政策論議をされているのだろう。
Tweet media one
Tweet media two
0
180
703
@rmaruy
R. Maruyama
3 years
記憶が脳に保存されていると言うとき、私たちは暗にノートやハードディスクに保存される「記録」からの類推を用いているわけなのだが、そうした記録媒体が過去の情報を持っていることを担保するのは結局、記憶なのである。この循環にベルクソンもウィトゲンシュタインも気づいていた。
1
146
685
@rmaruy
R. Maruyama
5 years
研究者も勉強者も「で、あなたは何を知りたいの?」を問われ続け、「モチベーションの説明責任」の負担感からかいつしか北極星のごとき探究のゴールが編み出され、本人もそれを「ライフワーク」として内面化する。 でも、それは本当は不自由なことなんだ。
1
144
605
@rmaruy
R. Maruyama
1 year
職場の大ベテランがまとめたAI研究の動向報告書です。(作成プロセスを見ていましたが、その期間にどうやったこの膨大なものを作れるのか謎でした。私は2,3ページ分貢献しました。)AIに関心のある方はぜひご覧ください。
0
137
552
@rmaruy
R. Maruyama
10 months
神経科学などで多用されるが曖昧で問題含みの「表象(representation)」概念を、20~30名の哲学者と神経科学者で分析する「Representation: Past, Present and Future (RPPF) project」なるプロジェクト。すごいメンバーが揃っている。
1
124
512
@rmaruy
R. Maruyama
8 months
AIにより科学は(人間による)理解の営みではなくなるというビジョン、数年前に比べても主流化してきたが気がするが、自分はまだ全然信じられない。 AIが理解不能な知をもたらすとき、それを私たちは「新しい科学の主体の登場」よりも「新しい自然(=科学の対象)の出現」と見るのではないか?
10
142
502
@rmaruy
R. Maruyama
2 years
Meta AIより大規模言語モデル(LLM)Galacticaが公開に。4800万の論文を含む膨大な科学文献を学習し、クエリに「Literature review on ○○」と入れれば文献サーベイが生成されたりするとか。これはすごいのでは。下記で試せるようです(現状待ち時間が多いかも):
1
124
483
@rmaruy
R. Maruyama
8 years
渡辺澄夫「人工知能について」 中高生向けのレクチャーノートだそうです。初心者は「人工知能ってこういうことだったのか!」、中級者以上は「人工知能をこう説明すればいいのか!」と目から鱗が落ちること請け合い。
1
205
435
@rmaruy
R. Maruyama
4 years
内村直之「この30年間に日本関連の自然科学系ノーベル賞受賞者は 18人になるが,そのタネはいずれも個人の興味から出てきたもので,国家に導かれてはいない.どうすれば個々の研究者が自分のタネを育てられるようにするか,研究システムの是非をもっと議論すべきだろう」
0
241
408
@rmaruy
R. Maruyama
2 years
これぞ思考実験! 「神経発火パターンを正確に再現すれば意識もリプレイされるのか?」という誰もが考える疑問。巧妙に4ステップの思考実験に切り分けて提示し、既存の意識理論と対応づけて議論。著者は樹状突起研究の大家Matt Lurkam氏ら。 直観を試される。何かイベントをやってもいいかも。
@jaaanaru
Jaan Aru
2 years
If you’d record all action potentials of a person experiencing X and then replay these spikes, would she be conscious of X? This seemingly trivial question leads to genuine insights into the mechanisms of consciousness. Our work out now in @PLOSBiology
Tweet media one
5
85
308
2
85
370
@rmaruy
R. Maruyama
6 years
こんな本が出ます:『逆数学: 定理から公理を「証明」する』 ジョン・スティルウェル(著)、田中 一之 、川辺 治之(訳)、森北出版、2/9発売予定  …同僚の担当書です。
1
104
258
@rmaruy
R. Maruyama
8 years
言語進化についてのシンポジウム聴講。 人間が言語(階層的な文法をもつ言語)を獲得したのはコミュニケーションのため「ではない」というのがもはや常識になっているらしい。文法は「思考」のために生まれ、それをあとから意志疎通に転用した。
2
156
239
@rmaruy
R. Maruyama
6 years
「物理学者ならだれでも知っているように、多くの場合、時間の含まれた問題は1次元高い空間での静的な表現で置き換えることができる。d次元の発展方程式はd+1次元の最適化問題に、d次元のマルコフ過程はd+1次元の順列組み合わせ問題(経路積分)になる。」伊庭幸人(1998)「無時間の思想」
1
66
231
@rmaruy
R. Maruyama
4 years
「大学教員の研究室の写真集」があったら読んでみたいと、ふと思う。仕事柄1000~2000室は見てきたが、これほど多様性のある空間はないのでは。本に埋もれた部屋、本が10冊くらいしかない部屋、床が見えない部屋、絨毯張りの部屋、ヴィレッジヴァンガードのような楽しい部屋、異国情緒のある部屋etc.
0
88
234
@rmaruy
R. Maruyama
5 years
治療者以外が人格を列挙したり、無理に引き出したりするのは、一般には推奨されないようです。この番組が成立したのは、ご本人の特性やご本人による深い理解があってこそだというのは注意が必要かもしれません。(番組製作者も含めて十分承知されているとは思います。)
0
28
226
@rmaruy
R. Maruyama
2 years
18歳くらいで気づきたかったこと。「目標を持って達成のために頑張る」(学究版:「問いを持って解決のために頑張る」)ことが誠実に生きることだといううっすら共有された倫理観があるように思うが、実際にはそんなふうには頑張っていない状態の人がいてこそ世の中回るし新しい目標や問いも生まれる。
2
18
204
@rmaruy
R. Maruyama
5 months
おお…。3年半前に「全員読むべき」と言って触れ回って同僚や身内からやや迷惑がられた『統計学を哲学する』、ここにきて強力な読者を得た。発行後、何年たっても新鮮な「凄み」を体験できるのが本のいいところだなと思います。
@tanichu
Tanichu/たにちゅー (Tadahiro Taniguchi, 谷口忠大)
5 months
【読了】「統計学を哲学する」 大塚 淳( @junotk_jp ) 読了。これはとても良い本でした!
Tweet media one
2
52
450
2
19
209
@rmaruy
R. Maruyama
6 months
UC Berkeleyの教材「Understanding Science 101」が秀逸。2009年くらいに作られ、科学哲学者Michael Weisbergがアドバイザーに入っているようだ。通常は直線かせいぜい「ループ」で描かれる科学研究のプロセスを、実態の複雑さに即してフローチャートで表現。
Tweet media one
1
49
199
@rmaruy
R. Maruyama
5 years
すごく大事。「理解できてないじゃないか、理解しなさい」というプレッシャーを受け続けると、学ぶのが怖くなる。中高生の頃の自分もそうだった。でも、大人になるにつれ、プレッシャーをかけてきた大人たちの多くがいかに理解しておらず、かつ学ぶことを恐れているかを知った。
@beatphysfreak
小林晋平
5 years
理解しなければいけないという思い込み,そして理解しなければ評価してもらえないという強迫観念,そこから自分を解放して下さい。学問そのものは誰にもそんなものを強要していません。自分が理解したければすればいい,するための学びを積み上げればいい,それだけのことです。
0
106
290
1
82
186
@rmaruy
R. Maruyama
4 years
とある勉強会で話した「脳を理解するとはどういうことか」に関するスライド。引用の際は原論文に当たっていただくようお願いします。コメント・議論歓迎です!
1
40
190
@rmaruy
R. Maruyama
4 years
とりあえず…  【蔵書お譲りします】写真の本をほしい方はリプライください。国内は送料もちます。状態はまちまちです。大事に読んでくださる方なら、どなたでもどうぞ。 (要らない本ではなく「(今すぐ手元になくてもいいけど)自分にとって大事な本」から順に選びました。いずれ買い直します。)
Tweet media one
20
61
191
@rmaruy
R. Maruyama
9 months
面白い。AI加速主義とAGI脅威論(doomer)がどのように同じ穴のムジナなのかを分析した長文。どちらも何らかの量の究極的な「最大化」を目指し、資本主義親和的。AGI doomerはAGI以外のすべて関して本来的には加速主義。
@xriskology
Dr. Émile P. Torres
9 months
Last month, Sam Altman was fired from OpenAI. Then he was rehired. Some media reports described the snafu in terms of a power struggle between Effective Altruists and "accelerationists"--in particular, "e/acc." But what is e/acc? How does it relate to EA?
17
90
312
1
52
184
@rmaruy
R. Maruyama
2 years
1月と2月に出る脳科学本2冊。これは読まねば。 Deisseroth『「こころ」はどうやって壊れるのか:最新「光遺伝学」と人間の脳の物語』(光文社、1月下旬) Poldrack『習慣と脳の科学:どうしても変えられないのはどうしてか』(みすず書房、2月中旬)
1
25
182
@rmaruy
R. Maruyama
3 years
すばらしい。「一時点の脳のシナプス結合から”非自明な記憶”を解読」というチャレンジに10万ドルの賞金(の構想)。結局これでしょ、皆できるかどうか知りたいのは。
@KennethHayworth
Kenneth Hayworth
3 years
Neuroscientists: Let’s put theories to ultimate test –decode a non-trivial memory from static map of synaptic connectivity. My org is putting up $100,000 challenge but we need you to help define rules. RT or DM to join private discussion. @AspirationNeuro
Tweet media one
18
77
256
1
43
176
@rmaruy
R. Maruyama
5 years
文章を書き出せない原因の一つに、想いを適切な言葉で表現できないことへの恐怖心がある。解決策は一つ。まず書いてみる。言いたかったことと、言っていることのズレを見定める。その差分を埋めるべく言葉を選びなおす。一発で決めなくていいのが、「書く」という表現手段の画期的なところだ。
1
61
169
@rmaruy
R. Maruyama
4 years
図書館に行けなくて残念な3歳の娘が「コロナウイルスいなくなるといいね」。そのころの君はきっといまより少しお姉さん。待ち遠しいけど、今日の君に会える今日も愛しい。
0
8
168
@rmaruy
R. Maruyama
4 years
4月頭の時点では、本を楽しめる人なら誰でも豊かな時間を過ごせると思っていた。「本を買うお金が無い人」のことを考慮していなかった。休学・退学を考えている学生が、教科書を買うなんて不可能だろう。学びに使える厖大な時間があっても、コンテンツへのペイウォールに阻まれてしまう。どうしたら。
@rmaruy
R. Maruyama
4 years
動画での学びもいいですが、読書も良いと思います。骨のある本を何冊か選び、一カ月くらいかけて読破する。そして、学び得たことを言葉にしてみる。かけがえのない経験になるはずです。以前、ハッシュタグにつられて挙げた10冊は、高校生の方にも、自信をもってお勧めします。
0
2
18
1
41
171
@rmaruy
R. Maruyama
5 months
#AI 科学を哲学する 勉強会の丸山資料を公開します。「AIが科学をどう変えるか?」について、いろいろな立場の人が考え、話すきっかけになるような文献をいくつか紹介していますので、ご覧いただければと思います。 勉強会の簡単な振り返りは後日まとめる予定です。
2
42
161
@rmaruy
R. Maruyama
4 years
3月発売予定『リザバーコンピューティング』田中剛平ほか、森北出版 …数理・ソフトウェア実装・ハードウェア実装からリザバーコンピューティングを解説した、待望の一冊です!
1
41
160
@rmaruy
R. Maruyama
5 years
物理学者の時間の本:「時間の流れは存在しない、なぜなら〜。ちなみに、それは心が生む錯覚」 心理学者の本:「時間の錯覚とはいかなるものか」 神経科学者:「脳はそれをどう作るか」 哲学者:「科学者のいう時間はどれくらい「時間」か。科学を踏まえてなお、私たちは時間について何を知らないか」
2
42
151
@rmaruy
R. Maruyama
5 years
ロヴェッリの論文「意味と志向性=情報+進化」。 ・シャノン理論は物理的に「情報」を定義するが、それだけでは「意味」は出てこない。 ・ダーウィン理論は「目的」を合法的に導入するがやはり「意味」は出ない。 →両者を組み合わせると物理学的に「意味」が定義できる。
1
44
153
@rmaruy
R. Maruyama
4 years
#新大学生に勧めたい10冊 (50音順) 池澤夏樹『科学する心』 大岡昇平『野火』 川添愛『精霊の箱』 テッド・チャン『息吹』 夏目漱石『それから』 町田康『告白』 宮野・磯野『急に具合が悪くなる』 森田真生『数学する身体』 山里亮太『天才はあきらめた』 山本・吉川『脳がわかれば心がわかるか』
1
27
153
@rmaruy
R. Maruyama
2 years
日本における「神経科学×哲学」を調べるなかで再読した、河野哲也『暴走する脳科学』(2008年、光文社新書)。とてもいい本だった。惜しむらくは書名で、本文に「暴走」という言葉は(多分)出てこないし、丁寧な批判の的となるのは脳科学ではなくその不用意な解釈。改題版が出ると良いかも。
1
18
147
@rmaruy
R. Maruyama
5 years
個人的感想。 ・「閾値の有無は本質でない」というメイヨー氏は多分正しい ・しかし有意性有無の二分法が科学の前進を阻害しているというNature論文の問題意識もわかる ・一方科学コミュニケーションの観点からは、専門家集団外への発信においてp<.05のような基準を一掃するのは難しく危うい気がする
1
75
137
@rmaruy
R. Maruyama
4 years
「〔本書は〕データ解析に携わる人にちょっとだけ哲学者になり、また哲学的思索を行う人にちょっとだけデータサイエンティストになってもらう、そうした越境を誘うための本なのである。」大塚淳『統計学を哲学する』p.4
0
36
144
@rmaruy
R. Maruyama
5 years
苅谷剛彦、石澤麻子『教え学ぶ技術』(ちくま新書,2019)読了。オックスフォード大学の「チュートリアル」という個別教授法を紙上再現。在野研究入門としても使えそうな一冊。オックスフォードの学生が2,3年でたたき込まれることを、僕らは独学で十数年かけてやっているのだろうなと感じた。
1
42
139
@rmaruy
R. Maruyama
5 years
「科学研究の場合、AIの導入は、科学が現象の理解という本来の目的を喪失する「科学の疎外(alienation)」をもたらしかねない。この際、科学哲学には、理解の本性と価値を明らかにすることが期待される。」呉羽真・久木田水生「AI時代の科学哲学」
2
50
139
@rmaruy
R. Maruyama
3 years
起業家Collison氏(2017年に「世界最年少のself-made billionare」になった人)らが、パロアルトにて「完全に好奇心駆動型の研究」をファンドする生命科学の研究所を立ち上げたとのこと。資金���6.5億ドルの寄附金でスタートし、今後3年かけて研究者150人規模の体制にする計画。
@patrickc
Patrick Collison
3 years
I've long been interested in new ways to organize science and enable curiosity-driven discovery. Today, in partnership with @Stanford , @UCBerkeley , and @UCSF , we're excited to announce Arc Institute, a new undertaking in this vein: .
529
1K
7K
0
63
137
@rmaruy
R. Maruyama
5 years
北極星は、遠くにあるから不動なのだ。だから、むしろ近づいてしまっては困るという逆理が生じる。そのことに、誰しもうすうす気づいている。「問い」が日々生成・深化・変調するような可変な探究に、どこかで憧れている。
2
25
125
@rmaruy
R. Maruyama
6 months
谷口展望論文、一読了。「人間社会が集団として,長い時間を通して人間の感覚運動器によって構成される環世界の情報を外的表象系」こそが言語であるとする「集合的予測符号化仮説」を提示。この外的表象系をニューラルネットワークに写し取ったのがLLM。ChatGPTの衝撃を新しい言語観に昇華している。
@tanichu
Tanichu/たにちゅー (Tadahiro Taniguchi, 谷口忠大)
6 months
[NEW] 単著・和文・展望論文 『認知科学』「集合的予測符号化に基づく言語と認知のダイナミクス: 記号創発ロボティクスの新展開に向けて」 現状の谷口の世界理解と展望を一人で思いっ切り書いた感じです。 ① 言語創発とは集合的な予測符号化ではないか?
Tweet media one
Tweet media two
1
107
423
1
46
127
@rmaruy
R. Maruyama
23 days
Sakana AIの”The AI Scientist”論文、本文だけ掬読。難点はありそうだが、論文まで書けるのが示された以上、使われない未来はないのだと思う。翻訳者の仕事の多くがポストエディットに変わったように、研究者の仕事の一部も生成論文のポストエディットになるのかも。手間が減るのかどうかわからない。
@SakanaAILabs
Sakana AI
23 days
Introducing The AI Scientist: The world’s first AI system for automating scientific research and open-ended discovery! From ideation, writing code, running experiments and summarizing results, to writing entire papers and conducting peer-review, The AI
Tweet media one
Tweet media two
Tweet media three
Tweet media four
255
1K
6K
1
18
127
@rmaruy
R. Maruyama
2 months
『現代思想』2024年7月号「特集=ウィーナーとサイバネティクスの未来」。青土社Kさんよりご恵贈いただきました。サイバネティクス再訪の機運が(個人的に)高まる中でのベストタイミング。拝読します。
Tweet media one
1
23
124
@rmaruy
R. Maruyama
5 years
[近刊紹介] 『計算論的神経科学:脳の運動制御・感覚処理機構の理論的理解へ』 田中宏和(著)、森北出版、6/14発売予定。...運動制御を中心とした計算論的神経科学の研究を数多く紹介しつつ、脳の理論的理解のための広範な数理を解説した一冊。労作です。
1
42
123
@rmaruy
R. Maruyama
6 years
読書メモに書いたこの疑問について、日経サイエンスの今月号で答えの一部が得られた。2011年以降、科学者やジャーナリストのtwitter上での交流が切断されていく様子のグラフィック化には目を瞠った。素晴らしい研究、素晴らしいジャーナリズム。今の日経サイエンスは凄いと思う。
@kaikaji
梶谷懐 KAJITANI Kai
6 years
"なぜ?と思うほど強い言葉が並ぶことがある。相手を蔑む、敵意むき出しで反論する、普段耳にしないような酷いレッテルを貼る。研究者や学者といわれる人たちが、なぜそんなことになってしまうのか、不思議だった" / “読書メモ:海を撃つ(安東量子 著) - 重ね描き日記(r…”
0
48
94
1
53
120
@rmaruy
R. Maruyama
8 years
宇宙物理学者の柴田氏の「倫理学への不満」に、伊勢田哲治先生がガチで答えるという対談。文理のディスコミュニケーションが、これ以上ないほど鮮やかに現れている。「二つの文化」的なことに関心がある人は必見。
2
38
119
@rmaruy
R. Maruyama
3 years
マウスの嗅内野で、ある匂いで発火するニューロン群が一か月ほどで丸ごと入れ替わる、”representational drift”。そもそも固定した「表象」という考え方がドグマなのだというKrakauerさんの指摘は尤もだが、それにしても驚きだ。
1
35
116
@rmaruy
R. Maruyama
1 year
ChatGPTに、Wolframのプラグインが。。。 「And now ChatGPT + Wolfram can be thought of as the first truly large-scale statistical + symbolic “AI” system. 」 統計的AIと記号的AIの合体とのこと。これはヤバい…。
1
41
111
@rmaruy
R. Maruyama
5 years
「キャノン時代、私は部下に対して、上司に秘密を作ることを推奨していました。…具体的には、業務時間の10分の1〜5分の1程度、将来の自分のための〔勉強・研究〕時間を持つように、そしてその研究内容のすべてを報告する必要は無いと言っていました。」松谷茂樹『ものづくりの数学のすすめ』p.202
1
38
113
@rmaruy
R. Maruyama
3 years
【お知らせ】欧州の大型脳科学研究プロジェクトHuman Brain Projectを追ったドキュメンタリー映画、『In Silico』のバーチャル上映会を行う算段をしています。 ・料金:上映料を回収のため、2000円程度を予定 ・時期:3月のどこかの週末を予定。48時間視聴可能とのこと。 詳細は追ってお知らせします。
@rmaruy
R. Maruyama
3 years
Human Brain Projectを10年間追ったドキュメンタリー映画があることを知る。22歳の若き映画監督がヘンリー・マークラムのTEDトークに魅せられて取材を始めるも、図らずもその失敗、紛糾の過程の記録となり、現代科学の構造的問題までもを浮き上がらせる作品となったらしい。
1
18
79
0
36
114
@rmaruy
R. Maruyama
2 years
ベルの不等式などがもたらした物理学像・自然科学像の変革といったテーマに関する解説で、これまで読んだ中でベストは木村元先生の2013年の記事。 木村先生の「実在とは」「そもそも科学とは」から語る単著を待望。
1
39
111
@rmaruy
R. Maruyama
5 years
松尾豊先生の6月の講演スライド「理解するとは何か?-- 高次元科学と記号処理」 …人間知能と深層学習をめぐる包括的なレビューと、今後の展望に関する非常に奇麗なストーリー。説得力があるが、一歩引いて考えると「ん?」となるところも。「記号系RNN」の実体など。
2
22
110
@rmaruy
R. Maruyama
4 years
【近刊紹介】『Mind in Motion:身体動作と空間が思考をつくる』 バーバラ・トヴェルスキー 著、渡会圭子 訳、諏訪正樹 解説、森北出版、2020/11発行。 …カーネマン、ピンカー、ノーマン推薦!embodiedでsituatedな認知科学を楽しく知る一冊。
1
45
107
@rmaruy
R. Maruyama
2 months
(A)「AIに〇〇はできるのか?」という科学・工学の問いは、(B)「AIに✕✕を認めるべきか?」という倫理・法学の問いの前提になる。しかしそれとともに、(C)「そもそも〇〇とはどういうことだったのか」という哲学の問題を(再)惹起し、(C)いかんでは(A)と(B)の前提が塗り替わる。
Tweet media one
1
27
109
@rmaruy
R. Maruyama
2 years
清水亮「Transformerは驚異的にすごいが、Transformerに強化学習を組み合わせるともっとすごい、という発見「だけ」が今回のChatGPTで驚くべきポイント」「ChatGPTの大きな功績は、「会話AIではここまでできる。でもここまでしかできない」という可能性を知らしめたことだ」
1
24
101
@rmaruy
R. Maruyama
9 months
坂井治也(編)『日本の寄付を科学する』はとてもよかった。寄付やファンドレイジングという「気持ち」や「勢い」で決まりそうな領域を、きちんと科学して冷静に見ていく研究の広がりを感じることができる。提示されるリサーチクエスチョン自体が新鮮で、確かにそれは大事だと思わされることしきり。
@rmaruy
R. Maruyama
10 months
明石書店から12月に出る『日本の寄付を科学する』、早速注文しました。
Tweet media one
0
7
13
0
49
102
@rmaruy
R. Maruyama
4 years
鈴木大地「専門色の濃い学術書を訳そうと思えば、最先端かつ幅広く深い専門知識が膨大に必要になる。」「だからこそ、他に収入源のある研究者が「あまり売れはしないかもしれないけど、学術的に重要な本」を翻訳して、地盤を整備する意義がある。」大拍手。
@suz_dg
Daichi G. Suzuki
4 years
新刊の翻訳出版にあたって、(やや挑戦的なタイトルですが)学術書翻訳についての記事を書きました。 なぜ研究者は学術書を翻訳すべきなのか?|Daichi G. Suzuki @suz_dg #note
7
318
756
1
51
100
@rmaruy
R. Maruyama
3 years
井上貴文先生のこの報告書(2020年)は、もっと読まれて/使われて良いと思う。日本の神経科学の概観と課題がまとめられています。
0
25
97
@rmaruy
R. Maruyama
7 months
さらに連想を広げれば、AIの生み出す科学的知識が人間の理解を超え、ある種の科学の主体がAIに置き換わることがもしあるとすれば、それは人間側から見れば「知的負債」が原理的に返済不可能になった「知的破産(intellectual bankruptcy)とでも呼べる状況かもしれない。
@rmaruy
R. Maruyama
8 months
AIにより科学は(人間による)理解の営みではなくなるというビジョン、数年前に比べても主流化してきたが気がするが、自分はまだ全然信じられない。 AIが理解不能な知をもたらすとき、それを私たちは「新しい科学の主体の登場」よりも「新しい自然(=科学の対象)の出現」と見るのではないか?
10
142
502
1
33
95
@rmaruy
R. Maruyama
4 years
In the last few years, there has been a exciting debate on "how we should try to understand the brain" by world leading neuroscientists. In the figure below I tried to make a crude overview of the diversity of opinions. Work in progress, objections are welcome!
Tweet media one
4
17
92
@rmaruy
R. Maruyama
5 years
瀬上和典(2018)「機械翻訳の限界と人間による翻訳の可能性 」…機械翻訳の研究者側のスタンスもしっかり押さえつつ、人間にしかできない翻訳とその価値を議論。読み応え抜群。このテーマで、ここまで深く考察している人がいたとは。
1
30
92
@rmaruy
R. Maruyama
1 year
科学と政策の間で仕事をさせてもらうようになって2,3数年経つが、この馬田先生のコメントは本当にその通りと感じる。メタサイエンス的知見の量も十分でなければ、それを使う政策側の体制も足りていない。 その上でこれについて最近2つくらい思っていることがあるので、少し書いてみる。(1/n)
@tumada
馬田隆明 🐴
1 year
「プロジェクトより個人に助成した方がインパクトのある論文が出やすい」など、メタサイエンスの知見を科学政策や研究開発政策に活かしていくのが重要だと訴えたりはするものの響かないな…と思ってましたが、政策の社会実装側の知見が足りないというのは仰る通りと反省です。
1
35
107
1
36
93
@rmaruy
R. Maruyama
4 years
「生態系としての科学技術」、まずはこれを共有していきたい。
Tweet media one
1
21
92
@rmaruy
R. Maruyama
5 years
「哲学も宗教も科学も、揃って時間切れになりつつある。人は何千年にもわたって人生の意味を論じてきたが、この議論を果てしなく続けるわけにはいかない。迫りくる生態系の危機や、増大する大量破壊兵器の脅威、台頭する破壊的技術がそれを許さないだろう。」Y. N. ハラリ
1
26
89
@rmaruy
R. Maruyama
2 years
話題になっているPark et al. ”Papers and patents are becoming less disruptive over time” をざっと読んだ。論文と特許の革新性を、その研究が既存文献と切り離されて引用される(Disruptive)か、先行文献とセットで引用される(Consolidating)かを測る「CD指標」で分析。
1
18
92
@rmaruy
R. Maruyama
5 years
『大学はもう死んでいる?』吉見・苅谷(2020/1) 『危機に立つ東大』石井洋二郎(2020/1) 『大学改革の迷走』佐藤郁哉(2019/11) ここ数カ月、大学の厳しい現状や大学改革の迷走ぶりについて、教員として当事者でもある専門家たちから叫びのようなタイトルの本が立て続けに出ている。
1
52
90
@rmaruy
R. Maruyama
5 years
昨晩、またharuさんを取材した番組を観た。改めてその発言の気高さに感じ入るとともに、彼ら彼女らに流れる時間とはどんなものなのか、不思議な気持ちに襲われる。翻って、自分自身に流れる時間についても。 …脳と心と記憶と時間についての、巨大な未知の感覚。
0
3
88
@rmaruy
R. Maruyama
4 years
【緩募】『科学とはなにか』(佐倉統著、2020年、講談社ブルーバックス)の読書会をやってみようかと思っています。オンラインは決定、オープンか/クローズか、テキストベースか/リアルタイムかなどは未定です。ご興味ある方はお知らせください。
13
21
91
@rmaruy
R. Maruyama
3 years
「未来からこんなに奪っていると、自分や、子どもたちに教えるより前に、今こんなに与えられていると知るために知恵と技術を生かしていくことはできないだろうか。」森田真生『僕たちはどう生きるか』p.163
2
22
91
@rmaruy
R. Maruyama
7 months
たしかに。しかもRoutledgeとかの2万円くらいするモノグラフを専門家に売るビジネスモデルと異なり、日本の学術書は3000〜5000円で数百〜数千部売るというモデルで「2回り、3回り外の読者」(cf. )にリーチしてきた経緯を持つなかで、どうその文化の良さを壊さずにいけるか。
@okisayaka
おきさやか(Sayaka OKI)
7 months
無料全文公開は人文系(特に歴史等)の学術図書には悩ましい。欧米でもまだ試行的段階という印象ある(記事) 高い値段を払わないと読めない現行モデルは確かに良くはないが、しかし日本は彼の地よりも人文書が商業的に成り立っているという事情もあるんだよな…どうする
3
74
177
1
49
90
@rmaruy
R. Maruyama
3 years
12月発売書:山﨑 匡、五十嵐 潤『はじめての神経回路シミュレーション: 1ニューロンからヒト全脳モデルまで』森北出版 …おおいよいよ出るのですね。楽しみ!
1
20
88
@rmaruy
R. Maruyama
5 months
「私は何がしたいのか」というのは実は不良設定問題で、「世界についての〇〇の前提知識(A)と、ある価値観のセット(B)を私が持つとしたとき、私は何がしたいのか」が本当の問いで、AとBはある程度まで着脱可能である(「上げ底」の入れ替え可能性)。このことに気づくのに36年かかった。
0
24
89
@rmaruy
R. Maruyama
6 years
[近刊紹介] 『脳と時間:神経科学と物理学で解き明かす〈時間〉の謎』ディーン・ブオノマーノ(著)村上郁也(訳)2018年10月、森北出版  …校了間近の近刊です。よろしくお願いします!
1
30
87
@rmaruy
R. Maruyama
4 months
大屋雄裕「信用・信頼・信託 —責任と説明に関する概念整理―」(『人工知能』39-3所収) …AIの説明可能性/責任について、ウィトゲンシュタインの原因/理由の区別から紐解き、プロセスの透明性だけでなく答責性が問題になる場面がどんなときかを議論。この上なく明晰。
1
20
88
@rmaruy
R. Maruyama
5 months
神経科学者、人工知能研究者のIda Momennejadさんが公開した文章「The logic of memory」。「記憶とは○○」という36のパラグラフで、記憶の科学的探究に欠けている記憶の哲学的・心理学的・社会的・文学的側面を詩的に素描している。ここからBigger projectが始まるそうだが、楽しみでしかない。
@criticalneuro
Ida Momennejad
5 months
I've studied memory for 15 years with an empirical lens, scanned it, modeled it. "The logic of memory" is my philosophical musing on memory, what I found missing in scientific discourse. Thanks to @Philosoph_Salon & @esdsantos 's course on James Baldwin🙏🏼
Tweet media one
Tweet media two
Tweet media three
5
54
294
1
12
85
@rmaruy
R. Maruyama
2 years
「神経科学×哲学」の最近の展開についてまとめようと思っていたが全然時間が取れず、そうこうしていると平井先生の本(万難を排して読みたい)が来てしまうので、tweetスレッドで覚え書き的に書いておくことにします。(1/n)
1
15
84