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@les_deux_mondes

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Le Journal des Deux Mondes フランス語、フランス文学、フランス音楽、フランス料理などを語ります。時々、その他の話題も。 français, musique classique, littérature européene, etc.

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@les_deux_mondes
両世界日記
3 years
フランス語関係のツイッターが良いのは、純粋に語学が好き、フランスの芸術や文学に関心があるという方が多いので、読んでいて心が穏やかになることだ。これが英語となると、給料が上がる、出世する、転職で有利といった、就職活動中の学生のような脂ぎった雰囲気が目立ち、私にはちょっと疲れる。
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3 months
タヒチに続きニューカレドニアも東京からの直行便は運休。日本は貴重なフランス語圏への路線を2つも失う。日本人の貧困化、円安、パスポート所持率の低下で、もう観光路線は成立しない。日本ではバブル期に『天国にいちばん近い島』でニューカレドニアは人気を博したが、ついに一つの時代が終焉する。
@traicycom
TRAICY(トライシー)
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ニューカレドニア観光局、日本支局を無期限休局
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@les_deux_mondes
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3 months
1ユーロ173円まで円安が進行しているが、たった12年前、アベノミクスが始まる前には1ユーロ97円だったのだ。かつてパリやモンサンミッシェルに溢れていた日本人の姿は忽然と消え、昔、萩原朔太郎が「ふらんすへ行きたしと思へども ふらんすはあまりに遠し」と詠んだ時代に戻ってしまったようだ。
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6 months
パリのオルセー美術館では閉館する際、フランス語、英語に並び、いまだに日本語の放送が流れるが、日本人客は殆どおらず、ほぼ誰も聞いていない。東アジア人の多くは中華系か韓国系。おそらく、バブル期から21世紀初頭までの日本人が多かった時代の録音を使っているのだろうが、古色蒼然としている。
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@les_deux_mondes
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2 years
ゼレンスキー扮装で話題の京大生が、単に目立ちたがり屋なのではなく、文学や哲学が好きで、それゆえフランス語を勉強し、しかも学費を自分で稼いだり、アメリカを放浪したりと、20世紀の難関大学の文系学部にはよくいたタイプなのを知って、なんだか懐かしい気持ちになった。当時は多浪も多かった。
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5 months
先日フランスの旅先で知り合った人も同じことを言っていた。フランス人は未知の人と知り合うと、休日や余暇に何をするかを聞き出す。そして、過ごし方が合わなければ、社会階層が違うことを意味し、表面的な付き合いしかしない。過ごし方が合えば、社会階層は同じであり、一緒に遊ぶようになるという。
@Nao_Masunaga
nao masunaga
5 months
イタリアの余暇の過ごし方を見ると階層や家柄、学歴、職業によって、日本よりもハッキリとその趣向が分かれているなというのを感じる。 身も蓋もない言い方をすると、遊び場も遊び方も階層化されている感じ、あれは何だろう。 (あくまでも私の周りの人たちからの印象であることを断っておきます)
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4 months
最近フランスとドイツを旅して思ったのは、移民の質が違うこと。フランスの移民はフランス語圏出身者が多く、言葉の問題は少ない。ドイツでは非ドイツ語圏からの移民が多く、文法も語彙も母語とかけ離れたドイツ語を一から勉強しなければならず、満足に修得できない結果、二級市民になってしまう。
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4 months
京都大学フランス語教室著『実習フランス語教程』(白水社)は1980年に刊行され、579頁に及ぶ大作。アルファべから始まり基本・中級文法を経て、本格的な仏文解釈に至る。最後は『チボー家の人々』などフランス文学の実践的な読解。これ一冊で大学4年間のフランス語を学べる。こんな参考書はもうない。
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3 years
フランス料理のメニューは専門用語の羅列なので、フランス語を勉強してもメニューを読むのは難しい。逆に、フランス語が出来なくても、パターンさえ知っていれば、ある程度は理解できる。有難いことに、料理人ではなく一般人のためにフランス料理のメニューの読み方について解説した本がある。
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2 years
ドイツ語学者の在間 進は、大学生の頃に1年以���かけてドイツ語の原書を毎日100ページずつ読み、ドイツ語を身につけたという。語学でもサッカーでも何でも、達人と呼ばれる人は、他人には見えないところで、信じられない質と量の努力を毎日、何年も続けている。壮絶な努力をすること自体が才能なのだ。
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2 years
フランス語をABCの読み方から学び始めた頃には、仏検2級がとても光り輝いて見えたものだが、いざ仏検2級に合格すると、フランスの新聞も小説も読めず、ろくに会話もできず、ラジオも聴き取れないことに唖然とし、仏検2級はフランス語学習のむしろ出発点に近い一里塚にすぎないことに気づいた。
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2 years
仮にフランスの空港で他人の荷物を持ってくれと頼まれたら、自分の頭で判断して、断るべきである。研究者という身分は免罪符にならない。女性らを悉く悪役で描写し、「いじわるな」と形容する一方で、モンゴルの男性らを賞賛する構図は、アカデミアでの性差別が問題になっている今、どうなのだろう。
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6 months
今フランスに滞在しているが、一年前に比べ日本人観光客が非常に少ない。東アジア人が話すのは殆ど中国語か韓国語。観光地で日本語放送を聞く人はおらず、日本語冊子を取る人もいないので、もう廃止しても良いだろう。日本人相手の観光業者によると、GWすら予約が少なく商売にならないという。
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4 months
京都大学フランス語教室著『実習フランス語教程』(白水社)の凄さは、例えば411頁の僅か4行の仏文解釈を見ると分かる。語彙は平易なので、和訳を作ることは難しくはない。だが、著者はこの短い文から14項目を抽出し3頁に渡り詳述する。専門家の翻訳が、素人の解答とは全く質が異なることを痛感する。
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両世界日記
2 years
日本では外国語というと英語のみ学ぶ人が多く、英語の時制が全ての言語に通用する普遍的な尺度と考える人がいる。だが、英語の時制は英語のみに当てはまる。他の言語を学べば、新たな時間軸が見えてくる。『フランス語時制徹底演習』はフランス語の動詞を時制に従って書き換える修行で、問題量が凄い。
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両世界日記
5 months
一般人向けのフランス文学史の本を選ぶ際、岩波文庫の『フランス文学案内』が簡潔すぎるなら、かつて放送大学の教材として出ていた『フランス文学』が良い。中世から20世紀半ばまでを網羅し、あまり偏りがなく、読み物として面白い。昔は放送大学でこんなに楽しい講座があったとは、驚くばかりだ。
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両世界日記
2 years
煩いほどに多様化と叫ばれても、言語については英語一極化が進んでいる。しばしば、多様化を主張する人自身が、英語話者なら第二言語を学ばず、非英語話者なら第二言語と言えば英語しか学ばない。言語は世界を見て考える基本的な道具なのだから、多様性を重んじるなら、英語以外の言語を学んでほしい。
@livedoornews
ライブドアニュース
2 years
【事業停止】語学書の老舗出版社・第三書房が破産へ 「フランス語」「ドイツ語」「スペイン語」など、ヨーロッパ言語を中心とした語学書を専門に扱う老舗として、読本や文法書は大学のテキストとしても採用されていた。
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1 year
一川周史とは何者だったのだろう。パリ第3大学で仏文学の学士、中世文学の修士となり、15年に及ぶフランス滞在の後、帰国して東京でフランス語教室を開き、フランス語を教え続けた。著作での引用を見れば、幅広い文学的素養は明らかである。それでも、日本の大学業界からは距離を取っていたようだ。
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1 year
東京大学でさえ学部生の第二外国語の選択は、何年も前からスペイン語、中国語が優位である。学術研究のための語学ではなく、商用や生活のための語学に変化したからだろう。しかし、東大ですら、卒業時に第二外国語を4技能とも十分に習得した学生は少なく、大学時代の思い出でしかないのが現実だ。
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両世界日記
2 years
島田実『やさしい仏文解釈』(大学書林)は、著者によると、フランス語を学び始めて3ヶ月から6ヶ月の学習者を対象にしたという。しかし、現在の第二外国語教育の惨状では、2年を経ても難しいかもしれない。初学者��きと言えども、文例は高名な文学者の作品からの引用が多く、薫り高く、上質である。
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両世界日記
4 months
『実習フランス語教程』の前書きが良い: 「少々手ごわい感じの本である」「気楽に読み流して行くための本ではない」「暗記するまで徹底的に練習」「外国語で読むということは、そこに書かれていることを過不足なく把握することであり、読み手の予断や推測をテキストのなかにもちこむことではない」
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両世界日記
10 months
フランス語の勉強を休みすぎていたので、基礎から復習しようと、Grammaire progressive du françaisを始めた。日本の学習参考書と違い、版が大きいため、演習量が豊富で、しかも語彙が日常生活で使い易いものが多い。なぜ日本の教材は、版が小さく、問題が少なく、しばしば語彙が小難しいのだろう。
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4 months
京都大学フランス語教室著『実習フランス語教程』(白水社)がAmazonのフランス語参考書でベストセラー1位になっています😅
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8 months
吉田泉『本気で学ぶ中・上級フランス語』(ベレ出版)が発売された時、「簡単すぎる」「上級とは言えない」という批判が少なくなかった。改めてこの参考書を見て、約1000本の例文の全てを日本語からフランス語に素早く変換し、美しく発音し、正確に綴れる人は、どのくらいいるのだろう、と思った。
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4 months
『高等仏文和訳演習』は1952年、『新しい仏文解釈法』は1963年、『実習フランス語教程』は1980年に刊行され、版を重ねたが、21世紀に入ると途絶えた。敗戦後の日本人が、いかにフランス語を渇望していたか。カネにならなくても、知識への憧憬があった。今やカネにならない勉強は勉強ではない時代だ。
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両世界日記
4 months
京都大学フランス語教室著『実習フランス語教程』(白水社)は、クラシックな書き換え問題が多いのも特徴で、法や時制の概念が徹底的に叩きこまれる。近年の参考書は200頁程度までという制約のため、問題をあまり収録できず練習不足になりやすい。語学はスポーツと同じで、訓練なしに上達しないのに。
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@les_deux_mondes
両世界日記
2 years
最近話題の、吉田泉『本気で学ぶ中・上級フランス語』。425の暗唱用例文を収める。上級者には簡単すぎるという意見もあるが、暗記し易さを重んじてそうしたのだろう。私にはこれで十分。町田健『例文で覚えるフランス語文法』はもう少し難易度が高い550の暗唱用例文からなり、解説が鋭くて印象的。
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両世界日記
2 years
ドイツやフランスなどで日本人が公然と差別される度に、ある種の日本人から「それは差別ではない」「差別する人の気持ちを考えろ」と、逆に日本人を非難する声が上がるのは不思議だった。また、日本で活躍する人権派の先生たちが興味なく無視するのもいつも通り。果たして、今後変わっていくかどうか。
@yuzumikan4791
ゆずみかん🇫🇷パリでフリーランサー
2 years
カタールの人権問題について嵐のような批判を繰り広げているドイツメディア。 その一方で「チンチョンチャン」と東洋人への差別用語をぶちかまし、拝む仕草をするドイツ放送局の解説。 “チンチャンチョン”はフランスにおいてもアジア系への差別用語です。 ドイツ様の“人権意識”も相変わらずですね…
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3 years
ドイツ語の先生から、「文を読む時、未知の単語を調べず、まず文全体を俯瞰し、主語や動詞はどれか、格はどうか等、文の構造を把握せよ。それを尽くした上で最後に単語を調べよ。そうすればドイツ語の小説や論文も読めるようになる。最初から単語を調べる癖があると読めるようにならない」と言われた。
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2 years
町田健『例文で覚えるフランス語文法』は、550の暗唱例文に核心を突く解説が付いている。難易度は『本気で学ぶ中・上級フランス語』と『仏文和訳の実際』の間。同じ著者の『フランス語文法総解説』を併用すると良さそうだ。研究社の装丁は例によって媚びずに淡白、頁は白黒で挿絵もなく、真剣勝負。
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@les_deux_mondes
両世界日記
2 years
恒川邦夫の『コレクション フランス語5 読む』(白水社)は、読解用の参考書として独特である。全篇、生活に必要な語彙から、小説家による随想に至るまで、パリを舞台としている。しかも最近流行りの軽いものではなく、全てが重く深いのだ。下手なパリ案内を読むより、この本で学ぶ方が楽しそうだ。
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仏検と独検の受験者数を考えると、フランス語の学習者数はドイツ語の2倍だが、仏文解釈の参考書は乏しく、独文解釈は恵まれている。『独文解釈の秘訣』『独文解釈の研究』が現役なのは、フランス語業界から見ると信じられない。『やさしい独文解釈』に相当するフランス語の参考書はほとんどない。
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両世界日記
2 years
松尾邦之助『巷のフランス語』(大学書院)は古い本だが、どんなフランス語を使うかによって立場が定まる、ということに焦点を絞っており、類書が少ないので貴重である。言葉を介して、ゾラの小説の登場人物のように身分や教養が丸裸になり、教科書では分からないフランスの深淵を覗きこむようだ。
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2 years
仏検2級に最終的に合格しました。助言いただいた方、ありがとうございました。これからは準1級を目指します。ただ、一次試験も二次試験も合格点ぎりぎりだったので、背伸びせず、基本的なことから勉強するつもりです。当面、『本気で学ぶ中・上級フランス語』を教材の中心にして、土台を盤石にします。
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@les_deux_mondes
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久松健一『日本人のための上級フランス語単語』(駿河台出版社)。240語に及ぶ日本語の四字熟語と、対応するフランス語と英語の表現を並べ、比較し、語彙力を増強する方針で編集され、語源や派生語まで言及され、従来の単語集とは異なり、かなり野心的な参考書。仏検準一級、DELF B2以上の学習者が対象。
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@les_deux_mondes
両世界日記
3 years
日本人の英語学習が読解偏重から4技能均等に変わっても、英文解釈の参考書は多数刊行され、よく売れている。英語を正確に読む力が要求されることに変わりないからだろう。ところが仏文解釈となると寂しい限りである。大学書林の『新しい仏文解釈法』は名著だと思うが、これすら入手困難である。
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2 years
杉山正樹の『やさしいフランス詩法』(白水社)。日本人がフランス語を学び、フランスの詩を読むための本で、コルネイユやラシーヌ、ユゴーなど、フランスの詩が詳述される。よくある文学案内のように和訳して作者や作品を語るのではなく、詩法を徹底的に解説する。今どきほとんど売れず、絶版である。
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フランスのコインランドリーに行くと、利用者の多くが外国人で、互いに利用法を教え合う光景がよく見られる。私も何度も助けられ、同じように、次に来た人に教えるようにしている。待っている間、どこから来たのか、どこを観光したのか、会話が盛り上がることも少なくない。そんなひと時が好きなのだ。
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2 years
川本茂雄『高等仏文和訳演習』(大学書林)は、著者が「ふらんす」に連載していた研究課題に寄せられた仏文和訳の答案5000枚以上を点検し、誤訳や難点を解明したもの。アランやモロワなど錚々たる文学者、哲学者の高雅な文が21題扱われ、詳述される。こういう本はもう二度と出版されることはないだろう。
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8 months
中尾清秋は『基礎と演習 英作文』の序文で次のように述べている。 "①1つでも多く単語を憶えよ。②文法の規則を正確に憶えよ。③熟語を憶えよ。これだけのことを実行すれば、どんなことでも英語で書けるように必ずなる。" 結局、語学の勉強は、覚えることに尽きる。そして、使えるようにすることだ。
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3 years
日本のフランス語教員の中には、普段はアフリカに興味が無いにも関わらず、毎年春になると、第二外国語を選択する学生を前に、フランス語は多くのアフリカ諸国で公用語だとか、フランス語話者の半分はアフリカにいると話し、突然アフリカの理解者に変身する人がいる。しかし春が過ぎると元に戻る。
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4 months
パリのクリュニー美術館で、日本人客が珍しいのか、話しかけられた。美術の話をしていたら、「周りを見てごらんなさい」と言われた。「パリは黒人が多いけど、ここには白人しかいない。それも、知的で裕福な白人。これがフランスの現実だ。社会は分断している」という。彼女はどこに投票したのだろう。
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@les_deux_mondes
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2 years
倉田清『仏文和訳の方法』(大修館書店)は、その簡素な題名とは裏腹に、条件法と接続法に特化し、文例の多くをフランス文学の名作から採用している点で異色である。例文数は条件法が255、接続法が293。このくらい正確に訳せねば、フランス文学を読むことはできないという基準を知ることはできそうだ。
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@les_deux_mondes
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2 years
かつて大修館書店に『現代のフランス』という千頁近い事典があった。フランスの地理、歴史、政治、経済、外交、文化、芸術などあらゆる分野を網羅し、これ一冊を通読すれば誰よりもフランス通になれるという凄い事典である。初版は1977年に出て、人気を得たが、1997年版が出たのが最後だった。
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@les_deux_mondes
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10 months
フランス語でも何でも勉強は良いものだ。生きていれば嫌なことはある。大抵、友達や恋人、親子など人間関係だ。裏切られたり、騙されたり、相手次第だが、不幸を他人のせいにできる。ところが勉強は、裏切られることも、騙されることも、嘘もない。そのかわり、言い訳もできない。だから良いのだ。
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@les_deux_mondes
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2 years
川本茂雄『フランス語統辞法』(白水社)は、仏文解釈より前の段階で、仏文を一語ずつ分解し、文の構造を明らかにするもので、文とは、主語とはから始まり、品詞の機能について詳述される。薬袋善郎『英語リーディング教本』が好きな人にお勧めしたい。文例はカミュやジッドなど文学作品からの引用。
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@les_deux_mondes
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7 months
第三書房の『やさしいフランス語新聞』は、Le journal des enfants の記事を編集したもので、全3巻で110本の記事が読める。子供向きの新聞とはいえ、内容は大人びており、日本人のフランス語学習者にはちょうどよい。1990年代の記事が多く、フランスの通貨はフラン、日本は世界第二の経済大国だった。
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@les_deux_mondes
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中原俊夫の『フランス語作文の基礎』(白水社)は、最近の参考書が問題数を抑えて日本語の解説を手厚くしているのとは逆で、大量の基本例文をひたすら練習させる。『トレーニングペーパー 』と似た方針である。語学は運動と同じで、退屈な反復練習で基礎を身に付けないと応用が効かない面はあるだろう。
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@les_deux_mondes
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6 months
海外に行くたびに日本人の中高年男性はダメだなとよく思う。第三者に対して挨拶しない、視線を合わせない、笑顔がなく不機嫌、すぐキレる、文章ではなく「ああ?」と言う、という現象が頻発する。ところが、仕事関係で相手が目上だと、下僕のようにペコペコする。先入観ではなく本当に多いから驚く。
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@les_deux_mondes
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槍投げの北口榛花選手は、チェコのコーチから指導を受けたいと思って、20歳からチェコ語を学び始め、4年ほどで通訳なしでチェコ語でインタヴューを受けられるようになった。結局、言語を習得できるかどうかは、言語の難易度ではなく、本人のやる気の問題なのだと思う。
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@les_deux_mondes
両世界日記
2 years
日本では『ウンディーネ』のみで知��れているフリードリヒ・フーケ(フケー)の未邦訳の長篇小説『魔法の指輪』が、遂に幻戯書房から刊行される。知名度が低い作家の無名の作品を、採算を度外視し、文学的価値を評価し、世に出す姿勢は、賞賛に値する。日本が斜陽国家であろうと、眩い光芒がここにある。
@genki89476596
幻戯書房
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[【装幀確定】5月の新刊 1 ルリユール叢書 冒険ファンタジー小説 ド・ラ・モット・フケー『魔法の指輪』(全2冊)を刊行します。]
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@les_deux_mondes
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10 months
石坂忠之『英語との比較 基本フランス語文型』(開拓社)。英語とフランス語とを比べる様式の参考書は少なくない。ただ、これほど多くの用例を集め、徹底的に詳述した本は珍しく、貴重だ。初版は昭和33年。敗戦後の焦土から、復興、高度成長へと向かう情熱は、経済だけでなく、語学においても熱かった。
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@les_deux_mondes
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英語には美誠社の『英語の構文150』という有名な参考書があり、これらの構文を理解し暗誦すれば、読解にも作文にも役立つ名著だが、フランス語にそれに近い参考書があるか考えると、白水社の『フランス語を読むために 80のキーポイント』が挙げられる。例文全て暗記したらかなりの実力になりそうだ。
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@les_deux_mondes
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4 months
@mig76fk 近年のフランスにおける移民の多くはアフリカのフランス語話者ですが、イスラム教徒とカトリック教徒が混在し、宗教的な統一感に欠けるのが、スペインとの違いかもしれません。
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@les_deux_mondes
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@mig76fk 20世紀と違って、残念ながらもう日本語は需要がありませんからね。ヨーロッパでもオセアニアでもどこでも、東アジアの言語を一つ選ぶなら中国語一択です。
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@les_deux_mondes
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Grammaire progressive du françaisのA2B1(中級者向き)が良いのは、基本的な動詞の間違えやすい用法が詳しいことだ。例えば、aller, venir, retourner, revenir, rentrerをどのように使い分けるか、多くの例文や問題を通して実戦的に理解できるようになっている。日本の参考書はとにかく問題が少ない。
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@les_deux_mondes
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6 months
南フランスのイタリア国境の小さな町マントンに日本人シェフの間下さんが出したフランス料理店l'orangerie restaurant mentonを訪ねました。魚料理が本当に美味しく感動しました。フランスでも魚の扱いは日本人が一番信用できます。平日の昼でしたがほぼ満席でした。日本語で注文できるので安心です。
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@les_deux_mondes
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2 years
日本は衰えていくが、後世になって、かつて東アジアに、フランス語やドイツ語、ラテン語、古典ギリシャ語を学び、浩瀚な辞書を作り、西洋の古代から近代に至るあらゆる文献を漁り、膨大な翻訳を残した国があったと記憶されるだろう。中国など新興国は英語しか学ばず、「古いヨーロッパ」に興味がない。
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@les_deux_mondes
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4 months
最近話題の倉方秀憲著『今すぐ話せるフランス語 自由自在編』(東進ブックス)を私も入手した。2000年発行で、バブル崩壊後とはいえまだ日本が世界で圧倒的な力があった頃。大学で1年フランス語を学んだ人向けで、全39章の例文は直説法のみで書かれている。仏検2級までの水準で読解の練習に良さそうだ。
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@les_deux_mondes
両世界日記
4 months
昔パリに三越があったが、2010年に閉店した。日本でいう中国人の爆買い専用の免税店と同様、日本人による日本人のための商売で、団体ツアーに組みこまれ、観光バスで大勢の日本人が押しかけていたが、フランス人には根付かず、日本人が消えれば店もなくなる運命だった。それで良かったのかもしれない。
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@les_deux_mondes
両世界日記
2 years
フランス文学などでも当てはまる。文法や構文は参考書を何冊かしっかり勉強すれば、必要最低限は身につく。ところが、文学作品の語彙はあまりに水準が高すぎて、市販の単語集は全く役に立たず、ひたすら辞書を調べていくしかない。蝸牛のように進みは遅くても、いつかは読み終わる。忍耐力が最も重要。
@shakespeare_ni_
英文学をゼロから学ぶ
2 years
【英文学を原書で読破する方法】 ★必要なのは英語力よりも辞書をひたすら引き続ける忍耐 ★少しずつでも続けていれば必ずいつかは読み終わる。 ★分からない所は躊躇なく注釈や翻訳を見る。 ※シェイクスピアは注釈書の類が圧倒的に充実している。 『ヴェニスの商人』は有名で短く、比較的読み易い。
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@les_deux_mondes
両世界日記
3 months
これはJoan McConnell著『Language and Culture』(成美堂)の文章だったと思う。J. McConnellは文京学院大学で教鞭をとり、日本人向けに多くの英語の学習参考書を書いた。なお、この文章は人気があり、Z会の『速読英単語』だけでなく、中原道喜著『基礎英語長文問題精講』(旺文社)にも流用されている。
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@shogowayofbeing
しょうご@英語と夢と暮らす人
3 months
五億年ぶりに受験時代の本を読んでるけど、本当これだわ。
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@les_deux_mondes
両世界日記
3 months
@Kaorimyatt 米ドルやユーロだけでなく、韓国ウォン、ニュー台湾ドル、人民元に対しても円安が進行しているのは、注目に値するでしょうね。
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@les_deux_mondes
両世界日記
3 years
ついに買ってしまった。フランス文学やドイツ文学、イギリス文学などを読んでいると、古典ギリシャ語やラテン語の文献からの引用が多いので、初歩的な素養が欲しくなった。西洋古典語を日本語で学べるのは、日本人の特権だと思う。明治以来の日本人の偉大な先達に感謝するほかない。
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@les_deux_mondes
両世界日記
3 years
@ulala_go 日本にはフランス好きは多いですが、こういう現実を理解した上でのフランス好きであって欲しいです。そうでないと昔流行ったパリ症候群になります。
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@les_deux_mondes
両世界日記
7 months
亀ヶ谷昌秀は『新独検合格単語+熟語1800』(第三書房)で、東京外大に伝わる単語学習の鉄則と題し、「鉄の意志を持って勉強すべし」、「通勤通学のバスや電車などで勉強」、「あやふやな2000語よりしっかり正確に200語を覚える」、「忘れても気にせず繰り返す」と熱弁。結局、泥臭く勉強するしかない。
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@les_deux_mondes
両世界日記
6 months
ルーヴル美術館もオルセー美術館も観光客だらけで騒々しいが、クリュニー美術館は静かで良い。以前訪れた時は改修中で一部しか見学できなかったが、今回は全館を回れた。フランスの中世美術が中心で、見ごたえがある。日本語可能なスタッフもいる。カルチエ・ラタンにあり、美味しい飲食店も多い。
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@les_deux_mondes
両世界日記
2 years
第三書房はフランス語やドイツ語の学習者なら一度はお世話になったことがあると思いますが、残念ながら、仏検が行われた今日を最後に、会社を畳むようです。来週の独検を待たずに。浅はかな流行に安易に妥協せず、優れた語学参考書を多数刊行してきた出版社がまた一つなくなるのは、言葉になりません。
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@les_deux_mondes
両世界日記
2 months
フランス語の動詞活用を調べるために、Conjuuというアプリをよく使う。trouverの和訳が「見つける」なのは妥当だが、retrouverが「めっける」なのはなぜだろう。今まで「めっける」という言葉を聞いたことはない。どこかドイツ風の、異国情緒がある響きと言えば良いが、訛った日本語にも聞こえる。
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@les_deux_mondes
両世界日記
2 months
フランスのユダヤ人の人口はイスラエル、米国に次いで世界3位であり、ユダヤ人が占める割合も欧州で最高であることは、フランス語学習者の間でもあまり知られていない。フランス語教材で、アフリカやイスラム圏からの移民はよく扱われるが、ユダヤ人は滅多に言及されない。この落差の原因は何だろう。
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@les_deux_mondes
両世界日記
4 months
日本が移民を受け入れる場合、ほぼ全て非日本語圏からになる。その点はドイツが参考になる。ドイツと違うのは、アジアの優秀な人材は高度な英語教育を受けて、給与が高い英語圏に行くため、給与が安い日本に来る移民は英語圏に行けなかった層であり、日本語もあまりできないこと。これは不安定を生む。
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@les_deux_mondes
両世界日記
2 years
かつて白水社から出ていた『フランス語の冠詞』と『フランス語統辞法』。長らく絶版になっていて、古書市場で高値がつきやすい。私のフランス語力ではとうてい歯が立たないが、いつか勉強したいと思って、手頃な価格で入手し、本棚に飾ってある。語学書はこういう上品な装丁の方が好感が持てる。
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@les_deux_mondes
両世界日記
1 year
石野好一『フランス語の意味とニュアンス』(第三書房)は、他の語彙集や構文集とは異なり、日本人には同じように見える語彙や表現を、フランス人がどのように使い分けるかを豊富な具体例とともに詳述し、練習問題もあり、フランス文学を精読するには必携だろう。昨年、第三書房は倒産したため、貴重だ。
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@les_deux_mondes
両世界日記
10 months
ケスレー、山下利枝の共著『耳が喜ぶフランス語』(三修社)は、文学的、芸術的な関心を満たす文章が多く、私は特に最後のジョアシャン・デュ・ベレーに関する例文が好きだ。ベレーがフランス語の価値を古典ギリシャ語やラテン語の水準まで高めた功績は、ペイターが主著『ルネサンス』で熱く語っている。
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@les_deux_mondes
両世界日記
3 years
プーシキンの『スペードの女王』をメリメがフランス語訳したのは有名だ。ただ、日本の大学書林がロシア語の原文とメリメの仏訳とを並列した本を日本国内で出版しているのは、ロシア語とフランス語との両方を学習している稀な日本人を想定しているわけで、採算を無視して文化的に貢献していると言える。
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@les_deux_mondes
両世界日記
2 years
大学でドイツ語やフランス語の講義が減るのは、もう抗えないだろう。終戦間もない頃のドイツ語の参考書を見ると、ドイツ語が削減されて英語一辺倒になったことが、既に指摘されていた。あれから70年近く経ち、当時とは比較にならないほどドイツ語とフランス語の地位は低下し、世界は英語一色になった。
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@les_deux_mondes
両世界日記
7 months
昔、予備校講師が「土日は時間がたっぷりあるので沢山勉強しようと意気込んでも、思ったほど勉強できないのは、朝早く起きて学校に行くという儀式を経ていないからだ」と話していたが、正しい。嫌でも怠くても、とにかく無理やりどこか違う場所に行くという儀式が大切なのだ。行けば、気分は変わる。
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@les_deux_mondes
両世界日記
2 years
澤田 直『博物誌で学ぶフランス語カジュアル表現』(NHK出版)は、2004-2005年のラジオ講座を編集したもの。動植物の語彙を含む慣用句を引用しつつ、様々な動植物の名前や、細かい部位の名称を習得する。日本語なら誰でも知っている動植物でも、フランス語ではそうはいかないので、こういう本は有用だ。
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@les_deux_mondes
両世界日記
6 months
@mig76fk 日本語はイタリア語のような位置づけで、ビジネスの実用性は乏しいけど、日本の歴史や文化に関心がある人が趣味で勉強する言語になっていると思います。
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@les_deux_mondes
両世界日記
3 years
英語では『英語のハノン』『黄色リーディング教本』が人気だ。前者は会話、後者は読解のために。どちらも文法を重視し、近年の英語教育での反文法主義へ鮮烈な抗議を呈している。反文法主義が、読解や作文のみならず、会話においても成果を出せなかった証左だろう。文法は語学を学ぶ基礎なのだから。
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@les_deux_mondes
両世界日記
3 years
ゼレンスキー大統領の国会演説について、同時通訳が下手と評す人が多く驚いた。日本語もウクライナ語も双方にとってマイナー言語に過ぎない。日英同時通訳ですら難しいのに、マイナー言語同士の同時通訳は至難の業。それを想像できないということこそ、我が国の外国語教育が失敗したことを示している。
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@les_deux_mondes
両世界日記
2 years
@SallyetSaSa ベルトラ、みゅうトラベルで調べれば、相場が分かるのに、5人で100ユーロって。。。 プライベートツアーでそれだけ回るなら、安くとも1人200ユーロからじゃないでしょうか。もちろん入場料は別で。
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@les_deux_mondes
両世界日記
6 months
フランスには日本人シェフのフランス料理店が多く、ミシュラン星付きもある。幸い日本人料理人の評判は良く、繁盛している店も多い。ただ、ノーベル賞と同じで、日本が豊かだった時代に、若者が世界に飛び出して人生を賭けてとことん夢を追求できた結果が、今の名声だとしたら、今後はどうなるだろう?
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@les_deux_mondes
両世界日記
2 years
朝比奈 誼『フランス語 和訳の技法』(白水社)は、著者が大学院入試でフランス語の答案を採点した経験から生まれた。受験生が語彙や構文を解ったつもりでも、フランス語として易しい文章であっても、なぜか最終的に和訳を間違える。そこで、フランス語と日本語の差異に注目して、仏文解釈を論じた。
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@les_deux_mondes
両世界日記
10 months
アブリァル著『ポケットフランス語講座』(朝日出版社)は、アテネ・フランセで長くフランス語を教えてきた著者が、日本人が文法や語法において見違えやすい点に着目し、69項目に分類し、わかりやすく解説したもの。新書サイズで200頁程度の小さな本だが、中身は濃い。毎日1項目読むだけでも勉強になる。
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@les_deux_mondes
両世界日記
3 years
@yuzumikan4791 中東やアフリカでもしばしば戦争、内戦、侵攻は行われていますが、日本ではあまり報道されず、今回のようにヨーロッパでの出来事となると大きく報道されます。なぜなのでしょうね。
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@les_deux_mondes
両世界日記
4 months
山田原実著『新しい仏文解釈法』(大学書林)の裏表紙に「系統的であると同時に多彩な例文にみちた本書の300ページの精読は優に3000ページの原本の読破に匹敵する」と書かれているのが好きだが、欠点は例文の出典が不明なので原本を参照できないことである。高邁な名文揃いだけに残念でならない。
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@les_deux_mondes
両世界日記
6 months
パリのドラクロワ美術館は、彼が晩年を過ごした家で、サン=ジェルマン・デ・プレの裏道の、小さな広場の奥にある。うるさい観光客はおらず、静謐で、雰囲気が良い。美術館というより、ドラクロワの仕事や生活を紹介するもので、簡素な中庭も良い。都会の真ん中に、幻のようにひっそりと立つ隠れ家。
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@les_deux_mondes
両世界日記
6 months
フランスのホテルに泊まるたび、朝食に感動する。パン、チーズ、ハムが中心だが、それらの質が高く、非常に美味。日本のホテルの朝食は、おかずの種類が多いほど豪華という観点で、コストが高い割には感銘が弱くなりやすい。むしろ、ご飯、味噌汁、焼き魚、漬物に絞って、質を高めたらどうだろうか。
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@les_deux_mondes
両世界日記
2 years
破産した第三書房の『やさしいフランス語新聞』。フランスのLe journal des enfantsの1990年代の記事を用いて、日本のフランス語学習者のために再構成した本。全3巻あり、其々約40本の記事が収録され、日本語解説もある(全訳ではない)。『ル・モンドで学ぶ時事フランス語』が難しすぎる人向き。
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@les_deux_mondes
両世界日記
2 months
foyer は英語だと小難しいかもしれないが、フランス語だと仏検2級レベルの単語で、よく出てくる。元々のフランス語の方が語義が広く、ドーバー海峡を渡って英語に転用されるとかなり狭い意味になったのはなぜだろう。フランス語を勉強すると英語の理解が深まるとよく言われるが、その一例だろう。
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@morite2toeic
Morite2(もりてつ)
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今年TOEICに出てきた難語 foyer 意味知っていますか?
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@les_deux_mondes
両世界日記
9 months
ソルボンヌ大学のフランス文明講座は外国人でも受講でき、期間を学期制・通年制から選べ、滞在先も寮生活からホームステイ、一人暮らしまで様々。普通の日本人にとって最も難しいのは、労働慣習上、休職して留学することがそもそもできない、退職して留学しても帰国してから再就職が難しいことだろう。
@kenken5115
kenken51 | 50代👨残り人生, 学び体鍛え芸術楽しむ!
9 months
🇫🇷パリ ソルボンヌ大学 佇まいを観て、いいなー、ここで勉強したいなーと思いました。(いまさら何を?とつっこまれそうですが…) まあ日々こつやっていきます。💪
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@les_deux_mondes
両世界日記
2 years
先日、南仏のカーニュにある神谷隆幸シェフのお店、La Table de KAMIYAに行きました。平日の夜にも関わらずお客さんは多く、ほとんど地元のフランス人のようでした。料理はどれも一流で、正統的なフランス料理を基盤として和風の創意工夫もあり、接客も素晴らしく、とても楽しい時間を過ごせました。
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@Taka09KMY
Takayuki KAMIYA
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このタイミングで届きましたJAL機内誌! 今ちょうどスミレの時期です花は今から初夏が楽しいです。
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@les_deux_mondes
両世界日記
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私がフランス、フランス人に関してよく分からない点は、革命で国王を斬首し王室を廃止し共和国を建設したことを誇る一方で、その追放された王室の宮殿で他国の王族を歓待することである。
@AnonymeCitoyen
Anonyme Citoyen
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Les images du dîner royal au château de Versailles.
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@les_deux_mondes
両世界日記
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フランス語には名詞に性があり、覚えるために苦労するが、芸術の標題や、文学の詩句を使うと印象に残りやすい。例えばドビュッシーなら、la mer, la rêverieなど、様々な名詞が標題にあるので、音楽と一緒に標題を冠詞付きで記憶する。音楽や絵画から言葉を連想できるようになれば、心象は深くなる。
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@les_deux_mondes
両世界日記
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ドイツ在住の日本人らの切実な声を聞くたびに、彼らに対して、日本在住のドイツ研究者やドイツ専門家が無関心なのか鈍感なのか無視を決め込む姿が目立ち、奇異に思われる。この断裂の原因は、ドイツに根を張って生きる市民と、ドイツを道具として日本で商売する人との違いなのだろうと考える。
@Sme_eL2
住めーる🇯🇵🇩🇪
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先ほどの投稿に関連して、過去の自分のFacebookからドイツ1年目の時に受けた人種差別や福島絡めたジョークを含む記録をここに置いておきます。普段意識してないけどやっぱ福島侮辱されるのは絶対に嫌だなと再確認した。ちなみにドルトムント周辺にいた⚽  #人種差別 #福島差別 #ヘイト #ドイツ
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@les_deux_mondes
両世界日記
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長崎の平和祈念式典に、フランスやEUの大使は欠席する一方、ベルギー大使は出席。同じEUのフランス語圏でも対応は異なる。ベルギーの首都ブリュッセルにはEU本部がある。スペイン、アイルランド、ノルウェーがパレスチナを国家承認しイスラエルと外交問題になるなど、西欧は決して一枚岩ではない。
@BelgiumEmbJapan
Belgium in Japan 駐日ベルギー大使館
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🇧🇪 @evrara 大使は #長崎 原爆投下から79年目となる #平和記念式典 に出席しました。戦争の恐ろしさとそれが人類にもたらす苦しみを忘れないために、この悲劇の犠牲となった人々を追悼することは重要なことです。 @JapanGov
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@les_deux_mondes
両世界日記
6 months
ANAもJALも上級会員にはこういう中高年男性が多い。挨拶しない、命令口調、サービスを受けても「ありがとう」と言わず視線すら合わさず無視、ラウンジを安っぽい食べ放題の店と勘違いしている、CAをキャバクラのスタッフだと思っている、なぜか他の客より偉いと信じている、でも外国人には弱い。
@yooomaikoootrip
𝕄𝕒𝕚𝕜𝕠𝕠𝕠 𖤣𖥧𖥣 & 𖡡𖥧𖤣 𝕐𝕠𝕠𝕠 ✈︎ 𝕋ℝ𝕀ℙ
6 months
現場より速報です📣 羽田ANA SUITEラウンジにて、カレー小競り合いが発生した模様! 並んでいたおじさまの前の方でルーがなくなり、おじさまはライス準備万端だったのにルーないもんだから、福神漬けを取っていた前者へ『なんで全部取るんだよ‼︎』と声かけ🥹 早よ来いや or 外で食べろや
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@les_deux_mondes
両世界日記
3 months
AI英会話スピークという英語学習アプリの評判を聞いて始めてみたのだが、大変良い。即座に文法・語法の誤りを指摘、また自然な表現が提案されるため、「本当は滅茶苦茶なのに、話せている錯覚」に陥る恐れが少ない。毎日一年続けたらかなり伸びそうだ。もうオンライン英会話ですら時代遅れになった。
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@les_deux_mondes
両世界日記
3 months
先進国から陥落するとはこういうこと。外国に入国する際に、昔は日本のパスポートを見せるだけですぐ通過できたのに、今は逐一説明を求められたり、女性一人旅は別室送りになる。来日している外国人観光客が金持ちに見え、妬ましいので、外国人料金を取りたくなる。たった20年前までは立場は逆だった。
@TomomiTanaka00
Tomomi Tanaka
3 months
サンフランシスコのイミグレで止められ、特別室送りになり、乗り換えのフライトに間に合いませんでした。グリーンカードの10年目の更新中で、その証明書も持っているのに。特別室送りになっていたのは、大半が日本人を含むアジア人女性。噂は本当だったのですね。20年以上🇺🇸に住んでいますが初めてです
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