📖　全滅した探検隊とかルビコン川とかなんかむちゃくちゃインパクトな話がさらさら書いてあるビックリ文化人類学本。特大サイズの脳をもっているにもかかわらず、人間はそれほど聡明ではない。少なくとも、ヒトという種が地球上で大成功を収めている理由を説明できるほど、生まれつき賢いわけではない。文化的適応の出現によって、遺伝的変化が促されるようになり、まったく新しい進化の道が開かれた。この文化-遺伝子共...

PLATEAUの3D都市モデルをソフトウェアで加工すると、アニメやアート、建築デザインなど、幅広い分野で活用できます。セルシス社のイラスト・マンガ・アニメーション制作アプリのCLIP STUDIO PAINTを使って、作品などの背景に加工する方法を紹介します。

Former bug-eating plants, which evolved to feed on animal droppings instead, have a more nutritious diet than their carnivorous cousins, a new study finds.

📖　さあさあ、オマエはどこまで耐えられるっ！？研究者によるイジメ（環境の変化）にしたがって、体内反応が劇的に変化する昆虫の生理メカニズムがおもしろい！正木進三　”シリアカニクバエSarcophaga crassipalpisの不休眠虫で，高温や低温への順化が実験的に確かめられている。25℃に飼育した囲蛹内の成虫形成期のハエは，45℃に2時間処理すると死んでしまうが，あらかじめ40℃に馴らし...

📖　痩せられないあなた、それは「食べるタイミング」のせい？痩せてないあの人は、いつ何を食べている？手軽な新書です。脳はブドウ糖しか利用することができません。ほかの臓器のように脂肪をエネルギーに変えることができないのです。しかも、脳が消費するブドウ糖の量は１日に120グラムにも上ります。脳にとって血糖は命綱なのです。「ケトン体はブドウ糖以外で唯一脳がエネルギー源として使えるとされている物質だ...

📖　西欧の一神教圏では「意識／自由意志とはなんぞや」が、アジア圏では想像できないほどの大問題扱い。これは唯一神との関係の根幹に関わるためだ。そんなローカルな文化事情についての知識と、進化心理学方面の基礎、それと哲学の素養があったほうが、読みやすいであろう科学哲学本。（つまり、簡単に読み倒せる本じゃないんで、初心者にはおすすめしづらい）私たちの思考は＜煎じつめれば＞その生態学的意義はとうの昔...

平安時代に貴族のあいだにみとめられた死穢（しえ）の意識が、平安末から鎌倉時代にかけて急激に盛んになる納骨風習を通して大きく変化しつつあったことも考慮しなければならない。藤原氏の墓地であった木幡（こはた　京都府宇治市）の地は、もともとはわずかな石の卒塔婆のみの荒涼とした埋葬地であった。遺骨を埋葬しない場合には鴨川や白川のような川に投棄していた。日本の「葬儀」は、世界各地の異習奇習の一つとして位...

📖　診断や医療現場で問題になるさまざまな菌を、一種類見開き2ページでばっさばっさとご紹介。我らが愛すべき「もやしもん」キャラも色刷り満載。風疹は甘く見てはいけない。妊婦が感染すると、新生児に影響を及ぼす可能性があるからだ。白内障、緑内障、脳髄膜炎、難聴、先天性心疾患などを起こす（先天性風疹症候群）。妊婦が妊娠11週までに感染すると、先天奇形を起こす可能性は90%。　先天奇形を起こす最大の感...

The virus can cause 'immune amnesia' which shifts our defences back to a 'baby-like' state.

　中世のキリスト教徒は七つの大罪を恐れたが、そのうち（傲慢と嫉妬を除く）５つまでが、自己をコントロールできないという罪だ。アメリカの自殺者は女性より男性のほうが４倍も多いが、自殺未遂は女性のほうが２倍多くなっている。この差は手段のせいだ。自殺の半数が銃によるものだが、銃での自殺は男性に多い。前頭前皮質（自己コントロールにとって非常に重要な脳の領域）へのセロトニンの流れが低下すると衝動性が強く...

📖　土と生き物たちがマジせめいでいて面白い！生物の生理システムが土を利用して進化し、その進化によって土の性質が変貌し、それによってさらに生物の様相がエライことになっていく。そのダイナミズムが心地よい！活発な火山がウシの数ほどある北海道では。過去1万年の間に大きな火山活動と植生回復が7回以上も繰り返された結果、多層チョコレートケーキのような土壌が生成した。そんなことになったら、毎日大規模噴火...

📖　食べる物の種類とタイミングによって、こんなにパフォーマンスが違ってくる！エネルギー消費に供給が間に合わないときには、シャリバテを引き起こし、歩けなくなることもあります。シャリバテといったアクシデン卜を未然に防ぐために、登山では糖質を枯渇させないよう、行動食などの食料から、糖質を補うことが重要です。登山では1時間に1度のペースで、糖質を中心とした行動食を100〜200kcal程度食べるこ...

　『山に登る前に読む本　運動生理学からみた科学的登山術』『ドキュメント生還　山岳遭難からの救出』『ドキュメント気象遭難』『トムラウシ山遭難はなぜ起きたのか　低体温症と事故の教訓』『ドキュメント御嶽山大噴火』『経験ゼロからのステップアップ　女子の山登り入門』多くの道迷い遭難はGPSを使っていればその日のうちに帰って風呂入ってご飯食べて布団で寝られたものばかりです。全登山者がGPSを使えば道迷い...

📖　好評だった脳エンジニアリング本の続編だよ。【疲れるとダジャレが多くなる】当直の医師を対象にして、単語連想試験を試みた研究がある。その結果、明け方に近づくほど、言葉の響きによる連想が多くなることがわかった。つまり、ダジャレのような答えが多くなった（たとえば，「布団」に対する連想は，「吹っ飛んだ」）。スーパ一マーケットで日用品を買った後じっくり考える人が高い満足度を示した。逆に、家具のよう...

📖　中二ネタの大宝庫！よくまあこれだけネタがある、と呆れるほどの世界各地ロボテクレポート。市販ドローンもまだ世に出ていない２００９年当時の記述ではあるけれど、いまも通じるネタはゴロゴロしているよ。SFの文化は東洋と西洋では本当に大きく変わる。ロボットについての認識となるとなおさらだ。西洋のSFでは、ロボットには常にいかがわしさがつきまとうが、アジアのSFではまったく逆だ。現在のイスラム世界...

📖　ネット集合知の元気玉をもらって雲王子作品は究極の進化を果たした！そんな勢いのみごとな1冊。冬に息を吐くと白くなりますが、これも雲のひとつ。一方、南極では息は白くなりません。これは、南極には人や動植物がほとんどおらず、雲の(つぶの)芯になるチリがとても少ないため、雲ができにくいからなのです。2020-08-24 雪国職場の扉を抜けるとそこは雪国だった。息は白くならなかった。昼食を報せる無...

📖　西欧の一神教圏では「意識／自由意志とはなんぞや」が、アジア圏では想像できないほどの大問題扱い。これは唯一神との関係の根幹に関わるためだ。そんなローカルな文化事情についての知識と、進化心理学方面の基礎、それと哲学の素養があったほうが、読みやすいであろう科学哲学本。（つまり、簡単に読み倒せる本じゃないんで、初心者にはおすすめしづらい）私たちの思考は＜煎じつめれば＞その生態学的意義はとうの昔...

📖　おなかのプヨプヨ度別の帯の締め方、着崩れを防ぐ補正の仕方など、体型別で着付けを解説してくれるというスグレモノ。この道はなかなか深いぞ！というか、スリムさんはみんな肉襦袢とかで補正しまくってるものなのか…！※　アカウントの性質上、創作系と親和性が高い関係で、着物含む時代物の書籍紹介も好評でして…きものの着付けは体型にかかわらず、男性も女性も前は腰骨、後ろは第四腰椎で決めます。肉質型の男性...

📖　国によって、文化によって、ヒトの逆境反応はどのようにあらわれてくるのか。そんな『文化依存症候群』の系譜で、日本の精神医療とうつ病概念の推移を読み解く話題の書。政府が行った疫学調査によると、労働者の過重労働時間が月１００時間を超えるとき、精神障害を含む疾病にかかるリスクが有意に高くなるという。南米の一部の国では、１９９０年代に、スラムの住民といった社会的弱者に向けて抗うつ薬のマーケティン...

📖　人種差別、学歴差別、女性差別などの「格差やヒトを不幸にする社会問題を、解決しなくていいやと肯定し温存してしまう」そんなヒトの社会的心理反応について、その度合や仕組みを調べてまとめてくれたのがこの本だ。実態から遊離した平等神話が白人社会と黒人社会の間で概ね共有されている。住宅供給上、実際に人種差別があるにもかかわらず、白人の大多数（８６％）黒人の大半（５８％）が、黒人も白人と平等に住宅を...

アレルギーでフルーツを食べられない札幌民が多いのは、札幌に多い樹木のシラカバのせい！リンゴやサクランボは遠慮して：札幌の人宛に、贈答でリンゴや桃などの果実をお送りになるのは「ちょっと待った！！」「今年はえ〜え梨がたくさんとれたから、札幌の孫にもたくさん送ってやんべえ」こんな気軽な行為が、かな〜り気まずい結果に終わってしまうおそれがある！札幌（北海道）は、地元特有の食物アレルギーを発症している...

60年以上にもわたって継続されてきた大規模追跡調査のデータを分析し、思春期の時点で抱いていた価値意識、具体的には「興味や好奇心を大切にしたい」という価値意識が、高齢期の高い幸福感を予測することを世界ではじめて明らかにしました.

📖　「図解」部分含め、入門向けで、あまり濃い話の本ではありません。でも、入門用としてはオススメ。第二次大戦期、日本海軍はダメージコントロールを軽んじ、艦の雑事を行う部署に応急処置を任せていた。これに対し、米海軍は専門のダメージコントロール班を編成していた。この差は大きく、米海軍は実戦で優れたダメージコントロールを見せている。まさかフォレスタルの火災事故がダメージ・コントロールの教育の際の教...

📖　推し本。ヒトが必ず迎える死後変化について、とてもとても勉強になる一冊。本書が主に扱うのは「病死」の死体。「事故死」後の変化については推理ドラマなどでよく扱われるけれど、「病死」はこんなに死後変化が違ってるんですよ！検死や解剖時に遭遇する変死体の激しい腐敗症状は、36時間以上経過したものです。しかし、臨床現場で多く見られる敗血症罹患のご遺体では、死後6〜12時間で激しい腐敗症状を呈します...

📖　良質の気象トリビア満載！ローカルな自然科学を扱ってくれる書籍は地元民にも地方民にもありがたい。（※　北海道では北海道以外の日本から北海道にやって来た人のことを「地方から来た人」と言うことがある。東京や大阪からであっても、「地方から来た人」。）北海道では夏になっても霜に油断できません。霜害の被害は６月が最も多く、次いで９、５、７月となっています。ちなみに、冬に霜害が少ないのは作物自らが凍...

📖　　私達のご先祖様は動物とどうつきあっていたのか。末裔がびっくりしちゃう案件も含めて、たくさんの事例が紹介されている。トキの肉は煮ると汁が赤くなるので、なぜか食べにくいものだった。それでトキの肉を煮た鍋を食べる時は、灯を消して食べる習慣がいつしか生まれ、そんなところから「トキの闇夜鍋」という名がつけられたとのことである。昭和４０年ごろからは、皮膚の表面にミミズが這ったような跡ができ、そこ...

📖　恐竜の進化と鳥の関係から、インコの不思議な習性まで！鳥も夢をみます。鳥にもレム睡眠とノンレム睡眠があるのです。もちろんインコも夢を見ています。人間の言葉をよく話すインコでは、はっきりとした音声で寝言を言うこともあります。オウムの頭部には、冠羽（かんう）と呼ばれる飾り羽があります。オウムの羽毛は白や灰色、黒褐色が中心で、赤の羽毛はもつものの、青や緑はインコに特有の色で、オウムには基本的に...

📖　日本語の「女ことば」は死語になりつつあるってほんと？なだぎ武のディラン・マッケイの口調が独特だと感じるのはなぜ？「言語資源」をめぐる微妙な社会状況とブリコラージュに、ズバズバ切り込んで観察と分析を列挙。ありがたい著作だけれど、現実世界の言語資源（とそれを共有支持する我々の心性）はそう簡単には左右できないわけで、我々の日本語生活世界はどうにもこうにももどかしい。現代の日本女性が、ハーマイ...

　『ずる　嘘とごまかしの行動経済学』『万引きさせないお店にする法　店長必読！失われた利益を取り戻せ！』『犯罪に向かう脳　人を犯罪にかきたてるもの』『子どもはなぜ嘘をつくのか』ずる―嘘とごまかしの行動経済学『ずる　嘘とごまかしの行動経済学』　ダン・アリエリー　早川書房不正行為が起きるのは、一人の人が費用便益分析をして大金を盗むからとは限らない。むしろ多くの人が、現金や商品をちょっとだけくすねる...

📖　物理学の世界では、二番の実験などやりません。科学技術の世界は、一番じゃないと意味がない！金髪ロンゲ（！）の物理学お兄さんが連発する「日本の素粒子物理学は世界最先端でスゴイぞ」おもしろ講義！そもそも物理学の世界では、二番の実験なんて誰もやりません。科学技術の世界は、一番じゃないと意味がないんですよ。自動車とか他の産業なら、二番手でも別にいいんですが。1999年の東海村JCO臨界事故で、被...

📖　年間拝読ベスト入り！イタリアの精神医療は、バザーリアというスゴ改革者さんが登場したおかげで、患者を隔離病棟から開放！できた。地域社会に、自由に生きる精神病患者さんたち。イタリアの精神保健の有名なモットーに、「近づいてみれば誰一人まともな人はいない（Da vicino nessuno è normale）」という言葉がある。１９７８年に法律１８０号が成立し、この法律を契機として精神病院が...

📖　認知症になるかもしれない自分の未来を恐れる修道女。死後の自分の脳を研究用に提供する修道女・・・。大勢の修道女（キリスト教の尼僧）さんたちが、我が身を呈してアルツハイマー病の長期追跡研究に協力してくれた！今では「ナン・スタディ」の名で広く知られる貴重な研究のドラマと成果がこの本に。修道女達は、２２歳で書いた自伝が前向きな感情表現であるほど長寿だった。成人してまもない頃の文章が、６０年後も...

　12週齢くらいまで人間との接触がない条件で飼育すると、たいていは人間を恐れるようになる。特に目新しい状況におかれた時に、人間を恐れる。ある研究者がラットを選抜繁殖させて、迷路が得意な賢い系統と間抜けな系統を作った。実は賢さではなく、迷路を怖がるか否かの「恐怖感受性の差」で選抜していただけだった。金魚は、前に見せられた図形をひっくり返す課題の成績が悪かった。つまり、報酬をもらえる図形がなかな...

　閉経期の女性たちはうつのリスクが通常の１４倍に上る。閉経期の終わり、閉経の２年ほど前がとくにリスクが高い。男子が、十代になるとどうしてこんなに寡黙になるのか？脳が睾丸から放出されるテストステロン漬けになるためだ。テストステロンは会話や社交への関心を低下させる。むっつりスケベってそういうことだったのかー https://t.co/ASNLvtI2lU— 読高(よだか) (@yodaka13A...

📖　「男らしさ」という＜呪い＞は親の介護で牙をむく！この本に記される痛烈な指摘を直視できる男性は、日本にはどのくらいの割合で存在できているだろうか。息子として経験する重圧は、夫や父親として経験する重圧以上に大きくなる可能性すらある。それを示唆するのは、息子による親への虐待の多さである。「男らしさ」の追求とは、「いかに依存しないか」ではなく、「依存をいかに依存として見せないか」というプロジェ...

『進化論という考えかた』『フィールド古生物学　進化の足跡を化石から読み解く』『マンモスを科学する』『人体失敗の進化史』　↑北海道総合博物館の古代ワニ進化論という考えかた (講談社現代新書)『進化論という考えかた』　佐倉統　講談社現代新書●ゼロ年代初頭の記述。人間の文化のすごいところは、遺伝子にはあまりに不利なミームですら、しばしば急速に増加してしまうところだ。そこがすばらしい点でもあり、恐ろ...

📖　ヒト進化医学の入門書として使える選択肢の一つ。ヒト身体の生物学的特徴をおさらいし、適応進化の経緯をひもときながら、かつての環境用に装備された機能が現代環境下で過不足を起こす「ミスマッチ病」のさまざまな様態を確認していくのだ。過体重の子供は長じて過体重や肥満の大人になりやすい。その大きな理由は、平均的な体重の子供よりも多くの脂肪細胞を発達させていて、生涯それを保持するからだ。ゆっくり成長...

📖時代を超えて日本の民を想定し、はるか遠い古層の心性を語った日本の重鎮お二方の語りを御覧じろ。”ドストエフスキーもニーチェも、善悪二元論の超克を、社会的な道徳律や共同体の倫理を否定し、個人主義的な生き方をとことんつきつめた形で追究しようとしたのである。”山折哲雄　”私もこの頃は、遺伝子と霊魂というのは、相互の入れ替えが可能ではないかと考えるようになりました。””古代から中世にかけての源平武...

📖　反省のウソ演技を引き起こすような反省の強制は逆効果。ありのままのおまえは承認できないという拒否の重ね書きでしかなく、それではひしがれた心は救えない。受刑者の更生研究にもたずさわってきた臨床教育学の先生が世に投じた話題の書。子ども時代に「子どもっぽさ」を出せなかった人は、「子どもっぽさ」の出し方を学ばなかった人ですから、常に大人の振る舞いしかできません。したがって、「しんどさ」を発散する...

📖　自由研究にも、ご飯作りの練習にも、最適！おうちでできる食べ物実験だよ！ジャガイモの細胞同士をくっつけているのはペクチンです。ペクチンは加熱すると溶け出してしまうのですが、アルコールがあると溶け出しにくくなります。そのためみりんが入った鍋のジャガイモは、ペクチンが残ったままになり、煮崩れしなかったのです。蛇足ながら、ジャガイモ🥔の種類によって向き不向きがありますので、そこも考え合わせて...

📖　毒になる市販食品がこんなに…！　ある意味、合法的に購入できる毒物辞典だヤバい。【天然自然のものだから安全と思い込むのは間違い】コンフリーは有毒アルカロイドを含む。若葉を1日4〜5枚、2週間食べ続けた男性23歳、肝静脈閉塞症と診断され、門脈圧充進に対してシャント造設術を受けたが死亡した。【必須アミノ酸でも偏って摂ると危険】トリプトファンは必須アミノ酸の1種で、体内で合成できないので食品か...

📖　鳥類は恐竜の子孫！鳥類の学者さんが恐竜を語るとこうなった！冒険科学テイストの異種分野格闘技戦な書き飛ばしがおもしろい！ドラえもんの映画『のび太の恐竜』で主役を演じ切ったピー助は、首長竜のフタバスズキリュウだ。つまり、残念ながらピー助は恐竜ではない。　さらに、のび太はタイムふろしきで化石の卵を孵化させるが、最近の研究では首長竜は卵生ではなく胎生の可能性が指摘されている。　科学は、ときに子...

📖　卒業・入学時に語られた訓示の記録やブログ記事から編まれた厚い一冊。校長先生さんたちはこういうのをアンチョコにしてそうだなーとか、就職活動時期の学生さんにグサグサ刺さりそうだなーとか、含蓄のこもり方が手練な訓示本。仕事の仕方を変えて目標を達成しようとはせずに、時間をさらにかけて達成しようとする。これが努力をする人が目標を達成できない理由です。努力することが自分の唯一の武器（取り柄）だと思...