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@yutomsm

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ぴよこ豆のペースト Podcast #読みながら考える note

赤子のてのひら
Joined March 2010
Don't wanna be here? Send us removal request.
@yutomsm
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16 days
ありふれたチョコ、そんじょしょこら
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@yutomsm
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4 months
聖域の割引、サンクチュ割
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@yutomsm
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4 months
うつ病のキツいときに午前中まるまる寝て、昼過ぎにマシになって歩いて買い物に行き、帰ってまた横になることができていたら、それはうつ病キツい時の過ごし方としては100点であると思う。それでも勝手につらさが込み上げてくるのが度し難いところであるが。
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@yutomsm
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26 days
私がうつ病経験者だからなのか、このツイートから回復がたくさん芽吹いているように感じられて少し泣いてしまいました。今の私の再出発の場所が同じようなところだったと思います。
@sssugita
杉田俊介
26 days
夕方、久々に読書。新書を読んだ。脳機能的に読めるか心配したが、読めた。ほっとした。その後、ぽつぽつ雨の中、夕飯の食材の買物。いつものライフへ。往復3000歩。このあと簡単な夕食を作ろう。でもその前にまた布団に戻って、ちょっと休んでいる。
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@yutomsm
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2 months
うつ病患者にどうしてもアドバイスしたい人はまず日本うつ病学会による大うつ病性障害治療ガイドラインを読んでみてはいかがでしょうか。当事者が読むことも想定して公開されています。中等症・重症例への体系的な精神療法は維持期に考慮されるものと書かれています。精神療法単独は推奨されません。
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@yutomsm
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6 months
うつ病の症状は一般に「できなくなる」という能力の言葉で語られるけれど、そういう側面はあるにせよ、もっと「世界が手の届かないところにいってしまった」とか「世界と私が関係できなくなってしまった」と関係の言葉で語った方がいい面がある。能力で語る隘路から離れた方がいい時がある。
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@yutomsm
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7 months
思春期の頃は自分を大人扱いしてくれる大人がいい大人だと思っていたけど事はそう簡単でなく、いい大人は子供を大人の都合で操作することのないように子供として尊重する努力をしているはずで、つまり子供と大人の綱引きの中心に尊重がある。
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@yutomsm
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1 year
みんなが「うまくやらねば」と思っている中でうつ病人間は実は「善きことを為さねば」と思っている。本人も気づいてないけど。このズレは大袈裟に言えば現代社会への抵抗なのだけれど、世間からは未熟性や自己愛的心性として無力化されてしまう。
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@yutomsm
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3 years
ユニクロの人が「クロ・マメゴウチ!!」って叫んでた。
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@yutomsm
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2 months
ふつうはそこまでしないと思うので、やはり周囲の方はうつ病患者のつらさをただ受容し、生活の場所とリズムを維持し、患者さんが帰ってくる環境を大事に保全していてほしいのです。よいかたちで待つことが治療なのです。
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@yutomsm
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2 years
2歳児に持ってもらっていたケーキの箱を今から開けます!
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7 months
うつ病の治療目標は「病前の適応状態への復帰」とするよりも「新しい安定状態への移行」とするほうが現代的にはいいわね。そしてこれは社会とともに変化しうる。
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@yutomsm
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4 months
うつ病の「何かやりたいけどできない」時期の過ごし方は難しくて、できないならとにかく休めばいいというだけでもなく、できることを探すというのも少し違い、何事も煩悶の中にあり、変化の訪れを待つしかなく、その良い待ち方というのが難しく簡単に「処方」できるものではない。
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@yutomsm
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2 months
うつ病のときって時が流れずにそのまま失われていくんだよな。
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@yutomsm
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1 year
何度も言うけど「知能」やIQはおもちゃではない。知的障害というのは能力主義という我々の社会が持っている一番根深い差別構造を表している概念であり、その意味ですぐそこにある確かな「現実」なのであって、タブーや「闇」としておもしろおかしく覗くものではない。そこに生きる人がいる。
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@yutomsm
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3 months
すごいマグロ、エゲツナ
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@yutomsm
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1 year
リツイートしないが「漢検2級レベルの読みをできるかが、平均学力の有無を確認する目安になると思っている」という、普段から妙に「知能」への言及の多い精神科医アカウントのツイートがそこそこバズっていて、嫌な気持ちになっている。おすすめタブはやはり精神衛生に悪い。
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@yutomsm
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4 months
ライスデーモン!!
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@yutomsm
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1 year
俺が去年から大事に使とる男性向け日傘IZAの最初の広告キャラクターは窪塚洋介だった気がするので今年オダギリジョーになったのはなんか一貫してる気がする。30後半から40くらいの「思春期から周りの猿どもと違ってちょっと違いのわかっていた」男を狙っている。グエー。
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@yutomsm
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2 months
うつ病患者がつらそうにしていると周りはアドバイスをしたくなるのだが治療上それを我慢する必要があり耐えるつらさが発生するけれども、それはそのまま患者本人が自分を回復させたいと焦る気持ちを手放せるまで耐えるつらさとぴったり重なる。
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@yutomsm
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1 year
中丸雄一、今時こんな硬派なツイッターがあるのか。かっこいい。
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1 year
うつ病人間は仕事という大正義に奉仕したいけどできないという空虚の中で「私は何をするか」という難しい葛藤というか喪失を抱えているのだが、世間ときたらなぜかみんな空虚の代償がうまいからうつ病人間の喪失を自分に合う働き方を取っ替え引っ替えみたいな「どうやるか」の問題だと思っている。
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@yutomsm
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9 months
なんか見たのだが、患者さんの立場になったことのある方が「実直な気持ちを吐露しても病理化されて痛みを矮小化されてやがて何も話せなくなる」と書かれたのに対して精神科医アカウントが引用リツイートで挨拶も気遣いもなしに自説の展開に持ち込んでいて、そういうところなのでは?と思った。
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@yutomsm
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1 year
TwitterでIQの話をしょっちゅうしてる精神科医ってだいたい「知能」が検査を通して現れる構成概念であることを軽視して「知能」を実体化してしまっている。
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@yutomsm
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3 years
信田さよ子さん的な、政治・権力・暴力の場として家族を見る視点と、ジェンダーを見る視点を得ると、日常診療で見えるものが変わるということを最近実感している。患者さん自身が個人化、「こころ」化して語ることでも、背景に抑圧的な男女関係やコミュニケーション不全があることはありふれている。
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@yutomsm
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2 years
ウワー
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@yutomsm
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1 month
私はうつ病の診断をもらって何もかも失敗してやり直すのは不可能だなと思ったところからなぜか小説を読み始めて友達とPodcastを始めたんだよな。一年くらいかけて少しずつ。
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@yutomsm
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7 months
外来で認知症の進んだ人にシンプルに物事を伝えるよう心掛けていると、最終的にただポジティブな気持ちだけを伝えるほかないところに到達するのだけど、それはほぼ祈りの作法みたいなもので、いかに正直に祈ることができるかが試される。そしてこれが誰に対してもプラセボ効果を出す要諦なんである。
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@yutomsm
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4 years
ツラくて辛しの手帖になってしまった。
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@yutomsm
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2 years
土曜にカレーを作ると日曜もカレーを食べられるから最高なんだよな。
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@yutomsm
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9 months
私は診療上の変数を減らすために自分の外見をできる限り変えないようにしようと思い、髪型を維持し、眼鏡も院内履きも変えず、曜日ごとにスクラブの色も固定して3年同じ病院に勤め、その過程でうつ病になりました。最初からうつ病に片足突っ込んでいたとも言えますが。
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@yutomsm
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2 years
バカにされたくないっていう気持ちはしばしばかなり強力に人の行動や思考を縛るね。
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@yutomsm
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5 months
うつ病の人は自分の症状に気づきにくいという病気の性質に加えて診察室ではちゃんとしようというブーストをかけるので医者には実態よりもよく見えてしまう可能性があるのだけど、医者もうつ病に関してはがんばって取り繕えているなら今はそれでいいかと思いがちなところがあり、曖昧に治療が進む。
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@yutomsm
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6 years
精神科病院にいると、何もしなくても時間は進むということが救いになると深く深く感じることがある。
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@yutomsm
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4 years
無理すぎてガルシア=無理ケスのマジック無理アリズムの『無理ンディラ』になってしまった。
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@yutomsm
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4 months
うつ病治療の「休養」に関して最初の肝は「病人役割」を与えられることなのだけれど、ここで難しいのは「病人役割」に含まれる「社会的責任の免除」≒〈「病前役割」の一時停止〉なのだと思う。
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@yutomsm
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4 years
『若おかみは小学生』昨日初めて観て自分は嫌いというか「よくないな」と感じ、昨日は夜まで気が塞いでしまった。
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@yutomsm
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2 months
精神科に入院するとそこでは徹底してうつ病でいてよいというのが結構大事だと思うのですよね。逆説的かもしれませんが。
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@yutomsm
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4 years
寒すぎて寒ンド・オブ・ミュージックになってしまった。
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@yutomsm
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1 year
茶化してしまったが、日傘で言うと、2010年代終わり頃に熱波がひどくなるのに合わせて女性の日傘について色々言われるようになり、その頃から私は日傘をさせる女性を羨ましいと思うようになって、その後男性でも機能的な服などを好む界隈でモンベルの雨晴兼用傘が徐々に評判になったけれど手に入らず、
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@yutomsm
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11 days
鬱で布団から起きられない時はつらいのだが、行動活性化・認知行動療法ではその辛さを「反芻」で捉え、対処戦略は単に無理に起きて何かせよというわけではなく、マインドフルネス的なアプローチなど複数の方策があって、ある意味「よりよい考え事をしてみましょう」ということだったりする。
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@yutomsm
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1 year
今のインターネットうつ病仕草の代表格が虚無のユーモアなのって、臨床的にうつ病のプロトタイプが執着性格やメランコリー親和型であることから考えると結構な乖離なんですよね。虚無というのは抑うつの極期に垣間見えるものであって基本的にはうつ病者の��固な防衛によって隠蔽されるものだったはず。
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@yutomsm
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4 months
うつ病治療について「休めない状態の人がどのようにして休めるのか」が焦点になることはなく、それは単純にこの問題が薬物療法の守備範囲だから現象学的に探究されないのだと思うけれど、しかしこれがどのような経験なのかを詳らかにすることはその後の回復にいい影響を与えうるのではないかとも思う。
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@yutomsm
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1 year
まず語彙との相関からIQを推定する方法として日本語ではJARTというテストがあるので知っていてほしかったし、結局関心があるのは「漢検」を通して評価される「学力」であることが透けて見えるのがつらい。
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@yutomsm
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3 months
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@yutomsm
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6 years
戦前の祖父の論文をJ-STAGEで発見した。
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@yutomsm
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1 year
公園で女の子が花の蕾をとって見せたらお母さんが、「ナガミヒナゲシ。外来種。」って一瞬で言っていてすごかった。
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@yutomsm
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3 years
医者なら誰しも、わかりやすさ、明快さ、正しさに則ってもうまくいかなかった経験があるはずなのだが、その失敗は患者の要因とされて無かったことにされる。責任をどこに帰すかはまさに「政治」の力学なのであって、医者は気づかないうちに医療のイデオロギーに守られている。
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@yutomsm
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7 months
最近は精神科を受診する人の過半数がひっそりと自分は発達障害ではないかと思っているような感じで、たしかに「スペクトラム」として捉えれば多くの人に発達障害の特徴を見つけることが可能で、だから患者と医者の共同作業として「グレーゾーン」という診断に着地させることが流行るわけだけれど、
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@yutomsm
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3 years
医者がそのまま「こころ」の問題として語ることは抑圧的な関係の再演に他ならず、それを避けるためには違った語り方、違った言葉が必要で、それは比喩でなく、実際に診察場面でどのような言葉で理解を示すのかということの違いになって現れる。要は「あ��たは悪くないですね」と言えるようになる。
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@yutomsm
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9 months
治療者が業務として関わっているのか一人の個人として関わっているのかというのは特に10代の思春期の患者さんにとって重要な問題であることがあって、たとえ未熟だったとしても時間の積み重ねのある大人の患者さんとは違った切実さがある。私は精神科医一年目にそういう経験をして学ばせてもらった。
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@yutomsm
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3 years
高校時代、好きなもの、語れる言葉をもつ人が羨ましかった。自分には演劇鑑賞経験があったが、それはただ色の渦、音の波、座席にこもる熱だった。終われば何もない自分が残った。今は言葉がある。鼻腔に蘇る記憶を語れる。今後この肉体はいつまでも現前してくれるだろうか。千葉雅也を読んでおもう。
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@yutomsm
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1 year
東京新聞が山崎學精神科病院協会会長にインタビューした記事、正直残念というか、やるなら精神科病院協会がどのような理路で現状を肯定しているかを下調べした上で反駁的な質問をするなりしてほしかった。印象操作で敵味方分けるポリティクスをするだけでは精神障害者の立場はよくならんよ。
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@yutomsm
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9 months
グルーミングという言葉は「毛づくろい・身づくろい」の意味で斎藤環先生が「人薬」の文脈で語ったり、東畑開人先生がチンパンジーの毛づくろいに注目したりと精神科や臨床心理学で肯定的に使われた流れがあるが、今や専ら年長者から年少者への性的な懐柔を指す一片の擁護も許されない言葉になった。
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@yutomsm
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3 months
意識高いガールの来た甲斐があるの部分
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@yutomsm
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4 months
男性が女性相手に蘊蓄を披露して女性は興味を示さないけれど隣席の男性が密かに聞いてその蘊蓄にウケているというのは、滑稽だけどホモソーシャルな欲望のど真ん中を行くエピソードで、話す男性も聞く男性もむしろその悦びを目当てにやっているのではないか。
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@yutomsm
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2 years
たぶんだけど、信田さよ子さんにとって毒親という言葉は、最終的に使う必要がなくなるまでの仮の安全基地のような概念で、両義的だし、その両義性をまるごと転覆させるような大きな運動を見据えて使っていると思う。このことを具体的で個別のプロセスを念頭に語れるからすごいのだよね。
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@yutomsm
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4 months
うつ病の人は診察室でちゃんとしようとするので医者が実態より軽症に捉えてしまうことがよく起こり、家族が同伴して普段の様子を聞くことをきっかけに薬剤の調整が進んで治療が好転することがある。
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@yutomsm
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6 months
うつ病以来自分ががんばって何かの山を越えてゴールに至るイメージが全て失われていたけれど、またできるようになったわね。すごく自信がついた。できるできないの能力の問題というよりは、山道でも一歩ずつ足を出せるし、一歩ずつ足を出せばゴールできるということを新しく知ったという感じ。
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@yutomsm
本当のお客様
6 years
メモ用の付箋の束を白衣のポケットに入れたまま洗濯してしまい、いい感じになった。
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@yutomsm
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3 years
なんでもかんでも「暴力」と名付ければいいわけではもちろんなくて、普通のシステムズアプローチ、家族療法的視点でコミュニケーションパターンを考えるので十分ということもあるのだけど、やっぱり力の非対称性、社会と家族の抑圧関係の相似形をそこに見るかどうかの差は大きい。
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@yutomsm
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3 months
私もうつ病でグダグダの時期にブログを書き始めたし、多くの人がうつ病の体験を人に語りたくなるのは、病からの回復が物語る行為を伴うものであるということでもあるし、語ることそのものに何か救いがあるからなんだとも思う。
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@yutomsm
本当のお客様
1 year
精神科医にとって倫理的であることは義務であるだけでなく仕事の質に直結している。
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@yutomsm
本当のお客様
1 year
まあこう考えると最初はその女性的なイメージこみで日傘に憧れたような気もして、しかし最終的に手にしたものは「男」のイメージに取り込んだ後の日傘であり、あたかも最初から「男」の日傘がほしかったかのように思っているのは滑稽でもあり悲しくもある。
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@yutomsm
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5 months
杉田俊介さんがうつ病の急性期のつらさを生々しく言葉にされている。私も経験上、鬱の最も深い所を抜けて回復に転じる一瞬に凪のような時期があり、そのときが一番クリアに鬱の体験を言葉にできたと思う。
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@yutomsm
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1 year
依存症が文化論や人類学で語られるならば同様に回避行動も注目されてほしい。
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@yutomsm
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9 months
若い人の心理的な発達に資するような関わり方をするというのは疾患の治療とは別の視点だから意識して持つ必要があるのです。10代の患者さんとの間で起こる出来事を、矯正すべき病理として見るのではなく発達途上の課題としてみる視点がとれるかどうか。
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@yutomsm
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2 years
俺が本を読んで感心したり美術館でぼんやりすることは確実にこの世界を良くしていると思うのだが、どういうわけかそれだけでは食っていけない。
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@yutomsm
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3 months
うつ病急性期の〈休む〉は「休めない」けれど「休む」という逆接で結ばれる両者のどちらの意味でもない新しい〈休む〉なのだと思われ、概ね薬物療法によってもたらされ、体験としては能動/受動の二項対立とはなんかちがう新しい受動的な経験なのではないかと思う。
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@yutomsm
本当のお客様
1 year
かといって女性ものは難しいなあと思っていたところにWpcのIZAが窪塚洋介をキャラクターにして売り出し、「男らしさ」からずれたところで「男」をやっている窪塚洋介のような人のイメージに支えられてようやく気持ちを行動に表すことができたのである。
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@yutomsm
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8 months
私はうつ病の復職前などに家事をすすめることがあってそれには自分なりに色々な含みがあるのだが、家事というのは「シャドウ・ワーク」という言葉があるように抑圧の場でもあり、そういう政治的な意味合いを捉え損なわないようにしながら家事と回復について考えたいものです。
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@yutomsm
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7 months
結局やることといえば環境調整と行動変容の技法なわけで、技法自体はジェネラルなものを各人の特徴を踏まえて使うということで、むしろ発達障害のラベルを使って方向を限定することで、無理に「うまくやっている発達障害者」の像に自分を合わせにいく苦労が生じていないかと思う。
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@yutomsm
本当のお客様
7 months
依存症について撲滅すべき疾病である派と自己治療仮説派に分裂して対立する構図が少しずつ鮮明になってきている気がしていて、誰かそのあたりの調査や記録をしてくれる人が現れたらいいなあと思っている。
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@yutomsm
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9 months
精神科医は「何もせずに休んでいいです」とも言うし「やる気は何かやってからしか出ないから何かやりましょう」とも言うので一見二枚舌なのだがこれらは概ね急性期と回復期の違いでありさらに慢性化すると両者が混じったようになるので適宜使い分ける習慣を患者さんと一緒に作っていくことになる。
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@yutomsm
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6 years
プリキュアオールスターズメモリーズ、精神科救急そのものだった。
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@yutomsm
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11 months
医師が「HSP」や「繊細」を医療への呼び水として使うのは反対です。
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@yutomsm
本当のお客様
3 years
第5章「カサンドラ症候群」を「障害」の観点から「誰も悪くない」と説明する規範的な内容だが、綾屋+熊谷、信田を経た我々はここに別の障害を見て、疾病化、正常異常、男女、加害被害などの周縁化と非対称性の暴力の錯綜を見ることで、まるきり異なるストーリーを見出すことができる。危険な箇所だ。
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@yutomsm
本当のお客様
1 year
うつで何もできんというときに何をどうするかということを自分のために考えるのだけど、今のところの答えは、色々な細々したことを手の届くところに散りばめておいて一つやること。今でいうならそこにある小説を読むことだし、時には洗い物をすることになるし、日記を書くこともある。
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@yutomsm
本当のお客様
2 years
へこんでいたら赤子に「どうしたの?」と訊かれたので、かなしいのと答えたら「たまねぎのおめめなの?」とかわいいことを言って、そうだよと答えたら一呼吸考えたあと妻に向かって「おとうさんやさしいよね!」と2歳児にかなり気を遣われた。
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@yutomsm
本当のお客様
9 months
「自己肯定感」もそうだし「HSP」やなんなら「鬱」もそうなんだけれど、患者さんが何かの用語で自分や家族を語るときにそれをもっと具体的な体験や出来事を表す言葉に展開するようにそっと案内するのは精神科医の大事な仕事だと思う。
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@yutomsm
本当のお客様
2 months
うつ病の薬は効果判定に時間がかかるから合う薬を見つけるまでに半年とか一年とかかかることはよくある。なかなか解決策がない問題なのだけれど、ガイドラインをきちんと頭に入れるだけでも初手の薬剤選択のパターンが的確になるし、薬剤変更のタイミングも逃さず後手に回らないようにできるとは思う。
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@yutomsm
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3 months
うつ病との付き合い方にめっちゃくちゃ共感してすごく嬉しかった。私はずっとサカナクションを聴いていくと思う。 「病気を公開しながら、音楽を作っていく」――サカナクション・山口一郎、うつ病との闘い #病とともに(Yahoo!ニュース オリジナル 特集) #Yahoo ニュース
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@yutomsm
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2 years
この「顔にメンソールを塗ったような寒さ」の「身も蓋もない」感じって千葉雅也さんのすごいところのひとつだと思っていて、「エレクトリック」でも男の汗や陰部について「かつお節の臭い」や「蕎麦つゆの臭い」といった五感をモロ出しにするような表現で疼くような官能を刺激していたのを思い出す。
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@yutomsm
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1 year
「疲れることが��」と表現されるような状況って結構複雑で問題を分解するのが難しい。疲労という不快な身体感覚の回避というだけでなく、疲労と侵襲的な経験とが結びつく学習が成立しているかもしれないし、その学習に社交不安障害的な自動思考と身体反応の強さが関わっていたりする。
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@yutomsm
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1 year
松本卓也先生のエッセイ。反精神医学を受け止めつつそれでも精神医学に一抹の肯定を与えるという捩れと躊躇いの中で精神医学をラディカルに問うことが必須なのだということ。 「罪ほろぼし」としての精神病理学(追悼・木村敏) 追悼 中井久夫
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@yutomsm
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9 months
退職して大学院に入って即療養の休みをもらってやったことは髪型と眼鏡を新しくすることだった。
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@yutomsm
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1 year
またダメの煮凝りみたいな精神科医アカウントが物申す自分に酔っているのか知らんが何か書いていたが、自分が乗っかっている現行のシステムに合わない症状・疾患・患者は考慮する必要がないと言えてしまう傲慢さは一部の人にとって明確に有害なのでやめるべきである。恥を知ってほしい。
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@yutomsm
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1 year
小児科で三歳児が大人のスリッパを履きたがる→履く→看護師さんに注意され没収される→俺(うつ病)がめっちゃ落ち込む
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@yutomsm
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9 months
一年近い入院治療の終盤に、嘘でもいいから私たちは友達だよって言わなきゃダメなんだよと患者さんにはっきり言われた。そうきちんと言葉にできたのはすでにこの二項対立を乗り越えつつあったということだからすごいのだが、ここから私はこの問いが突出して大事になる発達段階があることを学んだ。
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@yutomsm
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1 year
知的障害のある人が環境への不適応を起こしやすいのは社会がその人向けに構築されていない、その人を排除する仕組みになっているということ抜きに語れず、そうでなければそういう患者さんの環境調整を考えることもできないと思う。
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@yutomsm
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2 months
私がうつ病と診断されて一年は妻に言わせるとめちゃくちゃで、それは対外的には地味に目立たないのだが、とにかくいつも謝っていたとかずっと寝ていたらしいのだけど私は今全然覚えていなくて、でも今振り返ると今の方が絶対良いぞという確信はあり、何度か今まさに改善に入ったぞという瞬間もあった。
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@yutomsm
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3 years
柴崎友香『千の扉』、ページをめくるごとに痺れるような気持ちで読んでいたら、電車内に買ってきたお惣菜を置き忘れて降りてきてしまった。
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@yutomsm
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1 year
とにかく私はIQというものをおもちゃにしている精神科医に腹を立てている。
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@yutomsm
本当のお客様
1 year
【告知】 精神科医と国語教師の同人誌『読みながら考える1号』を、本屋lighthouse @book_lighthouse さんに置いていただけることになりました。 精神科医の小説と国語教師の短歌です。 販売価格は変わらず500円です。 よろしくお願いいたします。 #読みながら考える #小説 #短歌
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@yutomsm
本当のお客様
1 year
末木新『「死にたい」と言われたら: 自殺の心理学』ちくまプリマー新書、自殺という謎を謎としてギリギリまで追究する。それこそが人間であるという一種の信頼があり、その探求の先に幸福な生、そしてその究極としての悪でない自殺の可能性すら見る。このラディカルな思考が読者を勇気づける。
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@yutomsm
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25 days
妻と子供に誕生日を祝ってもらった。
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@yutomsm
本当のお客様
7 months
うつ病をよくするのに運動が必要だけど運動をするにはまずうつ病がよくならないといけない、みたいな隘路にハマるパターンがあり、こういうときは問いの水準を変えないといけないのだと思う。生活に新しく変化を起こすための条件は何か、とか。
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