日本輸入化粧品協会がとりまとめた化粧品輸入実績によると、2024年1～6月の化粧品輸入額は、前年同期比18.8％増の2090億8000万円となった。国別の輸入実績は、首位の韓国が33.2％増の599億7000万円と引き続き好調に推移し、2位のフランスが30.0％増の517億3000万円で続いている。

アルビオンは3月5日、オンラインで経営方針説明会を開催し、小林章一社長が2024年度の経営方針について説明した。2023年度は、国内（ローカル）において1～8月までは体質改善に努め厳しい状況となったが、10～12月はフラルネのアンバサダー効果もあり7.6％増と右肩上がりで推移し、全体の売上高は3.7％増の542億9800万円となった。

牛乳石鹼共進社は4月、無添加・低刺激処方の「カウブランド 無添加フェイスケアシリーズ」から、「保湿化粧水 〈しっとり／とてもしっとり〉」（2種各175mL・1320円）と「保湿乳液」（150mL・1320円）を発売した。マツモトキヨシグループとココカラファインで先行販売し、全国に広げていく。

資生堂は、40代を過ぎたころから男女問わず発生する体臭（加齢臭）の原因物質であるノネナールが肌ダメージを引き起こすことを発見し、ノネナールに対するマスキング香料が肌ダメージを抑制することを見出した。ノネナールが直接的に肌に影響を与えることを科学的に証明したのは、これが世界で初めてという。

日本メナード化粧品は、ネイルカラーの使用による心理状態や生体への影響を検証し、「気持ちをポジティブにさせる効果」「パソコンのタイピング作業に対する倦怠感やストレスを軽減させる効果」があることを確認した。

日本メナード化粧品は、ヒトのルーツを探る手掛かりとされるミトコンドリアハプログループ（ハプログループ）を指標にして、日本人のルーツと肌質との関連性について解析した。

資生堂は、20代～30代前半の女性をターゲットにした「エリクシール」のファースト エイジングケアシリーズより、「エリクシール ルフレ バランシング みずクリーム」（医薬部外品、60g参考小売価格1800円）を、3月21日に発売する。

マンダムはこのほど、ヤング男性向けコスメブランド「ギャツビー」の新イメージキャラクターに俳優の佐藤健を、クレンジング＆洗顔ブランド「ビフェスタ」の新イメージキャラクターに女優の本田翼を起用した。

コーセーは、美容室向けヘアケア・化粧品メーカーのミルボンと共同で、まつ毛のダメージ現象を捉える研究に取り組み、美容習慣に伴うダメージとして、まつ毛内部のタンパク質が流出することを見出した。さらに、そのようなまつ毛に対する補修成分の効果を確認した。

花王は、唇の一番の悩みである「乾燥・皮剥け」の実態や改善について研究する中、唇とアトピー性皮膚炎患者のセラミドの組成が似ていることから、肌のバリア機能を担うセラミドをケアすることでアトピー性皮膚炎患者の皮膚症状に効果があることに着想を得て、唇へのセラミドケア効果を検証した。

コーセーは3月16日、企業名「KOSÉ」を冠するハイプレステージブランド「インフィニティ」から、紫外線をカットしながら2つの有効成分で「シワ改善」と「美白」のW効能を叶える大人のための日中用美容液「マルチプロテクション デイセラム UV」（医薬部外品、2色各30g、SPF50+・PA++++）を、全国のインフィニティ取扱店舗（ドラッグストアとGMS）と Maison KOSÉ（直営店とオンラ...

花王は、炭酸ガスで泡状の洗顔料を作ると、泡を微細化させやすく、汚れを落としやすくなるのではと考え、技術開発に取り組み、このほど、微細な炭酸泡の洗顔料に高い皮脂洗浄性があることを発見した。

コーセーは、沖縄のサンゴ養殖の専門家である金城浩二氏と連携して、造礁サンゴに対する化粧品成分の影響を適切に評価できる実験系を構築し、日やけ止めに汎用される7種類の紫外線防御成分は環境濃度において、サンゴの成育に影響を与えないことを確認した。

花王は、頭髪表層に発生するうねりが毛流れを乱し、髪の印象を損なう原因となっていることを見出し、そのうねりに紫外線が深く関わっていることを発見した。

ファンケルは、独自の安全性基準（FSS）に基づき、防腐剤や殺菌剤など肌に負担をかける可能性がある成分を不使用にするとともに、さまざまな安全性評価結果で選定された成分や各種試験などで、肌が不調な時にも使用できるスキンケア製品を開発している。今回、肌に負担がかかりにくい分、肌に対して良い影響が期待できる可能性があるのかを検証した。

花王は、皮脂中に含まれるRNA（皮脂RNA）の発現情報を類似度で分類し、皮膚機能にとって重要な遺伝子のRNA発現量が異なる少なくとも2つの肌タイプが存在することを発見した。さらに、この肌タイプは年齢や主観的な肌質（乾燥肌・脂性肌など）とは関連のない独立した分類であることも見出した。

コーセーは、心理的ストレスにより分泌されるホルモンの1つであるアドレナリンが表皮のタイトジャンクションの構造の乱れや表皮の炎症を引き起こし、タイトジャンクションが担う肌のバリア能を低下させることを見出した。

花王のメークアップブランド「AUBE（オーブ）」は、2024年3月から順次生産を終了し、 8月末を目途に販売を終了する。

花王と順天堂大学の研究グループは、子どもの夏季の外遊びにおいて、継続的に首を冷却することで、WHOが推奨する中高強度身体活動の時間が増加する可能性があることを見出した。この結果から、夏季においても熱中症に配慮した条件下で首を冷却することにより、子どもがより活発に活動できる可能性を確認した。

コーセーは、ハイプレステージブランド「コスメデコルテ」の誕生50周年を記念して999個限定（シリアルナンバー入り）で発売する「コスメデコルテ AQミリオリティ インテンシブクリームn Baccarat Edition」（スタンドはバカラ社のクリスタルグラス製、スパチュラは樹脂製、100g×2個入り、50万円）の予約受付を12月1日より開始した。

ファンケルは、20～60代女性35人の観察画像を画像解析を用いて数値で評価する方法を開発し、特に40代で急激にエラスチン線維の形状に変化が起こることを発見した。

資生堂は、新たなオイルコントロール技術を活用し、世界初のハイブリッド処方を採用したこれまでにない新しい価値をもつ口紅を開発した。今回、同社が独自に開発した成分を活用した新たなオイルコントロール技術で、マスクへの色移りのしにくさとみずみずしい透明感のある仕上がりの持続を両立することに成功した。