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pokako

@pokakopokako

1 month

#2024 年上半期の本ベスト約10冊『若きウェルテルの悩み』『源氏物語』『モスカット一族』『三四郎』『見ることの塩』『ブラームスはお好き』『黒馬物語』『鉄の暴風』『忘れられた日本人』『緑茶』

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pokako

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3 months

『ロシア文学の教室』、滅茶苦茶面白くて惹き込まれている。楽しい読書体験。

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pokako

@pokakopokako

3 years

『百年の孤独』プラセンシア『紙の民』賢治『銀河鉄道の夜』大江『静かな生活』ドストエフスキー『悪霊』ゾラ『ジェルミナール』トルストイ『アンナ・カレーニナ』クリスティ『春にして君を離れ』プルースト『失われた時を求めて』リョサ『ラ・カテドラルでの会話』 #名刺代わりの小説10選

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@pokakopokako

4 years

『失われた時を求めて』プルースト『銀河鉄道の夜』賢治『静かな生活』大江『ジェルミナール』ゾラ『神曲』ダンテ『アンナ・カレーニナ』トルストイ『悪霊』ドストエフスキー『市に虎声あらん』ディック『ラ・カテドラルでの対話』リョサ『ツァラトゥストラ』ニーチェ #名刺代わりの小説10選

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pokako

@pokakopokako

2 years

最近ようやく再び読書できるようになってきた。昨日は帰りの電車で本が読めた。実は密かに涙が出るほどうれしい。色々回復してきた気がする。

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pokako

@pokakopokako

9 months

『ナルニア国物語』『失われた時を求めて』『八月の光』『悪霊』『アンナ・カレーニナ』『春にして君を離れ』『チボー家の人びと』『グリーン家殺人事件』『石蹴り遊び』『百年の孤独』 #私の最愛海外文学10選

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pokako

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3 years

サルバドール・プラセンシア『紙の民』。滅茶苦茶面白かった！ページを捲るごとに、描写的にも書物の版組的にも驚きが仕掛けられる。沢山の登場人物のそれぞれの視点から物語が語られるけれど、その示し方が凝っていて飽きさせない。年越し本に選んで本当に良かった。充実した読書体験。大満足。#読了

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pokako

@pokakopokako

8 months

フォークナー『野生の棕櫚』。とんでもない小説を読んでしまった。読み進みながら動悸が激しくなったほど。性的興奮でなく、生理的に子宮が痛むような思いをした。1930年代のアメリカ南部。ヨクナパトーファものではない。男女の出会いと別れの究極の二例とも言える。出会えて良かった作品。#読了

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pokako

@pokakopokako

7 months

何とかして自分を立て直そうと、懐かしいサリンジャー『ナイン・ストーリーズ』新訳の短篇を二つ読んでみたが、感情が揺さぶられ過ぎて、今の私には向いていなかった。もう少し元気になってから読もう。中学生の頃から大切に読んできたお守りのような本の新訳。

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pokako

@pokakopokako

2 years

『朝鮮短篇小説選』上巻。ぱらっとだけ読むつもりが、あまりに面白くて一気読み。1020年代から1930年代という、書かれた時代の反映かもしれないが、朝鮮文学というよりプロレタリア文学の印象を受ける作品が多かった印象。「洛東江」が一番心に残った。#読了

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pokako

@pokakopokako

3 years

今日買った本。ウンベルト・エーコ『薔薇の名前』上下。ずっと気になっていたのを、年末の怒涛のタイムラインに背中を押されて遂に入手。楽しみ！

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pokako

@pokakopokako

3 months

奈倉有里『ロシア文学の教室』面白かった！一気読みした。コロナもウクライナの受難もある現代の設定。講義を受ける大学2年生たち。不思議な教授。語り手と一緒に教室で上質な授業を受けた感覚になった。詳細な注釈もうれしい。読みたい小説が増えた。#読了

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pokako

@pokakopokako

1 year

『純粋理性批判』『未成年』『ブラッドランド』『弟子』『カラマーゾフ��兄弟』『沖縄ノート』『ヒロシマ・ノート』『失われた時を求めて』『魔の山』『亡命者』 #2023 年上半期の本ベスト約10冊

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pokako

@pokakopokako

11 months

なんとかして生き延びるために本を買っているようなところがある。これらを全部読み終えるまではしねない、みたいに。

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pokako

@pokakopokako

3 years

今日買った本！ガルシア=マルケス『百年の孤独』！ずっとずっと欲しかった本。5,000円以内だったら買おうと意を決して裏表紙見たらまさかの2,800円で、あらやだお安いわ奥様！と金銭感覚狂ったままレジに直行。

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pokako

@pokakopokako

2 months

『カフカ断片集』。詩とも小説ともつかない、正に断片を集めた本。約百年前に書かれたとは思えないほど、現代人の危機を言い当てているように感じられる。頭がふわふわと纏まらない、雨もよいの休日の読書に最適だった。折に触れて読み返したい。#読了

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pokako

@pokakopokako

2 years

昨日川端康成の命日だったと知り、積んでいた『山の音』を読んでみたら滅茶苦茶面白いので、今まで読んでこなかった日本近現代文学に食指が動いた。

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pokako

@pokakopokako

2 years

中島敦「山月記」。恥ずかしながら初読。かなり短い作品の中に、とてつもない哀しみが描かれている。我が才能を恃む気持ち、驕り。そしてそれに反する己の凡庸さに対する恐れ、羞恥心。若い頃、誰もが虎になりかけたことがあるのではないか。　#読了

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pokako

@pokakopokako

3 years

ドストエフスキー『貧しき人々』。別訳での再読。ずっと胸が締めつけられるような気持ちで読み進めた。書簡体小説。暖かい部屋でぬくぬくと読んでいるのが申し訳なく思えるほどの貧しさ。その中でのたったひとつの楽しみが手紙のやりとり。表紙絵の靴の意味が後々分かる。　#読了

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pokako

@pokakopokako

2 years

高橋たか子『亡命者』。読後の感動を言葉にできないほど心を揺さぶられた。信仰、清貧、愛、求道。深い信仰心を持つ人物たちに、しかし神は話しかけてはこないように見える。全ては自らの内なるものからの働きかけに依る。人生でも屈指の、至高の読書体験を味わえた。　#読了

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pokako

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2 months

#今日買った・届いた本を紹介するガブリエル・ガルシア=マルケス『百年の孤独』。

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3 years

ガルシア=マルケス『百年の孤独』。名作をやっと読むことができた！全編にわたって、何も起きていないとも言えるし、毎語驚くべき出来事で満ち溢れているとも言える。タイトルの意味は最後の最後に明かされる。冬の和室で読みながら、南国のうだるような暑さを常に感じていた。大満足。#読了

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@pokakopokako

2 years

ジッド『ソヴィエト旅行記』。1936年、スターリンがまだ台頭しており、ドイツではヒトラーが現れていた頃のソ連を訪れた記録と書簡類をまとめたもの。理想の平等世界を見るべく勇んでいたジッド一行は、現実のソ連の腐敗・不平等を目の当たりにして困惑する。興味深い作品。#読了

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pokako

@pokakopokako

1 year

フォークナー『八月の光』。全てが予想通りに進んだと言えるが、その予想が、外れて欲しいと願うものばかりでもあった。不思議な感動に包まれている。最後のリーナの一言が印象的。読み終えてカバー装画を観ると成程と唸らされる。#読了

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9 months

『銀河鉄道の夜』『静かな生活』『亡命者』『他人の顔』『外科室』『坑夫』『源氏物語』『芋虫』『予言』『斜陽』 #私の最愛日本文学10選

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6 months

漱石『こころ』。読み終えてもまだ動悸が止まらない。再読だが、先生の手紙は息詰まる気持ちで読んだ。明治の精神が終わる、のは例えば私にとっての昭和が終わる、とはまた全く別のものなのだろう。妻を幸せにできない先生を、だが一方的に責めることもできない。何度読んでも名作。#読了

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pokako

@pokakopokako

3 months

ゴンチャロフ『オブローモフの夢』。断章と全体の抄訳。ずっと読みたかった作品。何もしない主人公ということで、退屈な描写が続くかと思われたが、良い意味で予想を外れ、とても楽しめた。何もない人生にも幸せ、不幸、波乱は必ずある。オブローモフは結果的に幸福な人生を歩んだのではないか。#読了

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pokako

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2 years

今日買った本。ノーマン・コーン『魔女狩りの社会史』。

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2 years

沼野恭子『ロシア文学の食卓』。面白かった！ロシア料理、飲み物、デザートがカラー写真付きで紹介されるだけでなく、それらが登場する文学作品の引用とともに、料理が文学の中で果たす役割も解説される。家族の繋がり、母・妻としての慈愛、誇りなど。読みたい本、食べたい料理が沢山増えた。#読了

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2 years

高杉一郎『極光のかげに』。太平洋戦争敗戦後、シベリアに四年抑留されていた筆者の記録。冷静な知性をもって、過酷な気候、重労働、理不尽な言動、ソビエト・スターリンの国策・思想が描かれる。とても興味深く、食い入るように読み進めた。　#読了

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2 months

小倉孝誠『〈女らしさ〉の文化史』101ページまで。滅茶苦茶面白い！19世紀仏文学好きな人に是非読んでもらいたい。女性の扱われ方の歴史を、女性である私が、自分の部屋で、自分で稼いだお金で買った本で読めることをうれしく思う。#読書中

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2 months

#今日買った・届いた本を紹介するヘンリー・D・ソロー『ウォールデン　森の生活』。

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2 years

今日買った本。ミシェル・ウェルベック『セロトニン』、ウラジーミル・ソローキン『親衛隊士の日」、ジョルジュ・バタイユ『内的体験　無神学大全』。

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7 months

漱石『行人』109ページまで。病を得ること。病人に惹かれること。『魔の山』のハンス・カストルプを思い出させる病院内でのエピソード。一方健康な人々は縁談をまとめるのに奔走する。本人不在で決まってゆく結婚、当時は当然だったのだろう。　#読書中

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4 years

『銀河鉄道の夜』宮沢賢治『静かな生活』大江健三郎『ジェルミナール』ゾラ『神曲』ダンテ『苦界浄土』石牟礼道子『アンナ・カレーニナ』トルストイ『アブサロム、アブサロム！』フォークナー『ゴリオ爺さん』バルザック『悪霊』『春にして君を離れ』クリスティ #名刺代わりの小説10選

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6 months

シンガー『モスカット一族』117ページまで。めちゃくちゃ面白い！目が離せない展開。沢山出てきて覚えきれない人名！複雑な人物相関図！読み始めの興奮は『百年の孤独』『精霊たちの家』と似ており、主人公は『赤と黒』よジュリアンを少し思わせる。勇気を出して買って良かった鈍器本！#読書中

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2 years

今日買った本。バルザック『ラブイユーズ』。

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182

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6 months

プルースト『失われた時を求めて1』240ページまで。何度目の再読だろう。懐かしい世界に返ってきた。今��は、主人公の母やレオニ叔母といった、主人公の周りの女性たちの心理に惹かれながら読んでいる。何度読んでも新たな輝き方をする、素晴らしい作品。#読書中

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1 month

ガルシア=マルケス『百年の孤独』165ページまで。再読。冒頭から惹き込まれる世界。個性的な人々に不思議な出来事。特に女性のしなやかな強さが印象的。戦争が始まってしまった。ますます目が離せない。#読書中

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2 years

徳冨蘆花『不如帰』。とても良かった。明治半ば、日清戦争の頃の愛し合っていた若夫婦の物語。次から次へと二人に困難が襲いかかる。お家の存続、病、軍人としての務め、金銭欲、出世欲にかられた人たちの思惑。愛情など初めからなかった方が幸せだったのではないかと思わされる程、苦しむ二人。#読了

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6 months

漱石『行人』。神経衰弱を心配される兄の気持ちが痛いほど分かる場面があった。何をしても募る焦燥感。大正初期になっても、結婚は本人の預かり知らぬところで話が進められる。こんな縁で結ばれた夫婦に、真の愛情を求めるのは無理ではないかと、現代の感覚で思う。後半の手紙がとても印象的。　#読了

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5 months

#今日買った・届いた本を紹介する安部公房『飛ぶ男』。

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2 years

今日買った本。イザベル・アジェンデ『エバ・ルーナ』、多田智満子『鏡のテオーリア』、ヴァルター・ベンヤミン『ドイツ・ロマン主義における芸術批評の概念』（続く）

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3 years

今日買った本。モーム　金原瑞人訳『人間の絆』上下巻。中野好夫訳もまだ途中だし、光文社古典新訳文庫からも別訳で出そうだし、でも欲しいから買った。迷ったけれど後悔はしていない。

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2 years

蜂飼耳訳　鴨長明『方丈記』。こちらも相互さんにお勧め頂いた。あまりに有名なので堅苦しい文を想像していたが、もっと身軽で気軽でいい、悩んでもいい、休んでもいい、とリラックスさせてくれるような随筆だった。原典と現代語訳が併録されているのが私にはありがたい。　#読了

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6 months

#今日買った・届いた本を紹介する夏目漱石『道草』『明暗』。漱石をちゃんと読んでみたくなった。

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pokako

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1 year

ドストエフスキー『未成年』。面白かった！複雑に絡み合う陰謀、清廉な意志を貫く人々、父と息子の葛藤、秘めた熱烈な恋。彼の作品の中では、「失敗作」の烙印をおされているようだが、つまらなさは一切感じなかった。怒涛の展開を追って、ひたすら読書の楽しみを得た。#読了

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pokako

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7 months

漱石『彼岸過迄』。親子という難しさ、幼なじみとして育った男女の好意と恋愛感情、そして嫉妬。千代子の激した心情の吐露が印象的。須永の臆病ともまた異なる呻吟。静かな描写の中に記憶に残る場面が幾つも現れる。読んでよかった。　#読了

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168

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@pokakopokako

2 years

今日買った本。ソフィア・サマター『図書館島』。

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10 months

イーユン・リー『千年の祈り』所収「あまりもの」。51歳の中国人女性。まだ働ける若さではあるものの、おばあちゃんと呼ばれてしまう年齢。彼女の、もしかしたら最初で最後の、不思議な恋。アルミの弁当箱に秘めた彼女の想いは盗まれることはなかった。#読了

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pokako

@pokakopokako

2 years

今日買った本。マルクス・アウレーリウス『自省録』、カーター・ディクスン『九人と死で十人だ』。

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2 years

泉鏡花「外科室」再読。誰にも打ち明けぬと決めた秘めごとを胸に持つ貴婦人の気高さ。その意外な秘密は最後に明らかになる。噂に違わぬ名作。　#読了

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pokako

@pokakopokako

17 days

中上健次『異族』。読めてよかった。「路地」でその日暮らしをする若者の物語として始まったストーリーは、戦後日本とは、アジアとは、民族とは、と重層的な大きな問題をはらんで膨らんでいった。大江、三島、村上龍などの影響も感じられる。濃厚な読書体験だった。#読了

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pokako

@pokakopokako

2 years

『朝鮮短篇小説選』下巻。こちらは1930-40年代の作品群。上巻と打って変わり、思春期・青春の苦悩や運命を綴る作品が多く感じた。時局的には朝鮮は厳しい時代だったはずだが、のびのびと描かれる人物たち。「翼」「少年行」が特に印象に残った。　#読了

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pokako

@pokakopokako

2 years

今日買った本。ジョーン・W・スコット『ジェンダーと歴史学』。

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@pokakopokako

2 years

『シュルツ全小説』所収「八月」。カフカの不安とプルーストの比喩と饒舌。夏のある日に叔母一家を訪れるというだけの話なのに、これでもかと贅沢な喩えを用いて全ての物事が描き出される。マジックリアリズムとはまた違うのだろうけれど、不思議な事柄が当たり前のこととして書かれる。好きな作風。

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pokako

@pokakopokako

6 months

プルースト『失われた時を求めて1』。読む心の栄養。想像力を掻き立ててくれる風景描写、内面も外見も詳らかにしてくれる人物描写。少年時代の淡い恋心、相手のことを良く知らないが故に惹かれる気持ちは私自身の経験も懐かしく思い出させてくれる。台所のアスパラガスの描写が心に残る。#読了

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pokako

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29 days

堀江敏幸訳『土左日記』59ページまで。面白い！単なる仮名書きの記録日記ではなく、メタ視点を駆使した興味深い記述の連続。冒頭の緒言も熱い意気込みが感じられる。#読書中

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pokako

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1 year

ガストン・ルルー『黄色い部屋の謎』新訳での再々読。面白い！密室、襲われた美しい女性、謎めいた符牒、隠された手紙、お互いを庇い合う恋人たち、法廷での劇的な推理論。探偵小説に必要なエッセンスが全て込められている。読んでいてわくわくが止まらない。大時代的な大袈裟な描写も醍醐味の一つ。

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pokako

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8 months

大江健三郎『キルプの軍団』75ページまで。何度目かわからないほどの再読。とても面白い！冒頭から主人公とキルプに惹きつけられる。そしてディケンズが読みたくなる。特に『骨董屋』と『荒涼館』。今も楽しんで読めるけれど、もっととても若い頃に出会いたかった一冊。

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159

pokako

@pokakopokako

27 days

ミラン・クンデラ『緩やかさ』。20世紀末の複数の視点と、18世紀の物語の視点が交互に示される。不思議なことに、違和感なく全ての視点が最後に緩やかに一つに纏まる。理屈っぽいような常識を外れたような、独特な語り口が癖になる。#読了

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159

pokako

@pokakopokako

2 years

塚本邦雄『紺青のわかれ』所収「蘭」。旧仮名遣いで綴られる、妖しくもミステリアスな世界。何ひとつ、真実と思われる証拠は出されないまま、不思議な関係が描かれる。好きな世界観。#読了

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pokako

@pokakopokako

8 months

#2023 年の本ベスト約10冊純粋理性批判ブラッドランド弟子未成年沖縄ノート青年の環春秋の花イタリア古寺巡礼八月の光千年の祈り

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pokako

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2 years

埴谷雄高『死霊I』。大きな謎かけを試されているような気分になる、物語の三章まで。人物たちの思索が滔々と語られる。結論を出す気があるのか疑われるほど止め処なく繰り出される議論。独り、現実世界を逞しく生きる津田夫人が妙に印象的。#読了

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pokako

@pokakopokako

2 years

光文社古典新訳文庫の続刊予告に、ブコウスキー『郵便局』が！

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pokako

@pokakopokako

2 years

カヴァン『アサイラム・ピース』再読。今の私の落ち込んだ気持ちにぴったりの本。閉塞感、孤独、行く宛のなさが切々と描かれている。私だけではないという奇妙な安心感を読後抱く。#読了

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pokako

@pokakopokako

2 years

埴谷雄高『死霊』を読み始めたが滅茶苦茶面白い。舞台の年代ははっきり定められていないが、昭和23年頃に書かれた瘋癲病院（あえて精神病院ではない）の様子から始まる。夢野久作『ドグラ・マグラ』の「キチガイ地獄外道祭文」の頃よりは患者の待遇は改善されているようだ。

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pokako

@pokakopokako

1 year

野間宏『青年の環』。約4000ページ、長い旅だった。大道と矢花は、若いながらも、そして善悪はともかく、それぞれの人生をはっきりと形作ることに成功した。登場する女性たちの強さに心打たれた。大長編だが冗長なところはなく、ずっと世界に没入できた。読んでよかった。#読了

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pokako

@pokakopokako

2 years

フョードル・ソログープ『小悪魔』。常軌を逸した言動を笑ってよいのか戸惑いながら読んだが、笑えない話だった。狂乱と悲劇に突き進んでゆく様がどんどん恐ろしくなった。一方、全ては虚しいものだと冷たく笑い飛ばす読み方も出来ると思う。再読した時印象が変わるか楽しみでもある。#読了

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pokako

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2 years

今日買った本。アンドレイ・タルコフスキー『映像のポエジア』。悩みに悩んで一冊だけ。

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8 months

バルザック『ラブイユーズ』。面白かった！バルザックの掌の上で転がされ遊ばれるのを全力で楽しんだ印象。遺産、打算、謀略、暴力、誘惑、悲惨な最期。バルザックの要素が全てあらわされている。堪能した。#読了

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5 years

久しぶりに本屋さんに行った。この週末は恐怖に震えながら過ごすつもり。

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2 years

リルケ『ドゥイノの悲歌』第十歌までの詩集。お誕生日ということで読んでみた。初めのうちは張り裂けるような悲しみを叫んでいるように思える歌だが、進むにつれ、次第に己の心の奥を掘り下げるような悲しみの吐露に変化していくように感じた。折に触れて読み返したい。　#読了

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pokako

@pokakopokako

7 months

アジェンデ『エバ・ルーナ』。エバの転々と歩んで来た道の、点が線となり、大きなクライマックスに向かってゆく。無駄な経験などない。エバの体験する、そして紡ぐ物語に身を委ねて波瀾万丈な世界を見ることができた。全ての人に幸あれと、月並みだが大切なことを思う。#読了

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@pokakopokako

29 days

堀江敏幸訳『土左日記』。面白かった！当時の船旅の過酷さや自然描写だけでなく、縦横無尽に書き分けられる「わたし」と「私」の視点と考えが興味深く、あっという間の読書体験だった。題名が『土佐日記』ではないのも、敢えて虚構であることを示すという考察に頷いた。#読了

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pokako

@pokakopokako

7 months

夏目漱石『それから』。あまり羨ましいと思えない、苦悩する高等遊民。道ならぬ恋。最後に衝撃の大展開。一種の心理小説だが、ラディゲ等とは趣がまた異なる。代助の「それから」は誰にも、本人にも分からない。明治中期の、経済発展の陰に起きた一つの悲劇とも言える。今更だが読んでよかった。#読了

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pokako

@pokakopokako

2 months

吉田健一『文学の楽しみ』157ページまで。杜甫からマラルメまで、様々な作家を例に挙げ論ずる、文学の楽しみ。東と西の文学の違い、ヨオロッパからもたらされた近代小説の形式。古典文学の定義とは。興味が尽きない。#読書中

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pokako

@pokakopokako

10 months

今日買った本。カーソン・マッカラーズ『心は孤独な狩人』、イーユン・リー『千年の祈り』。

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pokako

@pokakopokako

3 years

今日買った本。多和田葉子『溶ける街透ける路』、日下三蔵編　都築道夫『哀愁新宿円舞曲』、松岡正剛『資本主義問題』、フロイト『フロイト、性と愛について語る』、ドーデー『風車小屋だより』。久しぶりに読書モードが戻ってきた。

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pokako

@pokakopokako

2 months

『決定版カフカ短編集』所収「判決」。老いた父の衰弱。妻を亡くした父とひとり息子という難しい関係。愚かしい知的退行に見えた父の言動は常軌を逸した威厳すら漂わせる。衝撃的な結末には息をのんだ。#読了

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@pokakopokako

3 years

今日買った本。シェイクスピア『ロミオとジュリエット』『マクベス』『十二夜』『ヘンリー八世』。有名どころと懐かしいのと興味を持ったもの。全訳完結したのは知っていたけれど、買い占める勇気と財力がなかった。

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pokako

@pokakopokako

2 years

マキャヴェッリ『君主論』。ロレンツォ・デ・メディチに捧げられた、イタリアを治めるための助言論文と言えるだろう。時代と地理的な関係で、平時の治世策よりも、軍備・侵略・防御・反乱の防止策などへの言及が多い。当時は画期的な考えだったのだと、今も戦争がなくならない世界を思いながら読んだ。

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pokako

@pokakopokako

3 years

今日買った本。サルトル『嘔吐』。まさかのブックオフで定価より安く手に入れた。読むのは学生時代以来久しぶり。

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@pokakopokako

2 years

山岸涼子『鬼子母神』。怖くて面白くて一気読みした。全て母とこどもの関係を描いた作品。「夜叉御前」、「ブルー・ロージス」が印象的だった。ブルーロージスは、テネシー・ウィリアムズの『ガラスの動物園』がモチーフになっている。これは学生時代愛読した思い出深い小説。#読了

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2 years

今日買った本。バルガス・ジョサ『街と犬たち』、ドストエフスキー『未成年2』、横田順彌『西郷隆盛を救出せよ』。

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9 months

鹿島茂『デパートの誕生』168ページまで。カタログを送付する通販、ゲルト制と呼ばれる店員の歩合給。徐々に様々なデパートで進化していったのではなく、世界最初のデパートで既に現在も続く制度が整えられていたことに驚く。私は店舗でもカタログでも踊らされる良いカモになれると思う。

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1 year

ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟1』。個性豊かな人物たちのインパクトあるひとり語りや口論で物語は進んでゆく。カテリーナ、グルーシェニカ、リーズ、それぞれの魅力と欠点を持つ女性たち。アリョーシャは周囲からただ純朴なだけの青年と思われているが、その内奥には深い冷静さを感じる。#読了

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2 years

川端康成『山の音』。戦後間もなくの老夫婦の家に同居する息子夫婦、出戻ってきた姉娘と孫たち。あらすじを辿れば波瀾万丈ないく組もの男女のもつれが現れるのだが、驚くほど静かに描かれている。鎌倉から東京駅までの通勤電車とそこから見る風景が効果的に印象的に描かれる。#読了

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2 years

井筒俊彦『ロシア的人間』。昭和28年に発行された、19世紀ロシアのインテリゲンツィヤ、文学者についての骨太な論考。知的好奇心、読書欲をとても刺激される。特にゴンチャロフ『オブローモフ』を読みたくなったし、ドストィエフスキーを本格的に再読したくなった。　#読了

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6 months

漱石『道草』50ページまで。それぞれ別世帯を持つきょうだい。登場人物同士、誰も仲が良くなくぴりぴりした雰囲気で緊張感が抜けない。夫婦仲も三部作の人たちとはだいぶ違って冷え切っているようだ。この先さらに仲違いしそうな予感もする。#読書中

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2 years

トルストイ『復活』下巻。犯罪を裁き、囚人たちを扱う役人たちの腐敗。ネフリュードフの奔走は一見アンチクライマクスかと思われたが、彼の心に大きな救いをもたらす。トルストイ版『罪と罰』とも受け取れる作品ではないかと感じた。#読了

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2 years

今日買った本。東雅夫　編『日本鬼文学名作選』。久しぶりに本屋さんに行った。

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7 months

漱石『それから』225ページまで。代助の心理描写が細かくそして巧み。高等遊民としての誇りとやるせ無さ。学友が文化に興味を失ってゆく寂しさ。押しつけられる縁談。毎夜のように東京をあてもなく彷徨い歩くことで鬱憤を晴らそうとする。息苦しさが伝わってくる。

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3 years

今日買った本。東雅夫編文豪怪奇コレクション『恐怖と哀愁の内田百閒』『猟奇と妖美の江戸川乱歩』『幻想と怪奇の夏目漱石』『耽美と憧憬の泉鏡花』。表紙を眺めるだけでわくわく。

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2 months

オスカー・ワイルド『サロメ』別訳での再読。登場人物の台詞の細かなニュアンスが訳し分けられていて興味深かった。詳細な解説にも助けられた。ビアズリーの挿絵も美しい。自我を持ち、自分の身分と美しさを理解している強いサロメ像をイメージした。#読了

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2 years

今日買った本。ザッハー=マゾッホ『毛皮を着たヴィーナス』。ちょっと読むのがどきどきではある。

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3 months

#今日買った・届いた本を紹介する頭木弘樹編訳『カフカ断片集』、ゴーリキイ『どん底』。

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2 years

今日買った本。泉鏡花『外科室・海城発電』、中島敦『山月記・李陵』、正岡子規『病牀六尺』、田中裕編『北条民雄集』。日本文学の気分。

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2 months

バルザック「「人間喜劇」総序」。清々しいほど尊大で自信たっぷりの弁舌。確かな名作ばかりを世に出した彼だからこその説得力。いつか全作品を読んでみたい。#読了

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2 years

梶井基次郎「Kの昇天-あるいはKの溺死」再読。病による転地、海辺、満月、影、謎めいた死。ミステリアスな要素は十二分に揃っている。とても短い作品だが、雰囲気に心地よく酔わされる。　#読了

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