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現在の愛猫達。美羽と美早。

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1 month

『銀河鉄道の夜』宮沢賢治　加山又造装画新潮文庫 [ぼくはそのひとのさいわいのためにいったいどうしたらいいのだろう]　　 [なにがしあわせかわからないです｡本当に辛い事でもそれが正しい道を進む中の出来事なら峠の上り下りもみんな本当の幸福に近づく一あしずつだから]美しく哀しい物語｡

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1 month

『遠野物語』柳田国男田渕俊夫装画新潮文庫　　　　─初版序文より─ [おきなさび飛ばず鳴かざるをちかたの森のふくろふ笑ふらんかも] 　　　柳田国男の短歌時代を超えて生きる翁のようにこんな本を出した自分を遠い森から自然や人間の営みを見守る知恵の神様[梟]は笑うことだろう｡

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3 months

『遠野物語』柳田国男田渕俊夫装画新潮文庫　　1910年6月14日発刊 [思ふに遠野郷には此の類の物語なお数百件あるならん｡我々はより多くを聞かんことを切望す｡国内の山村にして遠野よりさらに物深き所には又無数の山神山人の伝説あるべし｡願わくは之を語りて平地人を戦慄せしめよ｡]

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1 month

『100まんびきのねこ』ワンダ・ガアグ文/絵石井桃子訳福音館書店 [　ひゃっぴきのねこ　　せんびきのねこ　　ひゃくまんびき､一おく､一ちょうひきのねこ ] 1928年世界大恐慌前夜にアメリカで出版された古典的絵本｡可愛いだけの絵本ではありません｡シュールで､感慨深い作品｡

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1 month

『ねこのクトゥルフ』ぱんだにあビームコミック ─ H.P.ラヴクラフト生誕日─ 【宇宙的恐怖､拾いました】 [ 僕の家には猫がいるでも､ちょっと普通じゃないんだ ] クトゥルフ､ハスター､ヨグ=ソトース等クトゥルフ神話の神々と生き物達が冒涜的可愛さの猫になった作品｡主人公の名前にも脱帽!

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12 days

『ケルト民話集』フィオナ・マクラウド荒俣宏訳妖精文庫/月刊ペン社(1983) ─イオナ─ [ 哀しい妖精たちの故郷 ] 呪詛､涙､妖精の妖しい火に溢れたスコットランドの幻想民話集｡ウエールズのケルトは余裕があるアイルランドのケルトも楽天的だスコットランドのケルトだけは昏く悲しい

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27 days

『ウは宇宙船のウ』萩尾望都レイ・ブラッドベリ原作谷村志穂エッセイ小学館文庫　　　─宇宙船─ [土曜日の朝が待ちどおしかった大陸間宇宙船や月まで行くやつ月よりももっと遠くまで行くやつ] 表題作､[霧笛][集会]等レイ・ブラッドベリの傑作短編8編を萩尾望都が描く珠玉のSFポエジー｡

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25 days

『猫の事務所』ある小さな官衙に関する幻想宮澤賢治原田紀子画冬花社 [やめてしまへ｡えい｡解散を命ずる] ─ぼくは半分獅子に同感です─ 宮澤賢治生誕日賢治の生前発表童話｡猫の歴史､地理を調べる[猫の第六事務所]を原田紀子さんの幻想的な木版画で独特の哀しい余韻を残す作品｡

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20 days

『季節のかたみ』幸田文講談社文庫 ─幸田文生誕日─ [九月は事の多い月さんざん手を焼かせてあっさりと逃げていく徒な恋のようなそんな手練にのせられたのではかなわない月] [水罰/みずばち] 誰もが水の有難さ､手に負えぬ始末悪さを知っていて､水は天物だから粗末にするのを戒める言葉｡

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2 months

『夕凪の街　桜の国』こうの文代双葉社　─79回目原爆忌─ [ この物語はまだ終わらない ] 戦後の日常生活で思い出す原爆投下の光景､生き残ったことの負い目､いつまでも消えない後遺症への恐怖と周囲からの偏見等3世代にわたる家族の物語｡ [貴方の心に湧いたものによってはじめて完結する]

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6 months

『遠野物語』　柳田国男　田渕俊夫　装画　新潮文庫(昭和62年32刷) 「思ふに遠野郷には此の類の物語なお数百件あるならん。我々はより多くを聞かんことを切望す。国内の山村にして遠野よりさらに物深き所には又無数の山神山人の伝説あるべし。願わくは之を語りて平地人を戦慄せしめよ。」序文より

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1 month

『くろねこかあさん』東��平作福音館書店 ─本日黒猫感謝の日─ [　くろねこかあさんやさしいかあさん　　しろねこさんびきすくすく　そだつくろねこさんびきすくすくそだつ ] 東君平さんの切り絵と優しい文大好きな絵本です。

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22 days

『賢治草紙』宮澤賢治作　小林敏也画パロル舎　─やまなし─ 小さな谷川の底を写した二枚の青い幻燈です｡ [クラムボンはわらったよクラムボンはかぷかぷわらったよ] どうだ､やつぱりやまなしだよよく熟してゐるいい匂ひだらう｡ [ハチクロ]は宮澤賢治を引用した場面も多く大好きでした｡

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6 months

『11の物語』　パトリシア・ハイスミス　小倉多加志　訳　石丸千里　　カバー　ハヤカワ文庫(1990) ［クレイヴァリング教授の新発見］伝説の巨大かたつむりを見つけた男の異常な恐怖を描き、［すっぽん］では子どもの残虐性描く等恐怖と悪夢に彩られたサスペンスの鬼才の傑作短編集。

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17 days

『九マイルは遠すぎる』ハリイ・ケメルマン永井淳/深町眞理子訳早川書房 ─徒歩で池袋駅から国際展示場駅─ [九マイルもの道を歩くのは容易じゃない｡ましてや雨のなかとなると大変だ] 1ﾏｲﾙ=約1.6km､9ﾏｲﾙ=約14.5km　徒歩で約4時間､ましてや雨… 池袋からコミケ会場まで歩くのは大変だ

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1 month

『鎌倉ものがたり』西岸良平双葉社 ─肝試し─ [今宵こそいとむつかしげる夜なめれ] 『大鏡』(肝試し道長の豪肝)より百鬼夜行の鎌倉ミステリー作家一色正和と亜紀子が人間､魔物､妖怪との難題を解決する｡夏の風物詩[肝試し]も鎌倉の魔物達が協力してくれる和やかさ｡昭和の雰囲気満載｡

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3 months

『百物語』杉浦日向子新潮文庫 [ 古より百物語と言う事の侍る不思議なる物語の百話集う処必ずばけもの現われ出ずると ] 水に魚､地に蟲､闇には怪が棲むいずれ人の立ち入るべき所にあらず日向子流黄表紙｡最後の一話は日向子さんが世の中の為胸の奥深く秘めて旅立ってしまわれた。

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8 days

『羊と鋼の森』宮下奈都牧野千穂/装画大久保明子/装丁文春文庫 [ 目指す場所は遥か遠いあの森焦ってはいけませんこつこつ､こつこつです ] 無彩色に近い半透明のボールのような主人公､調律師を目指し音と向き合っていく｡和音の言葉が印象的｡ [ﾋﾟｱﾉを食べて生きていくんだよ」

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2 months

─　葉月　─ 　　旧暦八月は現在の九月　葉が少しずつ落ち始める頃暑さ厳しい折､皆様の健康とご活躍をお祈り申し上げます｡少しでも涼と笑みがでますようにお気に入りのポストカードにて♪

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1 month

『盆の国』スケラッコリイド社　 ─お盆─ [ご先祖様があちらの世界常世からこちらの世界浮世に帰ってくる ] 京都六堂町お盆のまま日付が止まる夏亡者と生者がどんどん曖昧になる死んだ愛猫しじみフワフワ触れる死んだおじいちゃん甲子園見てる切なくて寂しくて不思議な世界観｡

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21 days

『断絶』(1972) 　井上陽水 ─もしも､明日が晴れなら─ [　明日風が吹いたら　　君を連れて野を歩こう　　明日雨が降ってたら外へ出ずに家に居よう明日空が晴れてたら時を忘れ話し合おう] 　　本日井上陽水さん誕生日 [感謝知らずの女]にならねよう祝いませう。

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14 days

『あなたに似た人』ロアルド・ダール田村隆一訳北園克衛装画ﾊﾔｶﾜﾐｽﾃﾘ文庫 [いかがです､諸君? ﾀﾞｰﾙが腕をふるって作った料理の味は? その味がたっぷり賞味できたらあなたは15の短編に登場するﾋｰﾛｰ達に､瓜二つ] 1934年産ｼｬﾄｰ.ﾌﾞﾗﾈｲﾙ.ﾃﾞｭｸﾘｭ､羊肉､賭け…

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1 month

『あやしうらめしあなかなし』浅田次郎集英社文庫　　　─8月16日五山送り火─ [ごくろうさまでした､あなた行ってらっしゃい､あなた ] もう終わっているの兵隊達は帰って来たかったのだ。 [遠別離][虫篝][昔の男]は切ない戦争怪談｡[お狐様の話]は秀逸｡味わい深き幽玄の世界堪能｡

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12 days

『悪魔の手毬唄』横溝正史杉本一文画角川文庫 ─民間承伝(昭和28年9月号)─ [鬼首村手毬唄考]多々羅放庵　　うちの裏のせんざいに雀が三羽とまって一羽の雀のいうことにゃおらが在所の陣屋の殿様狩り好き酒好き女好き… 昭和30年金田一耕助鬼首村に足を踏み入れる

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25 days

(この夏に三大奇書を読み耽る) [黒死館殺人事件]小栗虫太郎河出文庫 [ドグラ・マグラ]夢野久作米倉斉加年画角川文庫 [虚無への供物]中井英夫大島哲以画講談社文庫乳呑児のうちに海外から連れてきた門外不出の四重奏団ﾌﾞｳｳｳ―ﾝﾝ―ﾝﾝﾝ… 薔薇､不動､犯罪､悲劇この夏の修行､苦行?

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3 months

『うさぎのミミリー』庄野潤三河田ヒロ表紙装画江國香織対談〈静かな日々〉新潮文庫 [　家族が一人ふえました｡　　うさぎです｡ ] 孫から預かるうさぎのミミリーが居間をはね回る｡四季の草花､小鳥を愛で､ハーモニカを吹き妻が歌う｡老夫婦の飾らぬ日常と､喜びと感謝を綴る｡

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2 months

『星を継ぐもの』ジェイムズ・P・ホーガン池央耿訳加藤直之表紙画創元SF文庫 [　　　何者なのか? 　どこから来たのか? 　　　　そしてどこへ行こうとしていたのか?] [ SFにして本格ミステリー｡謎は大きいほど面白いに決まっている] 　by 小野不由美 2028年��定｡エピローグで泣く｡

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30 days

『穴 HOLES』ルイス・サッカー幸田敦子訳出久根育装画講談社 ─かつて子供だった人達へ─ [あんぽんたんのへっぽこりんの豚泥棒のひいひいじいさん!」まずい時にまずい場所にいてまずい立場になる少年スタンリー｡くる日もくる日も穴を掘らされる｡大逆転!大冒険!��見と驚きの素敵な本。

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3 months

『猫と妻と暮らす蘆野原偲郷』小路幸也岡下明宏表紙/本文デザイン徳間書店 [　家に帰ると猫がいた｡　　　　ああ､そうか　これは猫になった妻なのだ｡　] 文明開化の世の中｡陰陽師や祓師のような力を持つ主人公と悪友との軽妙な遣取､時折猫になる妻との叙情的な日常を描く幻想小説。

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2 months

『ベニスに死す』トーマス・マン圓子修平訳集英社文庫　　─ 荘重な公式 ─ [ 　ぼくはきみを愛している ] ビョルン・アンドレセン美しや映画[ベニスに死す]原作｡美少年タジオに魅了された初老作家アシェンバハの官能の焔に灼かれ朽ちる悲劇を描く｡マーラー[アダージェト]聴きながら♪

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2 months

『恐怖と哀愁の内田百閒』内田百閒　東雅夫編　谷中安規装画大路浩実デザイン双葉文庫　　─ すい ─ [白砂糖ではなく甘露を入れてその上に氷を掻いてのせたもの] 　　　　　息が出来ない様な暑さの夏芥川が云う「君の事は僕が1番よく知っている｡僕には解るのだ」 [亀鳴くや]が沁みる｡

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10 days

『朗読者』ベルンハルト・シュリンク松永美穂訳三谷龍二彫像/撮影新潮文庫 [坊やこの前のお話は特によかったありがとう｡ハンナ] 　あなたならどうしましたか? ﾎﾒﾛｽ[ｵﾃﾞｭｯｾｲｱ]のﾅｳｼｶ､姿は神々にも似た乙女で白い腕の女性… 過去を意識し生きる生の在り方を突き付ける本｡

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3 months

『宵山万華鏡』森見登美彦さやか表紙画大久保伸子デザイン集英社文庫　　　─猫狸猫狸猫狸猫狸─ [ 真っ赤な浴衣を着た女の子達　ひらひらと舞うように路地を歩く金魚の群れのように] ベビーカステラ､林檎飴緋鯉風船､金魚玉､孫太郎串焼恐るべし京都恐るべし祇園祭恐るべし宵山

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2 months

『アンドロイドは　電気羊の夢を見るか？』フィリップ・K・ディック浅倉久志訳中西信行表紙画小倉敏夫表紙デザインハヤカワ文庫 [　　その瞬間は全て時間と共に失われていく｡　　雨の中の涙のように｡　] 映画[ブレードランナー]ロイの台詞｡死は確かなもの､生は不確かなもの也｡

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2 months

『毎日が夏休み』大島弓子神坂信一郎装丁あすかコミックス角川文書店 [　夏の陽ざしにできる影って　　濃くて深いよね　　] 計画する実行する失敗する出会う知る発見する冒険とスリル自由と喜びまぶしい永遠の夏休み!　表題作､[サバの秋の夜長][わたしの屋根に雪つもりつ]3編収録｡

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2 months

『山荘綺談』シャーリイ・ジャクソン小倉多加志訳辰巳四郎表紙デザイン渋川育由表紙イラストハヤカワ文庫モダンホラーセレクション [ あたしここにいたいの ] 部屋のドアをドカンドカンと叩く音チョークで殴り書きされた文字子供の弱々しい歌声　　　幽霊屋敷の古典的名作｡

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2 months

『D坂の殺人事件』江戸川乱歩志村敏子装画アトリエ絵夢装幀創元推理文庫 ─本日江戸川乱歩忌日─ 　　　　石榴忌 [　　オ、ワ、カ、レ、ダ　　] 終の棲家となった池袋の家に転居した昭和9年に執筆した[石榴]にちなんで｡初出の挿絵付して[石榴]はじめ明智小五郎初登場の表題作含め10篇収録｡

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1 month

International Cat Day 　　世界猫の日 ─子子子子子子子子子子子子─ [ ねこのここねこししのここじし ] 　猫の子､仔猫､獅子の子､仔獅子宇治拾遺物語(小野篁広才のこと) 嵯峨天皇が出した難題(子12文字)に小野篁公が答えたという逸話より【モデル　仲良し愛猫達】

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25 days

『絵本作家ワンダーランド』世界の絵本作家展Ⅱ(2006) 酒井駒子[Picture Book] 表紙 [またとない不思議の国でわくわくするような冒険と発見に満ちた楽しいひとときを] [ちいさいおうち][にじいろのさかな][リサとガスパール][ワニ][オリビア][メイシーちゃん]等今でもわくわくする図録｡

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3 months

『草迷宮・草空間』内田善美集英社　─魂が降ってきたよ─ [　　　おいしい　　　　　　　　夢　　　好き　　　　] 　魂を持つ市松人形[ねこ] しゃべり､笑い､泣き､すねる　　　好物は味醂干し細密で写実的で繊細な画風｡初めて読んだのは[ぶ〜け]､[草]と同じ年代でした｡

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19 days

『清兵衛と瓢箪・網走まで』志賀直哉　新潮文庫　 ─菜の花と小娘─ [　菜の花は　雲雀の胸毛に着いて来た種が　此処で零れたのよ｡困るわ｡　　と悲しげに答えました ] 明治37年著者が高等科の頃書いた[菜の花と小娘]は別の意味で処女作｡明治37年~大正3年まで執筆された短編集

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1 month

『獄門島』(1977) 市川崑監督横溝正史原作石坂浩二 ─本日俳句の日─ [鶯の身を逆さまに初音かな　宝井其角無残やな兜の下のきりぎりす　松尾芭蕉一つ家に遊女も寝たり萩と月松尾芭蕉 ] 大原麗子美しかった坂口良子可愛かった太地喜和子妖艶だった

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3 months

ぼくとあたちは沖縄の優しい人達に保護されはるばる飛行機に乗って今は[ずっとのおうち]で仲良く暮らしてるにゃん｡　─今日は沖縄の慰霊の日─ 戦の無い平和の世の中になるようぼくもあたちもそしてみんなが願っているよ｡

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29 days

『妖魔の森の家』ディクスン・カー宇野利泰訳志村敏子画創元推理文庫 ─ピクニックのお誘い─ [3個の籐細工大型バスケットフォートナム&メイソンのピクニック料理　食後は野イチゴ摘み] H.M卿が誘われた怪奇で不思議なピクニック｡手がかりははっきりと､こっそりと散りばめられている｡

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17 days

『Yの悲劇』エラリー・クィーン大久保康雄訳増田幸右装画　新潮文庫 [　　ヴァニラ！　ヴァニラの匂いです ] 奇妙な一族ハッター家不可解な凶器ドルリー・レーンが挑む謎だらけの犯罪 ─フレデリック・ダネイの命日─ マンフレッド・リーと共に[エラリー・クィーン]として傑作を執筆

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10 days

『氷菓子の頭痛』ジェイムズ・ジョーンズ安達昭雄訳鈴木邦治装画角川文庫(1978) [夏の午後祖父が食べさせてくれたアイスクリーム突き刺すような痛み] [地上より永遠に]の著者､自身の少年期~青年期の物語を描いた短編集｡氷菓子の痛みはｱﾒﾘｶ中西部の小さな町での辛い想い出に繋がる｡

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14 days

『幻の女』ｳｲﾘｱﾑ・ｱｲﾘｯｼｭ稲葉明雄/訳浜田泰介/装画ﾊﾔｶﾜ文庫 [夜は若く､彼も若かったが夜の空気は甘いのに彼の気分は苦かった] 名句は[恋人よわれに帰れ]がヒント｡空は青く高く月は新しく恋も新鮮だった(The sky is blue and high above,The moon is new and so was love)

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1 month

『エドワード・ゴーリーが愛する　12の怪談』 E・ゴーリー編河出文庫　─19××年8月20日─ [　　それにしても息が詰まるような暑さじゃないか　　気が狂ってしまうほどの ] 　[八月の炎暑] W.F.ハーヴィー　　　　　　　宮本朋子訳創元推理文庫[怪奇小説傑作集1]では邦題[炎天]平井呈一訳

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18 days

『砂の器』野村芳太郎監督橋本忍/山田洋次脚本松本清張原作　　　　　　　　─宿命─ [この父と子がどのような旅を続けたのか私はただ想像するだけでそれはこの2人にしかわかりません] ピアノと管弦楽のための組曲『宿命』が流れる中､セリフ無しの壮絶な父子の旅が秀逸｡名作｡

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2 months

『怪奇小説傑作集1』平井呈一訳/解説日下弘表紙画創元推理文庫　　　─　炎天　─ [　　　とにかく　息がつまるような暑さだ　　　この暑さじゃ　　人間の頭だって　たいがいへんになる ] 〈ひと荒れ雷でもきそうな空合い〉の本日はW.F.ハーヴィー『炎天』がお似合い｡

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2 months

『うずまき』伊藤潤二佐藤優解説小学館　　　　─黒渦町─ [　　うずまきは素晴らしい　うずまきこそ最高の芸術だ ] 傷が怖い灯台が怖い巻き髪が怖い台風1号が怖いびっくり箱が怖いうずまき全てが怖い繊細なタッチで描く独特の世界観が美しく恐怖です｡

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19 days

『リング』鈴木光司田島照久装画松原健治挿絵角川ホラー文庫　　─警告─ [ コレを見るべからず ] 9月5日同時刻4人の少年少女の死｡中田秀夫監督映画は有名だが､結末知りながらも原作はホラー小説の金字塔｡以前引越しする際に物件案内され､窓開けると古井戸!丁重にお断り致しました｡

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4 months

『激突! 』リチャード・マシスン小鷹信光訳ハヤカワ文庫(1973年初版) [　　その場に棒立ちになった｡あのタンクトレーラーがカフェの真ん前にとまっていた｡　　]　　　　スピルバーグ監督『激突!』原作｡日常に漂う微妙なずれと歪み｡いわれのない恐怖に駆られる表題作含め5編収録｡

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3 months

『ジョニ・ミッチェル　アルバムガイド&アーカイヴス』五十嵐正監修シンコーミュージック・エンタテイメント(2021) [　平和と星を見つけるのを　　　　手伝わない？　　] 50余年に及ぶジョニの音楽活動を徹底検証する1冊｡彼女の曲も絵も好き､特に[クラウズ](1969)の自画像がお気に入り♪

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8 days

『ロアルド・ダールの幽霊物語』ロアルド・ダール編乾信一郎他訳　和田誠装画ハヤカワ文庫 ─鳴りひびく鐘の町─ [ 生きたものと死んだものと　一緒に踊りを踊るよ　　時こそ今　　所こそここ　お天気も今だ　] 　ロバート・エイクマンダールが選んだ14編の妖しい宝石｡

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5 months

『山椒魚』井伏鱒二香月泰男　表紙新潮文庫 [　　　山椒魚は悲しんだ｡　　　] 国語の授業にてお馴染みの方も多いのでは｡冒頭文は記憶してたが結末は忘れていたので購入｡「今でもべつにお前のことをおこってはいないんだ」嗚呼｡著者初期の短編12編｡動物が出てくる物語が多い。

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1 month

『ユタと不思議な仲間たち』三浦哲郎村上豊装画新潮文庫 ─夏は鐘の音の輪に乗って─ [ワダワダアゲロジャガガイ] ぼくだぼくだ開けてくれよ母ちゃん何故この子達が座敷童になったか東北の厳しい歴史に涙｡NHKドラマ観たのが出会い｡今でもペドロ達が鐘の音の輪に乗って飛び回って欲しい｡

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2 months

『特別料理』スタンリイ・エリンエラリイ・クイーン序文田中融二訳 Paul Hudson 表紙写真ハヤカワ文庫 [　　ほんとに､ほんとに　よくいらっしゃいました　] 地下室の陰気な穴蔵のような店チェシャ猫そっくりな店主塩､酒､煙草､女性御法度常連になると肥えるアミルスタン羊料理場見る?

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2 months

『女には向かない職業』 P・D・ジェイムズ小泉喜美子訳 yoco 表紙画ハヤカワ文庫 [新しい仕事を探すんでしょう? どう考えたって､あんた一人ではあの事務所はやっていけないものね女には向かない職業だよ] コーデリア・グレイが一筋縄ではいかない事件､依頼者､関係者達と奮闘する姿が切ない。

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4 months

『夢十夜』夏目漱石金井田英津子画パロル舎 [　百年はもう来ていたんだな　とこの時始めて気がついた｡ ] 夢の中でも自由になれず､追われる心の慄き描いた夏目漱石の[夢十夜] 金井田英津子の幻想的な銅版画｡第三夜の魑魅魍魎しかり挿画も魅惑的｡今は無きパロル舎｡宝物です｡

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5 months

『庭のつるばら』庄野潤三河田ヒロ表紙装画新潮文庫 [　　　　ハーモニカ　　　　夜のハーモニカ　　　「何にする?」　　　「鯉のぼりを」 ] 丘の上に2人きりで暮らす老夫婦｡妻の弾くピアノ､夫の吹くハーモニカ｡周りの人々との交流､草木や小鳥にも愛情注ぐ日録風作品｡

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2 months

『火刑法廷』ジョン・ディクスン・カー小倉多加志訳山田維史装画ハヤカワ文庫 [　　　一人の男が　墓地のそばに住んでいた　] 　　　　　毒　　　　　小瓶　　　猫の留金の腕輪　納骨堂から消える死体壁に消える侯爵夫人の衣装を着た女　　　　エピローグ　　　騙し絵小説の傑作

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2 months

『墓地を見おろす家』小池真理子藤田新策装画角川ホラー文庫(1993) 　　　 ─都心！新築！格安！─ [　　このマンション　　　　なんか変なのよ ] ぐるりと広大な墓地に囲まれお寺と火葬場の煙突が見え風向きで煙が窓から侵入幻の地下街が眠る物件｡素敵過ぎて却下です｡

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kurara

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2 months

日本怪奇幻想紀行六之巻『奇っ怪建築見聞』三津田信三企画/編集水木しげる装画立花久人装丁福永圭子(デザイントリム) 同朋舎　 [　妖しと怖し九つの旅　] 　　このツアー怖いニ笑亭､会津栄螺堂､岩窟ホテル雅叙園､三角屋敷､都市廃墟プラスチックの家､江戸の怪建築高層建築の怪異

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3 months

『羊たちの沈黙』 ─The Silence of The Lambs─ トマス・ハリス菊池光訳新潮文庫(1988) [　　どうだね､クラリス　　　　　子羊の悲鳴は止んだかね?　] 1991年ジョナサン・デミ監督の映画原作｡ジョディ・フォスター､アンソニー・ホプキンス､スコット・グレン出演。原作､映画共に大好き｡

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2 months

『千の脚を持つ男』怪物ホラー傑作選中村融編後藤啓介装画創元推理文庫 ─活字で読む《ウルトラQ》─ [ この世のバランスが崩れた時… ] お楽しみはここまでだ 1900年代英米ホラー小説の中から地上から海から襲う10体の怪物が登場する傑作選｡ウルトラQ好きにはたまりません。

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2 months

『サイコ』ロバート・ブロック夏来健次訳尾之上浩司解説創元推理文庫(1999) 　 ─ 空き室あり─ [　お泊りですか？浴室の奥がシャワー室です ] 〈母さんはなんでもお見通しよ〉ヒッチコックの映画[サイコ]原作｡人間の異常心理の奥底に踏み込む内容で1959年出版､翌年に映画化。

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15 days

『MY FAVORITE THINGS』(1961) JOHN COLTRANE 　　　─私のお気に入り─ [　　そうだ京都､行こう　　] ジョン・コルトレーンの不滅の名盤映画[サウンドオブミュージック]でジュリー・アンドリュースが歌うため作曲されたのをカバー｡1993年からはJR東海CM曲として今でも流れる｡京都行きたい｡

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4 months

『スタンド・バイ・ミー』スティーヴン・キング山田順子訳藤田新策表紙装画新潮文庫 [ 死体を見つければ有名になれる　　　英雄になれる　 ] まだ大人に成りきれない少年達の純粋な友情と涙を描いた半自伝的作品｡映画化されクリス役リヴァー・フェニックスは輝いていた。

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5 months

『注文の多い料理店』宮澤賢治飯野和好表紙画菊池武雄挿画角川文庫 RESTAURANT 西洋料理店 WILDCAT HOUSE 山猫軒　　　 [どなたもどうかお入りください｡決してご遠慮はありません｡] 当時の挿絵復元しイーハトーヴの匂いが漂う｡

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4 months

『いちご白書』(1969) ある大学革命家のノートジェームズ・クネン青木日出夫訳角川文庫 [ 回転木馬に捕えられ戻れない　めぐりめぐって回り続ける　　サークルゲームの中で　　　] [いちご白書] をもう一度 BSにて本日映画放映。ジョニ・ミッチェル作詞作曲[The Circle Game]

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11 days

『エイリアン』アラン・ディーン・フォスター深町眞理子訳角川文庫(1979) [　ああ､それから猫がいた　　名前はジョーンズ　] 映画[エイリアン]の脚本を小説化｡宇宙船[ノストロモ]の乗組員同士の軋轢､主人公たちを追い詰める極限状況の厳しさが克明に描かれたゴシックホラーとSF合体小説｡

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1 month

『磯の貝に聴いた咄』珍見聞録2 坂田靖子泉麻人解説潮漫画文庫 [ まあその辺にいるんだろうな ]　　昔話のような奇譚集妖しも小鬼も化け物も優しく包まれる郷愁を感じる｡蛤の夢に入り込んだ娘[春の磯]､ご利益も無く悪さもしないが何かがいる[蕗の下]､風呂好きの鬼の子[桶]等6篇｡

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20 days

『今日までそして明日から』吉田拓郎(1971) ─私は今日まで生きてみました─ [時には誰かの力を借りて時には誰かにしがみついて私は今日まで生きてみましたそして今私は思っています明日からもこうして生きて行くだろうと] [クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶモーレツ!大人帝国の逆襲]にこの曲｡涙!

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4 months

『キリンと暮らすクジラと眠る』アクセル・ハッケ作ミヒャエル・ゾーヴァ絵那須田淳/大本栄共訳講談社(1998) [ ぼくたちの心の奥にうずまく生き物たちへの素朴なとても素朴な疑問 ] 元新聞記者ハッケ､独特の画風のゾーヴァ｡皮肉とユーモア満載の動物学｡◎

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23 days

『ドラキュラドラキュラ』吸血鬼小説集種村季弘編ハインリヒ・フュスリー装画大和書房　─種村季弘忌日─ [トランシルヴァニア伝説の吸血鬼｡今や世界中の小説､演劇､映画に強力に蘇る｡まことに見上げた高等戦術と申すほかない] 多様な吸血鬼小説を一堂に会する傑作集｡

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3 months

『夜の床屋』沢村浩輔げみ表紙画創元推理文庫(2014) [　　　深夜無人駅前　　　ぽつんと明かりが灯る床屋　] 七夕の日夜の霧の中で出会える男､廃工場でのドッペルゲンガー捜し､猫達が集まる葡萄荘､幻影という意味のラテン語表記の香水｡まるで童話の世界への招待状を手渡された読後感｡

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2 months

『お江戸でござる』杉浦日向子監修/装画新潮文庫 ─人間一生､物見遊山─　 [生まれてきたのは､この世をあちこち寄り道しながら見物するため] 江戸の人々は物に価値をおくより生きている時間を買う｡NHK[コメディお江戸でござる('95~'04)]の[おもしろ江戸ばなし]､彼女が解説した江戸知識収録｡

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28 days

『私の声が聞こえますか』中島みゆき ─コッキーポップ─ [黙っていれば友達になれない叫ばなければ消え去ってしまう私達が生まれてきた時から育ててきた何かを伝えあう為に千切れかけた世界の心と心を繋ぎ合う為に私達の歌が今ここにある」中学の大先輩｡[時代][アザミ嬢のララバイ]大好き。

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3 months

『コンスタンティン』フランシス・ローレンス監督 [　fiat iustitia, et pereat mundus　　正義を成し遂げよたとえ世界が滅びようとも ] 異世界の敵対者達と戦うコンスタンティン役キアヌ・リーブスガブリエル役ティルダ・スウィントン､白スーツのルシファー役ピーター・ストーメア好き｡

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3 months

『夜市』恒川光太郎片岡忠彦装丁角川書店 [ 今宵は夜市が開かれるすばらしい品物が並ぶことだろう ] 　　黄泉の河原の石　なんでも斬れる英雄の剣老化が早く進む薬や箱磔の箱店主は永久放浪者や異形の者たち [何か取引しない限り夜市から帰ることはできない] 幻想的｡

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5 months

『むかしの汽車旅』出久根達郎編山元伸子表紙デザイン中村由伸表紙写真 (鹿児島本線C61) 河出文庫 [込み合いますから御懐中物を御用心｡動きます｡] 森鴎外､夏目漱石､芥川龍之介､宮澤賢治､林芙美子､太宰治等鉄道への想いを集めたアンソロジー｡鉄道唱歌[東海道線]全66節も収録｡

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2 months

『日本異界絵巻』小松和彦/宮田登/鎌田東二/南伸坊南伸坊表紙画ちくま文庫(1999) [　魑魅魍魎が跳梁跋扈する　　闇の世界へようこそ　　] 異界を求め探訪した宮田登､小松和彦､鎌田東二､南伸坊の四人の面々が､そこで得た見聞を絵巻に仕立て[スサノヲ]から[アキラとナウシカ]の第四十段｡

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4 months

『地図にない町』フィリップ・K・ディック仁賀克雄編訳真鍋博表紙画ハヤカワ文庫 [やっとこやっとこくりだしたおもちゃのマーチがラッタッタにんぎょうのへいたいせいぞろいおうまもわんわもラッタッタ　] ぜんまい仕掛けのおもちゃの陰謀[おもちゃの戦争]等傑作短編集｡

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3 months

『地下の国��アリス』 ALICE'S ADVENTURES UNDER GROUND ルイス・キャロル文/挿絵　　　 ─1862年7月4日─ [ オックスフォード州アイシス川ボートでピクニックに出かける　] アリス・リデルにせがまれ[果てしなく続くおとぎ話]を手書きで仕上げた[不思議の国のアリス]原本｡

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8 days

『少年』ロアルド・ダール永井淳/訳和田誠/装画赤木かん子/解説ハヤカワ文庫 ─ﾛｱﾙﾄﾞﾀﾞｰﾙ生誕日─ [滑稽な出来事､苦痛にみちた出来事今もそのひとつひとつが記憶に焼きついている] 著者の6歳~20歳までの自伝｡厳格な英国男子寄宿学校の日々等自筆挿絵､写真を盛り込んだ本｡

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3 months

『そして誰もいなくなった』アガサ・クリスティ清水俊二訳真鍋博表紙画ハヤカワ文庫 [　時刻が過ぎた世界はめまぐるしく回った　時は動きがなくじっと立ちどまって　千年を過ごした ] 本日真鍋博さんの生誕日 12才の夏この表紙に惹かれ購入｡すっかりミステリー好きに｡

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3 months

『オリエント急行殺人事件』アガサ・クリスティ蕗沢忠枝訳新潮文庫 [今夜は寝台車が満員だそうだね? まるで今夜に限って世界中が一斉に旅行をはじめたようで!] 　　　　　表紙エルキュール.ポアロ/アルバート.フィニービアンキ/マーティン.バルサム車掌ピエール/ジャン.ピエール.カッセル

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2 months

『年中行事を五感で味わう』山下柚実岩波ジュニア新書 ─四つ眼の方相氏─ [　平安神宮の追儺式神通力のある矛と盾を持ち [鬼やらう] と3回唱え四つ眼で睨む ] 春農耕の無事祈る夏疫病退散願う秋収穫祝う冬来期豊穣念じる祈りや鐘の音､衣装色彩､炎やお香の匂い等五感を揺さぶる本｡

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2 months

『夏への扉』ロバート・A・ハインライン福島正実訳中西信行表紙画ハヤカワ文庫 [　そしてピートと連れ立って　　君を迎えに戻るだろう　　] 山下達郎[RIDE ON TIME]収録[夏への扉]より｡昨日7月7日ハインラインの生誕日｡余談ですが[フレッシュ!フレッシュ!フレッシュ!]松田聖子も同題名｡

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2 months

『　雁　』森鷗外引地渉表紙画新潮文庫　　─本日7月9日鷗外忌─ [　　　運命を決めた　　　　　　　鯖の味噌煮　　　] 　 [僕]の嫌いな鯖の味噌煮が出たため、主人岡田とお玉の運命を決する｡[母がまだ若い頃､僕の手を引いて]の無縁坂途中にお玉が住んでいました｡哀愁味のある名作｡

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4 months

『第三阿房列車』内田百閒小石清表紙撮影新潮文庫 [なまけるには体力が必要である] 百閒先生は､無用の汽車旅を純粋に楽しみに出かけたそうだ｡でも目的地へ着いてもいつも何もすることが無く退屈している｡大好きな汽車を背景に撮影されても仏頂面｡ヒマラヤ山系氏との珍道中は名作随筆｡

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5 months

『額田女王』井上靖上村松篁表紙装画新潮文庫 [ 女はいつも月に慰められる｡　月から一つの言葉しか聞かぬ｡　男はそういうわけには行かぬ｡　男は月と話をする｡　　　　] 　　　　　万葉随一の才媛[紫草のにほへる妹]とうたわれた額田女王の華やかな生涯を描いた本｡

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12 days

『夜歩く』ディクスン・カー井上一夫訳　戸川安宣(ﾃﾞｨｸｽﾝ・ｶｰの処女長編) 創元推理文庫 [きみなら洒落がわかるだろう] 1927年4月のパリ置き忘れた[不思議の国のアリス] ポオ､スウィンバーン､ボードレール絢爛豪華な浪漫主義､猟奇的恐怖陰鬱な怪奇趣味と不可解密室カーの処女作｡

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3 months

『オリエント急行殺人事件』シドニー・ル��ット監督アガサ・クリスティ原作リチャード.ロドニー.ベネット音楽イギリス（1974） [事実は1つだが真実は1つではない] 厳寒のユーゴスラビア｡オリエント急行は雪溜まりの中へ突っ込み立往生｡そこへ…｡豪華なキャストが作品を盛り上げる｡

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4 months

『阿修羅のごとく』向田邦子原作深津真也装画大久保明子デザイン文春文庫 [　　　疑心暗鬼に嫉妬　　　　阿修羅を象徴するような旋律　] [Ceddin Deden]ジェッディンデデン　メフテル(トルコ軍楽)代表曲 TVドラマ(1978)原作｡加藤治子､八千草薫､いしだあゆみ､風吹ジュンの4姉妹。◎

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28 days

『朧月夜』 kurara 編 [　CDを焼く ] 若者には通じないのか… 先月焼いた個人的CD(汚い手書きで失礼) 1.闇夜の国から/井上陽水 2.夜を駆ける/スピッツ 3.強く儚い者たち/Cocco 4.Moon/レベッカ 5.tomorrow~すべては時の中に/あんべ光俊 6 It's too late~song for you/角松敏生

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2 months

『陰陽師』(2001) 滝田洋二郎監督夢枕獏原作安倍晴明/野村萬斎源博雅/伊藤英明 ─930年7月24日清涼殿落雷事件─ [道真公が雷神となり平安京に落雷させたとの伝説あり] 　　　　　　　　連日雷　　　誰か鎮めてたも　で　　　思い出す映画　安倍晴明といえば野村萬斎

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