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なおと

@naoto_psycho

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🎗機能不全家族育ち/元児童養護施設職員/ 相談事などは親しくなってから/ 臨床心理系学部卒

臨床心理に詳しい会社員
Joined October 2022
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@naoto_psycho
なおと
6 months
精神疾患を治すのが何故難しいかというと、それまで取っていた生存戦略を解いていくことになるから。感情を麻痺させて生きてきたのであれば、心を開くことをする。無理に心を開こうとしても上手くいかない。何故心を閉じることになったのか、その経緯を辿り喪失と向き合うことで止まった時が動き出す。
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なおと
1 month
精神疾患から回復するにあたり大前提なのは(けど最も難しいのは)安全の場の確保だと思う。精神疾患の症状は過酷な環境から自分を守る為の反応。安全でない場所で治そうとするのは火傷を治したいのにずっと熱々の鉄に触れているようなもの。時には逃げることも大事。
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@naoto_psycho
なおと
1 year
自分が精神疾患から回復する上で一番大事なことは、生活を整えることだと思う。精神疾患を引き起こす原因(虐待的な人間関係や職場)から離れる必要がある。だけど、これは金銭的な問題が絡むので本当に難しい。個人の力ではどうにもならないことが多い。自分も家庭に縛られていた時は地獄だった。
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@naoto_psycho
なおと
2 months
精神疾患になってから誰かと繋がっている感覚、どこかに所属している感覚を欠落した。ずっと異邦人みたいな気分が味わっている。その感覚は精神疾患が治ったと思えるようになってからもそこまで変わってない。明日自分が死んでも多分誰も悲しまないだろうと素直に思える、そんな感覚。
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@naoto_psycho
なおと
23 days
精神的に弱い=精神疾患みたいな俗説があるけど、精神的に強くなる試みは精神疾患から回復する真逆をいく。精神的に強くなることは、理性を強め感情を抑制し、自分の辛さに鈍感になり辛い状況を理解できなくなる。理性では大丈夫だと思っているが、心が拒絶する。その反応が精神疾患として現れる。
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@naoto_psycho
なおと
7 days
複雑性トラウマの人は発達初期に養育者に依存しようとする生物学的欲求(アタッチメント欲求)と危険な環境から逃れようとする生存欲求の狭間にいるという葛藤を抱えねばならない。この場合、生殺与奪の権は養育者にある為、養育者を責めることよりも自分を責めた方がサバイブする確率が高くなる。
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@naoto_psycho
なおと
10 months
自分が他の人から蔑ろにされてたことに気づいた時、その事実よりむしろ辛いことがある。何かしら叶わないピュアな願いを持っていたこと。叶わない現実を受け入れられなかったこと。そのせいで自分を大事に出来なかった事実に直面すること。現実をそのまま受け入れることは相応の勇気がいる。
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@naoto_psycho
なおと
9 months
精神疾患ってのはその人が精神的に弱いことを示唆しているのではない。歪んでいたのは寧ろその人を取り巻く環境である。その歪みの中を強く耐え生き抜いた結果が精神疾患だと思う。精神疾患は歪んだ環境を生き抜く為の自然な反応であり、そのことに気づかせてくれる不幸印のメッセージである。
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@naoto_psycho
なおと
3 months
『トラウマとアディクションからの回復』半分くらい読んだところでの感想。 細かい方法論ではなく回復の全体像や方向性を示す本という印象。回復者の声の欄がとても良い。灯りに向かって歩けなければ灯りを向くだけでいい、自分を許していいと〝感じ〟てもよいなど言葉遣いが素敵だと感じる。
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@naoto_psycho
なおと
1 year
トラウマ治療が難しいのは、治療に取り組むとなると傷口を開くことになるので一時的に不安定になること。それは持続エクスポージャー、スキーマ療法みたいにわかりやすいものだけではなく、バウンダリーを引く、セルフコンパッション、マインドフルネスのようなものですら時には痛みを伴う。
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@naoto_psycho
なおと
4 months
『トラウマとアディクションからの回復』を読み始めてみた。回復の道は多様で一つだけではないって書かれてる辺りがいいね。回復者の声って欄が各章にあるのが面白い。この本によるとトラウマとアディクションって絡み合うっていう認識は思ってるよりも一般的じゃないんだね。
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@naoto_psycho
なおと
1 year
自分を大事にするセルフコンパッションを行うと『傷口をえぐられるような感じがする』バックドラフト現象が起きるって言われてる。 これについて何で起こる?ってことは殆ど触れられてないけど 大切に扱われるはずの存在の自分が、過去大切に扱われなかった事実に気づくことになるからだと感じる。
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@naoto_psycho
なおと
5 months
「複雑性トラウマ・愛着・解離がわかる本」から引用。 自分の在り方、行動様式、考え方、感じ方を長い間抑圧してきた人が、ありのままにそれを体験する段階にきた時、「ここがゴールだ。もう大丈夫だ」と錯覚することがある。実は極端からもう片方の極端に移動しただけかもしれない。
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@naoto_psycho
なおと
6 months
服部先生がトラウマの影響は「〜すぎ」で表されるって言ってたけど、ほんとその通りだと思う。自分を責めすぎ、人を責めすぎ、人を避けすぎ、依存的すぎ、感情感じなさすぎ、感情爆発しすぎ、敏感すぎ、鈍感すぎ。反対のように見えることでも極端な方向に振れている面では一緒だったりする。
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@naoto_psycho
なおと
2 months
松本先生は依存症の権威なんだけど、その発言がいいな。『うつ病や統合失調症は薬物治療があるけど、アルコールや薬物を嫌いになる薬はない。薬を使うんじゃなくて薬をやめる専門家。手も足も出せない中で頭をフルに使わなきゃいけなくて、それが1番精神科らしいと気づいた』って言ってる。
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@naoto_psycho
なおと
2 years
複雑性PTSD(発達性トラウマ)を治していくのは本当に難儀。虐待環境から抜け出し、生育歴を振り返ることで自分が何故ここまで追い込まれたのかを理解し、PTSDの生理的な諸症状に取り組む他にも、自分を大事にするスキル、感情調節スキル、対人関係スキルを高め、早期不適応スキーマを変容していく。
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@naoto_psycho
なおと
3 months
エクスポージャー療法と並行してこっちの本も読むことにした。序文を読んでびっくりしたのは、このアプローチの特徴に家族やパートナーを面接に呼んでクライエントに対して与えた傷について認めさせようとすることって書いてあって率直に凄いなと思った。
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なおと
1 year
ピートウォーカーの『複雑性PTSD』読んでて思ったこと 自分がダメな存在だという思い込みから抜け出すには 自分がされた不条理な出来事を理解して、自分は悪くなかったんだ、悪かったのは育ってきた環境だったんだ って自責思考から他責思考にするところからなのかなって思った。 →
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@naoto_psycho
なおと
1 year
明日カノ最終章、名言だらけ。 『幸福が麻薬なら 不幸だって麻薬だ 辛い辛いと言いながら 現状を変えずに日々を過ごすのは 幸せになるために頑張るよりずっと楽 心地良さすら感じる』 主人公の雪が自らここの境地に辿り着くまでのストーリーが本当に凄い。
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@naoto_psycho
なおと
9 days
『The Complex PTSD Treatment Manual』より 脳は幼少期のみに神経可塑性があると考えられてきたが、現在では脳の発達は生涯続くと認識されている。幼少期のトラウマが脳の発達に悪影響を与えることが知られているが、その影響は不変ではない。脳の配線を再配線し、過去の心の傷を癒すことはできる。
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@naoto_psycho
なおと
1 year
病んでた時、『対人関係療法でなおす 気分変調性障害』って本読んで、自分に当てはまること書いてあるなって感じてた。(とはいえ、この時自分は気分変調性障害では無いと思ってた) 今見るとこれらの項目に全く当てはまらないから病気だったんだなって思う。性格だと思ってたことは病気だった。
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@naoto_psycho
なおと
1 year
インナーチャイルドを癒すことは並大抵の作業ではない。その作業は子どもの頃の外傷体験とリンクする。子どもの頃に満たしてもらえなかった欲求を思い出してしまい、不安や恐怖、寂しさ、悲しみなどの感情が爆発する。この感情に飲まれないように“今ここ”が安全だと感じられることが大事になる。
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@naoto_psycho
なおと
17 days
バウンダリーの本の中でもこの本はかなりいい。改めてバウンダリーの重要さを感じる。この本はバウンダリーを引くのに難しい人にどう対処するかまで細かく書いてある。
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@naoto_psycho
なおと
1 year
自分が回復に向かう経緯での大きな分岐点は親、治療者、社会に対して期待しなくなったことがある。自分の怒りの矛先はずっと長いことこれらに向いていたけれど、変わらないものだと諦めた。他人のせいにしたい不条理な出来事を受け止め、自分の人生を自分で突き進む道を選んだ。
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@naoto_psycho
なおと
1 year
この国がトラウマを軽視してるって色んなところでわかるんよね その一つが障害者手帳 複雑性PTSD、境界性パーソナリティ障害、解離性障害などは神経症扱いでその病名単体だと障害認定基準を満たさない (うつ病とか双極性障害とか併発してること多いから手帳取れなくないけど)
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@naoto_psycho
なおと
1 year
トラウマサバイバーが治療者に求めるのは、この地獄を突き進む自分の隣を一緒に歩いてくれますか?っていうこと。 その地獄を見ようとしないで何が治療なんだろうって感じる。
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@naoto_psycho
なおと
1 year
複雑性トラウマからの回復について思うことは、トラウマを生き抜いてきたそれだけで十分偉いよねってこと。 だから、たまには立ち止まることを許してほしいね。
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@naoto_psycho
なおと
4 months
生物としての限界を超えた先にあるものが精神疾患だと自分は感じている。この理解が出来ると自身が異常だと思っていた状態が、こういう環境に置かれたなら精神疾患になるのも無理はないかなってノーマライズ出来るようになる。普通なんてものはないと思うけど、人間という生物としての共通項はある。
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@naoto_psycho
なおと
8 days
自分の所感だけど、心理療法ってもう出揃っていて、あとはそれらがいつ統合されるかだと思っている。CPTSDが病名になったことが大きく作用すると思っていて、その治療法を構築することが統合の道に繋がる。CPTSDの診断基準も発達性トラウマ症等をふまえ改変されていくんだと思う。今はその過渡期。
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@naoto_psycho
なおと
11 months
感じてはいけない感情はない。それを感じた時に、自分の中で社会に合わせ周りに合わせ相手に合わせてその感情を捻じ曲げようとするからわからなくなる。ただシンプルに感じる。そうすると、自分は思ってるよりも幼稚な存在だと気づく。その幼稚さを無視せずにあやすことが自分を満たすことになる。
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@naoto_psycho
なおと
23 days
精神疾患にかかっている人は精神的に強くならざるを得なかった環境に置かれた人が多い。自分の心に嘘をつき、辛いことを辛いと思うことが許されず、感情を抑制することが唯一その場を生き抜く方法だったりする。
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@naoto_psycho
なおと
9 months
『身体はトラウマを記録する』より引用。 心の中の現実を無視すると、自己感覚や自己同一性感覚や目的意識も侵食される。「自分の内面が死んでいるように感じる」「普通の情動を二度と感じることは出来ないだろう」「自分が人間ではなく物のように感じられる」「もう自分で自分がよくわからない」
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@naoto_psycho
なおと
1 year
心理学生の時、大学の講義で「ストレスの一番の要因は人間関係。だけど、一番人を癒すのも人間関係」って教授が言ってた。あれから何年も経った今でもこの言葉は真理だよなあって感じる。
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@naoto_psycho
なおと
10 months
自分が過覚醒状態の時の対処法。 ❄︎周りを見渡し、6色違う色を見つける ❄︎手をグーパーする ❄︎汽笛のように「ボーっ」と長く言う ❄︎水を飲む ❄︎足を動かして地面を感じる ❄︎梅干しをイメージし酸っぱい顔をする ❄︎安全なイメージを使う 今が安全だと感覚が認識すると自然に落ち着く。
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@naoto_psycho
なおと
1 year
だからその時向き合える時に向き合う、変えられるものと変えられないものを見極めるという心構えが本当に大事で、向き合えない時にはやめておくっていうことが自分を大事にすることになる。
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@naoto_psycho
なおと
1 year
心理は個人に目を向けがちだけど、それでは全然足りない。こういう層を救うのは福祉だと思ってるけれど、自分は疎すぎる。解離性障害の友達を自殺危機から救う為保健センターとか一緒に行ったりしたけれど、親から離れて住居提供してもらうというのは生活保護以外はかなり難しいということも学んだ。
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@naoto_psycho
なおと
11 months
精神疾患が治る���程で性格が変わったように見えることがある。これは性格を変えた訳ではなく、社会的に適応し生きていく為に尖っていた部分が彫刻のように削ぎ落とされた結果、元々のパーソナリティが表に見えてきただけだと思う。
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@naoto_psycho
なおと
1 year
トラウマの治療が難しい1番の理由はこの不条理で理不尽な思いを受��止めなければいけないところにある。一言で言えば徹底的受容なのだけれど、このプロセスは物凄く痛みを伴う。それまで痛みを十分に味わってるのに回復する為に自分はまだ苦しまなきゃいけないのかって感じてた。
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@naoto_psycho
なおと
1 year
あなたは悪くないってメッセージを伝えることってそれ自体は優しいように聞こえるけど、裏を返すとそれだけ不条理な出来事を受けてきたってことに直面させてしまうことにも繋がるのかなって。 神経身体系アプローチでのトラウマの心理教育だろうとこれは変わらないと思う。
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@naoto_psycho
なおと
11 months
Shrink11巻から引用。 『先生、私…精神科で働いてわかってきたんです。苦しむ心を持つ人の多くは性別年齢関係なく親に対する複雑な思いを心の奥に抱えていますね。』 アンガーマネジメントの話だったけど、怒りの出所が生育歴から身につけたコアビリーフにまで掘り下げてたところが本当良かった。
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@naoto_psycho
なおと
1 year
自分が今使ってる心理系のセルフケア ◎セルフモニタリング ◎インナーチャイルドとの対話 ◎ACT(マインドフルネス) ◎コミュニティレジリエンシーモデル ○自律訓練法 ○TSプロトコール手動(タッピング) △呼吸法 △漸進的筋弛緩法 △ブレインスポッティング 数えてみると結構多い🤔
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@naoto_psycho
なおと
2 years
一番大事なのは、自分が過酷な環境を生き延びる為に必死に頑張ってきたことを知ること。自分を大事にすることが出来なくなったのは悪いことでないと実感すること。そうしないと自分が生きられなかった結果。自分の受容が出来て初めて変容が起こる。自分を受け入れられないことすら受け入れる。
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@naoto_psycho
なおと
1 year
けど、これが結構難しい。 自分の過去を振り返ることがトリガーになるから。 自分自身このやり方で乗り越えてきたけど、パンドラの箱を開けたように怒りの感情に振り回された。 もう少し安全な方法はないのかなって思ってて、それが身体的アプローチなのかなって感じるけどそれも完璧じゃないよなあ。
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@naoto_psycho
なおと
1 year
怒りのプロセスとその怒りの底にある悲嘆のプロセスを通ってきたから、何とかそう思えるようになったなあってピートウォーカーの複雑性PTSD読んで再認識した。自分の人生は他人によってぶち壊されたからその責任を誰かにとって欲しかったのが本音。
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@naoto_psycho
なおと
1 year
『発達性トラウマ障害と複雑性PTSDの治療』読了。自分が心理学生の時、杉山先生のことは『発達障害』の権威として知っていたけど、今回の本を読んで印象が180度変わった。今まで杉山先生のこと誤解してて申し訳ありませんでした🙇‍♂️トラウマ治療について今の精神医学をボロクソに叩いてるのが本当好き😂
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@naoto_psycho
なおと
4 months
人はどのようにして変わるのかっていう章でQuantum change(画期的な変化)に触れられてるのがいい。予期しない時に突然発生する深くて肯定的かつ永続的な回復上の転換点であり、その一瞬の経験を境に人生が全く別物に変わる。底つき体験がこの変化を引き起こすと書いてあるけど、これは自分も覚えてる。
@naoto_psycho
なおと
4 months
『トラウマとアディクションからの回復』を読み始めてみた。回復の道は多様で一つだけではないって書かれてる辺りがいいね。回復者の声って欄が各章にあるのが面白い。この本によるとトラウマとアディクションって絡み合うっていう認識は思ってるよりも一般的じゃないんだね。
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@naoto_psycho
なおと
1 year
『その生きづらさ発達性トラウマ?』読了。今目に見えるもので判断しないの項目はカフェで読んでて少し泣いた。今10点しかないように思えても、スタート地点が-100点で既に110点もクリアしてるって🥺
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@naoto_psycho
なおと
1 year
この時、障害者手帳を取るのにも時間がかかることやトラウマ系疾患はそれ単独だと障害者手帳を取得することが難しいことも学んだ。(この子はADHDと後日診断されたので、手帳取得出来たけど) 手帳の有無でも国からの援助って変わるし、グレーゾーンにいる人は相当厳しい思いをすることを体感した。
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@naoto_psycho
なおと
1 year
自分は児童虐待の本を読み漁りいきなり過去を思い出すという頭いかれた方法で血反吐吐きながら回復してきたけど、それはあまりに危険すぎる。理性脳(思考)から取り組むよりも身体志向的に身体の感覚から安心の感覚を取り戻していくのがいいかなって最近は思ってる。
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@naoto_psycho
なおと
1 year
トラウマ治療はその最初の切り口がとても難しい。だから治療者との良好な関係必要で伴走者が必要なんだろうなって思う。トラウマについて学んで自分は悪くなかったと意識することも、自分は悪くなかったのになぜ…ってなって辛くなることもあるし。
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@naoto_psycho
なおと
1 year
トラウマインフォームドケア(TIC)って最近各所でよく言われるけど、自分からするとこんな当たり前のことが今まで分からずに日本の精神医学は患者を治療しようとしてたのかって思う節は正直ある。
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@naoto_psycho
なおと
10 months
『身体はトラウマを記録する』引用 サバイバルモードにはまり込むと、養育や世話、愛のための余裕がなくなる。心が目に見えない攻撃から自らを防御している限り、絆が脅かされるとともに、想像したり、計画を立てたり、遊んだり、学んだり、他者の欲求に注意を払ったりする能力も損なわれてしまう。
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@naoto_psycho
なおと
10 months
『身体はトラウマを記録する』より引用。 精神的な問題を脳の疾患と捉える脳疾患モデルは、人々の運命の主導権を本人の手から奪い去り、彼らの問題の解決を医師と保険会社に委ねる。 抗うつ薬の場合について考えてほしい。 →
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@naoto_psycho
なおと
1 year
トラウマからの回復のイメージ。 過去の辛い環境を生き抜く為に身につけた鎧。だけど辛い環境から抜け出した時、その鎧は重すぎて、生活に合わなくなる。その鎧を下ろすことがトラウマの治療になるけど、鎧を着けてないと怖いのでなかなか脱ぐことが出来ない。
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@naoto_psycho
なおと
6 months
恨んじゃいけないと理性で抑えるより、死ね死ねと思ってる方が健康的な気がする。人はどこまでいっても生物で、その本能が感じてることを理性で捻じ曲げ過ぎるとおかしくなる。
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@naoto_psycho
なおと
2 months
人に頼るのが苦手なのもあるけど、自分が持っている重みを相手は多分受け止めきれないなって勝手に判断して、自己開示をする手前で、少し自己開示したような話をすることが多い。相手にあたかも自己開示したように見せることしかしない。自己開示をしないから人に対して親密な感情を抱かなくなる。
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@naoto_psycho
なおと
10 months
昨日は元旦で久しぶりに実家帰った。 暴言ばかりが飛び交い、よくこんな環境に長年居たなって感想しか出てこなかったので、今みたいに離れて生活するのがお互いにとってベストなんだろうな。 昔はこの家庭が普通だと思って耐えてる意識すら無かったから、自分は精神壊れたんだなぁってしみじみ思う。
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@naoto_psycho
なおと
1 year
精神疾患が治ることは以前のように戻るではなく、新しく生まれ変わるに近いかなって感じる 以前の自分は無理して頑張りすぎていたと思うので 以前できていたことも今“病気の症状”があるから出来ないのであって、何も出来ない=自分では無いかなあと思ってて切り離して考える必要がある
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@naoto_psycho
なおと
1 year
苦しみながらもここまで生きてきた自分のことを誇りに思う。 ただ、もう十分苦しい思いをしたから、これからは幸せな人生を歩みたい。
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@naoto_psycho
なおと
9 months
感情を抑えることが精神的に大人だという風潮は、精神疾患を治すこととは真逆な方向に進んでしまう。強靭な精神力なんてものは無くて、無意識で傷を溜め込んでしまう。辛いことを感じなくするのは、他の人が泣いている時に「そんな辛くないだろ!泣きやめ!」という言葉を自分にかけているに等しい。
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@naoto_psycho
なおと
1 year
うつ病の時に精神科で感じていたこと。 自分がうつ病になったのは「正常」で親が「異常」だったのに、精神科医やカウンセラーはその「異常」な人の声を「正常」なものとしてよく聞き、自分を「異常」扱いしてたという感覚。
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@naoto_psycho
なおと
1 month
生きづらさの一つに逃げなきゃいけない環境のはずなのに、そこに留まらなければならないというのもあると思う。
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@naoto_psycho
なおと
1 year
自分は鬱でダウンする前よりも他人に冷たい人間になった。前は他人のために尽くすことが大事だと思っていたけれど。 他人がいい思いをするか嫌な思いをするかは”その人”がどう感じるかの問題だと線引きする。他人の問題をあたかも自分の問題のように背負い込む必要はない。
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@naoto_psycho
なおと
8 months
セルフケアとは言うけれど、本当にしんどい時は、自分を痛めつけること自体がセルフケアと化してるんだよね。 だからその痛めつける生き方がダメだと言われたり禁止されると、それはそれで否定された気分になってしんどくなるというか。
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@naoto_psycho
なおと
1 year
『心の境界線 穏やかな自己主張で自分らしく生きるトレーニング』読了。 読みやすく具体例が豊富で良かった。境界線が引けない原因にトラウマがあるってところと線引きすると罪悪感が出るところまで指摘してるのが良かった。ACの生みの親、クラウディアブラックの名前久しぶりに見たわ😂
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@naoto_psycho
なおと
1 year
スキーマモードの本読んでて思うのは、どの心理療法も結局は一緒だなって感じる。防衛規制の先にある中核的な感情への気づきを得て、その感情を承認して癒したり昇華することを目指す。 防衛規制はなぜ必要だったのかを理解し感謝してその威力を弱めていき、インナーチャイルドを癒していく。
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@naoto_psycho
なおと
1 year
「耐性の窓(大丈夫ゾーン)」はストレスを全く感じない領域ではなくて、ストレスを感じても理性を働かせて対処出来る領域。この大丈夫ゾーンの幅を広げること、もしその領域を飛び出てもまた大丈夫ゾーンに戻ってこれるようにすることが心理療法やセルフケアが目指すところ。
@ichiipsy
いっちー@バーチャル精神科医
3 years
ストレス耐性は「耐性の窓」と表現されることがある。ストレスに強い人ほど窓(線の間)が広くて、感情の制御がしやすい。 逆に、窓が狭いストレスに弱い人ほど、窓の上に行きすぎてパニックになったり、神経に急ブレーキをかけてうつ状態になったりする。 「愛着」にはそんな窓を広げる効果がある。
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@naoto_psycho
なおと
1 year
『スキーマ療法最前線』読んでて、ACT(マインドフルネス)とスキーマ療法の統合っていうところ読んでるけど、『変えられるものを変えていく、変えられないものは受け入れる』っていう平安の祈りはやはり偉大な言葉だなって思う。受容することが変容への道を切り開くことに繋がる。
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@naoto_psycho
なおと
1 year
ワークブックの本をまとめて思ってたこと。 本来だったらサバイバーの人達が保険適応でお金を気にせずカウンセリングに気軽に通えて、そこでトラウマ治療において信頼出来るカウンセラーの元で治療関係の中でゆっくり癒されて学んでいくのが一番いいよね。自分はセルフケアを推してるわけじゃないよ。
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@naoto_psycho
なおと
1 year
『回避性愛着障害』岡田尊司著から 自分の感覚や感情がよくわからないという状態は失感情症(アレキシサイミア)とも呼ばれ、主体性を尊重されるよりも、義務に縛られ、他者への従属を強要され続け、自分という領域を侵犯され続けた結果である。
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@naoto_psycho
なおと
1 year
母親から電話きて少し会話した。 体調どうかと聞かれたので、最近はあまり眠れないと言うと「世の中の人皆そんなもんよ。あんただけが辛いんじゃないんじゃけえ。私だって〜」って始まったから、そういえば自分はこういう家庭で育ったなって久しぶりに思い出した。
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@naoto_psycho
なおと
10 months
トラウマからの回復において、必ずしも専門的な知識が必要なわけではない。昔から苦しんでいた人は多くいて、自分で気づきを得てそこから回復してる人も多くいるから。自分も実はその一人だと思う。とはいえ→
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@naoto_psycho
なおと
1 year
精神疾患からの回復には時に気分に逆らうことも大事になる。鬱になると、食生活も睡眠も乱れやすくなり、外にも行きたくなくなる。この逆をやる。睡眠時間を確保し、栄養のあるものを食べる。少し散歩する。その時出来る範囲で気分に抗う。身体側が元気になってくると、気分も少しマシになる。
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@naoto_psycho
なおと
2 years
要するに一つの治療パッケージでは足りない。多方面に取り組む必要がある。 トラウマナラティヴ、持続的エクスポージャー、マインドフルネス、アサーション、セルフコンパッション、セルフモニタリング、スキーマ療法など組み合わせる必要がある。それぞれは完全に独立してるものではないけども。
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@naoto_psycho
なおと
1 year
複雑性トラウマ(C-PTSD,DESNOS,AC)について話すこと多いから、またオススメの本再編しようかな。厳選するならこれらの本かな。
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@naoto_psycho
なおと
16 days
扱いづらい人に対してバウンダリーを引く時、不完全な解決を受け入れなければならないって書いてあって、しんどいなぁと思った。そういう人に行動を変わるように求めても、怒りを露わにしたり、問題があることを否定したり、被害者ぶったり、変わることに同意しても実行しなかったりいいことがない。
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@naoto_psycho
なおと
2 months
The Complex PTSD Workbookって本めっちゃいい。他の本にはあまり書いてないような、だけど自分は凄く大事だと思ってる、「治りたくないこと」や「受容と変容」のバランスについて結構なページを割いててかなりいいなって感じた。チラッて書いてあるけど著者自身も苦しんでた経験があるのかな。
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@naoto_psycho
なおと
1 year
精神疾患からの回復はどこなのかって難しい話だけれど、まあ元に戻るでは確実にないよね。 辛い環境に適応する為に必死に身につけてきたものを彫刻のように削ぎ落として、本来の自分を出していくような感覚。削ぎ落としていくものの中には『常識』や『普通』といった価値観もあるかな。
@emiemi14
伊藤絵美
1 year
「元の状態に復旧する」という従来のリカバリーの意味であれば、私自身もスキーマ療法を体験してそれはありえないと実感しました。自分の抱えているスキーマにいったん気づいてしまったら、それを手放す方向で新たに生き直すしかなかったから。戻れないし戻りたくない。
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@naoto_psycho
なおと
1 year
トラウマ治療って先に身体的な完全を確保して『耐性の窓』を広げる必要があるから、身体神経系アプローチ(SE、コレモ、SPなど)で安全を確保しつつ、トップダウン系の治療(スキーマ療法)等は少し後の方がいいんだろうな。スキーマ療法も様子見て難しそうなら先にリラクゼーション法取り入れたりするし。
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@naoto_psycho
なおと
1 year
悩んで悩んでもどうせ答えなんか出ない。行動しないと何も変わらない。そう思ってもやっぱり悩んでしまう時は、その影に消化されてない感情があるので、その感情を否定せずに受け入れる作業をしてる。この感情を受け入れる作業を怠ると気づいたら自分をいじめるようになる。
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@naoto_psycho
なおと
1 year
自分が持っていた希死念慮や自殺願望は向けるべき相手に怒りを向けないことで、自分がダメだという自己嫌悪に陥ることで生まれていた気がする。
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@naoto_psycho
なおと
5 months
マインドフルネスって別に呼吸瞑想に限ったことではなくて、広義で捉えると五感を研ぎ澄ませることだと思う。注意のアンカーは音楽、歩く感覚、味わうことでも何でも良くて、注意が逸れて雑念が浮かんだらまた注意を戻す。やることは至ってシンプル。日常を受動的ではなく能動的に味わう取り組み。
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@naoto_psycho
なおと
1 year
『テキストブックTSプロトコール』読み始めた。 『精神療法の原則は共感と傾聴である。しかし、複雑性PTSDのように重症のトラウマ体験を中核に持った症例の場合、傾聴型の受容的なカウンセリングは禁忌であると言って良い。枠がない対応、具体的な内容に欠ける抽象的やりとりが悪化を引き起こす。』
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@naoto_psycho
なおと
9 months
癒しや回復というのは、自分が傷ついていた事実を受け入れる自己受容から始まる。その為には今まで傷つかないように閉じていた心を開き、酸いも甘いも経験する必要がある。そこには痛みを伴う。けれど、奥底で見つけてほしいと願い続けていた子どもの自分をようやく見つけられる。
@mimorimisa
三森みさ@書籍準備中
9 months
メンタル強い・弱い言うのは嫌いなんだけど、あえてメンタルの強さとは何かと言えば、自分の弱い部分・傷ついた部分・正直な自分を、きちんと自己受容できてるかどうかがポイントだと思う。トラウマとか大きな話じゃなくても、できてない部分がこうなるから。
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@naoto_psycho
なおと
1 year
どの心理療法も目指してるのは、説明してる言葉が違うだけでこの漫画で書かれてることと一緒だなあと感じる。
@mimorimisa
三森みさ@書籍準備中
1 year
心の中の大人と子ども(1/10) #漫画が読めるハッシュタグ
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@naoto_psycho
なおと
1 year
メンタライゼーションなどの精神分析的な治療やCBT、DBTといったセルフヘルプを手助けする治療はクライアントを「自立した存在」とみなしている。セラピストがクライアントの満たされない感情欲求を満たそうとするのは禁忌としている。
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@naoto_psycho
なおと
1 year
トラウマを良くすることってそれまでの生き方と逆行したことをやる側面もあるんだけど(自己批判→自分を大事にする、無感情→感情を取り戻してくみたいに) 自己批判してしまう自分、感情を抑えるのはダメなことじゃなくて、今まで生きてきた上で頑張ってきた証だよっていう受容が大事だよなあって。
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@naoto_psycho
なおと
1 year
虐待的な家庭で育つと、この線引きがうまく出来なくなる気がする 親が虐待する理由を『お前が悪いからだ』と子供側に押し付けるのが原因 虐待するのは親側の問題なのに 自分が悪いと思い込み、親の機嫌が悪いのは自分のせいだと考え、人の機嫌ばかりを伺うようになる この癖がなかなか抜けない
@naoto_psycho
なおと
1 year
自分は鬱でダウンする前よりも他人に冷たい人間になった。前は他人のために尽くすことが大事だと思っていたけれど。 他人がいい思いをするか嫌な思いをするかは”その人”がどう感じるかの問題だと線引きする。他人の問題をあたかも自分の問題のように背負い込む必要はない。
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@naoto_psycho
なおと
1 year
心理療法の技法って最後の砦みたいなもん。その前に虐待的な人間関係から逃れる等環境調整だったり、信頼できる治療者を見つけて共感的に話聞いてもらったり、当事者間で緩く繋がりを持ったりすることで良くなることもある。ただ、これらって運要素あるし、本人がコントロールしづらいのが辛いところ。
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@naoto_psycho
なおと
8 months
家族を大事にすることは良いことだと思う。けど、そう思えない人(自分)もいるわけで、その価値観を暗に押し付けられるとしんどいね。別に好きでそうなった訳じゃないし、自分だってそう思える家族が欲しかったさ。
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@naoto_psycho
なおと
1 year
メンタル的に落ち込んだ時、自分は変にポジティブになろうとか抗うことをやめた。悲しんでる自分を自分が見つけて、自分がその隣に寄り添うだけでいい。 『I wanna stay in love with my sorrow』
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@naoto_psycho
なおと
1 year
多分世の中は少しずつ良くなってる。トラウマ治療も昔よりもかなり進歩してる。心理療法も統合の道を進んでる。認知行動療法も一部保険適応になった。けどさ、サバイバーが辛いのはまさしく今なんだよ。
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@naoto_psycho
なおと
1 year
ここ最近気づいたんだけど、見返りを求めない優しさが大事って価値観に自分はずっと縛られてたなって感じた。 自分が与えた優しさは自分がしたいからしていたことだけど、それをさぞ当たり前かのように受け取る相手からは搾取されるだけだね。ギブアンドテイクな関係じゃないと成り立たないよ。
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@naoto_psycho
なおと
1 year
昔はこんなこと思ってはいけないと自分の思いに蓋をすることが多かったけど、今はやめた。感情を感じることは悪いことじゃない。それが怒りや悲しみといったネガティブなものでも。問題なのは、感情に任せて行動すること。感じた感情は否定せず、行動化しない。感情に蓋をすることとは違う。
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@naoto_psycho
なおと
1 year
マインドフルネスの本でよく見る話。 ダライラマ法王を感情と健康をテーマにした協議会に呼んだ時、『自己嫌悪の苦しみ』について語ってほしいと問われた時、ダライラマが「自己嫌悪って何?単なる精神状態?それとも精神疾患か?」と聞いて周りを困惑させた話好き。 価値観って文化によって違うね。
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@naoto_psycho
なおと
1 year
心的外傷後成長というけれど。 トラウマを乗り越える中で確かに得たものは大きい(価値観とか) でももう十分だよ。成長するのは。 それ以上に失ったものも大きい(戻らない時間、人間関係、あるはずだった未来)この受け入れ難い喪失を振り返り、時に涙して、自分はまた乗り越えていくんだろうな。
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@naoto_psycho
なおと
1 year
トラウマに向き合うにあたって自分が一番大事だと思ってる『矛盾してるどちらの気持ちを大事にして受け入れる』『変えられるもの変えられないものを見極める』ってことについてそろそろ書きたいんだけども、頭で考えるだけで終わってる🫠自己受容と変容のバランスっていうか。
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