夜も更けた午後１０時。花里みのりは子供の頃から使っている学習机にコピー用紙を広げ、イヤホンを刺したスマホを見つめながら、ボールペンを手にしていた。 「ふんふん、ふんふーん」 小さく鼻声でメロディーを口ずさむ。スマホで見ているのは、『恋愛裁判』というボーカロイド曲だ。投稿動画の中で...

視線の先で、銀色の鎧をまとった男が剣の切っ先をこちらに向けている。磨き上げられた刃に、蝋燭の炎が揺れている。情熱的な赤毛。わたしを睨みつける瞳にも、熱い炎が宿っている。暑苦しい。 「皆を苦しめるサキュバス、ファーリン！ この勇者セルドが貴様を討つ！」 男が高らかに声を張り上げる。...

４月も終わりになると、ブレザーはちょっと暑い。美保は玄関を開けると、「ただいまー」と言いながら、ローファーと一緒にブレザーも脱いだ。 「おかえりー」 と返ってくる声は、妹の理保のものだけだ。母親は買い物にでも出ているようだ。玄関のすぐ横にある洗面所に入り、鏡を見る。少し汗ばんだが、...

Ｎ県、北山商業高校。 ここには、そのお口の状況から「女子ムシバレー部」と呼ばれている部がある。 彼女達と、その周辺のお話。

「氷条、燕さんだね。では、右上から。８番なし。７番斜線。６番○」 ライトに照らされながら大きく口を開けて、歯医者さんに覗き込まれる。好きではないけれど、それほど嫌いではない。年に１回虫歯を指摘される歯科健診より、毎朝乗ってる体重計の方がよっぽど怖い。 「７番Ｃ」 左上で虫歯に引っ...

――女の子って、何で出来てる？ ――砂糖とスパイス。それと、素敵なものすべて。 最近の医者は、優しすぎる気がする。猫なで声に、必要以上にへりくだった敬語。もう、優しいというより甘い。中には、私のように厳しい人がいてもいいと思う。 県立椿ヶ原高校、体育館。午後０時１０分。 私は長い...

今年もやってきました虫歯ウィーク。 今年の連作は、一人の女の子が自分の歯の遍歴を語るシリーズです。

Ｎ県、北山商業高校。 ここには、そのお口の状況から「女子ムシバレー部」と呼ばれている部がある。 彼女達と、その周辺のお話。

夏輪ちゃんの口が大きく開き、無影灯のギラギラとした鮮烈な光りが、わたしを焦がす。涼を求める真夏の猫のように、わたしはそそくさと歯と歯の間に身を隠した。 あ、わたしは虫歯菌。名乗るような名前は持ってないわ。特殊な力も何もない、駆け出しのひよっこだから。わたしが住んでいるお口の持ち主...

日中の鮮烈な輝きが少しずつ翳り、ほの暗い夜の香りが滲み出してくる、真夏の夜７時。いつものファミレスに、「２５時、ナイトコードで。」のメンバーが顔を揃えていた。 「いやー、夜７時にもなれば少しは涼しいかなーって思ったんだけど、まだまだ暑いねー」 案内された席に着くなり、瑞希が口を開...

渡辺さんは、学年１の美少女だ。つややかな黒髪、涼しげな目元、整った鼻筋、かわいらしい唇、透き通る肌。少女マンガから抜け出してきたような、絵に描いたように完璧な可憐さ。それが渡辺志摩という女の子だ。みんなからは、「志摩姫」なんて呼ばれている。 そんな志摩姫には、１つ噂があった。 実...

電車に乗って吊革を握ると、ドアの上にあるモニターと目が合った。 『１１月８日はいい歯の日』 私は顔を伏せて、モニターに表示された文字と、そのあとに流れるであろう映像から目を逸らした。ゆっくりと長い溜め息をつく。 １１月８日は嫌い。 虫歯と治療痕だらけの私の歯は、もっと嫌い。 子供...

――女の子って、何で出来てる？ ――砂糖とスパイス。それと、素敵なものすべて。 目の中に入れても痛くないくらい、可愛い可愛い一人娘。私はつい甘やかしてしまう。時には厳しい言葉や態度も必要だと思うけど、なかなか上手くできないのよね。 娘のあやめが、高校に入学した。 入学式に二人で写っ...

歯フェチSS、初投稿です。 11/14 思うところがあって、改頁を改めてほぼ1ページにして、シリーズ属性つけました。

眠りに就いて目を開けると、あの子のお口の中でした。

Ｎ県、北山商業高校。 ここには、そのお口の状況から「女子ムシバレー部」と呼ばれている部がある。 彼女達と、その周辺のお話。

「うっ……」 違和感は、その時痛みに変わった。ムズムズチクチクと集中の邪魔をしてきた歯が、いよいよズキズキと本格的に妨害を始める。 「んっつ……」 とうとう来たかと思いながら、創作用のプロットを書いていたノートを閉じる。歯が痛み出すと、意識のほとんどがそこに持って行かれて何も考え...

『ご報告』 『いつも、樋川沙月を応援して下さる皆様に、大切なご報告があります』 事の発端は、事務所に届いた某写真週刊誌からの封筒だった。『樋川沙月関係者様』と宛名書きされたそれを受け取った本間は、嫌な予感が不快な寒気に変わって背骨を下っていく、そんな感覚を覚えた。 １つ深呼吸をし...

窓の下の小さな庭に、ハルジオンが群れなすように咲いていた。暖かくなってきた春の陽射しを受ける白い花弁に目を細めていたら、小さな黄緑色のクモがその隙間から顔を出した。そのクモは花の中央の黄色いところに居座ると、異様に長い前脚を大きく横に広げた。ハナグモだ。 小さな白い蝶が、蜜の匂い...

仕事を辞めた。 新卒でとある企業の受付嬢として入社して５年。理由と言うほどの大きなきっかけはなかったんだけど、ストレスや心労で少しずつ何かがすり減っていき、貯金が底を突いたような感じで、ある日急に「もう無理かな」となった。 そして、私は３月いっぱいで職を辞することになった。 ４月...

それはまだ、ボクが虫歯を知らなかった頃。 ６月のとある水曜日。急に雨が降った夕方のこと。 「うわあああああっ！」 突然降り出した大雨に、ボクは叫びながらダッシュした。部活終わりでクタクタの足が悲鳴を上げるけど、のんびり濡れて帰るなんて絶対ごめんだ。 ふと目に入った、屋根のある駐車...

Ｎ県、北山商業高校。 ここには、そのお口の状況から「女子ムシバレー部」と呼ばれている部がある。 彼女達と、その周辺のお話。

夜８時。診療室や待合室の掃除を終えた小寺守は、電気のスイッチに手を伸ばしながら短く溜息を吐いた。 住宅街の真ん中にある、２階が住居になっている昔ながらの歯科医院。早々に勇退して隠居生活に入った父親から受け継いで１５年になる。その頃は近隣の住人の治療を一手に引き受ける状況で、老若男...

「ん？」 夜７時。営んでいる洋菓子店の閉店準備中、イートインスペースの椅子の上に、それは置かれていた。 「どうしたの？」 レジを締めていた妻が、俺の声を聞いて首を伸ばしていた。 「忘れ物みたいだ」 俺はそれを手に取った。パステルピンクの、長細い革製品。よく見ると、本革ではなく合皮...

歯フェチSS、初投稿です。 11/14 思うところがあって、改頁を改めてほぼ1ページにして、シリーズ属性つけました。

「それでは、次のニュースです」 テレビ画面の中で、女性アナウンサーが口を開く。 「前歯を綺麗に見せる、という謳い文句ながら、実際は歯の健康を損なういう悪質な商品が出回っているとして、消費者庁が注意を呼びかけています」 画面が切り替わり、『実際に販売されている製品』というテロップと...

私立銀嶺高校。この学校には、一風変わった校則がある。 それは、歯に関するものだ。 起こりは、生徒の虫歯の多さを憂い、口内の健康を願って制定されたものらしいが、いつの頃からかその校則は生徒を恐怖で縛り付けるものに変わっていった。 これは、その校則を犯してしまった、４人の少女の物語。

駅前のロータリーにあるベンチからは、歯科医院の入り口がよく見える。本を読みながら時々そこを気にしていた祐一の目が、よく見知った制服姿を捉えた。 向こうもベンチの祐一に気付き、小走りで駆け寄ってくる。 「ごめんね。お待たせ」 駆けてきた芙美子が、祐一に微笑む。 「ん。よし、帰るか」 ...

Ｎ県、北山商業高校。 ここには、そのお口の状況から「女子ムシバレー部」と呼ばれている部がある。 彼女達と、その周辺のお話。

履き慣れた５センチヒールのパンプスをコツコツと鳴らし、荒金曜子は自分が暮らすワンルームの前に帰り着いた。黒いビジネストートのポケットからキーケースを取り出す。このトートバッグにはノートＰＣも入っているため、決して軽くはない。慣れてきたとはいえ、家に帰ってくる頃にはちょっと肩が痛く...

歯フェチSS、初投稿です。 11/14 思うところがあって、改頁を改めてほぼ1ページにして、シリーズ属性つけました。

Ｎ県、北山商業高校。 ここには、そのお口の状況から「女子ムシバレー部」と呼ばれている部がある。 彼女達と、その周辺のお話。

北山商業高校、体育館。外は今晩から雪になるかもしれないという予報を裏付ける冷え込みだが、館内では熱気のある練習が続いていた。 「よーし。スタート！」 ３年生の東雲単がボールを手にし、傍らの２年生、林次美に目配せをした直後、ボールをあらぬ方向に放り投げる。 「くっ！」 その直後、次...

毎年父に歯医者へ連れて行ってもらっていた娘。彼女は中学３年の夏、あることに気付くが……

夜活するイマドキ中高生と、そこに潜むむし歯リスクについてご紹介します。予防歯科から生まれたクリニカ。

明日は、待ちに待った特別な日。 速水陽奈は、ゆっくりと時間をかけて湯船につかって平日の疲れをお湯に溶かし、体のあちこちの手入れを念入りにして、浴室を出た。 「お姉ちゃん、長いー」 廊下で、高校生の妹が頬を膨らませていた。いつもより１５分ほど長く入っていた陽奈は、素直に「ごめんごめ...

私立白綾女学園に芸能事務所ホワイトブックが協力して催した、『歯と口の健康週間』のあれこれ。

ブラウザの検索窓に「さ」と打ち込んだだけで、予測変換に「桜井綾音」と表示された。慣れた指捌きで確定させて、エンター。すぐに表示された検索結果を上から流し見ていく。 小学校３年生の時の作文コンクール受賞。 同姓同名だが別人のＳＮＳアカウント。 誰かがネットに上げた小説の登場人物。 ...

ホームセンターでレジに並んでいた宇津木花凜は、レジ横の小棚に並んだボトルガムの中の１つに目を留めた。 （虫歯の始まりを抑制するガム……か） 花凜は、２年に１回くらいのペースで、沁みる歯ができて歯医者さんへ通っている。自分ではそれが普通だと思っていたのだが、仲のいい友達とそんな話に...

歯が痛い。 痛み止めでやわらげながらガマンを続けて、だいたい２ヶ月。慣れてきてはいるけど、それでもやっぱり痛い。なにもしてないのに、ズキズキズキズキ、口の中で歯が暴れている。 （そろそろヤバいか……） 痛い歯を舌で触る。『穴』なんて、そんな生っちょろいものじゃない。もう、そこには...

女の子が好きなのは、甘い甘い、恋のお話。 そしてもう一つ、甘ーい甘ーい、お菓子。 でも、その甘ーいお菓子には、ちょっと厄介で小さな悪魔が潜んでいて…… チョコレートを噛むと、右上の奥歯がシクっと沁みた。 寝転びながら読んでいる少女マンガの中では、ヒロインの子が好きな男の子と同じ進...

――女の子って、何で出来てる？ ――砂糖とスパイス。それと、素敵なものすべて。 コーヒーにスパイス。意外に思えるけど、結構マッチする。特に、甘いコーヒーにスパイスを入れると、ピリッとした刺激が味を引き締めてくれる。濃厚なジェラートに振りかけるっていうのもいいわね。 水曜日。兼務し...

虫歯をいっぱい作ってしまった芙美子は、治療が終わったのを機に幼なじみの洋一に告白。その時に洋一から「芙美子の歯(虫歯)が気になる」という問題発言。それでも二人は付き合うことになって。 甘いお菓子が大好きな芙美子はやっぱり虫歯と縁が切れず、洋一はフェチの沼に落ちていき…… そんな二...

※特殊性癖向けのSSなので、ガチの担当Pは注意して下さい。 バレンタインの小ネタを考えてたら生まれたネタです。いずれ書きたいと思っていた智代子でいけそうだったので書いてみました。 もうちょっとひどい口内を妄想したりもしましたが、兄の担当アイドルということもあって、ちょっと気が引けてこんな感じになりました。

虫歯をいっぱい作ってしまった芙美子は、治療が終わったのを機に幼なじみの洋一に告白。その時に洋一から「芙美子の歯(虫歯)が気になる」という問題発言。それでも二人は付き合うことになって。 甘いお菓子が大好きな芙美子はやっぱり虫歯と縁が切れず、洋一はフェチの沼に落ちていき…… そんな二...

午後１１時。俺の勤めるコンビニの店内に、客は１人もいない。大阪府内とは言え、市内より奈良との県境の方が近いというこの辺だと、珍しいことじゃない。店内でやることがないわけではないけど、面倒だし、俺は事務所で椅子に座ってのんびりしていた。 スマホでＳＮＳをチェックしながらコーヒーを飲...

有咲「おたえ！歯医者行くぞ！予約の日だ！」ｳﾃﾞｦｷﾞｭｯ たえ「いーやーだー！」 有咲「んなこと言ったって、放っといたらもっと重症化するぞ！」 たえ「鬼！悪魔！有咲！」 有咲「何度も言うが、私はおたえの為に言ってるんだからな！？」 たえ「だ…だって、あの音…。」ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ… ...

コートを羽織りながら、舌で左上の奥歯を触る。長い時間削られて、二回りくらい小さくなってしまった歯がそこにあった。 （今日もいっぱい削られたなぁ……） 自業自得とはいえ、軽く落ち込んで俯いていると、受付のお姉さんが私の名前を呼んだ。 「牛尾珠女さーん」 「はーい」と返事をして立ち上...

いつか書こうと思っていた小ネタ用アイディアと、執筆応援プロジェクトの募集ネタが合致したので書いてみました。

夏希は、歯医者のチェアユニットに腰掛けていた。 彼女の通う大学では、２０歳になった学生に対し、歯医者で歯科健診を無料で受けられるクーポン券を配布していた。５月に誕生日を迎えた夏希にもそれが届き、住んでいるワンルームマンションから歩いて行ける距離に歯医者があるのもあって、夏希は暇つ...

ほっぺにちょんっと、クリームが乗せられる。一瞬感じたひんやり感は、椎子お姉ちゃんの指の温かさに上書きされた。 「下地はこんなとこでしょ……ファンデは厳禁だから、フェイスパウダーを使ってっと……」 椎子お姉ちゃんがそんなことを言いながら、わたしの顔に手際よく何かを塗っていく。 「チー...

Ｎ県、北山商業高校。 ここには、そのお口の状況から「女子ムシバレー部」と呼ばれている部がある。 彼女達と、その周辺のお話。

11月8日の文芸部の面々、それからどうなったの? てなのを各自に語ってもらおうという企画。

最終話です。どうか末永くお幸せに。

私立白綾女学園に芸能事務所ホワイトブックが協力して催した、『歯と口の健康週間』のあれこれ。

今年もやってきました虫歯ウィーク。 今年の連作は、一人の女の子が自分の歯の遍歴を語るシリーズです。

お互いの仕事が早く終わったので、恋人の雨音と待ち合わせて夕飯を共にしていた。 「そうだ。今度の土曜日、野球観に行かない？」 僕も雨音も同じブルズファンで、デートはもっぱら野球観戦だ。あと、ブルズは大人気球団ではなく、数日前や当日でも楽にチケットが取れるため、今みたいに思い付いたら...

私立白綾女学園に芸能事務所ホワイトブックが協力して催した、『歯と口の健康週間』のあれこれ。

私立白綾女学園に芸能事務所ホワイトブックが協力して催した、『歯と口の健康週間』のあれこれ。

わたしは、人前で笑えない。 前歯に虫歯があるから。高校生の時にできたそれは、初めのうちは近づいてよく見ないと分からないほどだったけど、時間が経つにつれて大きく、そして汚く広がっていき、二十歳の誕生日を数ヶ月後に控えた今、ぱっと見ただけで明らかに虫歯と分かる黒い穴が空いてしまってい...

こんな風に口内を見せてくれる女の子が欲しかったという妄想の具現化です。 ちょっとフェチ要素が少なめというか、抜きどころがない気もしますが、リハビリも兼ねてるんで大目に見て下さい。

４月の上旬から遅めの時間にセットしてある目覚まし時計が、綾の耳元で「そろそろ起きろ」と電子音を鳴らしている。 数十分前に一回目を覚まして、ウトウトしながら寝転がっていた綾は、仕方なさそうな顔で目覚ましを止め、タオルケットの中からモソモソと部屋に這い出した。 トイレを済ませて大きく...

けたたましいサイレン音が鳴り響く。 「３１０発生。３１０発生。繰り返す。３１０発生。総員配置に就け」 ここは口腔内にある、口防衛省の戦闘指揮所だ。ここでは日々、カリエス侵攻軍との激戦が繰り広げられている。 「状況は？」 各員が慌ただしく駆けつける中、総司令官が問うた。３１０とは、...

今年もやってきました虫歯ウィーク。 今年の連作は、一人の女の子が自分の歯の遍歴を語るシリーズです。

「はぁ……」 部屋に帰ってきた睦海は、短い溜め息をついた。電気の点いていないワンルームの室内は薄暗い。手に提げたコンビニのビニール袋をガサガサと鳴らしながら、灯りを点ける。蛍光灯は数回またたいて、部屋を明るく照らし出した。だが、睦海の顔は力なく俯いたままだ。 「寂しい……」 口に...

午前診が終わり、衛生士や受付スタッフはお昼の休憩に入った。外へ食べに出たり、コンビニに行ったりする同僚を見送りながら、開院当時から働いている歯科衛生士、遠藤洋子は自分で詰めた弁当を休憩室で広げていた。 「遠藤さん」 入り口からかかった声に顔を上げると、院長の木谷華絵がドアから顔だ...

今年もやってきました虫歯ウィーク。 今年の連作は、一人の女の子が自分の歯の遍歴を語るシリーズです。

カタカタとキーボードを叩く音が、狭くて静かなデータ室に響いている。モニターの横のスタンドに置いたリストを、パソコンにひたすら打ち込んでいく。 名前、年齢、性別。名前、年齢、性別。機械のように、ただただ延々と指を動かす。 「んー、終わったー！」 隣で同じようにキーボードを打っていた...

私立白綾女学園に芸能事務所ホワイトブックが協力して催した、『歯と口の健康週間』のあれこれ。