Just left the booth and retired from my longtime career as a club DJ.
Thank U Very Much to everyone I’ve met across the turntables in the last 27 years.
1992 – 2018, from Kichijoji to Kichijoji
Goodbye,
M
Belle & Sebastianのバンド名はCécile Aubryによるフランスの児童文学『Belle et Sébastien』から採られたそうだが、こちらは65年に本国制作された実写版TVドラマのサウンドトラックEP。ちなみに日本では『名犬ジョリィ』としてアニメ化されている。そういえば観たことあるな。
さっきMark Murphyの話で「真似ようとしても出せないかっこよさ」と言ったけど、個人的には幸宏さんにもその類いの魅力をずっと感じている。「あー、これ100年かけてもこの域に達するのは到底無理じゃん」みたいなやつ。He was a mod before I (or should I say “we”?) was a mod.
Nirvana(本物のほう)結成前のPatrick Campbell-Lyonsと、70sに英国を代表するプロデューサーになるChris Thomasによるデュオ、Hat & Tieが1966年に出したデビュー・シングル「California Jazz Club U.S.A.」のドイツ盤。The Beach Boys風のビート・ナンバーを軽快にキメている。
「Windy」と「Can’t Take My Eyes Off You」といういわゆるソフト・ロック好きには鉄板の2曲を収めたThe Alan Copeland Singersの1967年のUKプロモ盤シングル。笑っちゃうほど想像に違わぬ音だがタイトな演奏だ。両面とも英国では発売されなかったThe Alan Copeland Conspiracy名義のLPからのカット。
Mari Wilsonの「Beware Boyfriend」のB面に収録された「It’s Happening」が昔からとにかく好きで、個人的には彼女のベスト・ソングだと思っている。UK盤12インチには巨大ポストカードが封入されていたけど7インチには「おまえら(バックの野郎3匹)かよ!」とツッコミたくなるやつが入っていた。
フリッパー……トロニクスでも聴くか、と思い立ってDaryl Hallの『SACRED SONGS』。つき合う友人が誰かは重要だよね、などと考えつつ「Produced by Robert Fripp」のクレジットを眺める。通常営業のHall節がいきなり斜め上の怪しげな方向に飛んで行くのが楽しい。特価100円だったプロモ盤LP。
Biff Bang Pow!の7インチで恐らく一番の珍品が90年にCaff Corporationから出たThe Timesとのスプリット・シングル『THE MODS ARE BACK!』。荒ぶるThe Whoの姿を捉えたスリーヴとは裏腹に、内容はアンプラグドなデモ音源といった趣きなのだけど(笑)これはリリース当時に新品で買った。