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『天皇家の恋愛』(中公新書、2022年3月刊)。リベラルな立場から皇室を評論してます。成城大学文芸学部教授。京大文学部卒。博士(文学)。毎日新聞で福島支局、皇室、警視庁担当。CNN日本語サイト編集長、琉球新報ワシントン駐在を経て現職。著書はほかに『天皇家の財布』(新潮新書)『近代皇室の社会史――側室・育児・恋愛』
◇社会学的皇室ウォッチング!/118 これでいいのか「旧宮家養子案」―第20弾― 旧宮家皇族たちが、もし連合国軍総司令部(GHQ)に皇籍離脱させられたなら、独立回復後、復籍させて皇位継承者を確保しなかったのはなぜだろうか。それは、敗戦直後の皇籍離脱が「皇室の民主化」の象徴であり、国民はこぞって雲上
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共同通信社は27日、天皇陛下の即位5年を前に皇室に関する全国郵送世論調査の結果をまとめた。皇位継承の安定性について「危機感を感じる」が「ある程度」を含め72%に上った。女性天皇を認めることは計90
天皇ご夫妻は1月20日、皇宮(こうぐう)警察の年頭視閲式に出席した。天皇皇后の出席は初めて。皇宮護衛官を激励し、日ごろの努力をねぎらう気持ちから出席したと報じられているが、私は、皇室報道に対するリスクマネージメント(危機管理対応)の意味が含まれていたと感じた。
この春、高校2年生になった秋篠宮家の長男・悠仁さま。高校生にお妃候補選びとは気が早いと思われるかもしれないが、ご両親である秋篠宮さまと紀子さまの出会いは学習院大学時代であるのは有名だ。メディア史研…
群馬県立公園「群馬の森」(高崎市)にある「記憶 反省 そして友好」と刻んだ朝鮮人犠牲者の追悼碑が29日、県の代執行で撤去される。植民地時代の負の歴史を伝えるとともに、未来にむけて平和と友好を結ぶため…
皇族数確保に向けた衆参の正副議長と与野党代表者の協議が始まり、先週までに2回開催された。 皇族数は減少の一途をたどっている。皇室の活動に支障が出かねない状況で、国会として真剣に向き合わねばならぬ課題...
先月ロンドンを旅したときのこと。
現在の天皇陛下が生まれた63年前、皇室とマスメディアは、持ちつ持たれつの蜜月関係にあった。それが分かるのが、美智子妃(現在は上皇后)が退院するとき、赤ちゃんであった天皇陛下を撮影させるために自動車の窓を開けたエピソードである。
これでいいのか「旧宮家養子案」―第13弾― 過去に8人いた女性天皇のうち最後の即位は、江戸中期の後桜町天皇である。彼女は幼少の甥(後桃園天皇)の即位までの「中継ぎ」だと語られることが多い。しかし、彼女が女帝となった経緯をみると興味深いことが分かる。それは、皇位継承原理の本質は実は男系よりも直系が重
南鼎三(ていぞう)と森下亀太郎を知る人は少ないだろう。大阪府選出の戦前の衆議院議員である。両議員の政治人生のハイライトは、元老・山県有朋の国葬に反対したことだ。反対は2人だけだったが、戦前に国葬反対が公然と唱えられていたことは注目されていい。
ちょうど5年前の2018年1月25日、『週刊文春』『週刊新潮』が、秋篠宮家の長女眞子さんと婚約が内定していた小室圭さんの母の金銭問題を報じる。12日後、眞子さんと圭さんの婚約は延期され「眞子さま問題」の喧騒(けんそう)が始まった。前代未聞の出来事のように受け止められるが、女性皇族の婚約相手のスキャ
1958年11月27日に婚約を発表した明仁皇太子(現上皇)と正田美智子さん(現上皇后)は「皇室史上初めて恋愛結婚をしたカップルである」と繰り返し語られてきた。 しかし元皇室記者の森暢平さんは、正田美…
ギリシャを訪問されていた秋篠宮皇嗣家の佳子さまだが、週刊誌やインターネットメディアにおいて、有力な結婚相手候補が浮上したと話題になっている。お相手候補は一般人なのでAさんということになっているが、島津一門で玉里家と通称される旧公爵家の御曹司であることが報じられている。
安定的な皇位継承に向けた衆参両院議長と各党代表者らの2回目の協議が23日、衆院議長公邸で開かれた。週1回ペースで協議を進める予定だったが、全会派出席の協議では論点が定まらず、衆参両院議長が個別に意見…
社民党の福島瑞穂党首は15日の記者会見で、安定的な皇位継承について「女性天皇を認めるべきだ」と述べた。党見解に「男系男子に限る合理的な理由はなく、女性が継承することを制限するべきではない」と盛り込んだことも明らかにした。
国民民主党は22日の党会合で、安定的な皇位継承に関する党の見解を了承した。政府の有識者会議が令和3年の報告書で検討を求めた「女性皇族が婚姻後も皇族の身分を保有…
◇社会学的皇室ウォッチング!/115 これでいいのか「旧宮家養子案」―第17弾― 始まったばかりの皇位継承に関する各党各会派代表者会議が迷走中だ。142年前、明治初年の女性天皇議論と比較するとき、議論の貧困さは目を覆うばかりである。せめて、国民に開かれた侃々諤々(かんかんがくがく)のやり取りをした
佳子さまの私生活に踏み込むのは本意ではない。だが、何かおかしい。『女性自身』(8月23・30日合併号)の「本命恋人報道」である。結論から先に書けば「佳子さま 本命恋人はエリート歯科医」とする内容は偽情報である。佳子さまと若手歯科医の「交際」の事実は全くない。
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これでいいのか「旧宮家養子案」―第19弾― 敗戦後に皇籍離脱した旧皇族が、日本国憲法施行から約半年間は皇位継承資格を持っていたことが、旧宮家養子案の論拠の一つになっている。だが、旧皇族は憲法施行前に皇籍離脱を自署をもって申し入れている。それを示す情願書を今回、筆者は発掘した。皇籍離脱は、旧皇族自ら
これでいいのか「旧宮家養子案」―第7弾― 皇位継承について議論した2021年の「有識者会議」では、旧宮家養子案を選択肢のひとつとする結論が導かれた。しかし、会議のヒアリングで、旧宮家養子案を支持した法学者(憲法学)の百地章(ももちあきら)(国士舘大学客員教授)が示した世論調査の結果は、のちに捏造(
『外宮ご到着直前に雨が止み青空に…愛子さまが就職等の報告で伊勢神宮へ 初のお一人での地方訪問に歓迎』
学習院大史料館で開催中の特別展「ある皇族の100年―三笠宮崇仁(たかひと)親王とその時代―」を見た。印象的だったのは、小学生から青春時代までが綴(つづ)られた自筆の日記である。少年から青年に成長する三笠宮(当時は澄宮(すみのみや))の日々の息づかいが伝わってくる。
これでいいのか「旧宮家養子案」―第5弾― 旧宮家皇族たちは、連合国軍総司令部(GHQ)によって皇籍離脱させられた―。この「GHQ指令説」は「事実」であるかのように拡散されている。この説は「(だから)旧宮家の子孫は皇族に復帰する資格がある」という、「旧宮家養子案」派の主張につながる。だが、歴史の細部
安定的な皇位継承をめぐる議論は、各党の意見が出そろい、今月中にも調整に入る。議論の焦点は、国会決議に基づき設置された「皇位継承に関する有識者会議」(座長・清…
これでいいのか「旧宮家養子案」―第2弾― 皇位継承をめぐる「旧宮家養子案」が議論されるなか、そもそも「皇統」とはどの範囲を指すのか――。歴史をたどると、不透明で曖昧な部分が見えてくる。今回も、皇族首相だった「東久邇宮稔彦」の数奇な人生を題材にして検証していく。(一部敬称略)
9月27日、国民の半数以上が反対をする中、安倍晋三の「国葬」が強行されました。テレビで中継を見ていた人たちは、まるで厳粛な空気の中、つつがなく葬儀が執り行われたイメージかもしれませんが、実際の日本武道館や国会議事堂周辺は、とてつもなくカオスなことになっていました。 もはや「第1回・安倍晋三壺祭り」と呼んだ方がいいのではないかと思うほど地獄味溢れる状態に仕上がっており、やっぱりこれを伝える...
これでいいのか「旧宮家養子案」―第10弾― 旧宮家養子案を進める男系維持派の主張で気になるのは、自説に都合よく事実を不正確に述べることである。これまで国士舘大学客員教授、百地章(ももちあきら)の主張の誤りを指摘してきたが、今回はご自身も旧宮家出身である竹田恒泰の言論を取り上げる。(一部敬称略)
衆参両院の正副議長は17日、衆院議長公邸で与野党各会派の代表者と会談し、安定的な皇位継承に向けた皇族数確保を巡る協議が始まった。皇族数の減少は危機的状況で、皇室典範改正などの法整備が喫緊の課題だ。通常国会の会期末が約1カ月後に迫る中、合意形成が図れるか注目される。
これでいいのか「旧宮家養子案」―第8弾― 昭和天皇は11宮家の臣籍降下に抵抗した―。そう主張するのは、前回、本連載が批判した国士舘大学客員教授百地章(ももちあきら)である。ところが、この説はほとんど根拠を持たない。逆に、多くの史料から昭和天皇と皇族は何かと対立し、ときに火花を散らしていたことが分か
11月1日から10日間、南米ペルーを訪問した秋篠宮家の佳子さま。現地の評判は上々だった。世界遺産マチュピチュを訪問したときに着ていたブルゾンが、ネット通販で4790円で売られていたとして、完売になった。若い女性たちの佳子さま人気が高いことがうかがえる。一方で、ペルー訪問を否定的に伝えるのが女性週刊
これでいいのか「旧宮家養子案」―第12弾― 宮家は皇統護持のためにある――。そう語られることが多い。だが歴史を仔細にみるとき、この命題は必ずしも当てはまらない。たとえば天皇家は、断絶した宮家に皇子を養子に入れることで宮家の新陳代謝を促し、血統として天皇に近い宮家を創出しようとした。ところが、宮家側
これでいいのか「旧宮家養子案」―第9弾― 皇位継承に関する有識者会議の報告書(2021年12月)に「女性宮家」の文字は出てこない。その代わり、女性皇族の夫と子どもは皇族とせず、国民とする案が明記される。すると、愛子、佳子の両内親王は皇族なのに、その夫、子が皇族でないという奇妙な家族が生まれる。有識
国会の各党派代表者が皇室の課題について協議する2回目の会議が開かれた。政府有識者会議がまとめ、岸田文雄内閣が政府のものとして提出した報告書が示す、皇族数の確…
◇社会学的皇室ウォッチング!/116 これでいいのか「旧宮家養子案」―第18弾― 皇位継承に関する各党・各会派会議は非公開で行われる。議事録も結論が出るまで公開されない。そうなったのには衆院議長・額賀福志郎だけでなく、福沢諭吉の『帝室論』を引用して、静謐な議論を強調した3年前の有識者会議にも非があ
今国会では、20年以上も停滞していた、安定的な皇位継承の在り方の議論が本格化しそうだ。神道学者で皇室研究家の高森明勅さんは「先日の共同通信社の世論調査では、90%が『女性天皇』を認めると回答している。政府・国会は、こうした『国民の総意』を無視した案を軸に検討を進めようとしており、中でも『旧宮家養子縁組プラン』は、憲法違反になる可能性があるばかりでなく、皇統の断絶や王朝交替の危険性も秘めている...
自民党の石破茂元幹事長は18日、BSフジの番組で、安定的な皇位継承をめぐり、「女系を完璧に否定していいのか」と述べ、「女系天皇」の検討に含みを持たせる発言を…
国民民主党の玉木雄一郎代表は19日、衆参両院議長と参院議長公邸で面会し、皇位の安定継承に関する意見聴取を受けた。女性皇族が結婚後も皇室に残る場合、夫や子どもに「準皇族」という新たな身分を設ける案を示した。
日本経済新聞の電子版。日経や日経BPの提供する経済、企業、国際、政治、マーケット、情報・通信、社会など各分野のニュース。ビジネス、マネー、IT、スポーツ、住宅、キャリアなどの専門情報も満載。
多くの国民が反対するなか、安倍晋三・元首相の国葬が9月27日に強行された。安倍元首相の業績とやらを振り返るフェイクだらけのPV、軍国趣味の式演出、男だら…
公明党は26日の党会合で、安定的な皇位継承策を巡り皇族数の確保に向けて旧宮家の男系男子との養子縁組を可能にすべきだと訴える提言案をまとめた。28日に党として正式に決定する。北側一雄副代表が会合後、記者団に明かした。近く衆参両院の議長に申し入れる。提言案には女性皇族が婚姻後も皇族の身分を
安定的な皇位継承をめぐり、与野党で議論が進められている。神戸学院大学の鈴木洋仁准教授は「将来の天皇として、国民からは天皇皇后両陛下の長女・愛子さまに期待する声がある。他方で、国会議員や大手マスコミは、『愛子天皇』について議論することをかたくなに『タブー視』しているのではないか」という――。
安定的な皇位継承を巡る議論が本格化している。立憲民主党はすでに論点整理を終え、自民党も近く「安定的な皇位継承の確保に関する懇談会」の会合を改めて開く予定だ。政…
これでいいのか「旧宮家養子案」―第16弾― 伏見宮系の旧11宮家は、現在の天皇家と室町時代に分かれた遠い血筋にある。その印象を薄めるため、江戸時代に天皇家の皇統が途切れたとき、伏見宮家にある親王も有力な天皇候補だったと男系論者たちは語る。だが、そうした議論は学術的には根拠が薄い俗説である。(一部敬
これでいいのか「旧宮家養子案」―第4弾― 旧宮家皇族は戦後、「万が一には、皇位を継ぐべきときが来るという自覚」を持って暮らしていた――。「旧宮家養子案」を推す人たちはそう主張する。東久邇稔彦(ひがしくになるひこ)、久邇朝融(くにあさあきら)の例で見てきたようにこれは歴史の歪曲(わいきょく)である。
これでいいのか「旧宮家養子案」―第11弾― 天皇の歴史で男系継承が最優先であったなら、複数の妻あるいは多数の側室を抱えればよいはずである。しかし、天皇が側室を無制限に持てたわけではなく、誰でも側室になれたわけでもない。実は側室とは「一夫一妻」の建前ができる裏面で発達する特殊な制度である。男系継承
これでいいのか「旧宮家養子案」―第3弾― 東久邇稔彦を例に、旧宮家皇族が戦後、決してクリーンな暮らしをしていなかった事実を2回にわたり見てきた。だが、国民に誇れない闇がある旧皇族はほかにもいる。今回は、カネと女性にダーティーだった久邇朝融(くにあさあきら)の例を検討する。(一部敬称略)
安倍晋三元首相の国葬の追悼の辞(弔辞)で菅義偉前首相が紹介した歌が話題となった。元老・山県有朋が、暗殺された同郷の伊藤博文(ひろぶみ)を詠んだ歌である。しかし、政党が力をつけることに警戒感を持ち続けた非立憲の山県を持ち出して、感動を演出する安易さには違和感を覚えた。安倍元首相が読んでいたという岡義