“Valerie and her week of wonders”
70年代に制作されたチェコのヴァンパイア映画。可憐な少女ヴァレリーと彼女のイヤリングを巡る様々な思惑を恐ろしく官能的に描く。儚さと純粋さ、誰しもが持つ悪しき欲望や現実が調和する世界に没入できた時見えるのは美しい夢か、悪夢か。
#1
日1本オススメ映画
“The Little Mermaid(1968)”
旧ソビエトにて生まれた”人魚姫”の短編アニメーションは悲恋の痛切さと生命を許さない極北の神秘が鋭利な美のもとに描き出された芸術映画。人魚の鱗、愛により定められた破滅に向かう女の瞳、麗しい死で満たされた海の蒼が致死性の美で燦然と輝く。
#1
日1本オススメ映画