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McSirkee@子どものこころ科

@mcsirkee

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子どものこころ科勤務医です。『発達障がいとトラウマー理解してつながることから始める支援』 宣伝のために発信を始めました。平社員Drからの発信をウリにしてましたが、管理職になってしまいました。最近では、臨床場面でふと心に降って来た言葉などを、毎週土曜日に呟くことにしています。

愛知
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
3 years
はじめまして。これまで twitter は「たまに読むだけ」でした。このたび、本を出版することになりアピールが必要となりました。フォロワー数、ゼロからのスタートです。全然勝手が分かっていませんが、どうぞよろしくお願します。 #発達障害  #自閉症 #ADHD #トラウマ #出版 #フォロワーゼロ
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
3 years
トラウマを負って大人になって、発達障害のある子を授かって、子育てがフラッシュバックの誘因になっている、という親子によく出会います。こういう時、親のトラウマを診る視点がないと、子を守ろうとして、教科書にあるような正論を言って、逆に傷つけて混乱を深めてしまうのではないかと思います。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
3 years
診断を受けるつもりで子どもを連れてきた人でも、実際に子どもの発達障害の診断を伝えると、高確率で泣かれてしまうようだ。でも、診断は本来、絶望ではなく希望と連帯を生み出すもべきものだと思う。だから、そういう涙に昇華させるための言葉を探して、毎回オロオロしながら試行錯誤をしている。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
2 years
発達障害がある子はしばしば、時々社会性のスイッチをOFFにして没入したくなるようだ。なのにずっと無理してONを続けすぎてしまって、スマホの充電が切れたみたいに真っ黒になって不登校になったりする。そしたらまずは、充電器につないで動き出すのを待てばいいのに、弄り回すと逆に起動は遅くなる。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
1 year
子の発達障害を伝えたとき、「治りますか?」と親に聞かれると、伝え方がまずかったと反省します。治さなければいけない「何か」があると思わせてしまったのが失敗だったと思います。子を「普通」にさせたい親の思いはしばしばトラウマを作って、後から対応困難な問題が色々出てくるように思います。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
2 years
親にとって思春期の子育ては、パンやケーキをオーブンで焼いてるようなものと思う。仕込みは全部終わったから、今更なにか手を入れようとしても遅い。明らかな異常事態は別として、いじると結果は悪くなる。できるのは、自分で膨らんで育つに適切であるように、温度や環境を見守ってることぐらいだ。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
2 months
トラウマ治療で絶対してはいけないことのひとつに、「現在の解決すべき問題があるのに、放置して過去の問題ばかりを扱うこと」がある。だから、トラウマだけを扱う専門家というのは原理的に存在し得なくて、色々総合的に診る中で、「トラウマも考慮する」というのが、ちょうど良い塩梅のように思う。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
2 years
発達障害やトラウマを乗り越えて大人になって、今度は支援する側に立った場合、自分の過去と目の前の相手を重ねて考えるということがあるかもしれない。この感覚は大事と思う。でもやはり、相手は自分とは決して同じではない、当たり前だけど。そういう距離を保つには、それなりに体力が必要と思う。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
1 year
トラウマを負っているかも知れない相手を支援するとき、トラウマの内容を聞いて心の蓋を開いて傷つけることを恐れて、敢えてトラウマには触れない判断があるかも知れない。しかし実際には、「その事実を知らずして、いったい何の支援ができるのか」というほどの事実が隠されていることも少なくない。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
3 years
トラウマがあると、「新しい経験」や「変化」が怖くなること、ありますよね。これって自閉の「こだわり」と何が違うのか、て突き詰めたら、段々、区別する意味が分からなくなった。両者の混在が余りに多いから。 分類はもういいから、解決したい。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
3 years
ADHDとASDでは共通点が多く、同じ物を別の視点で見ているだけに思えてしまいます。一方、ASDと知的障害のある自閉症は別物の気がします。でもそう言うと、大体偉い先生には否定されてしまいます。現行の診断分類は疑問点だらけです。一つの診断名に囚われると、別の側面を見失う事があると思います。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
3 years
心の支援において、経験を積んだ支援者には、自らの感情を封印して、知識と戦略に基いたクールな判断が求められる、という印象がある。しかし真に経験を積んだ支援者は、支援者自身が自分の感情をしっかり感じながら向き合って、それを制御しながら支援に活かす事ができるのではないか、と感じます。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
3 years
子どもの暴力に立ち会うとき、背景に「見捨てられ不安」が見えるということが本当に多い。それを「気を引くための挑発」みたいに見立てて、無視を貫く判断をして、仮にその場は鎮静したとしても、地下のマグマが蓄積するからまた大爆発を繰り返す。巻き込まれる事を恐れすぎては救出は難しいと思う。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
4 months
トラウマで「火事場のくそ力」が発揮されると、それが習慣化してしまうことがある。例えば、卒なく冷静に見えても内面はガチガチで、そのストレスを原動力にして生活していたりする。これは心身の健康には良くない習慣だけど、おかげで今までは逆境を乗り越えてきたのだから、過去は否定したくない。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
2 years
再起動できて使い始めても、まだ充電が不十分だったり、機械の性質を理解しないで前と同じような使い方をしたりすると、早々にまた充電が切れて、真っ黒になってしまうわけです。充電の方法を知ることと、特性に合わせた使い方を、使用者(本人)主導で発見できると安定してくる感じがします。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
5 months
トラウマ治療を受けたとき、受け手側の心情としては、治療が効いたかのような反応を、演じないといけない気持ちになってしまう可能性がある。その反応を治療者が「効果」と勘違いしていることが、実際は結構あるように思う。それも含めて効果と言える場合もあるだろうが、過信すべきではないと思う。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
2 months
トラウマ治療というのは、過去に抱えてしまった負のエネルギーを何らかの方法で現在に吸収させて、減圧させる作業だ。それには、現在にはある程度過去を受け止めても崩れないだけの耐性が必要で、完全解決とまでは言わないにしても、現在の問題を放置したままでは、過去を扱うことは難しいと思う。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
3 years
愛着障害と発達障害の区別はどうせ難しいのだから、そういう議論はもうやめて、特性は全て発達障害の枠組みで見立てた上で、愛着形成の状態は別に評価して、その組み合わせで支援の内容を考えれば良い気がします。愛着を評価すれば、治療的関係を構築するときの、心構えと距離感が分かると思います。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
27 days
酷い恐怖や苦痛に晒されながら「成す術がなかった」という体験がトラウマになりやすい。だから治療では、過去の自分が本当は言えばよかった言葉や抵抗の行動を見つけて、それを象徴的な方法で過去に届ければ良い。上手く響くと何かが解放されて、見失っていた生きるための自然な感情が湧き出してくる。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
1 year
トラウマを負った過去を思い切って打ち明けても、聴いた方がショックで動揺してしまい、話した方もそれを見て逆に傷ついて、言わなきゃよかったと後悔して、ますます孤独を深めてしまう事がある。だから、そういう余計な負担を与えず聞くことができたなら、それだけでも充分貴重なことなのだと思う。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
3 years
発達障害を診る時、トラウマの視点が重要と訴えたけれど、逆に、トラウマを診る時、発達障害の視点がないのはもっと困るのだろう。これは、症状を悪化させるのでたちが悪い。発達障害か、不安定な愛着による発達障害類似の問題が混在しているのなら、先に、そちらを対応すべきなんだろうと思う。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
2 years
支援者の方から「○○の問題で困ってます、どうやって解決すればよいですか」と質問されて、返答に迷うときがあります。でも、「どうやって解決すれば」のところを「どうやって理解すれば」に置き換えてみると、建設的な考えが浮かんでくる、ということに気づきました。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
3 years
行動分析学では、挑発行動を無視した時にさらに挑発が増強する、「消去バースト」が発生してしまったら、消去を完遂するまで「無視を貫く」ことを推奨している。このとき重要なのは、バースト越えて完遂するだけ心の許容力が、当事者と支援者の双方に保たれているかを評価しておくことだと思います。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
2 years
トラウマの治療は、地下に埋もれたマグマを大爆発させぬように慎重に、解放する作業と言える。しかし実はもっと重要なのは、トラウマ等の原因で見失っている生きる意欲の源泉となりうる財産を、その人の中に再発見することだ。だから支援者が絶望したりせず、ちゃんと繋がりを保つことが重要と思う。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
2 years
支援の現場でトラウマを扱うとき最初に必要な技能は、名の知れた○○療法の習得ではなく、日常のやり取りでトラウマが表出されたとき、それに気づくこと、そして恐れてドン引きしたりせずに向き合って、でも深堀りはしすぎないようにして、少し付き合ってからまた日常に戻る、という事だと思います。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
1 year
児童精神科で親も同時に診療するかは賛否両論あるが、自分は取り組んでいて、アルコールの問題が避けて通れないと実感している。多くは隠れ依存症で、診療場面では優等生なのに家で激しい問題が起きている。難しい子育てと両立するには、断酒一辺倒ではなく無理なく減酒を目指す選択肢が必要と思う。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
3 years
大人の忠告を、聞いているのかいないのかが分からない思春期の子どもは、心では実は聞いていて、こっそり気をつけていたりする事がある。これは、自分の過去を思い起こせば想像できる。ただ、まるで暗闇に石を投げるように、その言葉がどこに届いたかは分からない。だから、ただ信じて待つしかない。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
13 days
生まれつきの発達障害と、育った家族で経験したトラウマと、現在のドロドロの人間関係の中に生きていて、多様で根深い問題を抱えているけれど、本当に困っていることは簡単には言葉で伝えられなくて、頭痛とか不眠とか表面の症状だけが注目されて、薬ばかりが増えている、という状況をよく見かける。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
1 year
注目を得たいが故の挑発行動は、関わりすぎると強化するので無視した方が良いといわれる。しかしトラウマのフラッシュバックには関わりの支援が必要で、無視での消去は期待できない。ところが両者の区別はしばしば難しく、治療の距離感は、振り子のように近づけたり離れたりしての調節が必要になる。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
2 years
心の傷を癒すなんて事は、少なくとも自分には、到底不可能ということは、つくづく思い知っている。できる事があるとしたら、その人自身が持っている自己治癒力がどこに隠されているのかと想像を巡らせて、探すことぐらいだ。そしてそれを見つけたと感じた時には、実は自分の方が癒されていたりする。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
6 months
心の支援者にとって、共感力を持っていることは必要だ。しかしそれ以上に、共感を「寸止めする」という技術を身につけていることが致命的なほど重要だと思う。自分の場合は、たぶん首の付け根のあたりで、共感がそれ以上身体の奥に侵入して来ないように止めている。ただ副作用として、肩凝りが酷い。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
9 months
心の支援に従事する場合の心構えとして「自分がなんとかしよう」と思い過ぎないことが、案外上位の重要事項なんじゃないかと思う。解決に必要な力は、ほとんど当事者が自分で持っているのだから。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
1 year
トラウマ体験で強い衝撃を受けると、脳に感情という電流が過剰に流れて、まるで家電のブレーカが落ちたように真っ暗になって、フリーズしてしまうことがある。このときブレーカーが焦げて故障すると、その後は、些細な刺激でも誤作動して、フリーズしたりフラッシュバックが生じたりするようになる。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
6 months
ストレス状態で出現しやすい行動に、暴れる、怖がる、固まるの3種類があり、これらを制御できずに生活の支障となることがある。解決には自分の心の性質を知ることが重要で、子どもに説明するときは「ライオンさんタイプ」「うさぎさんタイプ」「かめさんタイプ」という比喩表現を使うことがあります。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
2 years
子どもが難題を抱えた時、支援する家族外の人たちが増えるのは良いことだけど、子の立場ばかり考えて熱心になりすぎて、知らぬうちに親を孤立させ、逆に混乱を増幅してしまうことがあると思います。子への支援は制度が充実してきたけれど、親支援は仕組みも理解も不足していると感じてしまいます。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
1 month
トラウマを経験すると、いつもと違う新しい経験をするときに、過剰に不安や恐怖を感じてしまうことがあって、これをトラウマによる「回避症状」という。で、自分はどれだけ経験を積んでも、これを自閉スペクトラム症の「こだわり/常同性」と、現場の臨床場面で正確に区別できる自信などありません。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
11 months
フラッシュバックで混乱している人に、とりあえず落ち着きを取り戻してほしいときは、相手の心で何が起きているのか、過去のどんなトラウマにタイムスリプしているのかを想像しながら、体験している恐怖に理解を示しつつ、「今、ここ」の現実が安全だと再認識してもらえるようなきっかけを探します。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
3 years
発達早期の様子の聴取では、 ①生誕直後(睡眠リズムや過敏性) ②ハイハイ以降(愛着形成の様子) ③言葉が出てから(発達障害や知能の発達) と区切って聞くと、発達障害とトラウマの関係も整理できて実用的な気がします。子の育ちを思い返すと、三つの時期がまるで別人みたいな感じがしませんか?
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
2 years
困り事の背景にトラウマの影響があるかも、と見るのは重要な視点と思う。なぜなら、それを想像して疑って聞かないと見落としやすいから。しかし同時に、トラウマ「だけ」が原因ではないかも、と疑って見ることも重要と思う。なぜなら、地に足ついた現在の進歩こそが、過去の解決にも重要なのだから。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
3 years
怒りと恐怖の感情は動物が天敵と遭遇したときの反応に由来している。怒りは闘争を、恐怖は逃走か凍結を引き起こす。どちらが出るかは相手との強弱関係による。これらは生き残るのに必要な感情なのだから、感じたり表現したりを恥じる必要はないはずだ。許しや相互理解はきっと、その後で始まる話だ。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
2 years
行動を修正したい時、罰とご褒美の原則を応用するのが行動分析の考え方です。しかし、適応的な学習成立のためには「テンションがほどほどであること」が必要で、高すぎたり低すぎたりすると、行動学習で重要なドパミン神経回路が混乱しています。だから先に治療関係を安定させることが重要なのです。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
1 year
聞きかたの工夫としては、例えば、「トラウマが一つの物語だとしたら、その細かい内容は知らなくても良いから、章のタイトルだけ、あるいは、いつ何処でどんな人が登場したのか、だけをお話し下されば十分です」とお伝えする事がある。全部聞く、全く聞かない、の両極端だけが選択肢ではないと思う。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
3 years
自分が支援した相手に何かが伝わって、回復が起きたと感じると、支援者の脳でも脳内麻薬が分泌されて、良い気分になることがあるらしい。この感覚の体験は支援の動機を支えてくれるし、だからピアサポートも有力になる。ただ麻薬だけに、依存になってしまう可能性もあり、その意識は必要と思います。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
1 year
虐待されて、親から引き離されて保護されて、適切に環境調整もされて、トラウマ症状への対応もして、順調に経過したはずの付き合いも長くなった子から、「寂しい」と��えられることがある。そんなときは、社会資源を総動員した支援でも、ルーツを失ったことの埋め合わせは出来ないものかと思い知る。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
3 years
本を書いてみて分かった、その難しさ。「分かりやすい」メッセージじゃないと聞いてすらもらえない。「分かりやすすぎる」メッセージは誤解と偏見を生む。ちょうどよい塩梅で、ちゃんと書けただろうか? フォロワーいないのにツイートすることに、何か意味があるのだろうか? #発達障がいとトラウマ
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
2 years
すぐキレて暴力してしまう子は、支援者も疲弊して居場所を失い、悪循環になり易い。そんなとき、過去の問題を羅列した調書を眺めても、不安だけ増えて解決が見えない。まずは先入観を捨て、本人と対話の接点を探すのだけど、言葉は噛み合わないことも多く、案外、身体を使って遊ぶとよかったりする。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
3 years
発達障害やその他の原因で、感情のスイッチが切り換わり辛くなっていることがあります。そういう場合には、一度怒りを感じると、未来永劫恨み続けて、許せなくなってしまうことがあるみたいです。これはトラウマと似てるけど、ちょっと違う気がします。(トラウマは怒りというより、恐怖の持続だから)
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
2 years
社会性とopioidについての最近の研究成果を見ると、愛着の発達とは、乳児が母子接触のとき分泌される脳内麻薬で母親or主養育者の中毒になることから始まる、とイメージできると思います。発達とともに依存対象は拡大する。愛着障害ではopioid 神経システムに色々な程度で変調が生じるのだと思います。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
3 years
これはそう思うけど、発達性トラウマを負った人には、「生まれつき」を褒める必要性を感じる事がある。 「プロセス」はトラウマで汚染されているので、褒めても響かない。 それより、存在の「根源」の価値を認めることがまず必要、みたいな。
@Imai_Shoji
今井正司
3 years
子どもを褒める時、ついつい大人の嬉しさ(感情・感動)だけを伝えてしまいがちです(←もちろんそれも大事)。 子どもが自身で自信を深められるような「次につながる褒め」のポイントを(一部分だけ)紹介させてください。 プロセス(態度・挑戦・方法など)を褒めるという視点が大切になります。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
3 years
許して怒りを鎮めることで、精神的苦痛から解放されることがある。だからキリスト教などの伝統宗教も許す重要性を説いているのかもしれない。ただこの理念は、権力者の理不尽を不当に押し付けるために悪用されもした。自ら考え感情を解き放って、時には怒る事も必要だ。「許し」は重要だけど難しい。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
2 years
親が子どもの前で子どもの悪いところを述べ連ねるような面談になってしまったら、それは大抵失敗で、その責任は、場の設定を工夫しなかった、こちらの方にあると思っています。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
3 years
傷ついた心に優しさで接すると、麻薬中毒のように相手を依存的にさせてしまうことがある。善意の初心者にありがちな失敗。最近、この営みに本当に「脳内麻薬」が関与していると分かってきた。 自力で麻薬を出すには想像力が必要だから、会えない時に相手を想うことが、心の自立を促進するのだろう。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
7 months
すぐイライラしたり暴れたりたする子どもへの対応では、大人が一緒になってイライラしないことが、まずは重要なのだと思う。しかし、相手との心理的な距離が近いほど感情の炎は延焼しやすくて、影響されないのは結構難しい。ただ、それでも切り替えて接する姿を見せることは、子どもに説得力がある。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
2 years
子ども時代に十分なケアを受けて愛着形成できずに親になると、子育てで必要な愛情が湧かず世代間連鎖が起きると言われるが、ちょと違うと思う。実際は愛情が湧かないのではなく、伝えてもうまく伝わらない場面で、傷つき混乱してしまうように見える。親への十分な支援があれば解決可能な問題と思う。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
9 months
心に負った過去の傷を癒やすために、「本当は褒めて欲しかったのに誰にも褒めて貰えなかった体験」について話すことは、役に立つと思います。当時の心が満足するのに必要だった言葉は何か、と想像して、自然な会話の流れでその言葉を心に届けることができます。そうすれば、少し力が湧くと思います。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
3 years
親子が共依存の関係にあると見立てたら、親に子離れを促すのではなくて、今より少しだけ距離をとった方法で、子に愛情を注ぐ方法を見つけるのがよいように思います。正論を振りかざしても失敗するから、治療しようなどとは思わず、偶然の良い変化を見つけてただ喜んでいればよい、という気がします。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
11 months
フラッシュバックは脳が自動運転モード(DMN)のとき発生するようで、そこから救出するには「現実への気づき」(Salience)を促進することが必要だ。具体的には、何かハッとなる言葉や体験を探すのだが、しばしば鮮度が必要で、前に有効でもマンネリ化すると無効になることもあり、マニュアル化が難しい。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
6 days
発達障害としてはとても軽度でも、トラウマや家族問題が混在して、実際の困りごとはとても深刻、ということがある。で、未診断の発達障害に気付くことで、解決のきっかけが見えることもあるのに、そういうのも「過剰診断」とか言って支援を打ち切ってしまうのは、余りにも見立ての力が貧しいと思う。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
1 year
不登校の子が「明日は行く」と前日に言い出して、親も期待してしまうのに、翌朝「やっぱ無理」みたいな結果になると、がっかりしてついきつい言葉を言ってしまうのは、確かに良くないけど回避は難しい。人間を含む動物は、期待した報酬が失われたときに、怒りの感情が本能的に出てしまうものらしい。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
5 months
子どもが指示に従わないと腹が立ってしまうのは、従うのが当然だという、大人の期待が裏切られたからだ、といえるかも知れない。動物たちを観察して得られた考察によると、怒りという感情は、本能のレベルでは、獲物とか縄張りとか、自分が当然の権利と期待したものが、奪われときに発生するらしい。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
11 months
不登校の子に学校の話をするよりは、まずは家の手伝いを頼んでみてはどうか、と提案をすることがある。すると時々、その前に自分自身のことをして欲しい、とか言われてしまう。でも、家族の中で役割を担うことで、感謝されたり認められたりして、社会に居場所があるという自信を体感して欲しいのだ。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
1 year
多分、「治したい」気持ちが全然ないのが良いのではなくて、程度の問題なのでしょうね。それから、ある程度の年齢になって、本人が自分で「治したい」と思い始めた場合は、また少し話しが変わってくるのかも知れません。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
6 months
トラウマ治療の技術を実際に困難事例で活用する場合、トラウマと関連して発生しているトラウマ以外の諸問題への対応をすることと、トラウマを扱うべきではではないときに、扱わない判断をすることがとても重要だ。その意味では、各技法のライセンス制度はあまり機能していないように思えてしまう。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
2 years
いじめ被害で相談される全部ではないが、案外ヤキモチを妬かれているのでは、と思えることが結構ある。本人は自己評価がズタズタになってることが多いけど、妬かれるほどの自分の「輝き」に気付いてい欲しいと心から感じる。その上で、多様性を排除しがちのこの社会で強かに生き残る作戦を考えたい。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
3 months
子どもが暴れたり固まったりしているときに、「気持ちを切り換えなさい」と伝えても無理がある。それよりまず大人の方が、大人自身の気持ちを切り換えて見本を示すのはどうだろうか。切り換えは大人にも難しいけれど、ことばで他人の心を変えるより、自分の心を変えるほうがまだ難易度が低いはずだ。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
2 years
治療者はトラウマを扱うことに慎重になりがちでそれは正しい判断と思うけど、当事者は案外毎日のようにフラッシュバックを経験してたりする。だから距離を置きすぎる姿勢が逆に孤立感を深めたり、意図せず触れまくってたりすることもある。今扱うのが無理なら、せめて見通しぐらいは示したいものだ。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
7 months
拙著にも書きましたが、愛着障害スペクトラムへの、対応の処方箋は、一貫性と規則性の枠を堅持しながら、無理なく持続可能な方法で、一対一(と同質な)のケアを提供することだ。愛着障害概念の無法な拡大を憂うより、見立てと介入方法がちゃんと結びつくことが重要なのではないだろうか?
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
3 years
ウクライナの現状を見て、暴力と謀略で勝ち取った方が正義、みたいな価値観が、身近な関係性の中にだって簡単に浸透してくる恐怖を感じる。誠実に向き合って理解を求める、というのには、もう期待できない時代になってしまったのだろうか?そうではないと信じたいけど。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
3 years
学校の先生などから相談で、相談が困りごとの羅列になってしまい、困る理由を考える視点が抜けてる時には、色々うまく行ってないことが多いようです。それでも個別支援計画に「合理的配慮」の欄があるから書くけど、何を配慮するか見えない。たとえ仮説でも、理由を考えてみることは重要と思います。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
3 years
こころの支援で、当事者との共感は重要ですが、共感力のある支援者が逆に被曝して、受傷したり疲弊したりしてしまう場面をよく見かけます。組織全体が守る意志を持たないと、マニュアル重視で割り切りのよい支援者ばかりが生き残ってしまうでははないかと、心配になることがあります。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
1 year
最近、虐待されて保護されたはずなのに、「家族が大好き」と話す子どもが結構多いなと、改めて気付かされた。実際に家族で起きた壮絶な事実からは、何故そんなこと言うのか不思議に思えたりした。毒親とか世間では言われるけれど、子はそんな簡単には、親を嫌いにはなれないのかも知れないと思った。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
1 year
複雑性トラウマでは、トラウマが生活の中に散りばめられていたのだから、治療も特殊な治療室ではなく、生活の中で行うべきだろう。つまりトラウマ治療の要素を取り入れた治療的生活環境こそが重要で、それには支援者の連携が必要だ。このとき、方針の共有に用いる言語は分かりやすい方が良いと思う。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
2 years
この仕事をしていてしばしば感じることは、何かを変えてもすぐには解決しないことを、どうせ無理だとヤケクソにならないで、何年か継続すれば、いつかは成果が現れることがあるということです。そのためには、変化すべき方向を示して、継続の動機を支えるためのパートナーが必要なのだと思います。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
2 years
支配的に育てられた場合、成長して解放されてよい状況になっても、心が支配され続けることがある。これは親の考え方が棲みついて、心が取り込まれているようなものだ。支援者がそれに気づいた時まず必要なのは、薀蓄や改革でなく、そうせざるを得なかった心の歴史に、関心と敬意を持つことだと思う。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
3 years
同じ診断の発達障害でも、年齢や発達段階で目立つ問題は変化する。例えば乳幼児期はよりASD的だけど、学齢期はADHDやLDの方が目立つ、という経過はよく見る。そして多くの場合成人する頃には社会スキルはかなり改善する。しかしトラウマは蓄積するから、特に子育て期にその問題が顕在化するのだろう。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
1 year
謎かけみたいな表現で申し訳ないのですが、「発達障害は治りますよ。でも治すことはできないんです。」という言い方が実際に近いように思ったりします。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
2 years
トラウマ治療の研修受けた話はよく聞くが、実践してる話をあまり聞かない。多分マニュアル的に手順をさらっても適応できる気がしないのではないか。判断を試される場面でよい道を見つけるには、支援者の心理的体力とともに、回復のストーリーに多く触れ、そのメカニズムを理解することが重要と思う。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
1 year
治療でトラウマを扱う時、不用意にアクセスし大爆発をさせぬように、ゆっくり進めることが重要だ。しかしそんな配慮とは無関係に、当事者の脳では、トラウマのリプレイと爆発が毎日起きている事もある。そんな場合マニュアル通りの慎重な対応が、逆に見て見ぬふりの冷酷に見えてしまう可能性もある。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
4 months
「子どもの利益が何かわからない親」に育てられ、心を病んで道に迷ってしまったとき、それでもいつかは分かってくれると信じたくて、また追い求めてしまって、傷を深めてしまうことがある。そうじゃなくて、自分のための人生を自分の足で歩くと決めたときに、必要な支援を提供できる社会でありたい。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
3 years
発達障害の子を育てる母が、自身の過去にトラウマを抱えているという事例が結構多い、という実感がある。そうしたら、実際にそういう事例が多いと示した、コホート研究があるらしい。子の特性だけでなく、親のストレスへの配慮がないと支援が失敗する、というのがよく分かる。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
1 year
発達障害のある子どもを「叱って良いか」と聞かれることがあります。答え方は色々あるのでしょうが、自分は、叱っても最後は「許す」のが大事、と思っています。多分子どもは、叱られているそのときではなく、許されたときにこそ、今後は改善すべきことについて、良い学びをしているように思います。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
3 years
心の診療では愛着形成の生育歴が重要と思うのに、省略されてることが案外多い。遠い過去は情報を得にくいし、触るにデリケートな領域だからだろうか。 問題のルーツを知ると、どこから出発すればよいかが分かる。その価値を認識し、安全に触れる技術を磨くことが、臨床家の成長には必要なのだろう。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
2 years
一人の親の立場で考えるとき、子どもが精神的問題を抱えたとして、育て方が原因と断罪されるのは理不尽と思う。でも、育て方は全く原因でないと言われたからといって、それで救われるわけでもない。原因の全部でなくても部分的に影響があるなら知りたいし、変えるべきことがあるなら変えたいと思う。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
4 months
発達障害とトラウマ両方の問題を抱えた思春期の子に対応するときは、発達障害の支援を優先するのが成功しやすいと思う。過去や家族への反発はときに必要だけど、最後は自分に向き合って、知って、自分の為の未来を見つけ���欲しいと思う。自立へ向けての成長はトラウマに効く最強の治療薬なのだから。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
1 year
謎解きですが、早期診断しても「何すれば良くなる」を言うのは難しい。でも「これすると悪くなる」は、明確に断言できることが幾つかある。なら「悪くなることをしなければ良くなる」と言えなくもない。でも、本人の特性を拒絶して「治そう」と取り組むことは、多分確実に悪くする要因のひとつです。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
1 year
発達障害が過剰診断との批判が多く、それは同意する。しかし、確かに診断基準を見ると該当しないけど、微妙に複数の診断にかすっているとういう困難事例は多い。じゃあ、今、目の前で凄く困っているその人は一体何なのか、専門外とか言って門前払いではなく、せめて別の答えを示す必要があると思う。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
3 years
昨日までフォロワー0人で、文字通り「ひとりごと」のようにツィートしていたのに・・・ 気づけば、フォロワーが400人となりました。 反応してくださったみなさま、本当に、どうもありがとうございました。 今後ともどうぞよろしくお願いします。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
9 months
迷える思春期の子を支える親の姿勢として、過干渉も放任過ぎるのも上手く行かないと言われる。「じゃあどうすりゃいいの」ってなるんだけど、「リラックスして向き合う」ていう表現がいい匙加減なのかな。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
1 year
思春期ぐらいの我が子を連れて子の問題を相談してきた親御さんに、「本人が自分で決めて乗り越えるのが大事」みたいな話をすることがある。でもそれを聞いた親御さんが子の方に向き直して、「ほら聞いたでしょ、早く決めなさい」と言われてしまうこともあり、言葉だけで伝えるのは難しいと実感する。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
3 years
共感とか受容とか言うけれど、結局は闘って勝ち取るしかないでしょ?(全人類に分配するほど地球の資源は足りてはいないのだし)だから心の回復には「怒るべき時には怒る」という必要がある。それでも後で許し合って和解できるとの確信が得られた時、きっと生き辛さがなくなっていくのだと思います。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
3 months
暴力や盗みのような攻撃的な問題があって、鳴り物入りで連れて来られた子どもたちは、実際に会ってみると、かなりの確率で、「甘え心」を強く持っていたという実感がある。またそういう側面が引き出せて、「可愛いところがあるな」と感じたときには、大抵、その後の治療は上手く行っている気がする。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
2 months
女の子の発達障害は見逃されやすい。自分も初診では間違えていて、随分後になって気付くことがある。きっと初対面ではカモフラージュされて見えなかった発達特性が、関係が出来て慣れると、地が出るのだろう。そして、仮面を被り続ける苦痛から解放されて、その人本来の個性が輝き始めることがある。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
3 years
障害の害という文字は、やっぱり印象が悪いので、本を書いたときは全部ひらがなで統一したのですが、twitterでは字数を節約する都合上、止むを得ず慣習通りの漢字を使っています。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
9 months
悲しみや恐怖で混乱している人に、直接寄り添って慰めることは大切な支援だと思う。しかしそれよりも、「今すぐは寄り添えないけれど、また必ず来てくれる」と信じられる支援の関係が、もっと強力な支援になる。その方が、支えを受けつつも、自分で乗り越えようとする力がより多く引き出されるから。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
3 years
トラウマ治療に色々技法があるが大変な作業になることが多い。自分の感覚では、人生の棘のような大問題でなく、「昨日の失敗」みたいな小問題の処理を重ねて、耐性を強めて行くのが良い気がする。 小問題でEMDRとかすると、その威力を実感する。目を動かすと感情のスイッチが少し動く様子が見える。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
3 years
すごく大変だった状況が数年後に振り返って、「そういえばこんなに良くなった」と感嘆することがある。そんな時、大抵何か特別なことをした覚えはなく、なぜ良くなったか理由が分からない。沢山の忍耐と支えと幸運があったのかな。良くなるイメージはそんな感じで、「〇〇療法」ではない気がします。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
3 years
原因はどうあれ、脳内のメカニズムは共通しているし、発達障害は多様な個性の集合体で、同じ診断でも皆違う。それより、愛着の視点を必ず入れることが重要ではいか、レッテルみたいにすると害悪が大きいので、愛着もスペクトラムとして扱いたい。表現未熟ですが、そんなことを言おうとしました。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
3 years
注目得たくてわざと叱られることする子どもの行動には、無視するのが良いと言われている。 しかし無視を貫く体力も失われている状況で困っていることが、実際は多い気がする。 挑発と分かった上で、振り回されたフリする、という細やかな抵抗もアリでないか?  出来れば少しの遊び心と共に。
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@mcsirkee
McSirkee@子どものこころ科
1 year
子の発達障害を親に告知するとき、親も子ども時代は発達障害だったかもしれないのに、別に理解も配慮もされずに理不尽に責められていた場合、どんな綺麗な言葉で前向きに伝えようとしても、どこかすれ違ってしまうことがある。そういう時は覚悟を決めて、未解決の封印された過去と向き合うしかない。
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