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2022/07/23 『【星に願いを。 2022-day1-】勝って焦がれて本気の恋』にて頒布した本の再録となります。 初めてのサークル参加で緊張していましたが、たくさんの方にお手に取っていただけたことが本当に心から嬉しかったことを昨日のことのように覚えています。 改めてありがとうございました。 このお話を考えたきっかけは、映画に出てくるヒーローが好きな人を前にプロに徹しきれないシーンなどを...
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1 また怒っているのだろうか。 爆豪の顔を見た瞬間に、そう思った。 彼の眦は鋭くつり上がり、意志の強い眉の間にはぐっと深く皺が刻まれている。いわゆる『怒っている』顔をしていると言って差し支えないだろう。 そうは言っても爆豪に怒られる覚えなど無いのだけれど、それは仕方がない。なにし...
1 えっ、という意外そうな声に、爆豪は違和感を覚えた。 不意に爆豪に腕を引かれた轟が言うならばまだわかる。道を歩いている時に突然腕を引かれてよろければ、誰だって驚いて間抜けな声の一つも出るだろう。 しかしそうではないのだ。 聞こえたのは轟のテノールではなく、聞き慣れぬ少女の可憐な...
晴れた午後の爽やかさと裏腹に重たい胃の腑を抱えて、爆豪はスーパーへの道を急いでいた。二日酔いする程飲んだか、と昨夜の飲み会の様子を思い浮かべてみるが、思い出すまでもなく爆豪が酒を過ぎるはずもない。大事件が立て続けに起こった数年前に比べ世間は落ち着いているとはいえ、いつ何時呼び出さ...
「爆豪は俺のことが好きなんだよな」 本当に何でもないことのように、それこそ『相澤先生が呼んでたぞ』なんて通りすがりに告げる時と同じように轟は、ごくさりげなくそう言った。 「ハ……ッ!?」 ソファに座ったまま呆然と口を開けた俺を見下ろす轟は、憎たらしいほどに平然とした顔で立っている。...
まるで大親友のように仲が良くなってしまったが故に、それを壊すことを恐れ恋心を告げられずにいるセフレのお話について考えてみました。 19~20歳のプロヒーロー設定です。 作中、オメガバース的な概念について言及がありますがオメガバース設定ではありません。 (古い伝承とか都市伝説のような存在で、厳密にいえばよくあるオメガバースとも少し違います)
「わ、悪ィ……」 珍しくほんのりと頬を赤く染め、慌てたように目を逸らした轟の俯けた顔を、爆豪は呆けた顔で見つめていた。 轟が持つ手の力を強めたのか、彼の手元で菓子が詰まったコンビニのビニール袋がくしゃりと音を立てる。轟はその袋をまるで爆豪から守るように胸元でぎゅっと抱え直すと、一...