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40代男性。無言フォロー失礼します。読書生活を充実させるべく読書アカを開始。仕事でストレスたまりがちな故、ほっこり系の小説が多めです。

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8 months
湊かなえ著『往復書簡』 #読了 手紙のやり取りのみで書かれたミステリが3編。 二十年後の宿題と十五年後の復習が好み。 自身の気持ちや人を思う気持ちが丁寧に手紙に書かれるのが手紙形式の話の良さだと思う。 本書は各々の事件の全容が気になりつつも、手紙に書かれた人の気持ちに心が動かされた。
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8 months
伊与原新著『月まで三キロ』 #読了 科学って現実的で無機質で冷たいイメージがあるんだけど、実際には浪漫(個人的には宇宙にすごく浪漫を感じている)や謎があって、そこにはとても温かかったり熱かったり人間味がある。 それをこれでもかというほど書かれている小説。
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1 year
町田そのこ著『52ヘルツのクジラたち』 #読了 困ったときや辛いときには声を上げて周りの協力を求める。ということを小さいときからずっと言われてきた気がする。 これを当たり前に教わり、実施してきたんだけど、これって物凄く周りの人に恵まれてきたのだなと実感させられた。
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2 months
今村翔吾著『塞王の楯』 #読了 争いをなくすために石垣を築く穴太衆匡介。 争いをなくすために鉄砲を作る国友衆彦九郎。 この二人の矛と楯の戦いも熱いが、争いをなくすために争いに身を投じ、疑問を感じながらも己の仕事を全うする二人の姿も熱いし、互いに認め合うからこその戦の展開も熱い。
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5 months
瀬尾まいこ著『その扉をたたくおと』 #読了 自身の人格は自身の人生や経験によって形成される。 これからの自分が進むために必要なものも人生や経験によって様々である。 主のストーリー展開とは全く関係ないことなんだけど、読み終わったあとにどういうわけか上述したことが強く心に浮かんだ。
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11 months
一穂ミチ著『スモールワールズ』 #読了 短編毎の話の振り幅がすごくてびっくり。なかでも『愛を適量』が心に響いた。 トランスジェダーについて教科書レベルの知識を持つ父と当事者の娘の話。 賛否両論あるかもしれないが、人を思う優しい気持ち、これを相手に伝える事が大切だと実感した。
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1 year
原田マハ著『リボルバー』 #読了 パリの小さなオークション会社で働く冴の元に、一丁のリボルバーが持ち込まれた。それは画家ゴッホを撃ち抜いた物だという。 リボルバーに秘められたゴッホとゴーギャンの二人の画家の間にあった隠されたドラマとは? 歴史ミステリーってなんか浪漫があるよね。
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2 months
伊予原新著『オオルリ流星群』 #読了 高校3年の夏、タペストリー作りに青春を捧げた仲間たちが、45歳になり再度天文台作りに青春を捧げる。 昔と違って、仕事もある、生活もある、家族もある、そして悩みもある。 そんな大人でも、むしろ大人だからこその青春。 おっさんの心にぐっと響きました。
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10 months
有川浩著『キケン』 #読了 工学系男子の青春が満載。 私も工学系学部出身なので懐かしい気持ちになる。 共学なのに(ほぼ)男子しかいない、学生各々の得意分野(プログラム、機械工作、ハンダ等)を生かした謎スペックの創作物、男子特有のチームワーク。 理系男子の魅力がギュッと詰まった小説。
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1 year
今村翔吾著『ひゃっか!』 #読了 「全国高校生花いけバトル」を目指す、花を愛する春乃と舞台役者の貴音。 短時間に忙しく動き回って出来たものは綺麗な生け花。問われる戦略、判断力、センス。高校生同士の熱戦が繰り広げられる。 予想をはるかに超える熱い青春物語であった。
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1 year
千早茜著『透明な夜の香り』 #読了 異常な嗅覚を持つ調香師の朔に対して色々な感情が湧いてくる。凄い、ヤバイ、怖い、不思議、世間知らず、頼もしい、興味深い。 でも、小説全体としては静かな雰囲気。この2つのバランスが絶妙に組み合って不思議な感覚になる小説。
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1 year
住野よる著『この気持ちもいつか忘れる』 #読了 深夜のバス停でのみ、主人公だけが出会える異世界の少女チカとの交流とその後を描いた物語。 時空レベルで住む世界が異なる者同士の交流が想像以上に胸キュンであった。 自分の心に居座る過去の出来事にどう向き合うか? それを問われた気がする。
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1 year
伊与原新著『八月の銀の雪』 #読了 科学に関わる話が心を癒やすと聴いていたが、個人的には科学に関わる素晴らしい人たちの話として心に残る作品であった。 博物館の絵師、珪藻芸術家、伝書鳩の飼育者、気象観測者等々。 是非色々な人にこの本を読んでもらい、科学従事者の魅力を知ってもらいたい。
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10 months
寺地はるな著『水を縫う』 #読了 男なのに手芸が好きな松岡清澄。その家族もそれぞれに母親なのに、女なのにを抱えていて。 〜らしさに思い悩む松岡家、その悩みが解けるきっかけになった父親とのやり取りが本当に良かった。 〜らしさに対して色々考えさせられつつも、とても暖かい気持ちになれた。
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1 year
坂木司著『アンと愛情』 #読了 「和菓子アン」シリーズ3作目。和菓子の魅力がこれでもかと伝わってくる。 和菓子の知識が豊富で、季節や場面に合うお菓子を用意し、それをうまく活用して人間関係をうまく構築する。 そんな紳士になりたいとふと思った。 果てない目標ではあるが、、、。
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9 months
千早茜著『さんかく』 #読了 食の趣味の合う夕香と正和、正和の恋人の華。 3人の関係は三角関係未満。 おじちゃん的には三角関係だと思うのは置いておいて、、。 三角関係未満の微妙な距離感や感情が食事のシーンと共に描かれている。 男女の関係って酸いも甘いもだけど、この話は酸味が多めかな。
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8 months
冲方丁著『月と日の后』 #読了 第一に感じたことは平安時代の天皇家周りの争いがエグすぎること。 藤原彰子は12歳で入内。以後彰子はエグい世の中、天皇のために尽す決意をし、自身を成長させ、親族と時に戦い時に協力し奔走する。 彰子の87年の人生はとても濃密で、この人生を追った余韻が凄い。
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9 months
村山由佳超『雪のなまえ』 #読了 東京の学校でいじめにあい不登校になった雪乃が長野の曾祖父母のもとで暮らす話。 この手の話はつい親目線を強く意識して読むのだが、雪乃の両親の娘に対する考えや理解がとても立派であった。このレベルは難しいとしても、親としての1つの形を見れたのは良かった。
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1 year
宮部みゆき著『過ぎ去りし王国の城』 #読了 中世古城の絵の中の世界に入り込むという内容のファンタジー小説。 現実がままならずつらいなかで、なんのために行動するか?誰のために行動するか?何かを犠牲にするか?登場人物達の取った選択肢は? という感じのラストの怒涛の展開は凄かった。
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1 year
深緑野分著『この本を盗む者は』 #読了 本にかけられた呪いが発動すると本の世界が現実となってしまう。魔術、ハードボイルド、スチームパンク。 ハードボイルドの世界観が好きだな、身の危険が迫っている感じがたまらない、そりゃ深冬の心も折れかかるよな。でもそこからの巻き返しもたまらない。
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1 year
恩田陸著『スキマワラシ』 #読了 解体中の建物に現れる都市伝説の少女にまつわる話。 廃墟になった建物にもかつては各々の役割があって、それに伴う歴史と記憶がある、それが実態となって都市伝説となる。 これはホラーなんかではなく、ノルスタジー感あふれる話ですな。
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5 months
今村翔吾著『じんかん』 #読了 悪名高き武将、松永久秀の半生を描いた小説。 この男、抱いた夢、挑んだ相手がでかすぎる。久秀自身優秀に描かれているが、上手くいかないことも多々。 それでも久秀は抗い、前に進む。 生き様が格好良すぎるの一言に尽きる。
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10 months
門井慶喜著『定価のない本』 #読了 戦後の日本、古本の街神保町を舞台とした話。 古本屋の視点から��た戦後の日本がとても興味深い。 この話はフィクションだと思うが、本書の登場人物と同様に戦後の時代に日本の文化を守ってくれた人がいると思うと胸が熱くなるし、その人たちには感謝しかない。
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7 months
藤崎翔著『お梅は呪いたい』 #読了 500年ぶりに世に出てきた呪いの人形お梅。お梅の特筆すべき点は、現代社会や呪いの対象の生活を(一部)理解し、これに応じた呪殺方法を考えるところ。 でも、失敗する。 そんなお梅を応援するが、結局は呪う人の人生が好転する。 結果、読了後には元気になれる小説。
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1 year
七月隆文著『サラと魔女とハーブの庭』 #読了 中学一年生の由花は学校に馴染めず、春休みの間、薬草屋を営む祖母の元で暮らすこととなった。 一人の少女が自身の成長に伴って感じる悩みや戸惑いの描写がスッと自分の中に入ってくる。 だからか、自分の成長期を思い出し、心がムズムズしてきた。
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3 months
米澤穂信著『黒牢城』 #読了 私の中の戦国武将のイメージが覆させられた、これほどまでに智力が必要なのかと。 主人公荒木村重は城が落ちるのを防ぐために、家柄、他国の状況、自身の動き、宗派等諸々含めてとても複雑に考えを巡らせる。 判断の誤りは国の最後。 この緊張感がとても凄い。
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6 months
山本幸久著『花屋さんが言うことには』 #読了 小さな花屋を舞台に、花言葉や花にまつわる和歌にちなんだ話に心が温まる。 花は世界中で昔から人の周りに綺麗なものとしてあり続けてるからこそ、花にまつわる素敵な話や文化が多くあるんだなとふと思った。 こういう事を思わせてくれる本って好きだな。
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5 months
津村記久子著『つまらない住宅地のすべての家』 #読了 各々に悩みや問題を抱えている住宅地の住民達。 人間関係の距離感が結構リアルで、普段は何も相互作用を起こさない住宅地の人々。 この距離感を維持しつつ、受刑者脱獄事件を機に少しだけ歩みを進める住民達の変化の描写がとても印象的な作品。
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6 months
汐見夏衛著『あの星が降る丘で、君とまた出逢いたい。』 #読了 『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の続編。 前作では戦争に対して行動しても無力な感じが目立っていた。その経験を経て、百合がどのようなことを考える人へ成長したのか。 これが描かれていたことが何より嬉しかった。
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7 months
有川浩著『旅猫リポート』 #読了 登場人物(猫等の動物含む)間にある優しい感情がとても良い小説。 少年同士の友情や夫婦間の愛情、親子の関係、伯母との関係、そして猫との関係。 どれもくすっと笑えたり、ジーンときた。 とは言いつつも最後の飼い猫との関係性の話が感動的すぎてもうだめだった。
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1 year
砂村かいり著『アパートたまゆら』 #読了 潔癖症の紗子はある晩部屋の鍵を喪失したことからアパート隣の住人である男性の部屋に一泊することに。 自身が変わるほどの恋愛、だけど思いは等身大。そんな恋愛模様にグイグイ引き付けられてしまった。 個人的には恋敵の久米君にも感情移入してしまった。
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6 months
伴田音著『彼女が遺したミステリ』 #読了 自分が死ぬとわかった時に大切な人に何を残すか? 彼女は謎解きを彼のために残した。 お互いに一緒にいた時間を大切にしていたからできた謎解き、お互いを理解していたからできた謎解き。 そんな謎解だからこそ、進むにつれて切ない思いがこみ上げてくる。
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6 months
森絵都著『ラン』 #読了 死後の世界にいる家族に出会うためにマラソンを始める環。 自分を変えるために走る登場人物に感銘を受ける。 そして自分もなにか始めようと思ったり、、、?どうしようかな。。。 という感じで二重の意味で心を動かされた。
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1 year
鯨井あめ著『アイアムマイヒーロ』 #読了 自分に自身の持てない和也は突然小学生時代にタイムスリップし、かつての無鉄砲だった頃の自分に出会う。 本著者の小説は本当に優しくて好き。 なぜタイムスリップしたのかの理由がこれまでに出会ったタイムスリップ系の話の中で一番優しいかもしれない。
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11 months
紅玉いづき著『サエズリ図書館のワルツさん2』 #読了 前半は図書修復家を目指すチドリさんの話。 歴史、文化が記された本、知識の詰まった本、所有者の思い出の詰まった本、絶版となった貴重な本。 これらを修復する図書修復家という仕事、知らなかったけどとても素晴らしい仕事だと思う。
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1 year
湊かなえ著『山女日記』 #読了 火打山が一番好き。 バブル期の波に飲まれて自分の好きな事を失ってしまった女性の話。 好きな事をダサイとかカッコ悪いとか言われて敬遠してしまった悲しい思い出、今はわからないけど昔はそういうことが確かにあった。 それを取り戻した姿にぐっときてしまった。
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4 months
有川ひろ著『みとりねこ』 #読了 旅猫リポートの外伝を含む猫にまつわる話の短編集。 前作の旅猫リポートはすごく良い話で、内容をきちんと覚えている状態で1編目の外伝を読むと、最初っからトップギアで心が動かされた。 これはめったに経験できない体験。 あと、父頑張る系の話があるのもグッド。
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7 months
伊吹有喜著『犬がいた季節』 #読了 高校生たちが学校に住み着く犬コーシローと共に、家族関係や恋愛、災害、音楽、友情を通して成長する姿を描く連作短編集。 卒業(コーシローとの別れ)と共に新たな一歩を踏み出す高校生達の姿はどれも胸に来るものがある。 いや、これは本当に良い小説だ。
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28 days
原田マハ著『翔ぶ少女』 #読了 阪神・淡路大震災で両親を失った3兄妹と兄妹を引き取った医師の話。 私は直接被災した経験はないが、災害の度にニュースを見て色々な思いを抱くことはあった。 本書はその時に思ったこととは違う別の視点の思いを抱かせてくれる。 心に響く本当に良い小説。
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24 days
湊かなえ著『残照の頂 続・山女日記』 #読了 一歩ずつ険しい山を登る女性達。 そんな彼女たちはこれまでの日常を一生懸命生きてきた。 山を登ることの素晴らしさとその価値を通して、日常を頑張る素晴らしさとその価値が見えてくる小説。 自分も一歩ずつ頑張るぞと素直に思えてくる。
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1 year
汐見夏衛著『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』 #読了 現代を生きる少女と70年前の特攻隊員。惹かれ合うと同時にどうしても出てくる価値観の違いがとても悲しい。 あと、空な書き方がとても印象深い。敵機に怯える空、大切な人が飛び去った空、現代の平和な空。 表紙の空をみると泣けてくる。
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4 months
大崎善生著『聖の青春』 #読了 幼い頃に大病を患うも将棋に魅せられ、名人を目指し、羽生善治のライバルであった男、村山聖を描いたノンフィクション小説。 村山聖の命を燃やすような生き方も凄いが、周囲の人間関係もとても印象的。 師匠や仲間、後輩、そして作者とのやりとりが一つ一つ胸にきた。
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1 year
荻原浩著『海の見える理髪店』 #読了 家族に関する話を集めた短編集、全6編。 家族の絆の話に弱いのは自覚があるのだけど、まさか大半の話で涙腺を刺激されるとは思わなかった。 個人的には『遠くから来た手紙』が一番好きかな。
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7 months
斜線堂有紀著『ゴールデンタイムの消費期限』 #読了 AI の力を借りて天才を復活させるプロジェクトに参加した元天才の6人。 AIの力を借りるか否か?各々の分野を続けるか辞めるか?6人の選択はそれぞれだけど、どれもその人らしい選択だった。 その姿をみてなんだかとても前向きな気持になれた。
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9 months
辻堂ゆめ著『十の輪をくぐる』 #読了 昭和の時代に秘密を隠しながら懸命に生きる母と、令和の現代に生きづらさを感じながら暮らす親子の話。 序盤に感じた息子泰介への違和感(マジでこんなおっさんになりたくないと思うレベル)が凄いがこれがまさかの話の軸になっていて、、、最後は大感動。
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5 months
辻堂ゆめ著『卒業タイムリミット』 #読了 個人的には学生時代の思い出って美化されるんだけど、こういう話読むと良い具合に美化が修正されるんだよね。 という感じで学校の嫌なところを思い出しつつ。 不謹慎かもしれないけどこういう事件に立ち向かう系の青春ってなんか良いんだよね。
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3 months
秋谷りんこ著『ナースの卯月に視えるもの』 #読了 意外とストレートなお仕事小説。 卯月は患者の「思い残し」が視える。この能力の付き合い方、看護師の仕事、自身の今後について悩みながらも卯月はナースとして成長する。 最近は淡々と仕事をこなすだけの自分に喝を入れられた気分(良い意味で)。
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1 month
住野よる著『腹を割ったら血が出るだけさ』 #読了 愛されたい感情に囚われ自分を偽る茜寧、アイドルとして打算的に自分を演じる樹里亜、裏表のない逢。 行動原理や感情を表す文書が印象的で、感情に当てられてページが進む感覚があった。 特に樹里亜が茜寧に会おうと決めた所の文章がとても好き。
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2 months
荻原浩著『金魚姫』 #読了 ブラック企業に勤める潤と美しい金魚の化身リュウ。 沢山の魅力が詰まった小説。 金魚の化身リュウの浮世離れ感が面白く、心を病んでいる潤が快方に向かいホッとし、そして二人の掛け合いが面白く笑みが出る。 個人的には別れた彼女との再会の場面で涙が出そうになった。
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1 year
織守きょうや著『学園の魔王様と村人Aの事件簿』 #読了 優秀だけど黒い噂のある御崎君とラノベ好き平凡男子である山岸君がバディを組んで事件に挑む。 仲良すぎだろう、この二人。 そんな二人の会話から事件の真相が浮かび上がってくる、この過程がなんとも「ンフフ」って感じ。
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1 year
珠川こおり著『檸檬先生』 #読了 共感覚という普通でない感覚に悩む少年が、同じ共感覚を持つ檸檬先生に出会う。 少年が変わっていく様子に安心すると共に、初めの数ページがあることで檸檬先生に対して不安を感じ複雑な気持ちに。 わがままを言えば檸檬先生が見ている色の世界も読んでみたかった。
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3 months
福田和代著『繭の季節が始まる』 #読了 「繭」とはコロナ禍の時のロックダウンのようなもの。 コロナ禍の時、生活様式が突然変化した事、ニュースに一喜一憂してた事を思い出す。 本書を読んで、あの時はウィルス対策、テクノロジーの活用、人の心、この3つが複雑に絡んでいたのだなとふと思った。
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1 year
加藤シゲアキ著『オルタネート』 #読了 高校生限定SNSアプリ「オルタネート」が軸となる高校生3人の群像劇。 びっくりするほど眩しい青春物語。 読んでは自分の高校時代を振り返り、また読んでは振り返るの繰り返し。 本書の読書感想文を書くとしたら、自分の高校生活大反省会的な内容になりそう。
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1 year
柚月裕子著『盤上の向日葵』 #読了 埼玉県の山中で謎の遺体と共に、600万円もすると言われる将棋の駒が発見される。 将棋のルールは知らないが、将棋に魅せられた者たちの真剣さ、盤上での駆け引きには何度も息を飲まされた。 それと同時に一人の異端棋士の物語として非常に重厚な物があった。
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1 year
東野圭吾著『ラプラスの魔女』 #読了 世の中に起こり得ることはすべて決まっていて、かつ論理的に予測することが可能というラプラスの悪魔を題材にした物語。 タイトル回収してからの展開がすごくよくて、読むのを中断できなかった。 理系の人間として理系ミステリが好きなことを再確認。
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1 year
馳星周著『少年と犬』 #読了 とある目的をもって南へと旅をする犬と、道中巡り合う人々の話。 犬と触れ合う中で描かれる登場人物の本心や心の変化がとても良く、ずっと面白く、力ももらえるし、感動もする。 めちゃくちゃ心を動かされる作品。 最後の少年と犬も良いが、老人と犬が個人的にベスト。
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1 year
有川浩著『ストーリー・セラー』 #読了 有川浩さんの本は『植物図鑑』に続く2冊目。 一つ確信、有川浩さんの書く男女関係はとても好きであると。 馴れ初めの話よし、関係性を深める話よし、そして最愛の人が、、、の話は涙する。 なんだか色々心を動かされるんだよな。
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10 months
額賀澪著『モノクロの夏に帰る』 #読了 戦争を考える事に対して「何かどうなんだろう」。というモヤモヤを感じることがあるんだけど、本書の登場人物はこのモヤモヤも含めて戦争について考えを巡らす。 このモヤモヤが小説という形で明文化されているためか、少しこのモヤモヤが整理できた気がする。
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1 year
門井慶喜著『銀河鉄道の父』 #読了 宮沢賢治の父、政次郎目線の親子の物語。 与太郎がすぎるぞ宮沢賢治、けど商売人として、男として、父として悩みながらも賢治と向き合い、時には親ばか行動を取る政次郎。 親ばかなんて書いたけど、絶対バカにしてはいけない素晴らしい父親の話であった。
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9 months
新川帆立著『先祖探偵』 #読了 先祖調査を専門とする探偵事務所の話。 自分の先祖・ルーツについての興味がわいてくる。正直祖父母のことも十分に知らないんだよね。 一度調べてみるのも面白いかも、つまらない結果になるかもしれないけどそれはそれで楽しそう。
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11 months
紅玉いづき著『サエズリ図書館のワルツさん1』 #読了 紙の本が高級品となった近未来で、紙の本を扱う図書館の話。 一般的でもなく古臭いものであっても、その人にとって大切な思いがあればそれで十分ではないか。 そんな本にまつわる大切な思いがたくさん綴られている話だった。
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4 months
佐野広実著『戦火のオートクチュール』 #読了 第二次世界大戦時の祖母の人生を追う親子の話。 その祖母の壮絶な経験には息を呑み、それを知れた娘と孫はこれで良かったと心から思える。 ただ、私の祖父母は大正生まれの戦争経験者で、祖父母のかつての記憶を知らない自分には後悔を覚えた。
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3 months
額賀澪著『弊社は買収されました』 #読了 古い日本企業文化が根強い会社「花森石鹸」が外資メーカに買収され、色々なものが目まぐるしく動く話。 最近「アップデート」という形で新しいシステムや考えに触れるのだが、本書はそれに触れる「人」が生々しく描かれている。 色々と考察してしまう小説。
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2 months
石田夏穂著『我が友、スミス』 #読了 本来自由であるはずの物が突き詰めていくと形式ばってくる。 競技化なり、普及のためのルール化という理由はあるのだけど納得できない部分もある。 自由なものはどこかで自由でなくなる。 これをどう捉えるべきか? そんな事を強く考えさせられた。
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7 months
万城目学著『あの子とQ』 #読了 現代を生きる女子高生である弓子の前に突然トゲトゲの化け物「Q」が現れる。 微笑ましい気持ちになったり、不安な気持ちになったり、温かな気持ちになったりと感情が忙しい。 久しぶりにザ・エンタメという小説に触れた気がする。
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1 year
西條奈加著『心淋し川』 #読了 ドブ川沿いにある心町(うらまち)に住む人々を描いた短編集。 最近「親ガチャ」の言葉のように人生をガチャに例える事が多い気がする。この小説はガチャを外した人たちの生きる姿が丁寧に描かれている。 江戸時代の話ではあるが、テーマとしては今に通じる物を感じた。
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20 days
越谷オサム著『いとみち』 #読了 人見知り、泣き虫、強い津軽弁。そんな高校1年生の相馬いとが自分を変えるために選んだアルバイトはメイドカフェ。 本著者の作品は洋楽をうまく物語に絡めるイメージがあるんだけど、本書の洋楽の物語への関わり方は、私が読んだ本著者の作品の中で一番好きかも。
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2 years
夏川草介著『本を守ろうとする猫の話』 #読了 本の楽しみ方、付き合い方って人それぞれで良いよね、正解なんてないよね。 自分と本の関係はどんなものなのか、どうなっていくのか。ちょっと考えてみたくなった。
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1 year
柚木麻子著『ランチのアッコちゃん  』 #読了 上司のアッコちゃんと主役の三智子は一週間昼食を交換することとなった。 アッコちゃんの行動力や眼力が抜群で理想の上司感が凄い。 こんな上司にめぐり逢いたいと思いつつ、果たしてこういう振る舞いが自分にできるのかと某中間管理職的には思う次第。
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6 months
岩井圭也著『夏の陰』 #読了 殺人事件の加害者の息子と被害者の息子は多くの悩みを抱えながらも剣道を拠り所として生きてきた。そして、剣道を通じて出会うことに。 2人の抱えた苦しみも剣道への思いも異なるが、この異なる2人の抱えたものが衝突した時の衝撃がとても強く心に残る作品。
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7 months
伊岡瞬著『奔流の海』 #読了 20年前に発生した大規模な土砂崩れによって人生を大きく変えられた青年。 流行りじゃないかもしれないけど、こういうミステリは大好き。 どんでん返しなし、登場人物の心を揺さぶりながら全体像が徐々に繫がり明らかになってくる。 読みながらドキドキしてくるんだよね。
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11 months
西條奈加著『千年鬼』 #読了 一人の少女のために千年間旅を続ける小鬼を描いた連作短編小説。 隻腕の鬼という話に心を掴まれた。飢饉に苦しむ村と家族を救うため、鬼になることを選んだ男の話。楽なその場しのぎの方法でなく、厳しいけど意味のある方法を選ぶ。 その姿が本当に格好良く心に響いた。
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1 year
青山美智子著『お探し物は図書室まで』 #読了 迷ったり悩んだりしているときに新しい気付きを得ることや視点の変更、行動を起こす事は大切だけど正直難しい。 でも本がそれらのきっかけになり得るのはその通りかと思う。 つらい時にこそ丁寧な読書を心がけてみようかな(それが1番難しいか?)。
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7 months
koto著『いとエモし。』 #読了 私自身世代的に「エモい」って言葉を使ったことがなくて、なんぞやその言葉という感じだったんだけど、この本読んでエモいという感覚を理解できた。 まさか、昔の歌からエモいの意味を知ることになるとは。。。 「エモい」の意味がわからない人にもお勧め出来る一冊。
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2 months
安壇美緒著『天龍院亜希子の日記』 #読了 田町譲、27歳会社員、仕事も恋愛も一人前にするが、なんかぱっとしない。 そんな譲の日常が描かれている。 飲み屋で友人の愚痴を聞きつつ、旨い酒を飲み、最後は微妙にスッキリした友人の姿を見て、自分も良い気分になる。 微妙な例えだけど、そんな読後感。
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9 months
ドリアン助川著『あん』 #読了 小さなどら焼き屋のアルバイト募集に高齢女性の徳江が訪ねてきた所から始まる話。 人情感動系だけど、結構重い題材がプラスされていてビックリ。 美味しいどら焼き食べたくなって、どら焼き屋店員も良い方向に変化し安心し、一方徳江の人生には色々考えさせられた。
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9 months
岩井圭也著『永遠についての証明』 #読了 圧倒的な数学センスを持つ三ツ矢瞭司。 序盤は瞭司の数学的な才能と瞭司の見える神秘的な数学の世界に引き込まれる。 しかし、中盤以降は天才とそれ故の危うさの表裏一体感に心苦しさを覚える。 そして最後は未来へ向かう描写に感動を覚える小説だった。
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3 months
西條奈加著『六つの村を越えて髭をなびかせる者』 #読書 江戸時代、当時未開の蝦夷地に9度渡った最上徳内を描いた小説。 即座に蝦夷やアイヌに魅了される徳内、この気持ちは最後まで続き、読書中に何度も頑張れ徳内と心の中で叫んだ。 それとは別に、徳内が蝦夷に渡った歴史的背景もとても興味深い。
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6 months
浅田次郎著『長く高い壁』 #読了 日中戦争の最中、万里の長城の近く張飛嶺で1分隊10人が全員死亡した事件を追う話。 戦時中の軍隊が舞台なだけに、現代の常識が通じない環境で、登場人物が曲者ばかり。 この事件はそんな状況を映したような内容であり、戦時中の人の心の描写がとても印象的な作品。
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1 year
東野圭吾著『クスノキの番人』 #読了 職を失い罪を犯し逮捕された玲斗は、祈りを捧げれば願いが叶うとされているクスノキの番人をすることに。 クスノキ自体の秘密、祈りを捧げる人の秘密。事件を扱うミステリではないが、これらの秘密に関わる話が面白く、また最後はとても心が温まる話であった。
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1 year
櫻田智也著『サーチライトと誘蛾灯』 #読了 とぼけた感じの昆虫オタク魞沢泉(えりさわせん)が探偵役として活躍する短編ミステリ。 事件の内容や背景に昆虫との類似性があって、1話読むごとに独特の余韻が残る。 個人的にはホバリング・バタフライがその傾向が強くて好きかな。
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1 year
東野圭吾著『魔力の胎動』 #読了 ラプラスの魔女の前日譚。円華の力によって出会った人が希望を見出していくという話。 円華のズケズケ・サバサバした強キャラ感が前面に出てた印象。 とはいえ、2話目の野球選手に対する円華は意外と言えば意外、らしいといえばらしいという感じで面白かった。
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1 year
寺地はるな著『今日のハチミツ、あしたの私』 #読了 蜂蜜が結構好きなのでつい手に取った小説。 ヨーグルトやパンにかけるのが好きなのだが、この本には美味しそうな蜂蜜料理が盛りだくさん。特に鮭を使った料理が非常に気になる。 ほぼ蜂蜜について語ってしまったが、話の内容もとても良かった。
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11 months
額賀澪著『沖晴くんの涙を殺して』 #読書 話の随所に出てくる「花は咲く」という、東日本大震災の復興支援として作られた歌。 この歌い対する認識がこの本を読んで大きく変わった。 沖晴くんもこの歌の歌詞のように色々な思いを抱えて生きていくんだと思うと胸が熱くなる。
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2 months
額賀澪著『世界の美しさを思い知れ』 #読了 突然自殺した双子の弟、その理由を知るために兄は世界各国を旅する。 いわゆるロードノベルで旅をしたい気持ちにかられる、特に台湾に行きたくなった。 その描写とは打って変わって不安定な兄の心。 旅に触れた兄とその心の動きが印象的であった。
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2 years
青柳碧人著『むかしむかしあるところに、死体がありました』 #読了 日本昔話をベースとした短編ミステリ小説。内容がバリバリの本格ミステリ、しかも全部異なる種類のミステリ。 花咲か爺さんベースの「花咲か死者伝言」の最後にはなかなかゾワッとさせられた。
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1 year
櫻田智也著『蝉かえる』 #読了 サーチライトと誘蛾灯の続編。前作同様、それぞれの話の余韻がなんだか独特。なかでも、蝉かえるが一番お気に入り。探偵役の魞沢泉(えりさわせん)が出逢った昆虫食学者の行動や思いがとても哀愁深い。
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17 days
越谷オサム著『いとみち 二の糸』 #読了 前作から約半年が過ぎ、高校二年生になったいと。 本当に良い青春小説。 オジサンだからかな?若者の純粋な成長物語が心に響く。 部活、友人関係、先輩メイドの人生の変化、そして後輩男子。 イベント盛りだくさんでグイグイ成長するいと。 良い話だ。
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4 months
朝井まかて著『ぬけまいる』 #読了 お以乃、お志花、お蝶の幼馴染三人組が家出同然の形でお伊勢参りに繰り出す。 昔は凄く気が合った友達が、いざ大人になるとあれれ?となる事が結構ある。 本書はそこを描きつつも、昔なじみの友達と旅をするって良いな思わせてくれる。 この塩梅がとても良い小説。
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2 months
敷島シキ著『解剖探偵』 #読了 ゴスロリ姿の解剖医が法医学の観点から事件を追う。 科学捜査系の話は好きなので今回の法医学の内容はとても楽しめた。 それとは別に解剖医である霧崎がとても魅力的なキャラ。 正直本書はジャケ買いしたのだけど、その勢いが最後まで継続する不思議な魅力の小説。
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7 months
和田裕美著『タカラモノ』 #読了 この手の話はどうしても親目線が強くなってしまう。この目線だと、このお母さん自由で型破りでちょっとどうなんだ?と思ったが、一つこれだけは強く思った。 子どもの長所は積極的に見つけてどんどん伝えていこう。 そう思った矢先のラストでは感極まってしまった。
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2 years
木爾チレン著『そして花子は過去になる』 #読了 アプリで知り合った人とデートをするのだが肝心の花子にその記憶がない。 序盤は???になったけどとても良い恋の話。読み終わったあとにタイトルの意味がわかった瞬間ぐっと来てしまった。
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1 month
鯨井あめ著『きらめきを落としても』 #読了 全体的に優しい雰囲気の安心できる小説。(一個例外あるけどそれはそれで面白いよ) 特に『燃』が好き。 どうしても熱くなることができない天才音楽青年、彼の心に火を灯したのは意外な出来事。 癖強なラーメン屋の伏線?が妙に心をえぐってくる。
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11 months
綾崎隼著『君を描けば嘘になる』 #読了 圧倒的な才能を持つ瀧本灯子と南條遥人。この二人を目の当たりにした人たちの心情がとても特徴的な作品。 と思いきや、それ以上に灯子と遥人、終盤に二人の心情が描かれると、、、。 少し変かもしれないこの二人の関係にもう感動してしまった。
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9 months
原田マハ著『異邦人』 #読了 一枚の絵に心を奪われる菜穂。 絵の持つ魅力と、京都の持つ特性が菜穂とその家族の運命を大きく変える。 家族間の人間関係がまあキツイ、募る不信が各々の判断を間違えさせて深みにはまって行く。 それと対比して京都の街が魅力的に描かれるのが妙なバランスであった。
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1 year
一雫ライオン著『二人の嘘』 #読了 十年に一人の逸材と言われる女性判事と悲しき偽証で真実を隠し通した元服役囚。 完璧とも言える女性判事が元服役囚に出会う度に、過去を知る度に揺れて乱れる心情、それを読むたびに気持ちがどんどんしんどい方向に向かっていく。 この読後感は尾を引きそう。
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2 years
有川浩著『植物図鑑』 #読了 拾ったイケメンは家事万能で植物オタク。 序盤から中盤の植物採集をしながら仲を深める展開はデレデレの甘々ですごく良い。 身近なところで幸せを共有できる関係って本当に良いねと思わせてくれる小説。
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1 year
紅玉いづき著『雪蟷螂』 #読了 長きに渡って戦を続ける2つの部族、和平のために交わされた族長同士の政略結婚を前にそれを阻む事件が起きた。 この事件が「あなたを、喰べてしまいたいほどに、愛している」という強い感情に繋がった時、、、。 いやいや痺れたね。
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2 years
川上弘美著『センセイの鞄』 #読了 居酒屋でお酒を飲みながら少しずつ中を深めていくツキコとセンセイ。 小さな歩幅で3歩進んで2歩下がりながら進展していく関係性がなんだか微笑ましくまた、これを表現する文章がとても好みだった。
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1 year
伊与原新著『コンタミ 科学汚染』 #読了 科学は人に優しくない、ときに絶望的な事実を平気でつきつける。 絶望が目の前にあった時に人は疑似科学にのめり込んでしまうという話は説得力があり納得できた。 理論と感情の2択に迫られたとき、果たして自分は正しい選択ができるであろうか?
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