復旧の原動力となる生産者たち 能登地震被災地の石川県輪島市 被災者の手足縛る旧態依然の制度 地方切り捨て政治による人災 | 長周新聞
(8月30日付掲載) 能登半島地震によって大規模な被害を受けた石川県輪島市(人口約2万2000人)は、奥能登ではもっとも大きな街だが、震災発生から8カ月経った現状は復興どころか応急処置もまだ終わっていない。石川県内では能登地方を中心に7万5000棟をこ���る住宅が被害を受け、輪島市では約1万棟が全半壊したが、公費解体の進捗率は6%に止まっている。珠洲市と同じく隆起や土砂崩れによって通行できる道路も限