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インドの社会文化分析を気ままにツイートしています。 デリーを拠点にあちこち出張✈️ /インドから見た日本/日本から見たインド/対インド民マネジメントと企業社会文化論を本に纏めるのが駐在中の目標です📚無言フォロー歓迎。過去のNoteはこちら→
インド民はとにかく何かにつけて「言い訳」を唱えてくる。まず、インドに着任してイライラするのはこのインド民のコミュニケーションモードである。これはインド民の自己防衛本能の一種であるが、実際に部下や取引相手として対峙した場合にはなかなか手ごわい。その結果、彼らとの議論が面倒臭くなり、適当にやり過ごし、こちらが相手の主張を飲み込んでしまった場合、インド民は、「やはり俺が正しかった」と本気で思いこむ...
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インドは、衛生環境の悪さで世界にその名をとどろかせている。 実際にインドに来たことのない人間でさえ、「インドは汚い国である」という認識を持っている。現場を知らない見解や偏見は最も避けるべきものだが、私も実際インドに住んでみた結果、残念ながら日本人の視点から見て「インドは汚い」という感覚は正しいと言わざるを得ない。もちろんデリーやムンバイなどの大都市には、極めて限られた小ぎれいな地域が存在する...
(以下は、以前投稿したこちらのコラム①、②の続きです。前段の議論はそちらをご覧ください。) 四つ目に紹介するインド民の代表的な言い訳論法は、④因果改謬:Elaborate wrong route course である。 これは、因果関係のないことを、さも原因・理由かのように使って説明を行い、責任や追及を回避する方法であり、前出の三つと比べて、「偽り」の要素を含むという意味で悪意がある論法だ。...
(以下は、以前投稿したこちらのコラムの続きです。前段の議論はそちらをご覧ください。) 二つ目に紹介するインド民の代表的な言い訳論法は、相殺消去:Cancel out own fault である。 これは、何か失敗を犯したり約束を守ることができなかったりした時、あなたの側にも落ち度があったことを主張し、自分が悪くなかったかのようにふるまう論法である。つまり、「あなたがこうだったから、私がこうな...
(今回の投稿は、「着任の手引き」生活編①の続きですが、こちらの記事だけでもお楽しみいただけます。) インドの「医食住」について インド生活における衣食住は、「医食住」と表現したほうが、その重要な項目を順番通り表している。まずは直接命に関わる医療体制や健康が最も重要だ。子供がいる家庭や年配の駐在員はこの課題にどのように対応していくかが駐在生活とその後の人生を大きく左右する。駐在を経て病気になっ...
@デリー駐在。インドの社会文化分析を気ままに投稿しています。 デリーを拠点にあちこち出張✈️ /インドから見た日本/日本から見たインド/対インド民マネジメントと企業社会文化論を本に纏めるのが駐在中の目標です📚無言フォロー歓迎
(こちらの記事は、前回の投稿の続きとなります。インドでおなかを守る極意「習慣編」は、こちらの①の投稿をご覧ください) 今回紹介するのは、インドでおなかを守る極意「道具編」である。 日本には素晴らしいグッズが揃っており、か弱い異邦人の我々も文明の利器を使ってインドの環境を制し、おなかを守ることができる。「道具を使った守り」に共通する特性は、もしもの時、その道具はあなただけでなく同行者も守る...
来日中のインドのジャイシャンカル外相が29日、日本記者クラブで記者会見した。日系企業のインド進出数が伸び悩む状況について、現地のビジネス環境の改善に対する日本側の理解が追いついていないことが根底にあ…
インドに着任して何から手を付けて行こうか。 着任前はこのように考えるかもしれない。しかし、インド駐在においてそのような悩みは一旦忘れていい。ほとんどの新着任者にとって、まず初めにやらなければならないことは事業の「止血」である。我々日本人の目線から見て、美しくオペレーションが回っている会社や様々な計画が予定通りに進んでいる事業などは、まずありえないと思っておいたほうがよい。これまでのインド駐在...
(今回の記事は、前回の投稿、インドでおなかを守る極意「習慣編」、「道具編」の続きですが、インド的「下請け文化」の考察に関する単体投稿としても完結しています。) なぜインドはこれほどまでに衛生管理が困難なのだろうか。その大きな理由の一つは、インド的「下請け文化」である、という仮説を置きたい。この文化はカーストという宗教的背景が存在するヒンドゥー教徒に限らず、イスラム教徒や仏教徒も含めて、宗教に...
誰が最初に言い始めたか分からないが、インド駐在員にはいわゆる、「インドイヤイヤ期」と呼ばれる現象が存在する。インドに駐在・帯同した日本人がインドの何もかもが嫌になる現象のことを半ば自虐的にそう呼んでいる。もちろん各国の駐在生活にそれぞれの苦労があるが、インドでは幼児のイヤイヤ期さながらに、インド民の態度も、インドの食や気候も、インドの法律や制度も、インドの何もかもが何故か嫌になり、無性に腹が...