福島県と新潟県の山あいを走るJR只見線で新たな試みが始まっている。2011年の豪雨災害で福島県内の一部区間が寸断され、JRはその区間を廃線にしようとしたが、地元は「上下分離方式」で存続させる方針を決...

　自民党の鈴木馨祐衆院議員は12日のNHKの討論番組で、内閣官房報償費（機密費）に関し「選挙目的、党目的で使うことはない。断言させていただきたい」と述べた。同党政権の元官房長官は中国新聞の取材に、国政...

　優れた調査報道を表彰する「調査報道大賞」の第4回授賞作品が16日、発表された。地方紙・専門紙部門の優秀賞に、「河井事件」を巡る安倍政権幹部の裏金提供疑惑を報じた中国新聞「決別　金権政治」取材班のスク...

　2019年の参院選広島選挙区を巡る大規模買収事件を追った中国新聞「決別　金権政治」取材班の文庫本「ばらまき　選挙と裏金」が21日、出版される。全国の書店で扱い、広島県内でも22日以降、順次店頭に並ぶ...

　2000年以降の自民党政権で官房長官を務めた元政権幹部が中国新聞の取材に対し、国政選挙の候補者に陣中見舞いの現金を渡す際に内閣官房報償費（機密費）を使ったと証言した。機密費は国の施策推進のために予算...

TBSラジオ『荻上チキ・Session』（平日午後6時～9時までの生放送）『荻上チキ・Session-22』から続く、新世代の評論家・荻上チキと南部広美がお送りする発信型ニュース番組。特集「『総理2800 すがっち500』に続き、国政選挙に機密費！？中国新聞の記者たちが追った自民

　政府は24日、内閣官房報償費（機密費）が過去に選挙向けに支出されたことがあるかどうかについて「現内閣において確認を行うことは考えていない」とする答弁書を閣議決定した。チェック機能の強化に向けた運用見...

　2019年の参院選広島選挙区を巡る河井克行元法相夫妻の大規模買収事件を追った中国新聞「決別　金権政治」取材班の文庫本「ばらまき　選挙と裏金」が、集英社から出版された。当時の安倍政権幹部らが計6700...

2019年参院選広島選挙区で河井克行元法相による大規模買収事件が発覚して以来、中国新聞は取材を続けてきました。見えてきたのは政権中枢の闇でした。取材班の記者の思いとはー。

「長年、議論ばかりをつづけ、答えを出していない課題に決着をつけたい」──本日午前、小泉進次郎氏が自民党総裁選への出馬表明会見をおこなった。進次郎���は今回の総裁選で本命視されている候補のひとりで、注目度...

　自民党総裁選（27日投開票）で「政治とカネ」を巡る論争が続く中、使途が公表されず「ブラックボックス」になっている内閣官房報償費（機密費）に関する論戦が聞こえてこない。2019年の参院選で大規模買収

　「機密費の使途を明らかにしなかったのは本当に心残り。国民との約束でもあり、やるべきだった」。2009年の政権交代で誕生した民主党の鳩山政権で官房副長官を務めた松野頼久（63）は悔しそうに振り返る。...

　民主党の鳩山政権（2009年9月～10年6月）で官房長官を務めた平野博文氏（75）が、使途が非公表の内閣官房報償費（機密費）について中国新聞のインタビューに応じた。長官が自ら管理する機密費が月に7千...

　自民党の裏金問題が明らかとなり、その常習性が疑われたが、当事者たちは、知らなかった、みんなやっていたなどと幼稚な言い逃れを続け、党内でまかり通っていた悪事を隠し通そうとしている。

　中国新聞社は2019年の参院選広島選挙区を巡る大規模買収事件の取材を続けた結果、政界中枢の「裏金」が事件の背景にあることを突き止めた。法の不備や再発防止に動かない国会の不作為といった問題点も浮き彫り...

　「買収原資か　メモ押収」「総理２８００　すがっち５００　幹事長３３００…」

　「政治とカネ」の事件が後を絶たない中、政治改革が衆院選の争点になっています。既得権に切り込む政治改革には後ろ向きな政治家が多く、有権者からの圧力なしには実現しません。一般の人にはなじみが薄く、分か

自民党の衆院議員だった河井克行が妻・案里の参院選出馬に際し、広島の議員らに現金を自ら配って回った前代未聞の買収事件。その額は100人で計2871万円にのぼる。なぜ、この事件は起きたのか。広島の地元紙

　広島市のアストラムラインの延伸計画を巡り、市は8日、広域公園前（安佐南区）とJR西広島駅（西区）を結ぶ「西風新都線」（7・1キロ）について、2023年度に軌道法に基づく事業の特許を国土交通省に申請す...

　「広島ではまだこんなことをやっているのか」「昭和のような事件だ」。2019年参院選広島選挙区を巡り元法相の河井克行が地方議員ら100人にカネをばらまいた大規模買収事件が発覚した当時、全国から冷たい視...

自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受け、党が処分した議員のリストに、岸田文雄首相や二階俊博元幹事長らの名前はなかった。公平さに欠...

　国会議員の「特権」を見直す法改正が今国会でまたも先送りされた。選挙違反で当選無効になった国会議員に歳費返還を義務付ける歳費法改正だ。＜関連記事＞議員歳費の受給 絶対的特権ではない 立教大法学部の原田...

　19日に成立した改正政治資金規正法は、自民党派閥の裏金事件を教訓に再発防止を図るのが目的のはずだが、踏み込み不足の上に抜け穴が残る。政権中枢の「不透明なカネ」は温存される。...

　島根県邑南町は、旧JR三江線の跡地活用として、旧作木口駅（同町上田）一帯を来年4月に三江線鉄道公園とする方針を決めた。江の川を望める駅として鉄道ファンたちが撮影などに訪れており、ホームや線路に自由に...

　自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件をはじめ、「政治とカネ」の問題が永田町で後を絶たない。2019年参院選広島選挙区での大規模買収事件を巡っても裏金疑惑が浮上しており、パーティーの事件と同様の問題...

　広島県が2021年に実施した盛り土調査で、のり面の浸食が見つかり危険性が指摘された広島市安佐南区上安町の盛り土において、市が16年と20年、盛り土に一部重なる形で民間の産業廃棄物処分場の拡張を認可し...

　この冬一番の強い寒気が流れ込んだ１４日、広島、下関、松江、鳥取の各気象台は初雪の観測を発表した。いずれも平年より遅い観測となった。広島地方気象台によると、寒気はいったん緩むが、１８日ごろに再び強い寒...

　遮断機も警報機もない「第4種踏切」での重大事故を防ぐため、JR西日本は、通行者に横断前の一時停止を促すゲートの新設を進めている。2021年以降、中国地方では22年末までに7カ所に設置。これまで設置場...

　中国地方整備局は16日、広島県海田町と東広島市を結ぶ国道2号東広島・安芸バイパス（全長17・3キロ）が3月19日に全線開通すると発表した。海田町内の1・6キロと、広島市安芸区瀬野南町以東の8・4キロ...

　5日、中国新聞の取材に答えた河井克行元法相との主なやりとりは以下の通り。　―4日から元後援会員らへのおわびに回っているのですか。＜関連記事＞河井元法相、安倍政権4人からの検察押収メモ否定　100万円...

　鳥のさえずりが響く山あいにある鉄路を、こぢんまりとした車両が走る。4月15日に島根県邑南町の旧JR三江線口羽駅一帯で運行された観光トロッコ。岡山市北区から訪れた祖田文明さん（68）は「鉄橋からの眺め...

1年前の大雨で被災した山口県西部のJR美祢線で全線運休が続いています。沿線の住民たちは早期復旧を要望していますが、手つかずのまま。なぜなのでしょうか。

　ローカル線の再生を目指す先行地の取り組みを報告するシリーズの2回目は、京都府と兵庫県の北部を走る京都丹後鉄道（旧・北近畿タンゴ鉄道）を取り上げる。かつては第三セクターが運行し「国内ワーストの赤字路線...

　中国新聞社は17日、共同通信社による15、16日の衆院選の電話調査に取材を加味し、中国地方5県の17選挙区の情勢を探った。与野党の候補者が競り合っているのは6選挙区。自民党は9選挙区で安定し、立憲

　今季一番の強い寒気による中国地方の大雪は25日も続いた。山陽北部や山陰を中心に降雪が強まり、広島市中区など市街地でも積もった。気象庁は交通への影響や水道管の凍結などに注意を呼びかけている。...

◆病巣の核心に迫る地方紙［評］青木理（ジャーナリスト）　＜他社に特ダネを書かれることはままある。だとしても、それにへこまず「抜かれたら...