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isg推し 19↑ kiis字書き兼雑多垢 本誌 のんびり グッズ マシュマロ

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蒼八宝茶
9 months
罰ゲームでダーリン&ハニー呼び強制させられたkisとisg kiis 酒は飲んでも飲まれるな 俺が🇩🇪に来て学んだことは数多くあるが、一番身に染みて実感したことが一つある 「…yic酒クソ弱え〜!」 「よっしゃ罰ゲームな!」 それは、🇩🇪人と酒を飲んではいけないということである
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8 months
別れてからもう一度くっつくkisとisg kiis お前に愛されて潰れるように見える? 「俺と別れてくれ、yic」 kisに振られた。付き合い始めてから一年ぐらい経った日のことだった 「…今、なんて?」 その言葉を耳にした時「幻聴だ」と疑いなく思った 「別れてくれ、yic」 隣に歩くkisは俺を見ない
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7 months
isgに浮気疑われたkis kiis 「…あ、口紅」 kisの家でそれを見た瞬間、胃に沸々と湧いてきた感情は一体なんだったのだろうか 一つだけ言えるのは、失望とも納得ととれるような曖昧な心に名前をつけたくなかった 「…なんでこんなに傷ついてるんだろうな、馬鹿みたいだ」 本当に、ばかみたい
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10 months
kisに嫌われているisg kiis 最初が全て 全部全部、好きだった 『…なあkis!これ見ろよ』 俺を振り向いて笑った顔 『お前俺が楽しみにしてたきんつば食べただろ!』 眉を顰めて不機嫌そうに怒った顔 『…kisの手あったかい』 隣で眠る時、猫のように擦り寄って微笑んだ横顔 ぜんぶ、あいしてる
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7 months
isgの🇩🇪語を自分好みにするkis kiis 「…うん」 小さい頃、プロのサッカー選手にとって一番の壁はやっぱり実力なのかと思ってた 勿論その考えは今も無くなってないけれど、実際にプロになって別の壁があることに気づいた 「全く読めない」 それは——言語の壁だった
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5 months
別れなきゃと思うisg isg ふわりと、大輪の薔薇を思わせる華やかな香りが鼻を擽る 体の向きを変えて隣をこっそり覗くと、彫刻と見紛うような微動の男が——kisがすやすやと眠っていた その姿を見るたびに愛おしさが込み上げてきて、でもそれと同じくらい虚しさも訪れる 「なあ、kis」 静かに名前を呼ぶ
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7 months
添い寝するkisとisg kiis 「あ…まじか」 手元にある週刊誌の見出しを見て思わず天を仰いでしまう まさか自分がこんなもの出されるなんて、といっそのこと笑いそうになった 【isgyic、有名女優と熱愛か】 まさかこんな—こんなことになるなんて
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5 months
別れた後ばったり会ったkisとisg kiis 性格の不一致というのは便利な言葉だ 上手く伝えられなかった不満もこの言葉で集約できることが多い そうやって、誤魔化しながら過ごしてきた代償なのだろう 「……あ」 「yic」 別れた恋人であるkisとばったり会うなんて、本当にどんな巡り合わせなのか
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9 months
逃げたisgを追いかけるkis kiis 世界の果てまで/世界の中心より いつかやると思っていた そんな言葉を思い浮かべたのは血相を変えたチームメイトが叫んだからである 「…isgが引退早々居なくなったって!」
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8 months
isgの姓を名乗ることにしたkis kiis なあ、俺たち家族になったんだ。お前は隣にいないけれど 「…なんだこれ、婚姻届?」 「…ああ」 「kis、手続き面倒だし嫌がらせあるかもしれないから、籍は入れる必要ないって前言ってなかったっけ?」 きょとんとした顔でyicが尋ねた。嫌味ではなく、
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9 months
isgに「愛してる」を伝えられたkis kiis サッカーをするお前を心底憎んで愛してた 「…ん?」 目を覚ますと、明らかに見慣れない光景が広がっている 品の良さそうなカーテンにふかふかの毛布。俺の家にあるやつより絶対に高い 何よりもっと見慣れないのは 「…なんでkisが俺の家に?てか老けた?」
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8 months
恋人と思ってたらそうじゃなかったkis kiis お前は俺の恋人だろ! 最近yicの浮気癖が甚だしい 俺と恋人のくせにあっちこっちで尻尾を振っている 「は?お前どこに行くんだ」 「どこって…チームメイトのホームパーティに呼ばれたから行くだけだよ。kisはも誘われてただろ」 「見せ物になる気はない」
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8 months
愛が重いkisと逃げ出すつもりだったisg kiis 「…kisのこと好き」 この言葉を伝えた瞬間、僅かに染まった頬と綺麗に笑おうとして、でも喜びのあまり少し歪んだ笑み 「…俺も。俺もお前が好きだyic」 そして、上擦った声 今にして思えば、この日が俺の初恋の絶頂期だったのかもしれない
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8 months
isgにプロポーズするkis kiis 「まだくっついてなかったの!?」って後で話題になった 「こんな写真撮ってたんだ」 部屋の掃除をしていると、自分でも忘れかけていた写真が出てきた kisの寝顔の写真。一緒に暮らしている時に撮った、無防備なあいつの顔 「…これ捨てろっていうのはやっぱ酷いよな」
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5 months
kisの嘘を信じて応援するisg kiis 「で、好きな人との仲は進展したの?」 「……いや。そもそも何もアクションを起こしてないからな」 「へぇ?」 yicが片眉を上げた 「あのkisが全く動かないなんて意外」 「本当にお前は俺に対して失礼だな」 「ごめんって。でも、本当にお前のこと応援してんだよ」
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手放すisg kiis 「恋人のふりをして欲しい」 そう人に呟いた男の顔は、お世辞にも頼み事をしているようには見えない 断っても許される。そう思ったもののほんの少しの好奇心と、同情 そして、サッカーを損なわせないという心 それだけのために、俺は首を縦に振った 今は、それを後悔している
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6 months
isgに振られたkis kiis 「別に、本気なんかじゃなかった」 必死に俺に会いにきたkisに—元恋人にこんなことを言うなんて、殴られても仕方ないのかも知らない 本当はさ、こんなこと口にしたくない。でも、言わなきゃきっとお前は俺を諦めてくれないから—だから 「お願い…帰って」 ごめんねまだ好きで
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10 months
isgを振ったのに沼に嵌るkis kiis isgyicと聞いてまず思い浮かべるのは憎悪、憤怒。これと言って良いイメージは持っていない ただ同じチームで過ごしてみて、案外抜けたところに「仕方ない」と思うこともあった 要は選手としてはともかく、人としては嫌いじゃない部類だった 「kisのこと好きだよ」
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9 months
諸事情でパートナーになったkisとisg kiis 好きなものは閉じ込めろ 「…パーティー?」 「そ、次の週末にスポンサーが主催するんだと。俺たち全員参加らしいぞyic」 「なんでそんなに焦ってるんだ?失礼のないようにすればいいだけだろ」 「お前さては話聞いてなかったな?」
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7 months
kisに忘れられたisg kiis 「好き」って一言でも言えていたら、きっとこんな想いしていないと思う 後悔が残るのは、きっと振られることじゃない。勝負できる土台に上がれないまま全部消え去ることだと、この歳になって知った 「…誰だお前」 俺が愛したお前は、どこかに行ってしまった
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9 months
いつの間にかkisの口癖が移るisg kiis 無意識とはいうけれど 「最近isgって口悪くなった?」 「え」 チームメイトの言葉に思わず固まってしまった 「そんなに?」 「口が悪くなったっていうか…なんていうんだろ。元々サッカーしてる時はお前無自覚に言葉キツくなるけど、それ以外だと優しいじゃん」
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5 months
さよならを言い損ねたisg kiis 感情って、案外知らないうちに根腐れするらしい。いつのまにか微弱な毒が回るみたいに、じわじわすり減らしていくみたいだ 「別れよっか」 だから、あんまり未練を残さないように言葉を口にした ほんの少しだけ胸が痛むけれど、この恋みたいにいつか風化すると願って
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2 months
隠しているつもりはなかったkisとisg kiis 初めにそれを聞いた時、「kisも冗談を言うのか」と酔った頭で思った だってそうだろう?周りだって同じような反応をしている 「恋人なんて冗談やめろよ」 でもisgもkisも、目を丸めた後不思議そうに首を傾げて呟くのだ 「俺たち付き合ってるけど」
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6 months
なんでkisが側にいるかわからないisg kiis 「…うわ」 何やら必死そうにkisに頼み込む女性と、それを嫌そうな顔で拒絶するkisを見て思わず本心が溢れてしまった 「厄介なところに出くわしたかも」 何をしているのか気になるが絶対に巻き込まれたら面倒だ。だから後退りで逃げようとして 「…yic!」
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9 months
うっかりkisに体を許したisg kiis 心臓はあげられないけど 「yic、お前夏バテでもしてんのか?」 「体が資本なんだから食わないと持たないぞ」 普段は沢山美味しそうに食べるisgが、何故か今日は箸が進んでいない そのことに気づいたチームメイトを皮切りに、がやがやとisgを労るような声が上がる
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6 months
好きな相手を勘違いされたkis kiis 『……好きなんですね?』 おずおずと確認するようなnsの言葉に、ふと足が止まった。何かに惹かれるように耳をすませば、nsは俺がよく知る男の名前を呟く 『…本当、なんですか。kis』 『ああ、俺はあいつのことが好きなんだ』 聞こえた声は、俺が好きな男のもの
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7 months
告白の練習をするisg kiis 「…kis好きだ」 真摯に紡がれた言葉は嘘ひとつない。たった一言で、遊びで伝えているわけでないことは保証できる ほとんど完璧な告白と言えるかもしれない 「どう思うns?」 「んなこと知らんこっちゃないですよ!」 なぜか告白されているのが僕じゃなければ
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7 months
付き合ってないのに指輪用意してたkis kiis 「なにこれ?」 目の前に転がる高そうな箱をしげしげと見た 質素な部屋の内装には不釣り合いなくらい高級感が漂っている なんとなく触れてはいけないような気がして見て見ぬ振りをしようとしたが、うっかり触れてしまい中身が出てしまった 「…指輪?」
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6 months
isgを手元に縛り付けたいkis kiis 俺は別に、人に構われるのは嫌いじゃない。無視されるよりも誰かと話していたりする方が安心する けれどそれは、俺がサッカーに集中できる環境にいること、というのが前提だった だから、 「…yicさんの趣味などはなんですか?」 そろそろ、表情筋が引き攣りそうだ
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10 months
恋人未満だったkisとisg kiis 振り返ればよかったのに yicは俺のことが好きだと思う  kisがそう考えたのは至って単純  「kis、なんか買ってくるものある?」 「切れかけの調味料」 「了解」 ルームシェアをyicから提案されたからだ
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8 months
kisの家に忘れ物するisg kiis 全部計画通りって言ったら信じるか 「yicの奴、サッカー以外には脳みそがクソ働かないのか」 明らかに俺が身につけるものと系統の違うマフラーを前に、静かにため息を吐いた 薄緑色のそれは手触りが良いが、俺が身につけるには似合わない 「これで今月3回目だぞ」
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5 months
良い恋人ではなかったと思うisg kiis 「連絡の一つもしないなんて、クソ薄情な恋人だなyic?」 誰が悪いかといえばほぼ百俺が悪いのは承知している だからって、なあ 「……どうして移籍先の練習場来たんだよ」 「こうでもしないと俺と顔を合わせる気なかっただろ、お前」 嵐みたいに訪れる奴があるか
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9 months
人混みで酔ったisgを連れて帰るkis kiis チャンスは利用するもの 俺はよくサッカー以外に関心を持たないと言われるが、別にそんなことはない もちろん人生で一番比重が重いのはサッカーだが、幼い頃からお祭りなどにはウキウキしながら行ったものだ 「これが本場のクリスマスマーケット!」
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5 months
チームメイトの結婚式に出席するkisとisg kiis 「結構こじんまりしてるんだな」 派手好きで知られているのに意外だ、と思わず小言を溢せば、横にいる男が答えた 「🇩🇪では基本的に親しい人間しか招かない。そのクソ小さい頭に刻み込んでおけ」 「一言余計」 はぁ、と大袈裟にため息を吐いたkisは、
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7 months
isgがnsを好きだと勘違いしたkis kiis それに気づいたのは、ある番組を見たときのことだ 『最近あの二人、仲良くない?』 『あんだけ喧嘩ばっかしてたのに意外。一緒に出掛けてたりするしどういう変化なんだろ』 『知らないの?あの二人、付き合い始めたんだよ』 見ようとして見始めたわけじゃない
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4 months
kisの癖が移るisgを見ていたモブ kiis isgくんには秘密の恋人がいる 本人が口にしていたわけじゃないけれど、この予想は当たっていると思うのだ 「……isgって意外と顔可愛いんだ」 クラスの女の子がひそひそと彼を見ている 周りが見ているのにも気づかないで、isgくんは髪をかき上げていた
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6 months
kisの声が好きなisg kiis 「———」  チームメイトと何やら話し込んでいるkisの横顔を見ながら、ばれないように静かに息を溢した —低くて良い声をしているな、と思う 深く体の奥底に響くような重低音、耳元で掠れる声はひどく人を惹きつけるもので 頭に残る声ってこういうことをいうのか
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5 months
kisにサインを教わるisg kiis 「人によるが、一筆書きで書きやすいものが多いな」 ささ、とノートにペンを走らせて綺麗な筆記体で名前を書く 書く姿すら様になるから、点は二物を与えないと言うのはどうやら嘘のようだ 「なんか難しい」 「お子ちゃまyicくんとはいえ、マスターしないと後々困るぞ」
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7 months
両片思いだけどすれ違うkisとisg kiis お前の前じゃ笑えなかった 「なあkis、今までありがとう。でももう良いや」 そう伝えた瞬間kisは手に持っていた本を床に落とした。何を言ってるのか信じられないみたいな顔をしていたから、少しだけ安心する 想像よりも、俺はこいつの中に居場所があったらしい
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3 months
綺麗に終わらせるisg kiis 人生で最高の1日は、俺の手でW杯優勝を掴んだ日。あの日ほど心を昂らせた時は、もう一生来ないだろう 最善の1日は、後押しされるように世界に飛び出した日。俺のこれからを変えたあの日 そして、最も幸福だった日は 「ばいばい、kis」 潔く、お前の手を離せた日
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3 months
恋に気づくのが遅かったkis kiis 瞼に映る思い出のかけらは、まるでガラスの破片のようだった 「お前はさ、こんなことを言われて困ると思うんだけど」 瞳に映るyicの青が、昼の陽射しを受けて輝いていて、それから目が離せない 少し気恥ずかしそうにyicは微笑む 「——俺、kisのこと好きだったんだ」
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4 months
isgをデートに誘うkis kiis 「kisってさ、yicに告白しないの?」 酒の席なら古今東西、万国共通でよくある話だ やれ誰が別れた、gsnが女にビンタされた、nsがやばい女引き寄せてばかり——そんな会話を冷めた目で聞いていた時、唐突に俺の方へ会話の切先が向けられた 「お前、片思い何年目だよ」
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4 months
kisのことを勘違いしていたisg kiis まあ確かに、俺を基準にあいつのことを考えていたのは悪かった。それは自覚している けど、こんなふうになるなんて思わないじゃん 「……いつ、俺がyicに興味がないと?」 とん、と肩を押されてふかふかのシーツに包まれる 俺の目の前には、羊の振りした狼がいた
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6 months
kisの姉から見たkisとisg kiis 弟はサッカー選手だ 有名なチームのスタメンを張り、華やかな容姿からファンも多い けれどやっぱり、生意気な弟だと思う。性格は環境故か、それとも生来のものか。おそらく弟をよく知る者は口を揃えて「性格が悪い」というだろう 「牛乳なんて人が飲むものじゃない」
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9 months
見合い相手に尻を蹴飛ばされるisg kiis *モブがよく喋る エンドロールにはまだ早い 可愛らしい少年というのが第一印象だった 「isgyicといいます」 所在なさげに彷徨う眼差し、緊張したように震える指先 今までの見合い相手の誰とも違う反応に、思わず興味を引かれた 「…どんなお仕事を?」
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5 months
もう一度isgを好きになるkis kiis 平凡な筈の男にやけに心惹かれる その答えを知った時自分が信じられなかった一方、どこか腑に落ちた だから、これ幸いに愛を伝えたのに 「……なんで、そんなこと言うんだよ」 どうして今にも泣きそうな、愕然とした表情をするのだろう お前も同じ気持ちの筈なのに
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4 months
罰ゲームでキスしたkisとisg kiis がやがやと騒がしかったはずの店内は、水を打ったように静まり返る 普段の俺ならみんな側に立っているのだろうけど、今だけは違う 「……ぁ」 まっすぐ前を見ると、ライトに照らされてキラキラと光るkisの睫毛が真っ先に映る なんで俺、kisとキスしてるんだろう
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5 months
食の好みが違うようで似ているkisとisg kiis 俺とkisの食の好みは全く合わない。これは断言できる 「あ、これ美味しい」 「……味がクソ薄い」 だって、 「中々イケるな」 「味が濃い……」 なにかしらご飯を一緒に食べるたびに、俺たちは反応が違うのだから 味が濃くてしかめ面をした俺をせせら笑う
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4 months
isgを手放せなかったkis kiis 手放してやるつもりだったのに。自分の感情をねじ伏せる覚悟だったのに だってそうだろう。普通に生きていたら、yicと俺は出会わず、交わらない道を生きていた 手が重なったのは奇跡というほかなく、それが消えた瞬間に、押し殺す準備をしていたのに 「……kis?」
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8 months
【kiis】isgyicはkisに嫌われている isgを嫌うkisと、嫌われているのは分かった上でkisが好きなisg kis←isgと見せかけたkis(→→→)←isg 最初が全て kisの好きな人の話を聞くまで (4/8)
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8 months
きちんと泣けるようになったkis kiis 一生俺を惜しんでおけ 🇩🇪の春よりも日本の春の方が暖かだ。そのことに気づいたのはここ数年のことである 「確か…サイタマ、だったな」 帽子を目深く被り素顔を晒さないように努める。ただでさえ顔が割れている上、この時期に🇯🇵を訪れると普段より囲まれてしまう
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8 months
足を怪我したkis kiis *怪我治ります サッカー以外でもちゃんと 『kis、左足の怪我を理由に引退か』 「…クソうざい」 手に持っていた週刊誌はいつのまにか��わくちゃになっていた それに目をやった後顔を上げた先で写った鏡には、表情を削ぎ落としたような顔をした男が写っていた
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6 months
好きな人を勘違いされるisg kiis 「なあkis、今度さ...」 楽しそうにyicが話す横顔がすぐ近くにある。その事実に奇妙なほど優越感と幸福感が湧いてきた こうしてそばでさまざまな表情を見れることが、あいつにとって俺は特別だと実感できる。憎悪も愛も執着も向けて欲しいと願って何年経ったか
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3 months
お互いの香りがするkisとisg kiis 初めはただの気のせいだと思ってた。ほら、よくあるだろ?すれ違い様に鼻を擽る香りが知ったことがあるような気がするやつ 「……kis?」 ふわりと漂う香りは薔薇を思わせる甘やかで華やかなもので だからkisが通ったものかと思ったんだ 「俺だけど」 「yic?」
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3 months
偽装結婚するkisとisg kiis その時の自分はまあ、疲れていたんだと思う。だってそうじゃなかったら、こんなこと言うはずがない——お互いに 「……クソ効率の良い案を思いついたんだが」 「……なに」 「結婚しないか」 kisがこんなことを俺に言うことも、俺がこれに頷くのも、全部全部
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7 months
愛を知らないけどisgが手放せないkis kiis —お人形さんみたい 幼い頃からずっと、そんなことを言われ続けていた 「kisさんの家の息子さん、本当に可愛らしい」 「学校のテストも良かったんでしょう?」 ずっとずっと、親も周囲の人間も、俺自身ではなく俺に付随する容姿や能力を賞賛した
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6 months
期間限定交際をするkisとisg kiis 「…付き合って欲しい」 そう言われた時、率直に思ったのは「なんで俺?」という疑問だった 酒に酔って揶揄っているのかとも思ったが、俺を見据えるkisの顔には嘘一つない 好意を伝えてくれたことは嬉しいし、言葉通りにすれば俺はきっと好きになる それが、嫌だった
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5 months
電話越しに言葉を教えるkis kiis 「……いや、女性名詞と男性名詞ってなんなの?」 中高で英語の授業を受けていた時「なんでこんな英語って文法難しいんだろう」って思ってた 26文字だけとはいうけれど、それから作られる単語数はすごく多いし、単純に親しみづらい けれど、今になって思えば
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6 months
女の子に辛辣なkisに引いてるisg kiis kisって、まあ言いたくはないが顔は良いと思う。美術館に置かれている彫刻みたいな横顔にため息を吐く人が多いのも、まあ理解できる 見た目だけで好きになられて、それが嫌なんだろうな、ということも 「……良い加減にしろ。とっととオレの前からクソ失せろ」
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8 months
isgを取り返すために考え続けたkis kiis 綺麗な花には棘がある 「…どうしたの?yicくんってこんな香水つけたっけ」 「これ?知り合いにおすすめされたんだ、どう?」 「…似合ってるよ」 少し恥ずかしそうに笑うyicくんを尻目に私はひっそりため息を吐いた 彼が纏う香りに心当たりがあるからだ
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9 months
お互いの寝起きに爆笑するkisとisg 付き合ってるkiis 全部惚れた欲目 kisってずっと自分の身嗜みとかに気をつけるタイプだと思ってた。毎日しっかりドライヤーで髪を乾かして、爆発しないように手入れして そんなふうに、人一倍容姿にこだわるやつだと思い込んでいたからだろうか 「…ライオン?」
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蒼八宝茶
7 months
喧嘩した後一緒の布団で寝たkisとisg kiis 一体何が原因で喧嘩したのだろうか 正直言ってこれと言って経緯も理由も思い出せない まあ、その時点で大した内容でないことは事実だろうが、お互い手が出かねないほどの口論であったのは事実だったのだ 「お前本当になんなの」 「yicの方こそ」
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蒼八宝茶
4 months
初デートするkisとisg kiis 「うーん……」 目の前に広がるのはある雑誌。『ミュンヘンを訪れるならかかせない店10選』と書いてある 徐にそれをペラペラとめくり、そして閉じる 「……気に入ってくれんのかな」 kisの好みって全然分かんないから、ひどく不安になる 初デートだから、成功させたいのに
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蒼八宝茶
9 months
奪われるくらいなら先に奪うkis kiis 他の誰かの手を取るくらいなら 「kisって意外と普通なやつなんだな」 目を丸めてyicが俺の方を見た。視線の先には、寝癖で爆発した頭が写っている 「何見てるんだ」 「いや誰だってその頭は見るだろ。kisってもっとこう…見た目に気を使うやつだと思ってた」
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9 months
isgに片想いするkisと、片想いするkisに惚れたisg kiis お前を好きな俺は馬鹿、そんな俺に惚れたお前はもっと馬鹿 「…はぁ」 kisの重々しいため息がロッカールームを満たす。その声に肩を跳ねさせたチームメイトと気にせず呑気に着替え始めるisg 「おいyic、お前なんかしただろ」 「なんもねえよ」
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7 months
kisの告白が信じられないisg kiis 俺が選んでお前が選んだ 「好きだ」とkisに言われた 聞かなかったことにした 「好きだ」 その言葉を聞いた時、聞き間違いかと割と本気で思った まず一つにkisがそんなことを言うはずないと考えた 二つ目に、言われた時の状況があまりに言葉に相応しくなかった
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蒼八宝茶
7 months
isgの青が好きなkis kiis kisという名を聞いて思い起こす異名はなんだろうか 卓越したストライカー、皇帝みたいな呼ばれ方を聞くことが多いが、最近あいつについてある噂がチーム内に留まらずサポーター内で蔓延していた “kisは青い宝石に目がない”、と
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@bluetea_aiiro
蒼八宝茶
4 months
雑に騙すkisと騙されるisg 「知っているか、yic。🇩🇪では犬を飼うにはいかに自分が犬を愛しているか、そして愛せるかを叫ぶ伝統があるんだ」 「え、まじ?」 思えばこれが始まりだった。何気なくロッカーで着替えている時にkisが淡々と呟くから、まるでそれが本当のことのように思えて信じてしまった
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@bluetea_aiiro
蒼八宝茶
4 months
「俺はyicを絶望させるためにここにいる」 ?????????? おいkis!!!!!お前は就活のためにbllkに来たんだろ!!!!!!!目的と手段が完璧に入れ替わってるぞ!!!!! お前naさんの「isgに執着しすぎるなよ」って言葉秒で忘れてるのか!!!??
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@bluetea_aiiro
蒼八宝茶
6 months
甘いものが嫌いだったkis kiis ——やっぱり、こっちの方が似合うわね 机の上に置かれるのはいつだって見目を重視した甘い菓子。俺がそれを摘むたびに目尻を緩めるのは母だった ——天使みたいな姿なのだから、それに合った振る舞いをして欲しいの そう言って、幼い頃の俺の全てを支配したのが母だった
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@bluetea_aiiro
蒼八宝茶
18 days
お別れがまだ言えないkis kiis 4ネタ ぱしゃり、と鳴るシャッター音に眉を顰めた 「おい」 「kisって人目がないと無表情なこと多いよな」 「何のデータだ」 「これまでの記録から」 片手でスマートフォンを持ったyicが画面を覗き込む ここ最近見慣れてしまった光景に、思わずため息をついた
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蒼八宝茶
8 months
kisと視線が合わないisg kiis え、お前そう言うこと? —まただ ちらちらとこちらに向けられる、やけに熱のこもった視線 それなのに振り返っても、その視線の持ち主は俺と目を合わせようとはしなかった 「ということで、kis俺に言いたいことあるのか教えて」 「なぜそれを僕に聞くんですか」
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@bluetea_aiiro
蒼八宝茶
8 months
kisに小銭入れをあげたisg kiis こんなに話題になるとは思わなかった 「そういやさ、kisって小さい財布しか持ってないの?」 あれは確か、二週間くらい前だったはずだ 普段から俺とkisはあまりに仲が悪すぎて、チームから「少しは会話しろ」と半ば脅される形でkisとサシで居酒屋に来ていた時だ
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@bluetea_aiiro
蒼八宝茶
10 months
自分にキスした犯人探しするisg kiis だから唇を奪ってやったのだ 暗闇の中で、その感触だけがやけに記憶に残った 照明が消えたぞ!なんて喧騒めいたチームメイトの騒ぎ声よりも、暗闇に生じて柔らかく温かい何かが触れたことの方がずっと、ずっと 「…一体誰がやったんだよ」 誰が唇を奪ったのか
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@bluetea_aiiro
蒼八宝茶
5 months
恋だと認められなかったkis kiis これは別に恋じゃない。だからなんとも思わない 「あ、そうだ」 星明かりに照らされながら、何かを思い出したかのようにyicは俺の方を振り返った 「kisにひとつ言いそびれたことがあったわ」 「なんだ」 先ほどまで二人で酒を飲んでいたせいか、yicの頬は
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蒼八宝茶
10 months
isgに愛されてると実感するkis×忘れたくなかったisg kiis 俺は、愛されていた 最近、yicの様子が少し可笑しい 別にあいつが浮気しているとかそういう話ではないが、ことあるごとにメモを書く癖がついているのだ 「お前はいつから新聞記者の真似事をするようになったんだ」 今日も折角オフの日を
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蒼八宝茶
5 months
isgに堕ちたkis kiis かつてある男がいた  ストライカーとして世界一の栄光を掴みかけた男。後一歩のところで瞬く間に現れた新星に踏み潰された男 次第に酒に溺れ家庭を顧みず、その新星の恨み言しか吐かなくなった男 それが俺の父親だった サッカーを愛してサッカーに潰された男が、俺の父だった
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蒼八宝茶
8 months
手を繋いだままが良かったkis kiis お前とならどこまでも行ける、なんて冗談だから忘れていいよ 俺が知るisgyicはいつだって眉を顰めているか怒りを露わにしていた そんなあいつが涙を溢した瞬間、海を写したあの瞳を、今でも夢に見る 「なあ、旅行に行かないか」 その誘いに乗ったのは、
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蒼八宝茶
6 months
好きだから言えないkis kiis 「…じゃあ帰るわ」 先ほどまで俺の下で善がっていたくせに、そんなことは露も匂わせずにyicは帰り支度を済ませていた 「そうか」 あいつの方は見なかった。開閉する扉の耳障りな音だけが部屋に残された シーツに触れれば、まだyicが俺に愛されていた証拠は残っているのに
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蒼八宝茶
3 months
箸を使えるkis kiis 自慢じゃないが、学習能力は高い方だという自負はある。自分の利益に繋がるか、あるいは自尊心を守るための努力は惜しむつもりはない だから、というのはなんだが 「kisって箸使うの慣れてないだろ?フォーク用意したからこれで食べて」 俺を気遣って笑うyicに、間違っても
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蒼八宝茶
2 months
最高で最悪な夢を見たkis kiis 「好きだよ」 俺の方を真っ直ぐと見る視線には嘘なんてなくて、一瞬でも気を抜けば持っていかれそうだ 「いつのまにか好きになってた。サッカーをしている時も、それ以外も」 噛み締めるように呟かれた言葉に、思わず嗤ってしまった 「yicはそんなこと言わないだろう」
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蒼八宝茶
6 months
isgに恋人だと嘘をついたkis kiis 嘘をつくのは悪いことだ。誠実じゃないし、そんな人になっちゃいけないって小学生の時から教わっていた でも、こうでもしないと—なんて、馬鹿みたいな計画を立ててしまった 「貴方は誰ですか?」 それでも自分の手を取って欲しかった、なんて言ったらお前は笑うかな
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蒼八宝茶
7 months
花の名前に詳しくないisg kiis *花吐きパロ 俺もお前も拗らせすぎ 「………?」 口から飛び出したものに、頭の理解が追いつかなかった 「…花?」 花だ、花。薄紫色の綺麗な花。これがトイレの、しかも自分の口から出てきたものでなければ見惚れるような美しさだが、いかんせん楽観視できない
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蒼八宝茶
7 months
初めてのキスが初恋だったisg kiis 名前をつけられたら何か変わったのかな bllkにいた時、初めてkisとキスをした 俺もあいつも多分テンションがおかしくなっていたのだと思う 🇫🇷戦が終わった後の興奮が収められず、二人きりになったロッカールームで人知れずキスをした
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蒼八宝茶
9 months
夜にドライブするkisとisg kiis 朝が来なければ 「ん」 軽い調子で出された声は「早くしろ」と言葉にしなくても圧をかけているようだった ムードもへったくれもない誘いなんて無視をすればいいのに、どうしてか俺の足はkisの隣、助手席へと向いていた 「行くぞ」 静かにエンジンをかける音が鳴る
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蒼八宝茶
3 months
大舞台で告白するisg kiis 人生で未来が想像できなかった瞬間はたまにある 例えば、全国行きがかかった試合で負けた時。夢の輪郭すら朧気だった 例えば、bllk二次選考で負けた時。敗北の味はどうしようもなく苦かった そして 「どうしたんだ?」 「いや、別に」 人目を避けるように、kisの手を握る時
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蒼八宝茶
2 months
両片思いだったkisとisg kiis yicのことが好きだ 自分のシュートのために足掻く身体も、前だけを見続ける瞳も、サッカーが関係しない時に、ふとした時に緩む口元 憎らしさもひっくるめて、全て愛していた 「……お前のことが好きだったんだ」 言葉が薔薇に変わるのに、咲くこともなく消えていった
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@bluetea_aiiro
蒼八宝茶
10 months
kisを親に紹介するisg kiis 「あのyicがこんなこと言い出す歳になったんだなあ」 隣で夫が感嘆する様に呟いたのを聞いて「そうねえ」と思わず首を縦に振ってしまった 「紹介したい人がいるんだけど今度あってくれない?」 大事な一人息子がそんなことを言う出したのは、休み期間に入った時のこと
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蒼八宝茶
4 months
nsからみたkisとisg kiis kisとyicの関係をどう言葉で表せば良いのだろう。側から見れば仲は最悪な癖に、ふとした瞬間似通う二人を彩る言葉がなんなのだろう でも、二人が恋人であることを聞かされた時それほど驚きはなかった 「nsって何味好き?」 だからってこの状況は理解できないけれど
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蒼八宝茶
10 months
自覚済みkisと無自覚isgくんが公認バカップルするkiis 「…え、俺kisのこと好きなの?」 最近衝撃の事実が俺の中で発覚した どうやら俺は、isgyicはkisのことが好きらしい もっと付け加えると、多分kisも俺のことが好き その事実に気づいたのはkisが入れてくれたココアを飲んでいる時だった
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@bluetea_aiiro
蒼八宝茶
6 months
足元を掬われていたkis kiis yicは俺のことが好きだと思っていた 「……kisさんですよね?こんにちは、私は——」 意味ありげに微笑む目の前の女の、次の言葉を聞くまでは
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@bluetea_aiiro
蒼八宝茶
3 months
けじめをつけたisg kiis これは別に後悔じゃない 「初めてお前のサッカーを見た時、自分の延長線上の天才だと思ったんだ」 こんな言葉、お前は望んでいないだろうけど。俺が賭けに勝ったんだから言わせてほしい 「腹立たしいことの方が多かったし、bllkでお前に向けた言葉は全部本音だ」
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@bluetea_aiiro
蒼八宝茶
10 months
isgへの恋を消したいkis kiis *ハピエン 願わくば、この恋が消えることを祈っている とん、と蹴られたボールの音に芝生を駆け回る足音が騒がしい 休憩時間にもボールを蹴っているサッカー馬鹿が誰かと視線を動かせば—いた 「本当に飽きないな、yicくんは」 誰にも聞かせるつもりはなかった独り言
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蒼八宝茶
4 months
isgが分からないkis kiis 「昔からkisさんとお話ししてみたくて!」 これは利用できる 「……なんであんな性格クソ野郎に勝てないんだ!」 これはただの負け犬の遠吠え。跪くしかできない弱者の嘆き 人から向けられる好意も悪意も、自分のために俺は利用できる それが苦だとも恥だとも思わない
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蒼八宝茶
9 months
気がついたらお互いに沼ったkisとisg kiis 人生で面倒なのはお前だけ クソ老害の言葉を借りるわけじゃないが、俺の中で合理的というのは価値判断の基準の一つである 苦手な早起きもサッカーがショービジネスだと理解した後、身支度にかける時間は重要だと判断してからは苦ではなくなったし
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蒼八宝茶
9 months
kisの頼み事をこなすisg kiis *初めからkisがいない いつかのお前としあわせを喰む 「…俺に?」 「ええ。…僕、が彼に預かったものです。お前に渡すようにって」 俺の胸元に手紙を押し付けながら、堪えきれないというふうにnsの目尻から涙が溢れていく 静かに嗚咽するあいつを見ながら、手紙を見た
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@bluetea_aiiro
蒼八宝茶
10 months
isgと恋人であったことを忘れたkisと、正しく友人であり続けたかったisg kiis 『映画?』 『そ、面白いっておすすめされてさ。今度の休み見に行かないか』 『…遅れたら置いて帰るぞ』 『遅れるなんて事故にでも遭わない限り起こるわけないだろkis』 たわいない話に平凡な会話、けれど
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蒼八宝茶
9 months
【kiis】パラレルワールド・ロマンティック 一夜の過ちで恋人になったけど喧嘩喧嘩の果てにkisに地雷踏まれたisgが 「kisがサッカーをしていなくて自分に優しい世界線」に飛ばされる話 isgが自分に優しいkisに出会うまで (4/14)
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@bluetea_aiiro
蒼八宝茶
5 months
isgを繋ぎ止めているkis kiis isgyicという名前を聞いて思い浮かべることはなんだろうか フィールドの支配者、バスタードミュンヘンの双剣、bllkが生んだエゴイスト あいつを知る者に聞けば色々な答えが返ってくるだろう けれど、俺の中でこれの答えは一つだ サッカーに全てを捧げた男
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@bluetea_aiiro
蒼八宝茶
4 months
雑誌読んで学ぶkisとisg kiis kisってモテると思う。あの顔だし、選手としても一級品だし あいつと付き合ってからも実際そう思うことはよくあって、なんというか——手慣れているのだ 「ほらyic、手出せ」 「……ありがとう」 人混みの中でさらりと伸ばされる手だとか、まるでお手本みたいな
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