【読売新聞】　登米市と気仙沼市を舞台にしたＮＨＫ連続テレビ小説「おかえりモネ」が、全１２０回の折り返し地点を過ぎました。これを機に、地元発朝ドラを毎朝楽しみにしている読売新聞東北総局（仙台市）の記者とデスクの４人が、熱い思いを語り合

【読売新聞】　アイドルグループ「乃木坂４６」のメンバーで、野球好きで知られる久保史緒里さん（２１）が読売新聞の取材に応じ、３大会ぶりの世界一を目指す日本代表「侍ジャパン」にエールを送った。「ものすごいプレッシャーだと思う。尊敬の気持

【読売新聞】　本紙夕刊「ポップスタイル」で好評連載中の仙台出身の俳優・渡邊圭祐さん（２９）のエッセー「箸休め」が、本日から宮城県版でもスタートする（原則第３金曜掲載）。今月、渡邊さんが仙台を訪れ、古里への思いや、俳優デビュー５周年を

【読売新聞】　羽生結弦選手は仙台市出身で、東日本大震災の被災地への思いを口にしてきた。２０１４年のソチ五輪で金メダルを獲得した後には、「被災地のことを忘れないでほしいという思いを伝えるために、これからも滑り続ける」と語っていた。五輪

【読売新聞】　アーティストとしても活躍する俳優・のんさんが手がけたアート作品を展示した「のん　Ｒｉｂｂｏｎ展　怪しくて、可愛いもの。」が、仙台市青葉区の仙台ＰＡＲＣＯ本館で開かれている。開幕に合わせて来仙したのんさんは、「怪しさとか

【読売新聞】揚げ物を無性に食べたくなる時がある。大崎市内に人気店があると聞き、早速訪ねた。 土曜の昼前、開店直後にもかかわらず、席は大半が埋まっている。唐揚げ定食（税込み８５０円）を注文し、待つこと約１０分。運ばれてきた皿を見て驚い

【読売新聞】ジャズ喫茶とは不可思議な場所だ。音楽が一番の売り物なのに、金は取らない。コーヒーはせいぜい１杯５００円で、大してもうかるはずがない。しかし、宮城県内には今も数々の名店が残り、ここ１０年で新規オープンする店も相次いでいる。

節分（２月３日）を前に、恵方巻きを模した筒の中にアナゴが入る「アナゴの恵方巻き水槽」が、仙台うみの杜水族館（仙台市宮城野区）で展示されている。２月６日まで。狭い場所を好み、穴などに潜り込むアナゴの習性を生かして２０２０年に始めた人気企画。水槽に設置された約５５センチ、直径約１４センチの筒には何匹ものアナゴがひしめき合い、愛らしく顔をのぞかせており、来場者はその様子を楽しそうにカメラに収めてい...

【読売新聞】　音楽は自分の存在証明だった。聴いてくれる人の何かになりたいとの気持ちを持つようになったのは、震災があってからだと思う。 ３月１１日は山梨県の河口湖でアルバム「革命」のレコーディング合宿中だった。震度５の揺れで停電し、そ

【読売新聞】　気仙沼市中��部に位置し、かつては入港した漁船員たちでにぎわう歓楽街だった「太田地区」。そこに点在する空き家を活用し、街全体の再生を図る「エリアリノベーション」のプロジェクトが官民連携でスタートした。第１弾として１軒の空

【読売新聞】１９６０～７０年代、全国で隆盛を極めたジャズ喫茶。店主がよりすぐりのレコードをかけ、「会話禁止」の貼り紙のもと、客は黙って聴き入るのが基本のスタイルだった。ブームが過ぎ去っても、東北・宮城県には今も名店が少なからず残り、

【読売新聞】　第１０５回全国高校野球選手権記念大会は２３日、甲子園球場（兵庫県西宮市）で決勝が行われ、慶応（神奈川）が、連覇を目指した仙台育英（宮城）を８―２で下し、１９１６年の第２回大会以来、１０７年ぶり２度目の優勝を飾った。 慶

【読売新聞】　東日本大震災の２週間後、開通した東北自動車道を通って軽自動車で一人、福島県いわき市に向かった。大好きな、美空ひばりの「みだれ髪」の舞台をどうしても見ておきたかった。 テレビから伝わらなかったのはにおいだった。波をかぶっ

【読売新聞】東北総局長　三室 学 　仙台と言えば真っ先に思い浮かぶ観光スポットは、仙台城跡（青葉 城址 ( じょうし ) ）にある伊達政宗騎馬像だろう。 杜 ( もり ) の都のシンボルとも言えるこの仙台藩祖の像と同じ形の騎馬像が、

【読売新聞】　東北の地から文学を発信する「第７回仙台短編文学賞」（荒蝦夷などの実行委主催）の締め切りが１５日に迫っている。今回の選考委員は仙台在住の人気作家・伊坂幸太郎さん（５２）だ。「なんだこれは！という突き抜けた作品が読みたい」

【読売新聞】　「道の奥」の意でみちのくと呼ばれてきた東北には、ジャズ喫茶が今も多く残る。全盛期の１９６０～７０年代にオープンし、今や老舗と言われる名店の数々は、著名なジャズ喫茶が集中する首都圏とは異なる、独自の道を究めてきた。一癖も

【読売新聞】長髪にヒゲ、いかにも仙人という風体からは想像しにくいが、「キジトラ珈琲舎」（仙台市青葉区）のマスター、伊藤誠さん（６１）は元新聞記者だ。宮城県の地元紙・河北新報で論説委員まで務めた。 　商店街の雑居ビル５階、窓から陽光が

【読売新聞】東北総局長　池辺英俊 「旅に出るたび、自分の物語のページが増えていく」「ワクワクしすぎて眠れない。旅が始まる前日は、遠足前の子どもになる」――。成田空港内には旅人の言葉と世界の絶景写真を組み合わせたポスターが並べられた通

宮城県のディープなジャズ喫茶を紹介する読売新聞の連載「伊達なジャズ喫茶」「続・伊達なジャズ喫茶」、対象を東北に広げた「みちのくのジャズ喫茶」のまとめです。

【読売新聞】一本の針が幾重もの溝を伝い、音を奏でるレコードの洗浄には、良質な水が欠かせない。宮城県随一の穀倉地・登米市に位置し、北上川を間近に望む「ショップ　リバー　サイド」。辺りを田畑に囲まれた店内で、マスターの佐々木廣保さん（７

【読売新聞】　１５日に締め切りを迎える第７回仙台短編文学賞。選考委員としてインタビューに応じた仙台在住の作家・伊坂幸太郎さん（５２）は高校生の頃に小説家を志した。父親から「絵とは何か」という美術評論の本をもらったことがきっかけだった

【読売新聞】　夜の 帳 ( とばり ) が下りる頃、常連客の一人がおもちゃのギターで替え歌を披露する。居合わせた客のこらえ気味の笑い声が、マッキントッシュのスピーカーから届く控えめな音量のジャズと溶け合い、温かい木目調の店内を包み込

【読売新聞】　一力遼棋聖（２６）に井山裕太王座（３４）が挑戦する第４８期棋聖戦七番勝負（読売新聞社主催、特別協賛・サントリーホールディングス）の第２局が２７、２８の両日、栃木県日光市の「日光　千姫物語」で行われた。勝負は２８日午後、

【読売新聞】レコードや雑誌、ミュージシャンの写真でごった返す店内は薄暗い。目が慣れると、人の背丈ほどもあるスピーカーが二つ、奥に鎮座するのが見えてくる。サックス奏者、ジョン・コルトレーンのアルバム「アセンション」がこれ以上ない爆音で

２５年連続で生鮮カツオの水揚げ量日本一を記録している宮城県気仙沼市の気仙沼漁港で１日、今季初めてカツオが水揚げされた。水揚げしたのは、宮崎県日南市の一本釣り漁船「竜喜丸」（１１９トン）など３隻。午前５時頃から、房総半島沖で漁獲した計約１５５トンのカツオがベルトコンベヤーで次々と運ばれ、重さごとに分類されていった。１匹３～４キロと大きく、脂がのっているという。入札では１キロ平均２２６円、最高値...

【読売新聞】　机で仕事をする社長の前で、部下がおもむろにカセットコンロと中華鍋を用意した後、鍋に卵と白飯、具材を手際良く入れて振り始めた。「会社だし、だめでしょ」と叱る社長にはお構いなし。社長は観念したのか、最初から楽しみにしていた

【読売新聞】　東日本大震災の発生から１２年。災害多発の日本で震災の教訓を語り継ぐ伝承の重要性は増している。伝承活動を拡充して被災地や東北の活力につなげたい。 震災伝承施設への来館者数はコロナ禍で一時落ち込んだが、最近は回復傾向にある

【読売新聞】隠れ家レストランのようにひっそりとたたずむ予約制のジャズ喫茶「ＡＢＢＥＹ ＲＯＡＤ」（宮城県東松島市）には、流す音楽の中心はジャズでもオールジャンル持ち込み可、との信条がある。それは、マスターの斎藤良一さん（６７）が築き