6歳の書いた詩「ぼくだけほっとかれたんや」を、30年ぶりに読んで泣いた。|小森谷 友美|大学院に通うコピーライター
私がいちばんはじめに、文章を書くことに興味をもったのは、小学校1年生。「せんせいあのね」ではじまる、先生に向けた文章を、毎日のように書かされていたからでした。 そのときちょうど、「せんせいあのね」というタイトルで小学生の詩を集めた本があって、母が寝る間際にそれを読んでくれました。その中で、今でも忘れられない詩があります。 母は読んで、泣いていました。 私も衝撃的で、こわくて、30年経った今で...