与田ゆかり(kabocya) Profile Banner
与田ゆかり(kabocya) Profile
与田ゆかり(kabocya)

@Kabocya8kabocyA

331
Followers
290
Following
102
Media
1,748
Statuses

My posts are not for sale. A personal challenge account. I write about my hypotheses. I am independent and have no affiliation. #wordsperformer #研究自由

Joined September 2023
Don't wanna be here? Send us removal request.
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
5 months
麦わら帽子の 夏休み 笑顔の魔法を 教えてくれた まるちゃん ゆめいっぱい ありがとう きっとプサディと 一緒にいるのかな そう想っています 忘れてた 宝物 時間の片隅を ありがとう。 #ちびまる子ちゃん #ありがとう #ゆめいっぱい #思い出
Tweet media one
Tweet media two
3
2
91
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
9 months
言葉が出ない 言葉になれない 想いの色した ビー玉が 喉を鳴らして 零れそうになる ありがとうに なれない ありがとうが 出ない 行き来する ビー玉が とれるまで。 #詩 #詩のたまご #ありがとう #出逢ってくれてありがとう 本日もお世話なりました。 失礼します。
4
1
88
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
27 days
出逢いは 赤い糸 だけ じゃない 縁は 見える縁取り だけじゃない グラデーションの 日々の その中で 豪雨に 打たれる夜 猛暑に 嘆く旱梅雨で さえも イマ に 芽吹く 息を紡いで こよる 刹那の時をまつる 泡沫の 空 〆 #poem #詩 #イラスト #絵 #加工 ※自身のイラストを加工しています
Tweet media one
Tweet media two
Tweet media three
Tweet media four
1
1
88
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
8 months
しょうがないと 言われたこと 挑んでみる しょうがないと 聞かれたこと 試してみる 葉脈を信じて 水脈を辿って 今 やってみる。
4
1
86
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
16 days
バスタブにしずんだつま先に 指の数赤いが漂い揺れている 曖昧な言い訳 ぶくぶくと音にもがくように 飛沫化し泡に弾き溶けてゆく しゃくりあげた熱を冷ませど 嘘に火照る胸 時にふやけ皺に滲み鈍らせる 沈んだ心一つ指折り数えては 水浴にもたれ真昼のぬるさに 土潤溽暑湯立つ建前を拭う夏 #風呂 #詩
0
2
86
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
6 months
ポーンひとつ マス目に 息を進ませる 限られた時は 新月から 満ちる月まで 白く咲いた 月下美人もと 白事の時 弔う 心音一輪の 命脈を惜しみ 紅く咲いた 月下美人のもと 紅事の時 祝う 心音一輪の 命脈は華やぐ 戻せない時を 香りを頼りに 耳をすませた 静かな 夜。 #poem #ポエム #詩
2
2
86
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
9 days
ハレーションの 追い風を よむ 先駆者の 背の逞しきこと 掲げた掌に宿し色は 国の旗 利き手に備える香は 国の歌 愛を詰め 志は高く 夢を詰め 礎は固く 他者に向けた銃口は一つ 相手へと贈るぬくもりの 尊さを分かち合う心かな 〆 #poem #詩 #平和 #peace #愛 #love
0
1
85
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
6 months
猫になりたいとき 犬になりたいとき 猫はきっと 仲間だと思っている 犬はきっと 家族だと思っている そんなふうに 通じていたら あたたかい 動物だって 植物だって 思い出や記憶が 映ってる そう思う 帰り道 春の 木漏れ日 優しさの 風。 #poem #ポエム #詩
4
4
85
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
6 months
熱燗から ぬる燗の時期 おでんと あん肝とも 挨拶をして ポテサラにエイヒレは 微動だにせず 菜の花や こごみに 挨拶をした 旬の衣替 天ぷら衣の割合は 騙し騙しの匙加減 一年越しの旬 おかって湯気の通り道 春は薄い汗をかく。 #poem #詩 #お酒 #つまみ
4
5
84
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
6 months
寒空に咲いた 冬の花火は 雫に ほどける 苔のむした 地蔵さんは 瞼を合わせ 手を合わせ 雨風 吹かれることもなく またたく星々に 想いが一つ 届くよう 散り菊に似た 流れる星に 華を咲かせる 想いの色した 雪解月の朝 牡丹雪 ほどける 雫 降り注ぐ 雨。 #poem #ポエム
2
2
84
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
2 months
名もなき音染みるは 口遊む君の子守り唄 月のゆりかご 添える かけた願いは 星々の 名もなき薫りを頬に きき 季節風委ねる夢心地 雨知らず交わした約束 想い星は幻影を残して 流れぼし 瞬きは煌煌と ひとつ 散らした彩り 雲のうえ さんざめく遊ぶ 星の子ら 〆 #poem #詩
1
0
83
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
6 months
近しい相手に 遠のいた相手 繋がりに 笑えなくても 泣けなくなっても 無事でいてくれる日々が 当たり前じゃないことに 知ったようにして わかっていなかったこと きっと 笑顔が全正解ではなくて 怒っても声を荒らげても 向き合ってくれたことが 道筋の一歩だと そう 信じたい ありがとう。
3
5
84
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
11 days
泳ぐ鼻先を掠め ガラス越し揺れる珊瑚に紛れては 名もなき人 泡沫の薫りを探し待ちわびた闇夜 愛し君のこころねを鰭にきくよう 月の儚さに口を噤み朝日に誓いを たてたなら 同じ夢に恋を 願えていたでしょう 正しく祈りを 捧げられたならば 同じ時を愛せていたでしょうね #詩 #poem Romeo+Juliet
1
1
83
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
2 months
上がった 花火が 昇るまで 空いたまました距離 は 戸惑うふたつの掌を 人混みに紛れぬよう 烽烟に紛れるように 右手の紅いに 左手のあせを 繋いだよる 見上げた花火の残像と 反芻する想いの残響に とくと とくが 紅い声音まで 打ち上がるは 恋色を した スターマイン 〆 #poem #詩
0
2
82
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
2 months
お気に入りの服着た 日 髪を切って整えた日 鏡の奥にいる思人は 笑っていますか 泣いていますか 背を向けていますか 鏡に右往左往しても 時に記憶に掠れても 胸に薫るようにして 思い出に花開くよう 瞼のなか仕草や癖に ひっそりと想い棚で 息吹いているように 心に一輪咲いてます 〆
1
3
81
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
6 months
影満ちる空 乾いた息に ベニヤ板は 揺れる 石畳 足首連なる鎖は 静寂の音 渋く干からびた 巡礼の残り香に 錆びた泪ひとつ 注いでみれば 聖杯は喉を鳴らし 生き血を喰らう 茶渋に灯る セージは紅く 炙り出されし 陀羅尼の爪痕は 警鐘の旋律 魑魅の声に仰げば ひびは鳴き 裂ける夜 #poem #詩
1
6
82
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
9 days
濁点から始まる恋は 泡沫の音 僕らの間合いを濁し 遠ざける 互いの矛先は各々にと すれ違い踵を滲ませて 仲違いを繰返していた 好きだった 待ち侘びた言の葉と 叶わない恋だと提示された現実に 強張る声音をはらう 好きでしたと濁点に返す侘しさに 背伸びをした沙汰な記憶の話です 〆 #詩 #poem
0
1
81
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
6 months
水の住人は 痛みが塩に もまれても 泪乾くこともなく 泡に溶けて 海に 川に 想いを 散らせる うきぶくろから 内耳まで 音 響かせれば 儚い願い 渦をまく 想いの色した 鱗の数 涙をこえて 海原をこえた 拭えども 鰭は 届かず 泡沫の涙 あおぐ 空。。 。。 。 。 #poem #詩 #魚
1
1
81
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
5 months
土に眠りし 我が友よ 死線に留まる 我らの友よ 空に鳴く鶏 雲より高く 猫の舌鼓動共に 胸轟けば 家畜小屋より 放たれし 耀光はひとつ 色彩は息吹くとき 蒼き空 紅き雲 天に舞う 紫の心音と共に ほどける黒い呪縛の帯 ラザロの息 目覚めるとき 復活の朝。 #poem #詩 #復活
2
3
80
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
29 days
#詩 くるんと束ねた髪 襟足に毛先が遊ぶ あせばむ 季節 引き出しのなか 三つ折りのチラシを開けば あんず飴と 綿飴が薫る 脈打つこころねに 口を噤み 透かした気持ちは 打ち上げ花火を  二人であおいで 線香花火まで  まだいれるかな なんて 火種が星と共に 舞うように瞬く 夏祭り #poem
0
0
80
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
1 month
雨粒は 泣いておる むかし昔曇天言うには 雨散らすには理由が あった なんでかと耳 澄ませるとな 悲しいに痛いんだと もっとよく よく 頬に聴けばよ 根っこはたんと たんと 嬉しいんだと 泣いた跡は 晴れるで 梅雨は おしまいよ 夏の番人は 私達にそう 手を振った 〆 #梅雨明け #poem #詩
0
0
80
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
6 months
今期の理想は 砂時計 針子さんの言付けに 渇きを覚える喉元はひとつ 咳払い シャーベット色から ダークカカオの時代を経て ポットの扱いも ままならないまま バターの香りが鼻につく 戒めが締め付けてくるように 食込むコルセット 満ちる月とは裏腹に 砂の城は ほろり 崩れゆく 夜 #poem #詩
1
3
80
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
30 days
国の  光景に 街の  景色は 煌めき  艶めく 時の儚さ   胸にしみて 朝と  夜に かわたれ時と     黄昏時 朝がつたい    夜が滴る 靡く残り香    寄せる頬 節目の  まばたき 滲む  空 〆 #poem #詩 #絵 #イラスト #加工 ※自身のイラストを加工しています
Tweet media one
Tweet media two
1
3
79
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
18 days
沈んでいくあなたの 言葉をみて 嘘の副作用を知った あわいが伝い 滴り凍る手前 掛け違えた記憶思い出は 朝焼けにとかし解けども 絡れるあやとりの繰返し 優しい嘘は想いを滲ませ 雲の流れ人の群れに褪せ 風化した錆色の味を残し 時に干し上がり 空に散ってった 儚い嘘の 薫りです 〆 #詩 #poem
0
1
79
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
9 days
ぬれたネオン街 それぞれ 行き違う足並みに おのおの 生き違う時を経て 甘雫にとけ 堕ちゆくつややかな こころねは ビビットな心情に しとり しとりと散り 乱れゆくままに 滲む原色をちらつかせ 殴り書きの爪痕を灯す 群がる夏虫の羽は瞬き 儚いステンドグラスを 透かす 脆い夜 〆 #poem #詩
0
1
79
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
2 months
加え すぎた熱 こし すぎた胸 ちょいな  ちょいな まじない 解けば まるい あじ 和敬清寂 に 染みるは 時をもむ 合いの手 ちょいな  ちょいな 〆 #湯もみ #poem #詩
0
2
76
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
15 days
空がないた 月に星を落としこぼした夜更 煌めくまばたきに残像を置き 時を掠める 願わくば星の流れ着く矛先に 確かな夜明けがありますよう 立髪靡かせたるは星屑の群れ 曇天に泣く空に寄り添い泳ぐ 艶やかな鱗うつすは星の心也 灯る星々の陽だまりに住まう 名は光龍だと朝焼けに溶けた 〆 #龍神 #詩
0
1
78
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
6 months
自ら 怒ってくれる人 憎まれ役になる 心音の豊かさに 暖かさを みました 相手に 怒れない時代に 声をあげる事の 心根の温もりに 陽だまりを 感じました この日々を 時の歩みを まだ 歩んでいたいと そう思います。
3
3
77
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
5 months
晴れの日泣いた 土砂降り頬 弾く 不揃いな 粒 不規則な 味 苦い雫 乱れる葉脈 熱の香 甘い雫 染みる葉脈 熱の色 雨の日笑った 快晴の頬 透す 木漏れ日の 音 葉漏れ日の 息。 #poem #詩 #天気 #傘 #ムーミンバレーパーク
Tweet media one
0
2
77
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
2 months
恋をしたのは 三行先の人でした ・ 薬指なぞる先褪せたインクは緑の君 足跡に残り香を追い辿れば言の葉に 沿い伸びるは刹那に引かれる言付け 誰知らぬ口付けに重ねて引く紅の色 ・ 緑の君へ 足並み合わせ紅いを重ねる 異なる時間に同じ言付けを合わせた 本の蟲達の物語 #ショートストーリー #poem #詩
1
2
77
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
6 months
星に願いが届いて星に想いが溢れた時に流星群になる、願いが叶う合図だ。 #一行詩 #星 #流星群
1
7
76
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
3 months
同じ机に おんなじ時間を 過ごしたから おなじ世界をみて 過ごしてると 思って た 斜め前に座る 5歩分の距離 本棚一段分 背伸びをして 歩幅を速めて それでも 伸びた影に 苗字から 名前までの 間隔は 空いたまま 過去の想いから 句読点まで 読んで いたくて 最後のバスを見送った 夏 #poem #詩
0
4
76
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
5 months
冬に芽生えた 小葉桜の息は 白く霞む 春に息吹く ソメイヨシノまで 時の流れ 木枯らしに紛れて 背に頬を寄せてた 粒の流れ 幾重に連なる雨に 紛れて 肩を重ねた 足早な胸に 狂う想いが 雫から波紋まで うつる気がして 水の溜まり場に 足先を掠めた 催花雨の夜。 #poem #雨 #桜 #春  #傘
0
3
75
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
6 months
今言えたなら 今聞けたなら 違っていたかな そろそろ私の方がお姉さんになるよ 一緒に撮った写真も届いた手紙も 所々褪せはじめてる 思い出は記憶にはまだなれなくて 教わった化粧の手順もまだ残ってる ごめんねって思う時は 笑顔でいてくれる 今でも優しいんだ ずっと優しいんだ #ありがとう
3
2
75
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
6 months
虹の尾っぽ 引き摺りの衣 単衣に靡く時 引き潮に裾元浸し 洗うひと 遊女の息は色もなく 西陽に通す 寄せる波を合図に 声を掛けても 横ずっぽうは 一文字 黙りをきめた 擦れた口元 拭ってやれば 二股に裂けた 舌先は覗く 艶めくは 蛇女(じゃじょ)の 鱗。 #poem #詩 #妖怪 #スプリットタン
5
5
74
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
19 days
エデンに住まいし蛇舌波打つ赤い禁忌の彩 掠めるにおいひとつと毒を這い毒をきく夜 鼻先によむ甘いを辿り舌なめずるは蜜の薫 待ち侘びた翠の季節 年輪に刻みし日々を鱗に纏いて 善悪の実り 木々の言付け静寂を拭う選分けの儀 時剥がれ堕ち脱落した皮に 砂に砕ける亡骸は警告の音 〆 #poem #詩 #蛇
0
3
74
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
7 days
ハリボテの 皮を剥いた果実は 美辞麗���に似た 香りを散りばめて 無気力にも とおく 重力に反しては 風に弾き 飛沫を撒くように 滴り落ちていく 夏の白昼夢 魅惑の紅色をした 後悔の実は蜜の味 あおい季節に 生ける演舞 甘美なエゴイズムは 世に振りまいていた 〆 #詩 #poem #林檎
0
2
74
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
6 months
椿ほどく指 踵上げれば つま先着いて つま先上げれば 踵は着いて 日暮れまで ひとり シーソーに 足裏掛けて 上から下に 下から上に きゅるきゅる クランク くるくる回る 針山見れば 想いを紡いだ まばらの糸は 絡まれどなお 纏う姿を まつろうと 春暁に透かした 鶯の声 #poem #詩 #ミシン
1
5
74
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
6 months
大地蹴る 依代散らす 八つの手 羽葉の毒 流れゆく蒼. 痛み(毒)をもつ 瑠璃色の星 ヤツデの毒用いれば 天地の依り代 静寂の色。 ・ 黒い候 葉脈の数 四季の風 道筋仰ぐ 空四つ. 黒い導き手 葉脈の数 風を切れば 四季に染まる 層の 節。 ・ #poem #短歌 #詩 #八咫烏 #地球
3
4
74
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
6 months
金平糖の粒 群れをなし みなもに弾くとき 傘骨に足跡伝う時 干魃はしる地脈まで 地層はしる龍脈まで 想いの色した 音色は染まる 飴は甘いか ほろ苦いか ひび割れた根 養花雨降れば 催花雨までの 通り道 滲む春の便り 目覚める彩り 鼻先でよむ 四季の 香り。 #poem #詩 #雨 ※訂正後
1
1
74
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
5 months
足音交差する横断歩道 行き違わないように 短針は道標を指し示し 誰一人迷わぬように まばたきのひとつ シャッターをきった 色褪せないように 記憶のネガを透かして みても 笑顔なんだ 全部 なのにどこか ピントが震えて 滲んでる 秒針を足早に セピア色の思い出まで 駆けた夜。 #poem #詩
0
3
74
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
2 months
流れる木々を見届けるかわ 干からびた川見届ける大地 生きとし生ける者見届ける 空に海雲は移ろいゆく時を 慈しむこころねは天地まで 諸行無常に奏でるしらべは 涅槃寂静に注ぐ愛の旋律也 〆 #poem #詩 #自然
0
2
74
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
1 month
七月 女王に連なる姿羊のむれの如し 古より 使われし者羊飼いの女花の如し 土に住まいし君を追い 率いて 土をならし地固め道を 開拓し 田畑を起こし ひとつまた一つと国を築いた 頬に知らせを受けた季節は夏 か細く息吹く仲つ国の儚さは 十年ほどの時のことであった 〆 #poem #詩 蘭の国
1
0
74
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
7 days
淡い季節は 足早に残り香をおいて 会社の同期が 上司になった 肩書をおいて 会社の上司は恋人になった 愛した跡 シミが褪せるまで プレーンノットの男は 名もない結び目をして 私の喉元を締めつける 溢れる秘事に籠る息 ヤニ色の恋沙汰を 紫煙に捲いた 夏の過ち 〆 #ネクタイ #poem #wordsfilm
0
2
79
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
6 months
根性座ってんのよ不揃い野菜は、ブレちゃないのよ味の軸が。 #一行詩 #野菜 #料理 今日もありがとうございます、失礼します。
1
1
72
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
5 months
その国だから 好きになった その性別だから 好きになった よりも その人だから 愛しいと想った 一言では足りない時 認められない時代に それでもなお バロックで 唯一無二な 想いは オートクチュール。 #poem #男 #女 #男女 #国際 #詩 #デザイナー 誰もが誰かの クチュリエル。
1
5
72
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
21 days
頬に転がす氷が滴りおちて 遠のく夜が眠りにつく前に つややかなハイシャインは あでやかなヒールの先芯を 恥ずかしめる 後ろ髪解けた後毛を束ねて 凍てついた雫涙の断片一つ 散らす刹那 レールを通し街を揺さぶる 時のまばたきに 追われるよう 踵を鳴らした 朝涼の目覚めほどけるあさ #詩 #poem
0
1
72
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
1 month
ほいっぷに崩れる夜明け前 苦いにほろ苦いの間 グロテスクは甘く弾けてく 真新しいエプロンにかおる 花は一輪 セピアな記憶を咲かせてる もがいても掠れ褪せること なく 苦い想い出を薫らせている ピリリと舌先を歪めるソレに 添えるのは優しい味と白い息 時を労るように匙を寝かせた 丑三時 #珈琲
0
0
71
@Kabocya8kabocyA
与田ゆか���(kabocya)
14 days
退廃的に着崩した台詞を 擦り潰す 軋む奥歯は ルノワールの絵のしたで 薄くうすく筆をとる 利き手のよう 淡くあわく詩を綴る 読み手のよう コルト通り十二番地は裏庭に揺れる 木漏れ日の影につつまれて交わした あおいかおりに咲いた木苺の薫りに 一夏の駆け引きをした ぶらんこの恋 〆 #poem #詩
0
2
71
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
6 months
淡い心音 想いひとつ 一雫 月の器に一粒の 波紋を落とした 泪 伸びゆく胸 雨粒に舞い 時に散らす 空 星砂 流れゆくままに 星風 香り纏うままに 見上げれば空 見下ろせば海 瑠璃色灯る 優しい世界。 #poem #ポエム #詩 #love #PeaceAndLove #peace #earth
1
4
71
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
6 months
玄翁眠る 金剛石に似た霜柱覆う 北の国 国一つ滅びるとき 国三つは息絶える 朔風払葉 夜もふける頃 北狐運ぶ狐火は一つ 国境を越えれば 黒南風から白南風の 荒南風纏う氷柱は 滴る 色静かな氷河期に 淡い彩り紅き声 狐火の熱揺れるとき 九尾象る神獣の影 凍る国にきく 東風の 色 #poem #詩
2
3
71
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
6 months
方陣ひとつ 破城槌の 金 方陣ふたつ 攻城槌の 木 方陣みっつ 衝角の 水 方陣よっつ巽の 火種 火矢 乾に放つとき 鉤穴 錆色をした 煤 取り零す 軋む時辰儀 左に解き 回してみれば 追憶の文 起承転結に舞う 越天楽。 #poem #詩
1
3
71
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
6 months
不穏な記事に胸痛めても大きな拳を包む小さな掌と未来を描きたい。 #一行詩
1
2
70
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
5 months
香ばしい 狐色は ぱちぱちと はじめちょろちょろ なかぱっぱ 部屋ひとつ 透かした 昭和ガラスは灯る 裸電球に散らつく 雪は重く雫の粒は 節目を落とす 雪見障子までかける 左右の指を滑らせば 春宵一刻の風 のれんは靡く 桜の音に 四十雀の声。 #poem #詩  #春 #夜
2
4
71
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
6 months
秒針の音 瞼を刻む 夢のあと 冷える床板に 素足に手の甲 縮こませ とけた 冬の足跡 起こして 畳む お水取りに 矛先を向ければ 春の眠りから 吹き抜ける 御幸(香)の 知らせ 胸に息を正した 朝靄の まばたき。 #poem #詩  #お水取り #春
2
2
70
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
6 months
受けた痛みは忘れない 受けた恩恵は忘れない 四季のやさしさに 傷痕がうずくけど 痛みにはない 心音が 恩恵には 二つ寄り添い 熱をもつ 伏せた痛みの鋭さに 伏せた恩恵の温もり 忘れないこと 覚えていたい 食いしばったこと。 #poem #ポエム #詩 #いじめ #人間関係
2
2
70
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
6 months
遠くにいる おもう人は 瞼の先 笑顔でいますか 胸の奥 泣いていますか 思い出が途切れても 記憶の角に霞んでも 口癖にいます 残り香にいます 仕草にいます そう 信じ そう 願い 僅かな時を 贈る 長い まばたき 届かない こえ こだまする 想い。 #poem #ポエム #詩
1
1
70
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
5 months
王者のベル 匙の音一つ 響く時 女王のベル 波紋にうつる 城の面影 曇天の雲 虹色兆しを 刻む時 ベルの音色は フルレッド クリスタルの光沢は 似ても届かず 周波数に揺れる 国の先行き 案ずる月は名残月 霞ゆく 空。 #poem #詩 #wordsperformer
1
3
70
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
6 months
卯月に凍る木琴に咲くリビングストンデージーのしらべ。 #一行詩 #シロフォン #アフリカ #ひな祭り 春を前にアフリカ生まれの木琴のもとアフリカの花のリビングストーンデイジー(雛壇の皆さん)が穏やに、桃の節句を過ごせますように。 そう願います。 ※花言葉は"無邪気"です。
3
4
70
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
2 months
前にならい 解釈に会釈をした つばめは空に羽を投じた 横にならい 仰ぎ見る尊さに 敬礼をした つばめにひだまりは 答礼をそそいだ 地にならい 息吹くこころねのもと 羽を丸くするつばめは 息に 最敬礼をした 私は留まる燕を 仰ぎ目を細めた まばたきの 先は 静寂だった 〆 #poem #詩
0
0
69
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
2 months
揺られる深い息は 船を漕ぐ 新幹線轟く発車ベル 終着駅は海の駅まで とぎれ途切れのまばたきに 朧げな瞼は寄せ返す波音に 目覚ました 指先にあおいを潜らせても 足先は鰭には届かなかった 鱗を纏うには濃いあおいに 染まらなければいけないよ 南の魔女から聞いた昔の話 内緒の話 〆 #poem #詩
1
0
69
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
2 months
養(よう)を 求め 陽(よう)を 求め 時に 蔓延るように 日々 遠回りしても なお 根をはり 伸びゆく 木々 は 天に召され 地にかえり 溢れる時の 限りを示し 自ら刻みし年輪の痛み に 愛を然る尊さをめぐむ 一張一弛一雫 樹木の言付け 満たされる 生の 豊さを聴く 〆 #poem #詩 #自然
0
2
69
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
3 months
互いの好きを 透かしては 歩み寄ることさえ できない と ふたつ震える サ行を そっと 重ねた さよならの 熱 最後の挨拶が淡く 滲んでしまうから 縁取りも曖昧な恋に 不恰好な愛を上書き するように 胸の紅いが 色 褪せるまで 薬指の溝 約束の跡に沿い 季節に 長袖を置いて きた #poem #詩
2
0
69
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
16 days
鍵盤にはく息をステップにのせて ダブルのショットに眉を顰めては 宵の口ウエストマークを萎める頃 ひゅるりと渦巻く螺階の音を追い 犇めく足音連なるは地下酒場まで ドレスコードはチェイサーの甘雫 纏った嘘を剥ぎ取る様に紅を拭い 流し目一つ見定めて真偽りに浸る 酔の口 #poem #詩 キャバレー
0
2
69
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
6 months
青い稲 聳孤は立て髪 靡かせて 紅い稲 株起こしに 炎駒は駆け巡る 白の稲 陽だまりに伸びる 索冥の影を背に 黒の稲 水脈から水田まで 甪端は泪する 四季の香交わるとき 雨風纏い紅い息をした 嵐に雷落とす獣類の長 曇天に轟き地層に波打つ 黄金色 麒麟の産声は 五つ目の 候。 #poem #詩
2
4
69
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
17 days
嘆きの貴婦人を知らんかね ここいらの童らは金を知らんそうだ だで野に咲く花をば摘んできよった 領土超えとかこつけて囲うもんでよ 童らの膝剥けてもお構いなしだとさ 後に誰一人迷わぬよう風見鶏をした 反乱軍の女神をひとつ祀ったそうな 子らの為に一人髪を捧げた女の話さ #poem #wordsperformer
0
3
68
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
1 month
6時ちょうど列車は 気持ちまで音をたて 揺れてます 言いたいを言わない じゃない 言いたいが言えない 揃いの駅向かう先は 同じはずなのに 一緒に行こうと一緒に帰ろうは 舌が絡れるから 二人の距離が知りたくて 吊革まで手を伸ばすけど ガタンゴトンと離れてく とくんとひとつ離れてく 〆 #電車
0
0
69
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
1 month
朱夏期簾越しにのぞく汗は耀う日暮 籠る出窓に積もるはやけた和綴じ本 夏季は休業と束の間暮八鐘色の刻に 子弟の一人は星はあでやかだと言い またひとりは星はつややかだと言う 夜もふけた頃子弟達はひいふうみと 空を仰ぐものだから見上げてみれば 星が流れ余もふけた跡のことだった 〆 #小説 #夏休み
1
1
68
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
24 days
こおり同士ぶつかる様を グラスは見かね 一粒の冷汗に馴染ませる カランに コロンと 滴る時の一コマを 一人拭い 下駄を鳴らした坂みちに 波打つ 陽炎の最中 麻衣袖口にぬける涼風の 火種一輪花咲く季節 肩越しに薫る潮風に 舞い散らせる花弁は 花吹雪の足跡を 波に捧ぐ 夏の夜 〆 #poem #詩
0
3
68
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
5 months
編み上げを締め上げて 偽りのクロコダイルを 纏う catwalkを彩るのは awの生地 タータン柄はこれから 23cmのヒールに いくら矛先が霞んで ゴムの匂いに脚を取られても フラッシュの波には のまれない パンクは座ってんのよ 肝が 伝統か未来 格式か斬新 勿論 全部よ。 #poem #wordsperformer
1
2
68
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
7 months
隣人を 傷つけたいんじゃない 繋がりを 壊したいんじゃない 隣人を守るために 結び目と結び目を 手と手を取り合う そのために マーブル色した 掠れた油を飲み込んで 軋んだ胸を暖める 互いを想い合えるように 優しさ相手に届くように 錆色した泪を原動力に コードの鎖を紐解いた あさ #poem
2
3
68
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
5 months
回すねじ 右に五つ 歯溝の幅に ゼンマイは 息を合わせて 十五分の時を こよる朝 すみれの背を 起こす モーツァルト 吹き纏う風は ト音記号から 忘れ霜との 別れまで 見届ける 複縦線は 沈黙の 色。 #poem #すみれ #モーツァルト #春 #オペラ #オルゴール
0
2
68
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
23 days
背中にぺたり気だるい半袖に 眉を寄せるは 朱夏の人 淡い香りを夏に弾いては 入道雲の峰に溶けていく 虫干ししたこころねに 宿る言付けこよるよる 想い出数え褪せぬよう 糸を通すは指の腹の熱に 褪せた記憶を綴じていく 行燈に 透かした節目の面影に ゆらり 陽炎を落とした四畳半 〆 #poem #詩
0
1
67
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
6 months
子供の背を なだめるように 親の背の 後押しをする 子供さん達がいる 優しいひととき その一瞬が あることに もう少し ぶんばってみようと ひとり 空を見上げて 未来を仰いだ 心に 雫が伝う 夜明け前。 #poem #ポエム #詩
3
1
67
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
1 month
したに弾けるレモネードはあまい味 ぷちんと 果肉に歯をたてれば溶け堕ちていく 交わした約束も 滴りおちてゆく ウィスキー色した瞳に浸かっていたい ステアして宥めても炭酸に靡く想いは 褪せた酸味と共に夏を潤し去ってゆく #poem #詩 #カクテル カルフォニア・レモネード ※お酒は20歳から
1
0
67
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
6 months
素焼きした煉瓦 パサージュを二つ目 ブリュレ色の風見鶏まで 風に吹かれるまま 追い風流されるまま SSまで息をタップした フリンジが連なる アーチをくぐれば 原色なネオンと 横っ面をぼかす 紫煙は漂う 捩じ込んだチップを ガーターベルトに 忍ばせた キャバレーの夜 #キャバレー #poem #詩
1
4
67
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
2 months
薬降る田畑雨風打たれ 青いが滴り擦れた指に 紅いが染まる 帰道 互い違い遊ぶは下駄の音 二歩程空いた影掴めども 相槌を上書く赤いを鎮め 肩に綻ぶ毛足掬う髪留め 受手に忍ばすそよぐ袖口 みなもに夏を流す笹の舟 思人焦がれた足音伺えば 片足鼻緒を座らせて 花緒添えるは紫陽花の色 〆 #poem #詩
1
2
67
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
1 month
まばたきの数と砂粒が等しく 時間を進めてる 一曲毎に知らない人に遠くて 髪型もにおいも もう別人に思えて見えたから 朝が来なければいいなんてさ 曇天を仰いでた なのにそれでも 陽はのぼって朝は起きてくる 夜以上 朝未満 片恋色した雲が もうやけてきた いって  らっしゃい 〆 #poem #詩
0
0
67
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
9 months
息をひきとる その前に 削られた音 それぞれの思い出に 針を 落として 支えてくれた 柱たちへ 灯火絶やさぬように 囲う部屋たちへ 家が一人 寂しくないように ショパンを贈ろう 家族の一人へ できることを。 #詩 ※NEKOさんの作品を、引用させていただきました。 ありがとうございますm(__)m
2
3
66
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
6 months
干魃泣いた麓 泪干上がるとき 楔形連なる岩脈を辿れば 溶岩流 時を食らう熱 地響き とぐろを巻く 火砕流 噴煙 黒煙に染まるとき 雲乱れ群れをなし 蒼に 警鐘の雨音ひとつ 降らせれば 八つの眼(まなこ) 岩漿に散らし 曇天を千切る タスキモンガラの声 打ち寄せる 波。 #poem #詩 #魚
1
2
67
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
6 months
レモンピールの苦さを 知った夜 ジンに馳せて ブルーレディになった 倉庫に一人ヒール削って 見よう見まねの モンローウォーク決め込んだ けど 幾度夜を終えても 柑橘の人はまだ 来ない チップに付いた BLEUの残り香が 微かに香るから きっと まだ 大丈夫。 #香水 #キャバレー #詩裏 #詩 #酒
0
1
66
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
1 month
わからない こと はじまりは うれしい けど なぜだろう すこし さびしい げつようび わからないのに それでも おわれる あさ わかりたく ない こと 〆
0
0
66
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
13 days
喉元に仕込む オブラートは墨色に わらい 食い込む刃に 錆色を滲ませ闇夜に 泣いた 微笑を袖にした白き鬼 下駄にわらうは黒し鬼 沸点に散らす紅し鬼は 良薬は口に苦しと 攣り上げるたるは 角二つ 般若の息も深まる頃 毒々と鈍らせるは眼 乱れ髪引き摺る女は ひとり青天をあおぐ 〆 #poem #詩
0
2
66
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
1 month
ふわり 流れて飛んでは霞み シャボン玉みたいに とろり 色づき落ちては滲む 雨雫みたいな想いは 恋まで背を伸ばし 何度愛を仰いでも 不規則で 不確かな 気持ちを雲に 乗せ 移ろう 空に 馴染んでいきます 願いの色をした シャボン玉が 風に溶けていく 胸に弾ける 華のようでした 〆 #poem #詩
0
0
66
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
14 days
葉漏れ日にちりばめた 塩素のにおい 水飛沫に溢す蝉の羽は 節目を囃し立て 吹き抜ける かぜ 揺れる足首に咲いた ジャスミンは遊ぶ 薫りもやけおちた夜 シャッターひとつきるように 夏の香りを頬に残し 仰ぐあおいに胸に跳ねた後毛 蕾から乱れる 散り菊に 鼓膜と鼓動が咲いた打上花火 #poem #詩
0
1
65
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
6 months
冷たい 胸 悲しい色に 寂しい音をした 気持ちに触れた時 背を摩ることも 側にいることも できない できないが届くよう できないが叶うよう 想いが詰まった 想いが混ざった 願いは 闇夜に星々またたくように 空に木漏れ日煌めくように 祈りへ溶ける 胸の雪解け 優しさの 色. #poem #ポエム
2
1
66
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
10 days
ラルゴからプレストまでの あいだ 過去にいきるひとに 今に息吹く私達は メロディに息吹き 伴奏添えいきている 時の儚さに 足踏みをして D.S.x(ダル・セーニョ)の 空を仰ぎ溜息一粒積む砂も 色付く様を夢にみて メヌエットに舞う星のステップに いざなう夜のしらべを口遊むよる #音楽 #詩 #poem
0
1
66
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
2 months
梅雨にないたアゲハ蝶 海を望み空を仰ぎ 雨粒に心音を弾いては 青く 息を休ませみなもに映る 鱗に鱗粉を覚え 頬を洗う潮風打たれても なお 羽の残像を纏いし 四季風の言付 透かすあゆみ 翅影にひろがるは 泡沫 の 翅翼 〆 #海 #蝶 #詩 #poem
0
2
66
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
7 days
酸素レベル低下87% 脱出ポッド解除Error 作動システムロック… ひび割れる痛みに ひび割れるねつは 息が浅くなる かき集めた想いを 掬うよう 今日からの紅いを纏う 息苦しさに導火線を灯し 打ち上げる恋の散り菊は 枝垂れる頃 さんざめく夜空に遊ぶ 星の子ら 失恋Eject 〆 #poem #wordsfilm
0
1
65
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
9 days
好きを拭う背中は 知らぬ人の薫りを残し滲み けんとぱと日付を跨いだ夜 隣人よりも誰知らぬ横顔を掠めて 狂愛と愛執の狭間躓いた鈍い音に 痛みはほつれ 汗に濁った花弁は紅潮も甚だしい ほどにあでやかに 夏の渇きを潤すようにと狂い咲く 干からびた目尻はひび割れたまま 旱魃に嘆く朝 〆 #詩 #poem
0
1
65
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
16 days
レヴェランスから崩れるあせは つややかに でこにボコ互い違いの僕たちは 花にわらう 正解の出逢いを交わしていたら 不正解の別れを交えていたなら 俯く花弁に瞼を伏せ面影を辿る けれどかおる記憶は届かない人 レヴァランスから終わる儚さを 華にないた 絡れゆく夏 〆 #poem #詩 バレエ
1
1
65
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
6 months
ストーブが 部屋を灯すように 雪だるまは 記憶を灯そうと 自ら 壁になり風を防いで 春まで 暖の番をしてくれている そんなふうに思います 雪が溶ける 優しさが溶ける 別れのときを 惜しむように 雫が滲む 掌の熱。 #冬 #冬ありがとう #別れ
2
2
65
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
7 months
日の出前 牛の刻と寅の刻 あいだに 針留まる時 北東まで向ける矛先 鬼門まで足進めれば 左手 戟(げき)を掲げる 神荼(しんじょ)は 葦縄(よしなわ)を手繰り 右手 陣羽織を羽織る 鬱塁(うつりつ)聳え立つ 明け六つの鐘 轟く曇天の空 見上げれば 泡沫の夢 春霞の空。 #poem #ポエム
1
1
65
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
20 days
・ 内耳に轟く濁点はゆがみ 捻れる青を仰ぐ八目の眼(まなこ) 頭胸部に注ぐは漆黒の音 ・ 屈筋に徹するは分業の脚 伸筋のもと広げる節足は 整理の業 ・ 舞纏う白銀の糸袮の衣 雲の如く靡かせたるは 夏に馳せゆく蜘蛛の糸 ・ 天女の羽衣に似た 艶の如し ・ ・ 🕷️ 〆 #クモ類 #poem #詩 生物
0
1
65
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
27 days
装う偶然を必然だと 運命だと願った時を 馳せた とき まだ見ぬ思い出と共に こころねを描く夜の空 ひとつと 伝いきるときを ふたつと 指折り数えては 愛し名をあおぎ 涼夜にきく 蛍火のしらべ也 掠める灯火に 添える掌の熱 か細くも艶やかな 僅かなまばたきの 話です 〆 #詩 #poem
0
2
64
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
7 months
西日に伸びる 鳥居の影と杉は 背を比べ 陽だまりを惜しむ 神域と俗世間のあいだ 紫の涙 一粒伝うとき 逢魔時 鐘の音六つ こだまする 香時計の火種を 皮切りに 残り香が 紫煙に変わるころ 遊女は 煙管をくゆらせる 淡い胸を抑えて 馳せた夢を燻し 想いを一粒 煙に巻いた 夜。 #poem #ポエム
0
1
65
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
4 months
想いの色した 揺れる木々は 誰に 諭されることもなく 何に 捕らわれることなく 陽だまり求め背を起こし ノスタルジックな 木漏れ日の街道に寄せて 何に 導かれることもなく 誰に 強いられる事もなく 澱む水へ濁る風へと 贈る 風は酸素のぬくもり 言の葉の 愛 〆 #poem #詩 #自然 #愛 #平和
1
2
64
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
5 months
花時雨の夜明けた空、眠い目擦る蜜蜂の声は春の足音。 #一行詩 #春  #雨 #蜜蜂
1
2
64
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
1 month
ぜつを挟んだノイズが 舌に滲み 周波数に 舞踊るみずの溜まり場 酸化皮膜は虹色をした 金切り声に吠えるあさ 雨上がり落ちた めぐみは 蓄えに 晴れ晴れ散った 木漏れ日は 実りに 疾風を背に 梅雨明けを謳う 曇天の薫り かな 〆 #つゆあけ #梅雨
0
0
64
@Kabocya8kabocyA
与田ゆかり(kabocya)
9 months
不恰好な おでんほど美味しい 編んだ 毛糸を解く指 描いた 未来を加える今 不器用な 優しさほど心地いい 掌のねつは頬にうつり 頬のねつは声音にうつる 短い陽だまりを 胸の囲炉裏に移す うつし世の冬 囲炉裏のねつは 者を導く。 #詩
4
3
64