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「教師の専門的力量とは何か」を研究しています/読んで面白いと思った研究を雑多につぶやきます/博士課程/教育探究ひろば/Dr course in Japan/ research about「How teacher motivate students in classroom?」

Joined January 2018
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いち
20 days
10月はゲストの方がたくさん来ます!!!👀
@tankyuhiroba
教育探究ひろば
20 days
10月の探究ひろばはこちら🎃🎃
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いち
8 months
1歳から8歳の子どもが紙で本を読む場合と、デジタルデバイスで読む場合に、文章の理解度と語彙の学習に違いがあるかをメタ分析した。 その結果、特別な機能がない場合には文章の理解度に差はなく、語彙の豊富さではデジタルデバイスの方が有意に高い傾向にあった(Furenes et al.,2021)。
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いち
1 year
担任の教職経験の長さは、子どもの学力に影響を及ぼすのか、について米国の30件の研究をレビュー(Podolosky et al. 2019) その結果、ほとんどの研究で、教師の経験年数は有意に子どもの学力に寄与することが示された。
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いち
9 months
「教師による評価教示が生徒の内発的動機づけと学習に及ぼす影響」(鹿毛,1992)は、少し前の研究ですが、今でも示唆的だと思う研究です。
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いち
8 months
大学院(特に博士課程)で病む人とそうでない人の違いは、主に「有能感」だと思う。特に、研究は成果がでるまで時間がかかるので、それに対抗する戦略は重要。 僕が思う、院生が感じる無能さは、 a. 学業に対する無能さ b. 経済的自立に対する無能さ: c. 社会的立場の低さ d.
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いち
10 months
5日前にnature系の雑誌で公開された結構衝撃的な研究。  自制心やグリッド(粘り強さ)に介入することは、本当に学業成績を高めるのかを検討するために、12歳のオランダ人双生児4891ペアのデータを利用し、遺伝要因の交絡について検討した(Kevenaar et al,2023)。
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いち
2 years
人はなぜ音読をするのかー読み能力の発達における音読の役割ー 教育心理学研究では珍しく展望論文で城戸賞(若手賞的な)をとった論文です。 音読は、「耳による学習」(音声情報のフィードバック)と「口の運動による学習」(構音運動)によって、特に認知資源が限定的な子どもの読みを促進させる。
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いち
2 years
「指先が変える単語の意味-スマートフォン使用と単語の感情価の関係」日本心理学会2020年優秀論文賞 スマホ入力で下フリックを多く含む単語にはポジティブ感情を、上フリックを多く含む単語にはネガティブ感情をもつ傾向を数々の実験によって実証した論文 審査員コメントも秀逸なのでぜひ! リンク↓
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いち
1 year
これは、2年前に出された文科省(の委託による)すごい調査結果。 数万人に対する18年間の追跡調査を通して、小学校の頃の体験活動(自然、文化、社会)の豊富さが、18歳時点での自尊感情と関連することが示された。 これは家庭の収入等の影響を統制しても見られた。 原著リンク↓
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いち
1 year
紙媒体の読書とデジタル媒体の読書によって、内容理解の程度に違いがあるかをメタ分析した(Delgado et al.2018)。今回の分析では、近年(2000年~2017年)の研究のうち、同等のテキストを紙とデジタル機器で読むことを比較した54の研究(17万人強のデータ)を対象とした。
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いち
11 months
@shuzonarita 僕は宮崎さんの話していることは「覚悟を決めて、結果を出すことでしか道は開けないという残酷な真実」ではないと思う。 彼は、仕事一般の話をしているのではなく、「作品を創る」という仕事について話している。そして、その本質は「狂気じみた執着」だと推察される。
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いち
10 months
これも、とても有意義な研究。 教師の感情的疲労が、授業の質を媒介して、生徒の自己概念、興味、学業達成と負の関連を示した。分析にはドイツの840校の中学3年生17,280人と、その教師987人のデータを使用。
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いち
11 months
教師に授業中の自身の賞賛行動(児童に対する褒めの回数)を自己記録させると、実際に賞賛行動が増加し、児童の授業参加行動の増加が見られた(庭山・松見,2016)。 具体的には、20代の教師3名に約1ヶ月にわたって1日1つの授業でカウンターを手に持ってもらい、児童への褒めの回数を数えてもらった。
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いち
2 years
この研究はすごすぎて、一言で内容をご紹介することができません。皆さんも読んで理解するのに1時間はかかると思います。 しかし、実践研究で教育心理学会の優秀論文賞をとった論文で、「協働的な学びをもたらす話し合いの過程」を明らかにしている稀有な論文の一つです ぜひ読んでほしい。リンク↓
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いち
7 months
算数、数学において新しい概念を学習する際、問題に取り組ませてから教える場合と(PS-I)、教えてから問題に取り組ませる場合(I-PS)の効果に違いがあるかをメタ分析した(Sinha & Kapur,2021)。 その結果、全体としてPS-Iの方が有意に効果が高かった(g =0.36)。
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いち
8 months
教師自身が自己調整学習者であるほど(自己調整スキルや効力感を保持しているほど)、授業の中で生徒に対してメタ認知を促していた(Karlen et al.,2023)。 論文リンク
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いち
5 months
(英国の)PISA調査の縦断データから、教師の「探究型授業の頻度」と生徒の「科学のテストスコア」の関連を検討したところ、全体として関連は非常に弱く効果量も小さかった(Jerrim et al., 2022) 。 特に、「任せすぎな探究学習
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いち
1 year
高校の総合的な探究の時間 生徒の4割が「やる意味分からない」 sudy plusというアプリ上で行われた高校生へのアンケート(1110名)結果が結構面白い。 衝撃なのは、探究学習への印象については「やる意味がわからない」(42.1%)という結果。
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いち
11 months
熟練教師と初任教師の教室状況の認知の違いを検討(Wolff et al.2016) 。 熟練教師(35人)と入職前の教師(32人)に授業の複数場面をビデオをで提示し、視聴中の眼球運動を計測、さらにその後インタビューを行った。
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いち
11 months
教師の性格特性(ビッグファイブ:開放性、誠実性、外向性、協調性、情緒的安定性)と職務における有能さ(teacher effectiveness)、及び教師の燃え尽き(burnout)との関連をメタ分析した(25の研究、N=6294)。
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いち
1 year
質的研究の知見をどう統合するか。 Maeda ら(2022)の論文では、質的研究のレビュー方法について検討。代表的な方法論として、理論構成と実践への示唆という狙いの違いから4つを挙げている。さらに、それらに共通の課題として明確なガイドラインの必要性を指摘。日本でも質的研究の統合は必須。
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いち
9 months
「研究に基づくADHDに関する208の結論」(Faraone et al.,2021)という文書を見つけた。 ADHD世界連合(The World Federation of ADHD)の声明という形で、これまでの大規模研究のレビューから分かったことをリスト化し、世界の研究者366人がチェックしたもの。
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いち
7 months
タブレット端末による読書と紙による読書における内容理解の程度の比較に関するメタ分析。被験者間デザイン(異なるニ群の比較)と被験者内デザイン(同じ人が両方のデバイスで読む)の両方で、有意に紙の方が高かった。ただし、その効果量は小さい(salmeron et al 2023)。 原著 Salmerón, L.,
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いち
9 months
なぜ教師は生徒に対して行動制御的になってしまうのか(Reeve,2009)。
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いち
2 years
他の学習者に教えることによる学習はなぜ効果的なのか? ー5 つの仮説とそれらの批判的検討ー(小林,2020) 他者に教える効果の仮説 1知識構築:理解を深化 2動機づけ:やる気を刺激 3説明生成:教える準備も理解を促進 4メタ認知:自分の理解度を確認できる 5検索練習:知識を繰り返し使うことで定着
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いち
10 months
生徒との良好な関係性を感じられなくなっていく程、教師の幸福感(エンゲージメント等を含む)が低下していく(Collie, Martin,2023)。
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いち
10 months
『「教育学」とは何か』を考える上で、3年前に日本学術会議が出した大学教育の参照基準(教育学分野)は有用だと思う。
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いち
9 months
今日、リフレクションという概念は、教育や教師教育の分野において極めて重要であると考えられている。しかし、殆どの研究がデューイとショーンの理論に基づいているにも関わらず、その概念定義は曖昧である。
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いち
7 months
探究学習での教師の働きかけを日本の机間指導「kikan-shido」の視点から検討した論文。 筑波大の清水美憲教授や、メルボルン大学のクラーク教授などがこの「kikan-shido」というタームを広げた模様。日本以外では机間指導という概念ないんですか!?という驚き。 原著 Kriewaldt, J., Robertson, L.,
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いち
9 months
宿題の効果、その指導、課題について、行動主義、情報処理、社会構成主義という3つの心理学的観点から検討(太田,2019)。
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いち
8 months
教師の認知能力(知能テストの得点等)と教師が生徒にもたらす効果(学力の伸び)の関連は、ほぼないか、あってもわずかであった。 2000年以降の27の実証研究のレビューから(Bardach & Klassen, 2020)。 論文中では、27の研究が表にまとめられているので、それを見れば個々の研究にもいけます。
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いち
11 months
PC、スマホ、タブレット等のモバイル機器の利用が学習にもたらす効果について、110の実験研究をメタ分析した(Sung et al.2016)。 その結果、全体の平均効果量は中程度(g=.52)であり、ほ��んどの研究で機器の利用は学習を促進していた。
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いち
7 months
指導教授に言われていること。 「いい論文を一本書けばいい。沢山書くことがゴールではない。ちゃんと書けば長く読まれる。心ある人はちゃんと読んでいる。」
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@Icchi_Team
いち
1 year
ついに世界的な記事になっちゃいました。 「日本の研究はもはや世界レベルではない」(Nature 10月25日) 10月25日に英文で発表された報告書によると、日本は世界最大級の研究コミュニティがあるにもかかわらず、国際的な研究の質は減少し続けているとのこと。
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@Icchi_Team
いち
1 month
「ごっこ遊びは幼児の発達を促すのか」に関するナラティブレビュー(Lillard et al.,2012)。 ごっこ遊びは様々な変数との関連が検討されてきた。言語や感情調整については因果関係がありそうだが(結論づけはできない)、実行機能, 社会的スキル等は随伴現象説が有力で、, 創造性,
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@Icchi_Team
いち
1 year
あと、最近は教師のwell-beingに関する研究も盛んに行われていて、教師の幸福感が指導の質に影響する、なんていう論文も複数出ています。 例えばこれです。 Hascher, T., & Waber, J. (2021).
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@Icchi_Team
いち
7 months
教師の感情対処方略の尺度の開発(Ma et al.,2023)。面白い尺度!複数の方法で妥当性検証が行われ、最終的に次の四側面が示されている。 1. 表面的な対応(Surface acting) 自身の感情を隠し見せるべき感情を持っているふりをする 2.感情の停止(Emotional termination)
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@Icchi_Team
いち
6 months
こういう論文初めて読んだんですけど、めっちゃ面白かったです。
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@Icchi_Team
いち
7 months
研究に精通していることは、教師教育者の専門性の必要条件だが、十分条件ではない。現場経験があることも同様である。それでは、教師の学びを支える人の専門性とはどのようなものだろうか。
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いち
2 months
田中さんは、博士課程まで進学されて不登校を研究されている学校の先生です。この情報からいかに稀有な方か伝わるでしょうか。
@tankyuhiroba
教育探究ひろば
2 months
次回の探究ひろばはこちら🌟🌟 研究は、自分の軸をつくる作業 —田中綾子(東京学芸大学大学院)
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@Icchi_Team
いち
7 months
自己決定理論における自律的動機づけ(自己決定的な理由で勉強している生徒)と統制的動機づけ(他律的な理由で勉強している生徒)、及び知能観と学業達成の関連に関する縦断研究。中学1年生の生徒3,415人を2年間追跡。生徒の認知レベルを調整しても、これらの動機づけ変数は有意に後の学業達成を説明
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@Icchi_Team
いち
10 months
日本でも教育実習はされているが、その受け入れ先の担当教師は教員養成の一端を担う者と認識されているだろうか。 この研究では、Cooperating
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@Icchi_Team
いち
3 months
自己調整学習の論文は本当に多いのですが、こちらのpanadero(2017)も代表的なレビューの一つかと思います。 これまで提唱されてきたモデルが網羅的に載っていて、立場の違いが分かります。
@tankyuhiroba
教育探究ひろば
3 months
近年の自己調整学習に関する研究動向(岡田,2022)。 序論では、代表的な論文が依拠する理論が表にまとめられていたり、メタ分析の結果が表示されていたりと、文献が整理されていてそれだけで勉強になります。 さらに、2011年以降の我が国の研究動向を分析し、その傾向と展望を示しています。
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@Icchi_Team
いち
10 months
@bozu_108 スペース(空白)の長押しで、カーソルを移動できる。いちいち指で文字の間をタップしなくて済む。
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@Icchi_Team
いち
1 month
論文の文章の構造は真似してます。むしろ丸パクリでもいいと思ってます。 大体、先行研究の整理、問題点、それに対する本研究の位置づけを書くのがセオリーですが、行き詰まったら投稿先の研究をチラチラ見て、こういうストーリーの繋げ方があるのかぁ、と真似して書いてます。その後推敲します。
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@Icchi_Team
いち
7 months
来年度は、泣きの在学延長です。 「博士号をとって就職」か「世の中から消える」かの別れ道です。 努力を評価してくれるのは、親と指導教授と自分だけです。博士論文が提出できなければ、世の中は評価してくれません。 一年後にいい報告ができるように頑張ります。
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@Icchi_Team
いち
4 months
大学の非常勤講師の仕事をしているが、授業は全くうまくいかない。もちろん辛いのだが、数年かけて授業を洗練していくしかないよな、と思う。自分は学生のこと、授業のことを何もわかってないんだなぁ、とほほ。でも、自分なりに仕事して、失敗できるって幸せですよね。
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@Icchi_Team
いち
1 month
教師のwell-beingに関する研究のシステマティックレビュー(Hascher & Waber, 2021)。 これを見ると、well-beingがいかに多様な概念化がなされており、その区別が曖昧になっているかがわかる。
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@Icchi_Team
いち
10 months
教師教育の効果を検討した研究(Teacher Education Effectiveness Research)のレビューが近年、たくさんやられているので、それらをメタレビュー。扱った27件のレビューのトピックや、出版年が載っているので有用。
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@Icchi_Team
いち
5 months
掲載された論文が届きました〜。 自治体データを利用して、質問紙から教師の学習指導方法を因子分析し、担任児童の変数との関連をみています。
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いち
5 months
教師の気づき(teacher noticing)の研究の整理(Dindyal et al.,2021) 教師の気づきは、近年の教師研究で注目されている概念の一つ。教師が教室の状況にどのように注意を向け、それをいかに解釈しているのかに着目した概念で、教師の専門性研究の一つだと捉えられている。 こちらは、survey
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いち
2 years
論文名 川上直秋. (2020). 指先が変える単語の意味――スマートフォン使用と単語の感情価の関係――. 心理学研究, 91(1), 23-33. 論文リンク … 審査コメントリンク(2020年度の欄)
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@Icchi_Team
いち
1 year
教員養成プログラムの効果やその測定の妥当性の検証は世界的にもほとんど行われていない(Manceneido,2023) 教育研究の中で最も権威あるレビュー雑誌の一つである Review of Educational Researchのレビュー論文によれば、2002-2019年に出版された論文のほとんどが測定の妥当性に課題があった
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@Icchi_Team
いち
11 months
質の高い教育方法(teaching)とは何か。(Fenstermarcher, 2005)  先行研究を概観すると、教師が何をしたかに着目するの「よい教育方法(good teaching)」に関するものと、子どもがどの程度学んだかに着目する「成功する教育方法(successful
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いち
2 years
飲み屋で東大先端研の小泉悠先生にお会いしました。 テンションが上がりすぎて、しばらくお酒が落ち着いて飲めませんでした。😂 毎日のようにテレビやら、YouTubeで解説を聞いております。。。😉
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いち
26 days
遊び(play)と指導(instruction)を連続体として捉え、発達や教育における遊びの有用性について、特にガイドされた遊び(guided play)に着目して論じたレビュー(Zosh et al .,2018)。
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いち
7 months
学校の生徒指導(discipline)と子どもの自制心(self-control)の関連について、就学前の子どもから高校生までを対象とした68の研究(N = 57,798)をメタ分析した。 その結果、生徒指導と自制心には小から中の正の関連が見られた(r = .190, p < .001)。
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いち
11 months
学校風土という概念は、生徒の学力達成を高め、問題行動を減少させるものとして関心を集めているが、その定義は国際的にも曖昧で、知見が整理されていない。そこで、本論文では、学校風土の理論と領域、生徒に与える影響、測定と分析方法について先行研究をまとめた。
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いち
3 years
@singernao54 アナフィラキシーなのか 持病なのか 心臓発作や心筋梗塞なのか 過度な緊張か、呼吸障害か 寿命か 打った人の手続きミスか 接種後30分というのは関連を決定づけるわけではない 大切な命のために、科学的な態度で向き合いたい。
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@Icchi_Team
いち
11 months
武田信子さんの紹介により、日本の教師教育分野では一定知られているコルトハーヘンの玉ねぎモデルの論文。 「良い教師(good teacher)」の中核にはミッションとアイディンティがあり、その外側(つまり観察されやすいもの)に知識やスキル、行動があると考える概念モデルです。
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いち
2 years
【伝達ではなく、学習支援が学力を予測】 シンガポールの中学生3千人と教師108人のデータから 構成主義的指導(例:考えを広げ、深める場の設定)は、生徒の深い学習方略や意欲、英語学力を有意に予測 伝達的指導(暗記やドリルの徹底)は浅い学習方略と関連し、英語学力の負の予測因子だった
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@Icchi_Team
いち
5 months
同じ教師が複数回担任となる場合、その生徒のテストスコアは、非常にわずかではあるがそうでない場合と比べて有意に向上していた。その効果は特にマイノリティの生徒に大きかった。
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いち
5 months
読みました。僕は反省的思考はまだ十分に理解できていないところが大きいです。。。 佐々木佳子. (2012). 教育実践における教師の思考に関する研究の展望; 教師の気づき (アウェアネス) に焦点をあてて. 北海道大学大学院教育学研究院紀要, 117, 131-145. リンク
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@Icchi_Team
いち
5 months
香港とイギリスの現職教師20人ずつ(それぞれ、初任者10人、熟練者10人ずつ)に、アイトラッキングカメラをつけてもらい、授業中にどのようなところに視線を向けているかを検討した。その結果、文化に関係なく熟練教師は初任教師よりも生徒に目を向けている頻度が高かった。
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@Icchi_Team
いち
9 months
本研究では、ドイツの中学校数学教師181人と、その生徒4,353人の縦断データ、および録画した授業映像を用いて、教師の専門的力量モデルを検討した(Kunter et al.,2013)。
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いち
3 months
日本教育心理学会公開シンポジウム 「生成AIの教育利用を教育心理学から考える」 司会:   山田剛史(横浜市立大学) 企画趣旨説明:   楠見 孝(京都大学) 話題提供:   美馬のゆり(公立はこだて未来大学)   堀田龍也(東京学芸大学)   溝上慎一(桐蔭横浜大学)
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いち
2 years
論文名 高橋麻衣子. (2013). 人はなぜ音読をするのか—読み能力の発達における音読の役割—. 教育心理学研究, 61(1), 95-111. リンク
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@Icchi_Team
いち
3 months
夏休みに読むべき図書◯選、っていうのをもじって 夏に読みたい教育研究論文◯選とかやりませんか。 一人、ひとつ推しの教育研究論文を教えてください。笑
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@Icchi_Team
いち
10 months
教師の協働(同僚性)に関するシステマティックレビュー(Vangrieken et al.,2015)。 そもそも概念が明確でないので、それぞれがいかに定義されているのかを整理した(Collaboration, Professional Learning community, Community practice, teamなど)。
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@Icchi_Team
いち
10 months
「幼児はなぜ「わからない」と言わないのか―質問形式,理由付け,回答の確認―」(近藤,2022) 「推測の無自覚」と「推測の自覚」という2つの異なる認知プロセスがあることを示唆。
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@Icchi_Team
いち
6 months
ひょんなご縁で、自分も第二章「教師の専門的能力とその形成-心理学の観点から」を書きました。 近年の実証研究に基づいて論じている点にオリジナリティがある一方、参考文献が文量の増加に繋がってしまい、最後に泣きながら推敲しました。 興味のある方はお手に取って頂ければ幸いです。
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@Icchi_Team
いち
1 year
「アンラーニング(Unlearning)」に関する論文 大きくまとめると、概念的には重要性は指摘されているものの、あまり整理されていない。例えば、忘却とアンラーニングの違いは?アンラーニングはラーニングの一部?対極?(Ericら, 2008)。
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@Icchi_Team
いち
10 months
他者説明は理解促進のための有効な学習方法として知られているが、そこでは「知識構築的な発言」があることが重要だとみなされているが、何がその生成を促すのかについては十分に検討されていない。
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@Icchi_Team
いち
9 months
教師の成長マインドセット(growth mindset:能力は可変であるという信念)は、生徒の数学の学業達成とエンゲージメントと正に関連する(Bostwick et al.,2020)。 ちなみに、この論文の目的からは外れるが、教師の経験年数は生徒のエンゲージメントと有意傾向(r=.21,
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@Icchi_Team
いち
8 months
論文のツイートについて 趣旨はめっちゃ私的です。 1. 面白い論文を記録したい(美味しかった食べ物の写真をあげたい的な) 2. 自分の考えの整理、アウトプットをしたい(書くときに分かっていないところがわかる) 3. 同じ研究領域の人と繋がりたい なので、次の注意点があります。
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@Icchi_Team
いち
7 months
就学前教育における少人数学級の効果に関する論文(Francis & Barnet2019)。少人数学級に通う子どもたちは、通常学級に通う子どもたちよりも、教師との1対1のやりとりが多く、読み書きスキルにおける得点が高かった。
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@Icchi_Team
いち
4 months
校内研究は研究なのか、についてスペースしたいな。
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@Icchi_Team
いち
3 years
日本の教員文化、この研究は面白いです。結果からいうと、「学年全体の調和を乱さないこと」が極めて重視されている。これは教員が同僚を評価するときの大きなポイントとして「教授能力」と同じかそれ以上に重視されていたのだ。また、こうした調和重視の文化の中で、特に若い女性教員が軋轢をおそれ、
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@Icchi_Team
いち
6 months
来週発表します。 こちらは、2016年の教育心理学会で優秀論文賞をとった実践研究です。
@tankyuhiroba
教育探究ひろば
7 months
次回の探究ひろばはこちら🌟
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@Icchi_Team
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@barbeejill3 そして不登校になった要因も分析がなされている。 文科省の令和2年度の資料を見ると、半数が「無気力・不安」を主な要因に挙げている。 では、この子たちの「無気力・不安」の要因はどこからくるのだろうか。 そういった考察をしないと、印象論では本当に困っている子を救えない。
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いち
11 months
@shuzonarita 例えば、僕が思うマッチョは、「どんなに絶望的な状況でもあと一本電話かけてみる」、「あと一回メール送ってみる」、「もう一度お声がけしてみる」、という「自分にはできるという自信と、粘り強さ」。
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@Icchi_Team
いち
1 year
ちなみに論文では、このような結果を受けて政策への示唆として次のような点を挙げている。1. 教師の雇用の安定性を高める、2. 教職員間の協力関係や、前向きで専門的な職場環境を整える、3. 経験豊富な教師と新米教師を公平に配置する。
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@Icchi_Team
いち
7 months
とても分かりやすく、読み応えのある記事だと思った。それは、「資質・能力」という曖昧な言葉の概念整理がされているからだ。
@kyoiku_shimbun
教育新聞
7 months
子どもたちの有能さを高める教育 資質・能力の意味(奈須正裕)
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28 days
今後の教育課程、学習指導及び学習評価等の在り方に関する有識者検討会 論点整理(文部科学省-2024年9月18日)
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@Icchi_Team
いち
8 months
数日前に公開された島根大学の策定した「教師の資質能力」のスタンダード策定に関する研究(報告的な要素がつよい)。 こちらは、島根大の策定したリストだけでなく、オーストラリア(Australian Professional Standards for Teachers17 ) と米国(Model Core Teaching Standards18)
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@Icchi_Team
いち
9 months
生成AIと生徒の相互作用は、生徒の認知的エンゲージメントと自己効力感を媒介して、学業成績に影響を与える(Liang et al., 2023)。
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@Icchi_Team
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1 year
日本でも「校長のリーダーシップ」という言葉がよく聞かれますが、「教育においてリーダーシップは(未だに)研究する価値があるのか?」という論文が出されていて笑いました。笑
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@Icchi_Team
いち
10 months
なんか、ホリエモンが心臓が左にある理由を突き止めたとする研究者を紹介していて(それがSNSのおすすめに出て見てしまった)、そのコメント欄は「国はこういう人にお金を使うべき」という言葉で溢れていた。 たしかにそれは素晴らしい研究だと思ったし、その人は優れた研究者だと感じた。
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@Icchi_Team
いち
8 months
校長のリーダーシップと生徒の学力達成(PISAテスト)の相関は、国によるばらつきがあるものの、全世界で平均するとほぼ0であった(Piestch et al.,2023)。
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@Icchi_Team
いち
7 months
今日の指導教授の一言。 「人を信じることと、その人の言説を疑うことは別のこと。常に僕の言うことも疑って欲しい。だって、疑うことは学問の基本でしょ?」
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@Icchi_Team
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6 months
日常生活におけるスマートフォンの使用頻度と使用時間に対するビッグファイブ特性および文脈要因との関連を検討(Roehrick et al.,2023)。
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@Icchi_Team
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9 months
教師のマインドセット(知能観)がいかに研究され、実践とどう関連しており、その形成とはどのようなものかに関するレビュー(Laine & Tirrni,2023)。
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@Icchi_Team
いち
2 months
今度、教育方法の理論(theory of teaching) 研究の展望について話すスペースやりたいです。僕の参考文献はこちらです(読まなくていいです)。 一人でやるとつまらないので、教育方法研究に関心のある方、一緒におしゃべりしてほしいです。
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@Icchi_Team
いち
2 years
@mokonuco 言いたいことはすごくよく分かるんですが、国の競争のために子どもたちは学ぶのか、、、。 学ぶ内容を自ら組織する権利、学びたいことを学ぶ権利はそこにあるのかな。
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@Icchi_Team
いち
2 months
本書は、84年間もの縦断研究を行うハーバード成人発達研究の知見を基に、人生の幸福度を決定づける要因を論じる。その最たるものは人間関係の質であり、これは自己の注意の向け方によって大きく変わるものだという。涙が出るエピソードがたくさんあった。人生の幸福度は何歳からでも高まりうる。
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