折原一 Profile Banner
折原一 Profile
折原一

@1orihara

5,254
Followers
821
Following
628
Media
2,691
Statuses

推理作家。1988年デビュー。主な作品『倒錯のロンド』(江戸川乱歩賞候補)、『冤罪者』(直木賞候補)、『異人たちの館』(本屋大賞・超発掘本)『暗闇の教室』『グランドマンション』など。好きな作家はE・F・ベンスン、M・R・ジェイムズなど。幻の画家石田黙の収集家。2018年、ヴァニラ画廊で「メメント・モリ/石田黙展」開催。

埼玉県
Joined October 2012
Don't wanna be here? Send us removal request.
Pinned Tweet
@1orihara
折原一
9 months
第12回「折原一賞」(2023)は、『父から娘への7つのおとぎ話』(アマンダ・ブロック/東京創元社/吉澤康子・訳)と『盗作小説』(ジーン・ハンフ・コレリッツ/ハヤカワ・ミステリ/鈴木恵・訳)の2作に決まりました。私は「作中作」物が好きなんです。賞金はありません。
Tweet media one
@1orihara
折原一
9 months
第12回「折原一賞」候補作(5作品)。 とりあえず、選びました。 56日間(C・R・ハワード) ミセス・マーチの果てしない猜疑心(V・フェイト) 盗作小説(J・H・コレリッツ) 父から娘への7つのおとぎ話(A・ブロック) ホステージ 人質(C・マッキントッシュ)
Tweet media one
0
21
72
3
43
113
@1orihara
折原一
5 years
暑い。こんな時こそ、幽霊画の傑作をどうぞ。 岡本東子「暗がり」。 画家本人が幼い頃、京都の祖母宅で見た幽霊を思い出しながら描いたもの。これ、踊り場の暗がりで見ると、両腕に鳥肌が立ち、首筋がちりちりするのである。あまりに怖いので、夜は箱にしまっておく。声をかけてきそうなんだもの。
Tweet media one
20
3K
6K
@1orihara
折原一
6 years
「メメント・モリ展」&「石田黙展」(ヴァニラ画廊)。 幽霊画の傑作、岡本東子の「暗がり」。画家が京都の祖母宅で見た幽霊を描いたもの。古い日本家屋の廊下の暗がりで、明治、大正風の髪型の若い女性が微笑んでいる。自宅の薄暗い階段踊り場に飾っていると、実に怖い。幽霊好きの人は会場でぜひ。
Tweet media one
20
3K
6K
@1orihara
折原一
3 years
父の日にもらった『犬神家の一族』の手拭い。スケキヨ、斧・琴・菊(よきこときく)入り。3000円もしたそうな。豆大福はなぜ?
Tweet media one
8
918
3K
@1orihara
折原一
6 years
「メメント・モリ展」&「石田黙展」(ヴァニラ画廊) 幽霊画の傑作、岡本東子「暗がり」。画家が京都の祖母宅で見た幽霊を描いたもの。廊下奥の暗がりで大正期の髪型の女性が微笑んでいる。怖い。会期終了後は秘蔵(死蔵)されるので、今回が見る最後の機会です。21日(日)まで。お見逃しのないように。
Tweet media one
3
1K
2K
@1orihara
折原一
5 years
年金が話題になっているけど、私のような小説家は個人事業主なので、「国民年金」の他に、自営業者のための「国民年金基金」に入っている。あと、意外に見すごされているのが「小規模企業共済」。小さな会社の経営者向きの積み立てで確定申告では全額控除。退職金みたいになるので、小説家にはお勧め。
2
1K
2K
@1orihara
折原一
6 years
昨日、母が96歳になった。年女、8まわり完了。今はかなり惚けが進み、特養に入っている。惚けるまでは漱石や鴎外などを繰り返し読んだ文学少女(?)。厳格な父親の命令(!)で文学部ではなく家政学部に入ったが、皮肉にもそれで戦後の混乱期を乗り越えられたんだとか。少女時代、好きな作家は吉屋信子
3
1K
2K
@1orihara
折原一
6 years
これも怖い絵。高橋美貴「辺獄 Limbo」(30号)。英国の怪奇小説家E・F・ベンスンの傑作「顔」を連想させるシーン(原作は男の顔)。メメント・モリ展で飾った時、画家の高橋さんが「これ、顔が変わってますね。わたしが描いた時はこんな感じではなかった]と言った。それ以来、怖くて飾れないのである。
Tweet media one
8
656
1K
@1orihara
折原一
6 years
母は漢文学者の多い環境で育ったものの、「女は勉強しなくていい」みたいな家だったので、無理やり家政科に行かせられた。(高校の家庭科の教師をしていたが)本当は国語の教師をやりたかったんだと思う。速読の達人で、文章はうまい。私は本を読まない父方の血を引いているので、文章はだめだな。
1
1K
966
@1orihara
折原一
4 years
#幽霊の日 今日は幽霊の日。岡本東子の幽霊画「暗がり」を今年の10月、銀座の某画廊にて展示することになりました。決定次第、通知します。 京都の古い日本家屋、廊下の奥の暗がりにたたずむ若い女。画家は幼い頃、祖母の家でこの幽霊を見たという。夜飾ると、恐いですぞ。開いた瞳孔に注目。
Tweet media one
7
285
770
@1orihara
折原一
2 years
「講談社文庫の色」は自由に選ばせてもらいました。 ①まず書店に行って、50音順に並んだ講談社文庫の棚をチェック。 ②自分の近くの作家の色を見て、重ならないような色選びをする。 ③「緑がいいな。綾辻行人さんの色と同じだけど、かなり離れるしね」 これで決まり。
@Toron38812905
Toron 読書垢
2 years
講談社の文庫本って並べるとカラフルでめっちゃ好きなんだけどあれって何基準で分けられてるの?
Tweet media one
44
1K
11K
2
255
678
@1orihara
折原一
3 years
今月の15日、私の母は息を引き取りました。享年98。死因は誤嚥性肺炎ですが、まあ、老衰ですね。その日たまたま、母のエッセイ「兄と私」が載った『かめれおん日記』(中島敦/灯光舎)が届き、何とも不思議な気持ちになりました。写真は1940年頃、埼玉県久喜市にて。兄の中島敦、父親の田人と。
Tweet media one
3
140
660
@1orihara
折原一
5 years
岡本東子「暗がり」。 この幽霊画について、こんな質問があった。 「幽霊と生身の人間の見分け方を教えてください」 似たような質問2件。気になる人はいるんですね。うむむ。 瞳孔が開いているのですよ。画像ではわかりにくいかもしれませんが。 彼女の目に注目。画家は苦労して描いたそうです。
Tweet media one
2
263
626
@1orihara
折原一
6 years
「牡丹燈籠」の絵(山科理絵)が仕事場にやって来た。同じ幽霊画の「暗がり」(岡本東子)と並べて飾ると、すごく怖いんだけど、ど、どうする? 次の『アートコレクターズ』(12月25日発売)に「岡本東子の絵をめぐる怪異」について書きます。いろいろ怖いことがあったもので。(^_^;)
Tweet media one
Tweet media two
Tweet media three
5
224
547
@1orihara
折原一
4 years
綾辻行人さんの『人間じゃない』(講談社)の表紙絵。私が持っている亀井徹さんの「花虫達」だった。ひえっ。今気づいてびっくりしている。こういうことってあるんだなあ。仕事場の玄関、正面壁に飾っているんですけど。(^_^;)
Tweet media one
Tweet media two
3
70
516
@1orihara
折原一
9 years
何年も前、私の妻(推理小説家)が激しい胃痛に苦しみだしたので、救急車を呼んだことがあります。「奥さんの職業は?」と聞かれた私が「文筆業です」と答えると、救急救命士はすました顔で「あ、はいはい、無職ですね」とメモしておりました。
1
1K
467
@1orihara
折原一
3 years
今日、ついに70歳になりました。大病もせず、よく生きてきたものです。36歳で脱サラ、失業保険をもらい、『倒錯のロンド』を書いた日々…。90年代、出版バブルの波に乗れたのがよかったと思います。10年後、「80歳になったぜ」と書きたいけれど、その頃はたぶん死んでいるでしょうな。写真は3歳の私。
Tweet media one
17
29
449
@1orihara
折原一
11 months
#作家になった流れ 大学時代はミステリ研にいたが、作家になるつもりはなかった。 ①35歳の時、クラブの先輩に「3人で江戸川乱歩賞に応募しようぜ」と誘われる。「岡嶋三人でどう?」 ②結局、空中分解。密室短編のプロットだけが残る。 ③1人でオール讀物推理小説新人賞に応募。最終候補。つづく→
3
65
414
@1orihara
折原一
6 years
母の口癖は「兄さんがあと10年生きてくれていたら……」。太宰治、松本清張、大岡昇平は同年(1909)生まれ。作家で食えない兄、その死後、窮乏する妻子を見ているので、私が作家になると言った時は反対した。「分野がまったく違うから大丈夫」と言っても、「本当に大丈夫?」。最近までずっと。
1
319
398
@1orihara
折原一
5 years
今日も暑い。そんな時は怪談の絵でもどうぞ。 山科理絵による『怪談牡丹燈籠』の表紙絵(角川ソフィア文庫)。F3。 これは仕事場の後ろの壁に飾っている。仕事中、たまにふり返ると、涼しくなっていいが、夜間は(冗談を言えないほど)怖くなるので、箱にしまっておく。
Tweet media one
2
154
397
@1orihara
折原一
6 years
母は作文が得意だったので、学校ではずっと賞をもらっていた。しかし、兄が突き抜けた秀才だったため、家でほめられることはなく、「おまえはばかだ」と言われつづけた。裁縫や料理が苦手なのに家政科に進み、二十歳にして両親、兄と死別。そして終戦。よくいじけなかったなあ(いじけていたかも)。
3
326
372
@1orihara
折原一
3 years
夫婦で同じ出版社で同時に本を出すのは珍しい。というか初めてかも。光文社文庫4月の新刊。
Tweet media one
1
52
346
@1orihara
折原一
6 years
これも幽霊画。じわじわと怖い(こわかわいい?)のである。部屋に飾ると、他の絵を圧倒するほどのインパクト。口の中に口が……。メメント・モリ展に出せばよかったと思っている。加藤ゆわ「傀儡(くぐつ)」。
Tweet media one
Tweet media two
1
126
294
@1orihara
折原一
3 years
私は『倒錯のロンド』をサントリーミステリー大賞に応募し、一次で落選。あきらめきれず、プロローグなど一部変更して江戸川乱歩賞に同タイトルで再応募。結果は最終候補でした。予選委員は当然かぶっていて、「これ、サントリーに落ちたやつ」という発言があったようです。
@ikegami990
池上冬樹
3 years
▼文学賞の下読みをしているのだが、編集者から連絡があり、何番のXは過去の某文学賞の最終候補作なのでボツにしたいと。作品名と筆名を変えているので検索にひっかからなかったが、下読み委員が「これ読んだことがある」ということで判明。作品名と筆名を変えて送ってよこすなんてタチが悪いよ。
12
495
1K
1
173
286
@1orihara
折原一
6 years
(承前)光瀬龍が亡くなった頃……。東京駅近くの某大書店で高齢男性が「光瀬龍の〇〇を探しているんだ」と大声で訊ねているところに遭遇。店員が戸惑っているのを見て、私が男性をハヤカワ文庫の棚まで案内すると、「僕は光瀬の古い友人で、さっき彼の顔を撫でてきたのです」とすごく感謝された。
0
163
278
@1orihara
折原一
4 years
津山事件がらみで『龍臥亭事件』(島田荘司)を再読する必要に迫られる。手元にないのでネットで「非常に良い」中古を頼む。しかし届いたのはすごく日焼けした帯なし研磨本。説明とまったく違うと連絡すると「お代はいいからそのまま処理してください」とのこと。で、本を開いてみると、な、なんと……。
Tweet media one
Tweet media two
8
84
275
@1orihara
折原一
4 years
『倒錯のロンド 完成版』(講談社文庫)、1月15日発売です。私としてはこの形で1989年に出したかったのですが、諸般の事情でOKが出ませんでした。エピローグ(P372)以降差し替え。P376に「私の夢」が詰まっています。太いオビはすぐになくなる運命なので、今のうちにどうぞ。
Tweet media one
Tweet media two
3
68
262
@1orihara
折原一
8 months
『ジャーロ』92号(2024年1月)から『六つ首村』連載開始。私、横溝正史ファンとして死ぬまでに恩返ししようと思っていました。最近になって、いつまでもぐずぐずしていると本当にお迎えが来ちゃうと危機感を抱き、書き始めた次第。発端は横溝調、だんだん折原っぽくなります。最後まで書けるかなあ。
Tweet media one
5
56
228
@1orihara
折原一
5 months
うーん、何でしょうね。自分の作品で恐縮ですが、『倒錯のロンド(完成版)』『冤罪者』『グランドマンション』あたりをお勧めします。個人的には���誘拐者』が好きです。
@max_kuriibimeri
マックス@アカシ
6 months
折原一ファンの方、並びにミステリー・叙述トリック好きな方、教えてください! ラストで全ての謎を回収してくる「騙される快感本」に飢えてます!次は何を読めば良いですか? ※我孫子武丸、麻耶雄嵩、森博嗣は元々ファンなので代表作読破済みです。クリスティも有名なのは読んでます。 #叙述トリック
2
2
13
9
56
219
@1orihara
折原一
10 months
『ミステリマガジン』の今年の海外ベスト10。私のアンケートを読む人は少ないと思うので、書いておきますね。 ①恐るべき太陽(М・ビュッシ) ②卒業生には向かない真実(H・ジャクソン) ③人生は小説(G・ミュッソ) ④8つの完璧な殺人(P・スワンソン) ⑤父から娘への7つのおとぎ話(A・ブロック) (つづく)
1
40
211
@1orihara
折原一
6 years
これも怖い絵。玉川麻衣「野晒し」。死んだ小野小町の頭蓋骨から彼女の霊が……。小野小町辞世の句。「われ死なば焼くな埋むな野にさらせ やせたる犬の腹をこやせや」。画家がこれを描いている時、目の血管が切れたとのこと。ペン画。45×90.5cm。
Tweet media one
0
72
191
@1orihara
折原一
4 years
明日、女性編集者が2人来るので、仕事場の掃除をしなくてはならない。トホッ。私の部屋を見ると、また来たくなるらしい。
Tweet media one
Tweet media two
Tweet media three
2
22
191
@1orihara
折原一
4 years
『倒錯のロンド』完成版(講談社文庫)の見本、到着。この「デカ帯」は初版のみで、何か月かしたら書店がはずしてしまうでしょうね。全396ページ。P376に私がやりたかったものが載っています。さあ、何でしょう。エピローグ(P372)以降、新原稿に差し替え。その前もちょこちょこ修正。1月15日発売です。
Tweet media one
Tweet media two
3
43
185
@1orihara
折原一
8 years
亡き義父が遭遇した珍事件① 「変な事件です」と大町署から連絡があり、北アルプスの某渓流に行くと、全裸の男女が抱き合って死んでいた。「これは心中ですね?」と警察。「いや、違う。別々の沢で遭難した登山者が流されるうちに服が脱げ、沢の合流地点で偶然からみ合ったのさ」。小説より奇なり。
0
181
182
@1orihara
折原一
5 years
暑さがつづきますね。そんな時はこれをどうぞ。 高橋美貴「Limbo 辺獄」(30号)。 英国の怪奇作家E・F・ベンスンの傑作「顔」(夢の中の顔がだんだん鮮明になっていくという話)を連想させる。療養のため訪れた海辺で……。 画家に「この絵、私が描いたのとちょっと違う」と聞いてから、飾るのが怖い。
Tweet media one
3
85
181
@1orihara
折原一
3 years
今日(4/18)の朝日新聞(2面)、光文社文庫の広告。夫婦並んでいるのが珍しい。というと、「えっ、夫婦なんですか」という人が必ず1人はいる。
Tweet media one
3
29
178
@1orihara
折原一
4 years
誕生日に恐ろしや(^_^;)
Tweet media one
3
22
174
@1orihara
折原一
4 years
デュ・モーリアの本を探しに書庫に入ったら、長らく行方不明だった本が出てきた。島田荘司の『占星術殺人事件』。奥付は昭和56年(1981)12月14日。これ、結末が「袋とじ」なのである。しかも、封が破られていない。結末部分は(封を破った)人から借りて読んだ記憶がある。
Tweet media one
Tweet media two
1
27
170
@1orihara
折原一
6 years
「メメント・モリ展」が終わったばかりなのに、岡本東子の幽霊画「暗がり」について書いてくれという依頼が来た。ど、どうしよう。 「暗がり」は、仕事場に飾っていたが、玄関に入って明かりをつける時が怖いので、また箱の中にしまった。写真右にある加藤ゆわ「傀儡」も幽霊画。これもけっこう怖い。
Tweet media one
1
50
165
@1orihara
折原一
6 years
折原一の「メメント・モリ展」&「石田黙展」。情報が公開されました。10月3日(水)~21日(日)。銀座・ヴァニラ画廊。入場料についてはいろいろご意見があるかと思いますが、2つ分の展示であり、かつパンフレット(私の短文2本)が付いているので、ご容赦ください。
2
72
165
@1orihara
折原一
4 years
うーん、今日は私の誕生日である。この歳になると、あまり素直に喜べませんな。(^_^;) オール巨人さんが私と同じ生年月日。同じ歳(同学年にこだわる)の芸能人は、柴田恭兵、小林薫、笑福亭鶴瓶、田山涼成、桃井かおり、三宅裕司など。すでに亡くなった人は大杉漣、斉藤洋介、忌野清志郎……。うーん。
10
8
163
@1orihara
折原一
6 years
「メメント・モリ展」&「石田黙展」(ヴァニラ画廊) 玉川麻衣「野晒し」。死んだ小野小町の頭蓋骨から彼女の霊が……。 小野小町辞世の句。「われ死なば焼くな埋むな野にさらせ やせたる犬の腹をこやせや」。ペン画。90.5×45cm。
Tweet media one
0
51
160
@1orihara
折原一
9 years
(つづき) 「職業は文筆業」と言うと、胡散臭い目で見る人がいるのかもしれません。「小説家」と言うと、もっと信じてくれないだろうし。 あの時の救急車の中では「職業は?」→「文筆業です」→「無職ですね」→「いや、文筆業です」→「あ、はいはい、無職ですね」→「……」という流れ。
0
368
158
@1orihara
折原一
2 months
今日は江戸川乱歩の命日です。先生のせいで屋根裏が好きになりました。今書いているやつもそう。 わが家の乱歩さん。
Tweet media one
0
29
163
@1orihara
折原一
2 years
『マリオネットの罠』は、赤川次郎さんの最高傑作だと思います。20代半ば、この小説を読んだ時の衝撃は今でも忘れません。わが国にこういうものを書く作家が現れたのかという驚き。フランスミステリの味わいがありますよね。私にとっては「教科書本」の一つです。
@takemootoo
竹本健治
2 years
赤川次郎『マリオネットの罠』読了。長野の国道で起こったトラック運転手殺害事件の現場近くの館に修一は家庭教師として趣き…。読んでなかったんかーい💦 勝手にもっと本格な話かと思ってたけど、バリバリのサスペンスだったのね。しかもシリアル・キラーものって当時国内では珍しかったのでは。
Tweet media one
3
27
239
2
47
159
@1orihara
折原一
1 year
『傍聴者』が文庫化されます。11月8日発売。文春文庫。979円。ネットではすでに予約が始まっております。 表紙、左下のほうにペンギンブックスが見えますね。中身はノートブック(作中に出てくる)。モデルは木嶋佳苗。彼女を追う作家と裁判傍聴マニアの女性4人の物語が進んでいくのですが、フフフ…。
Tweet media one
Tweet media two
1
32
151
@1orihara
折原一
1 year
『このミス』のアンケートを書いていたら、東十条に行きたくなった。ここに住んでいた1980年代、『倒錯のロンド』のプロットを思いついた。古いアパートの2階に今でも作家志望の若者がいそうだよね。昔はこんな路地がたくさんあった。ここを舞台にしたものは他に『倒錯の死角』『天井男の奇想』など。
Tweet media one
Tweet media two
2
22
150
@1orihara
折原一
4 years
(幽霊画・つづき)10月の幽霊展に私のコレクションから山科理絵「牡丹燈籠」の絵も出すことになった。ほかに岡本東子「暗がり」など3点。新旧いろいろな画家の幽霊画が集結するという。
Tweet media one
Tweet media two
0
38
149
@1orihara
折原一
6 years
折原一の「メメント・モリ展」&「石田黙展」。10/3(水)~10/21(日)。12~19時(土日祝12~17時)。銀座・ヴァニラ画廊。入場料についてはいろいろご意見があるかと思いますが、展示が2つ分であり、またパンフレット(私の短文2本)が付いているということで、ご容赦ください。
0
87
147
@1orihara
折原一
3 years
『ある詩人への挽歌』(マイケル・イネス/創元推理文庫/1210円)を頂戴する。旧版(93年7月/写真右)から28年、新訳をよく出してくれました。『ナインテイラーズ』が好きな人は狂喜乱舞するかも。遅れてきた古典本格推理の傑作。マイ・ベストミステリの10位以内にいつも入れております。11月29日発売。
Tweet media one
1
44
144
@1orihara
折原一
3 years
誕生日のお祝いツイート、たくさんいただきました。一つ一つ返事はできませんが、感謝しております。 母が98歳でまだ生きているので、こっちが先に死ねないのですよ。(^_^) 写真(1953年6月)。左から、伯母(中島敦の妻)、姉、大伯母、私(1歳7か月)、母(30歳)。
Tweet media one
2
13
145
@1orihara
折原一
5 years
今日は私の誕生日。あっちの世界に近づきつつあります。同学年の人は(芸能関係なら)、オール巨人(同じ生年月日)、笑福亭鶴瓶、小林薫、田山涼成、柴田恭兵、モト冬樹、桃井かおり、山下真司、三宅裕司、西川のりお、斉藤洋介、志垣太郎など。故人は、大杉漣、忌野清志郎……。まだまだ頑張れるかな。
14
10
142
@1orihara
折原一
4 years
『倒錯のロンド(完成版)』(講談社文庫)、ネットで予約開始。講談社文庫50周年企画、1月刊行分の一作として。 今回、結末の(基本トリック以外の)一部を変えていて、読後、たぶん「おおっ」と思うでしょうね。諸事情により元版ではできなかったことを「私が当初意図した」ようにやりました。乞うご期待。
3
41
139
@1orihara
折原一
4 years
銀座・ヴァニラ画廊にて「幽霊画廊Ⅴ」。10/15(木)~10/26(月)。12~19時。土日祝は12~17時。会期中無休。時間指定事前チケット制。くわしくはヴァニラ画廊のサイトで。 私のコレクションから、岡本東子「暗がり」、加藤ゆわ「傀儡(くぐつ)」、玉川麻衣「野晒し」、山科理絵「牡丹燈籠」の表紙絵。
Tweet media one
Tweet media two
0
46
140
@1orihara
折原一
4 years
『倒錯のロンド』の校正作業。1987年に執筆した作品だが、30数年後の今では考えられない状況。 ①インターネットがない。 ②ワープロが出たばかり。 ③携帯電話が存在しない。(固定電話の)電話帳が分厚く、未掲載の家のほうが少数派。番号案内で調べれば、たいていの家の電話番号がわかる。(つづく)
5
40
137
@1orihara
折原一
4 years
『倒錯のロンド』が最終候補に残った第34回の江戸川乱歩賞(1988)。他にどんな人が応募していたのかという質問があったので、載せてみました。『江戸川乱歩賞全集』(講談社文庫)第17巻に第1次予選通過作63編(応募総数は369編)。太字が2次予選通過作20編、*が最終候補。知っている人の名がちらほら。
Tweet media one
Tweet media two
Tweet media three
6
21
140
@1orihara
折原一
3 years
横溝正史の代表作の表紙が元にもどった(🙌)ので、復習のため買っておく。『八つ墓村』も買い替えよう。
Tweet media one
3
15
134
@1orihara
折原一
2 years
いちはらおり……。むむむ。
@uraq_
2 years
折原一だ……
Tweet media one
0
33
59
0
43
132
@1orihara
折原一
3 years
もしもサントリーの予選委員が乱歩賞でも私の小説を最初に読んでいたら、一次で落としていたでしょう。ここが私の「運命の大きな分かれ目」だったと思っています。こわいですよ。乱歩賞の候補になっていなかったら、私の作家人生はまったく違ったものになっていたでしょうから。
1
55
131
@1orihara
折原一
3 years
第10回「折原一賞」(2021)は、『殺人記念日』(サマンサ・ダウニング/ハヤカワ・ミステリ文庫/訳・唐木田みゆき)に決まりました。「ええっ、これ、そんなに人気なかったの? 大傑作なのに」とかなり困惑気味に選びました。ちょっとブラックな夫婦シリアルキラーの物語。
@1orihara
折原一
3 years
第10回「折原一賞」候補作(7作品)。 チェストナットマン(S・スヴァイストロプ) 亡国のハントレス(K・クイン) 殺人記念日(S・ダウニング) アニーはどこにいった(C・J・チューダー) 狩られる者たち(A・ダール) 夜(B・ミニエ) つけ狙う者(L・ケプレル)
Tweet media one
1
24
83
1
30
130
@1orihara
折原一
11 months
⑨『倒錯のロンド』をサントリーミステリー大賞に応募。一次予選通過せず。この時の大賞は『漂流裁判』、読者賞『ぼくと、ぼくらの夏』。 ⑩『倒錯のロンド』の一部手直しして江戸川乱歩賞に応募。 ⑪1988年、東京創元社から『五つの棺』。 ⑫乱歩賞、最終候補。89年、講談社から『倒錯のロンド』。
2
19
128
@1orihara
折原一
4 years
(幽霊画・つづき)10月の幽霊画展に出す3点目は、加藤ゆわの「傀儡(くぐつ)。ユーモラスに見えて、けっこう怖い。6号の小さな絵だが、部屋に飾ると、他を圧する存在感がある。目と口に注目。
Tweet media one
Tweet media two
3
25
127
@1orihara
折原一
6 years
「メメント・モリ展」&「石田黙展」。壁に並べた絵の中で、「この人、誰?」って人がまぎれこんでいる。大里俊吾がそれ。大正期の探偵作家、小酒井不木の東京帝大医学部時代の知人(2年先輩)。「本物の頭蓋骨」を描いたこの絵は、うまくはないのだが、夜見るとすごく怖いのである。1953年の作品。
Tweet media one
2
27
122
@1orihara
折原一
6 years
「メメント・モリ展」&「石田黙展」(ヴァニラ画廊)。 アメリカの連続殺人犯、ジョン・ウェイン・ゲイシーのスカルとピエロ。次のシリアルキラー展がいつになるかわからないので、この機会に画廊で現物をどうぞ。ポゴ・ザ・クラウンがお待ちしています。
Tweet media one
0
50
119
@1orihara
折原一
3 years
『倒錯のロンド』は、サントリーミステリー大賞で一次予選にも引っかからなかったことが幸いしたようです。乱歩賞で『倒錯のロンド』を最初に読んだ予選委員が「僕のところにまわってきてラッキーだった」と話してくれました。人を選ぶ作風ですからねえ。この手の小説を嫌う人は多いです。
2
64
124
@1orihara
折原一
15 days
前からも後ろからも読める『ターングラス』(ガレス・ルービン)、部数が少ないのか、わが地元書店には配本されず、がっくり。 私が2000年に出した前後から読める『倒錯の帰結』、某書店で気をきかせて写真のように平積みしていたら、両方とも買った人がいたという。
Tweet media one
Tweet media two
0
39
125
@1orihara
折原一
2 years
某出版社から、私の所有するある絵を某作家(現存)の表紙に使いたいと(画廊経由で)連絡あり。こういう場合は、画家本人ではなく、絵の所有者の許可が必要なんだな。絵が某作家の色に染まってしまうので、丁重にお断りする。やっぱり自分の小説に使いたいよね。これでも私は小説家なんだから(一応ね)。
1
8
123
@1orihara
折原一
2 years
『ミステリマガジン』23年1月号「ミステリが読みたい」に、私の翻訳ミステリ・ベスト10を載せています。読む人は少ないと思うので書いておきますね。 ①匿名作家は二人もいらない(A・アンドリュース) ②彼は彼女の顔が見えない(A・フィーニー) ③ポピーのためにできること(J・ハレット) (つづく)
2
29
124
@1orihara
折原一
4 years
1月23日に行われた某オークションで、高島野十郎の「蝋燭」が3100万円(+手数料)で落札。昭和33年(1958)作、板に油彩、サムホール(22.8×15.6cm)。ちょっと(いや、かなり)驚いている。
Tweet media one
2
32
125
@1orihara
折原一
2 years
『双生児』(Someone Like You)(ハヤカワ文庫JA)、7月6日発売。表紙は写真です。かなり直したので、もし図書館でハードカバー(元版)と文庫版を見かけることがあったら、絶対文庫のほうを読んでください。もちろん、買っていただくのが一番嬉しいです。何年か前、(つづく)
Tweet media one
3
20
123
@1orihara
折原一
4 years
銀座・ヴァニラ画廊にて「幽霊画廊Ⅴ」。10/15(木)~10/26(月)。12~19時。土日祝は12~17時。会期中無休。時間指定事前チケット制。くわしくはヴァニラ画廊のサイトで。 私のコレクションから、岡本東子「暗がり」、加藤ゆわ「傀儡(くぐつ)」、玉川麻衣「野晒し」、山科理絵「牡丹燈籠」の表紙絵。
Tweet media one
Tweet media two
0
68
118
@1orihara
折原一
13 days
『倒錯の帰結』は、2003年に講談社ノベルス化。前後から読めるスタイルは「ノベルスでは初」だったようだ。
Tweet media one
Tweet media two
@1orihara
折原一
15 days
前からも後ろからも読める『ターングラス』(ガレス・ルービン)、部数が少ないのか、わが地元書店には配本されず、がっくり。 私が2000年に出した前後から読める『倒錯の帰結』、某書店で気をきかせて写真のように平積みしていたら、両方とも買った人がいたという。
Tweet media one
Tweet media two
0
39
125
0
19
122
@1orihara
折原一
2 years
『タイムカプセル』(講談社文庫)、新装版、出ました(写真左、左の本)。8月上旬頃からTSUTAYA各店、先行発売、8月後半から全国の書店へ。880円(税込み)。最後が「袋とじ」になっていて、主人公たちと一緒にタイムカプセルを開ける(袋とじを破る)という趣向。新刊本でのみ体験できます。
Tweet media one
Tweet media two
2
23
119
@1orihara
折原一
11 months
④クラブの別の先輩が東京創元社のТ氏に「折原が密室物を書いたらしいですよ」と話す。 ⑤Т氏「うちで書きませんか?」(Т氏とは大学時代からの知り合い) ⑥「ええ、いいですよ。密室5編書きました」 ⑦東京創元社では初めての日本物なので、なかなか進まず。 ⑧「じゃあ、他に応募しようか」 つづく→
1
19
119
@1orihara
折原一
2 years
うわっ、日テレで福田和子の再現ドラマをやっていたのか。見逃してしまった。拙著『逃亡者』(文春文庫)は彼女をモデルにしたのですよ。ヒロインが青森、新潟、庄原(広島県)など、全国を逃げまくります。それを追うDV夫と刑事。結末は実話と大きく異なり、意外な展開に……。うまく着地できたかなあ。
Tweet media one
0
23
119
@1orihara
折原一
3 years
昔、日本テレビの『マジカル頭脳パワー!!』の中に「マジカルミステリー劇場」(1990-92頃)というのがあり、私は何人かの人とその原案作りにかかわっていたことがあります。徳山諄一さんはそこの仲間でした。気さくな方でしたね。ご冥福をお祈りします。
@InoueYumehito
井上夢人
3 years
ちょっと迷いましたが、僕がお報せすべきことと思いここに記します。1週間ほどになりますが、11月8日、岡嶋二人の片割れ徳山諄一(田奈純一)が他界いたしました。78歳でした。これはドラマ「珊瑚色ラプソディ」の原作者カットから抜き出したものです。相棒45歳の頃です。
Tweet media one
80
3K
4K
0
49
118
@1orihara
折原一
6 years
これも怖い絵。大里俊吾の「教授室の髑髏」(1953年/F4)。大正期の探偵作家、小酒井不木の東京帝大時代の知人。医者が趣味で描いたので、うまくはないが、本物を見ているだけあって迫力が違う。夜飾っていると、���筋がちりちりして鳥肌が立ってくる。ネットオークションで1000円で落札。とにかく怖い。
Tweet media one
1
30
117
@1orihara
折原一
6 years
昨夜は本屋大賞授賞式。ベストセラー本を顕彰する賞の会場に「超発掘本」の作者として出るのは、「売れない作家の証明」みたいな気がして照れ臭かったが(笑)、運営側に「生きている日本人では初めなのでぜひ」と誘われる。人でぎっしりの会場で挨拶。焦る。こんな感じです。
@bunshun_senden
文藝春秋プロモーション部
6 years
今日は #本屋大賞 の発表日。超発掘本に折原一さんの『異人たちの館』(文春文庫) が選ばれました。 勝木書店本店の樋口麻衣さんは「こういう作品を多くの人に読んで欲しいと思い書店員になりました」。著者の折原さんは「私の代表作」と挨拶しました。 #超発掘本 #折原一
Tweet media one
Tweet media two
0
13
27
2
39
114
@1orihara
折原一
11 months
今日の誕生日で6巡しました。同じ生年月日はオール巨人さん。同じ年の故人は大杉漣さん、志垣太郎さん(と言ったら、どのくらいの年代かわかりますよね)。長生きしたものです。 35歳以降の私の後半生は簡単でわかりやすい感じ。人生もう一度やり直せるのなら40代がいいなあ。
@1orihara
折原一
11 months
#作家になった流れ 大学時代はミステリ研にいたが、作家になるつもりはなかった。 ①35歳の時、クラブの先輩に「3人で江戸川乱歩賞に応募しようぜ」と誘われる。「岡嶋三人でどう?」 ②結局、空中分解。密室短編のプロットだけが残る。 ③1人でオール讀物推理小説新人賞に応募。最終候補。つづく→
3
65
414
8
13
115
@1orihara
折原一
7 months
飛鳥部勝則氏から『殉教カテリナ車輪』(創元推理文庫)が送られてくる。なんと23年ぶりの復刊。通常版1320円。作中に登場する絵画のポストカード4枚セットで2200円(他に送料)。書泉特別企画「芳林堂書店と、10冊」。これ、買って損はないです。
Tweet media one
1
27
116
@1orihara
折原一
1 year
朝ドラを見ている時、妻が私に向かって「今日、髪切りのすけ」と言った。確かに髪を切っているので、「うん、一昨日、髪切りのすけ」と相手に合わせ、笑って返す。 朝ドラが終わり、あさイチのゲストが神木隆之介。認知症が始まっているロートル作家は耳も遠くて、ほんと、どうしようもないよなあ。
0
17
112
@1orihara
折原一
6 years
6月19日発売の新刊、『ポストカプセル』(光文社)の見本が届く。イラスト(表と裏)は影山徹さん。1,836円(税込み)。昔、つくば科学万博でポストカプセル郵便という企画がありまして……。それから思いつきました。ラブレターや脅迫状、文学賞の受賞通知が15年後に届いたら焦りますよね。
Tweet media one
Tweet media two
0
34
112
@1orihara
折原一
6 years
「メメント・モリ展」&「石田黙展」(ヴァニラ画廊) 幽霊画の傑作、岡本東子「暗がり」。昨日は画家ご本人が来場。「幼い頃、京都の祖母宅で見た幽霊を思い出しながら描きました」。どこに立っていても、彼女は笑いかけてくる。まさに「八方微笑み」。21日17時まで公開。以後、微笑みは封印されます。
Tweet media one
1
50
108
@1orihara
折原一
2 years
あけましておめでとうございます。今年は(たぶん最後の)年男。初詣はここ。「坐骨神経痛、治って」。
Tweet media one
2
4
107
@1orihara
折原一
4 years
『倒錯のロンド』完成版(講談社文庫)は、作品の性格上、解説が付きません。山本安雄による「著者解説」はありますが、作品の一部なので、本を読む前に絶対見ないでくださいね(と書いても、先に読んじゃう人がいるんだよな。たぶん)。完成版は元版のエピローグ以降、大幅な差し替えあり。1月15日発売。
Tweet media one
1
23
107
@1orihara
折原一
6 years
今月でデビュー30周年。いやあ、筆一本でよく続けてこられたものです。私の場合、新人賞デビューでなく完全に縁故。東京創元社の元社長、戸川安宣氏とは大学時代(当時、戸川氏は新人社員)からの顔見知りで、日本物を始めようとしていた氏の頭に私や北村薫氏、山口雅也氏などが浮かんだのですね。
6
25
104
@1orihara
折原一
4 years
ヴァニラ画廊「幽霊画廊Ⅴ」初日。私のコレクションから4点。こんな感じで並んでいる(左から山科理絵、加藤ゆわ、岡本東子、玉川麻衣)。10/26(月)まで。時間指定事前チケット制。 髙橋美貴展が同時開催。 次回はシリアルキラー展❗
Tweet media one
Tweet media two
0
33
106
@1orihara
折原一
4 years
女性編集者2名、引き継ぎのため仕事場に来る。有能編集者から敏腕編集者にバトンタッチ。新作のゲラに入るたくさんの赤(鋭い指摘)に、ロートル作家、のけぞる。3人、マスクをつけての会話。 遠方からわざわざ訪ねてきてくれたので、お礼に岡本東子の幽霊画「暗がり」を見せる。喜んでくれたと思う。
Tweet media one
1
19
104
@1orihara
折原一
3 years
母の死からちょうど1週間。本も読めず、原稿も書けず、落ち着かない日がつづきました。今日、再校ゲラが届き、「おおっ、仕事をしなきゃ」と思いました。ゲラにはロートル作家を覚醒させる力があります。年末進行で、締め切りは明日。
0
2
105
@1orihara
折原一
4 years
板橋区立美術館「狩野派学習帳」。館蔵品だけで狩野派展をやれるのがすごい。室町時代の始祖正信から探幽を経て幕末まで。幕末狩野派の狂い咲き、五百羅漢図で有名な逸見(狩野)一信の「源平合戦図屏風」を見るだけでも行く価値あり。裏側の「龍虎図屏風」、これまたすばらしい。〜8/10。入館無料。
Tweet media one
Tweet media two
0
19
105
@1orihara
折原一
15 days
『倒錯の帰結』の一篇「首吊り島」は、(あまり知られていないけれど)横溝正史調の密室作品です。雪月花(雪代、月代、花代)の三姉妹が登場。和室(密室)の中で彼女はなぜ溺死したのか。興味があれば、ぜひ。講談社文庫にもなっています。
@1orihara
折原一
15 days
前からも後ろからも読める『ターングラス』(ガレス・ルービン)、部数が少ないのか、わが地元書店には配本されず、がっくり。 私が2000年に出した前後から読める『倒錯の帰結』、某書店で気をきかせて写真のように平積みしていたら、両方とも買った人がいたという。
Tweet media one
Tweet media two
0
39
125
4
18
104
@1orihara
折原一
11 years
@hkazano シャレコーベ・ミュージアム(尼崎市)は一見の価値ありです。館長が現役のお医者さんなので、土日のみのオープン。要予約。 http://t.co/iFU7rDdcEd 建物もガイコツです。 http://t.co/LcXlkJrDfc
Tweet media one
2
153
102
@1orihara
折原一
5 years
たまたま立ち寄った紀伊國屋書店新宿本店で、こんなコーナーを発見して、びっくり。「天下一 叙述トーナメント」。意外な作品が入っていたりする。『エドウィン・マルハウス』(S・ミルハウザー)のように、(ミステリにかぎらず)叙述がユニークな作品なども。折原一は「どんでん返し7連発!」。(^_^;)
Tweet media one
Tweet media two
1
27
102
@1orihara
折原一
4 years
ゲラを見る幸せを噛みしめる。作家のプライドを傷つけるような校閲の直しを見ると、仕事放棄したくなるが、コロナ禍で本が延期されたりする今、赤の入ったゲラを見るだけで幸福���なる。337ページ(ドドーン!)の原稿を前に、小説家になってよかったと思っている。締め切りが1週間後? それがどうした。
0
8
102
@1orihara
折原一
7 months
「スウェーデンのディクスン・カー」、ヤーン・エクストレムの『ウナギの罠』(扶桑社ミステリー/1375円)、見本拝受。解説は松坂健さんが『ミステリマガジン』1971年11月号に書いたもの(当時22歳)。訳者(瑞木さやこさん)の詳細なあとがきあり。密室ファンは読むべきでしょうね。1967年作品。3/27発売。
Tweet media one
0
33
99
@1orihara
折原一
3 years
古希だよ、古希。どうする?
Tweet media one
7
3
98
@1orihara
折原一
6 months
今年の翻訳ミステリはすごいね。現時点でマイベスト10ができちゃってる。今のところ、ベスト1はスティーヴン・キングの『ビリー・サマーズ』。殺し屋小説にして、復讐と逃亡のロードノベル。相棒の女の子がかわいい。殺し屋の書く小説(作中作)、最後泣ける。キングのベスト1ではないが、かなり上位。
2
18
98
@1orihara
折原一
2 years
本日、誕生日を迎えました。この歳になると、年齢は言いたくありませんね。生年月日は「オール巨人」さんと同じです。
@_happybirthday
今日が誕生日の有名人
2 years
11月16日が誕生日の著名人:Paul Hindemith、まど・みちお、春川ますみ、来生たかお、オール巨人、折原一、宮本茂、國村隼、佐藤多佳子、二谷友里恵、次原悦子、内田有紀、西村博之、谷原秀人、村井美樹、小島よしお、西山茉希、千紗、紗栄子、大江裕、河西智美、新田真剣佑
0
28
36
14
4
97
@1orihara
折原一
6 years
文春文庫、2月の新刊『死仮面』(折原一/820円+税)、2月8日(金)発売。表紙(写真左)は中嶋清八さんの「死仮面」。昨年10月の「メメント・モリ展」に展示した作品。右は元版の表紙。角度と光のあて方で表情が変わる。解説は末國善己さん。
Tweet media one
Tweet media two
Tweet media three
1
24
95