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taozi(M Kawakami)

@taozikw

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1968年生まれ。横浜の大学に勤める千葉県民。台湾を中心とする東アジアの産業・企業研究。最近のテーマは中台関係、シリコンバレー・台湾関係史、台湾ハイテク産業史など。研究、みたもの・読んだもの、気になるニュース等についてつぶやきます。ツイートは個人としての意見、感想です。

Joined August 2018
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
7 months
JR東日本の駅でこのポスターをみるたびに、この方は、我が子の出産ではなくて、妻の出産か我が子の誕生に駆けつけようとしているんでないの?と不思議なのですが・・・もしかしておじいさんになるところ?
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
10 months
先週の台湾で「いわゆる蔡英文路線は広い支持を集めている。経済も決して悪くはない。なのになぜ?」と聞いて回ったのですが、あるジャーナリストが 「日本なら”悪くないから続けさせよう”となるだろうね。でも台湾はずっと"圧縮された民主化”を走ってきたから変化と改革への欲求は強く切実なんだ」→
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
3 years
制度導入から10数年後、ある女性研究者から「あの制度があったことで、育児をしながら研究をしている自分が肯定されていると感じた。心強かった」という言葉を聞いたときだ。制度の価値は、利用者数や採算でのみはかるべきものではない。制度とは、組織が発するメッセージなんだ、と思い知らされた。→
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
3 years
今では多くの学会でデフォルトとなった大会時の託児サービスだが、日本台湾学会では、2007年と、かなり早い時期に導入した。実は当時、財政担当理事だった私は「趣旨は素晴らしいが、財政負担が重い」「なぜ託児だけ?介護や遠距離交通費がネックになる会員は?」と難色を示したのだ。しかし→
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
10 months
→「あと4年も似たような路線、というのは台湾社会の感覚では長いし遅い。特に若い世代は変化を待てな��よ」と答えてくれて、むろん彼の個人的所感ではあるのですけれど、「既存政党のこの政策がだめ。若者は経済のここに不満」といった分析とは異なる説得力を感じました。→
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
10 months
→文脈は異なるのですが、若林正丈『台湾の半世紀』に、著者が80年代前半に”党外人士”に対して、万年国会も、待っていればいずれは自然の摂理で全面改選と同じ状況になる、と口にしたときに、「われわれは待てないのだ」と決然と言われてはっとした、という一節があることを思い出しました(p.69)。
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
3 years
→制度の効果は長い時間をかけて現れ、誰かの役に立ったことを知らずにおわってしまうこともあるのだろう。 (ちなみにMさんは現在のM理事長である。私が難色を示した財政負担も、翌年以降の工夫を経てぐんと軽くなり、持続可能なサービスとしてすっかり定着した。)
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
3 years
MさんやSさん(いずれも男性)が「若い世代への支援策として必要」と主張し、導入に踏み切った。利用実績ゼロの年が続いて私が見直しを提案したときにも、Mさんは「利用したいときにいつでも利用できることが重要です」と強く主張した。 Mさんは正しかった~と思いしったのは→
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
3 years
今期は、早稲田大学の新設科目「台湾経済概論」の授業を担当する。日本で唯一の台湾経済の授業ではないかと。 ふと思い出したのは隅谷・劉・ト『台湾の経済』(東京大学出版会,1992年)の”はしがき”で隅谷三喜男氏が、台湾における台湾経済研究がふるわない理由を台湾大学の教授に訊ねたところ→
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
2 years
「中国はTSMCほしさに台湾侵攻をするのでは?」(大意)と聞かれることがあり、そのたびに、「それはない(意味を成さない)」「そうなった場合には半導体どころではない」という思いが湧き上がってうまく回答できずにいたのですが、今後は同社マーク・リュウ董事長のこちらの動画を推薦すればよい。→
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
2 years
Facebookで台湾の友人たちが六四について熱心に書いているのを読んで、いささか驚いた。2010年代初頭、台湾ナショナリストのなかには「六四は“外国”の悲劇だから、必要以上に引き受けない」という立場をとる人が多かったように思う。→
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
2 years
『搾取都市ソウル』(イ・ヘミ著、伊東順子訳、筑摩書房、2022年)読了。これはいい本だった。 優れた社会派ルポルタージュだが、なにより、地方出身の若者たちから高齢者まで、「チョッパン」で暮らす人々の声に真摯に耳を傾ける著者の姿勢に感じ入った。→
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
3 years
陳水扁政権期(2000-08年)についての文献を読んでいると、つくづく「蔡英文政権は一日にしてならず」とおもう。蔡政権の堅実性、包摂性は「台湾すごい、有権者の意識高い」といった単純な話ではなく、陳政権の失敗の手痛い教訓のうえにある。2005年以降の「両岸三党政治」の複雑な過程をへて、→
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
1 year
弊所に滞在中の台湾人研究者(Cさん)に、なぜ会うたびに本日の天気の話をするのか、Taoziは花でも育てているのか、ときかれた。 台北に住んでいた時にもつい日本語の世間話のノリで、今日は暑いね~、雨やんでよかった~、といった話題をふって、相手を微妙に困らせていたことを思い出した。→
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
1 year
ここしばらく、関東大震災直後の朝鮮人中国人虐殺に関する本を読んでいます。 事実を覆い隠そうとする巨大な力があるいっぽう、研究者たちによる事実解明の努力、地域住民による追悼活動の取り組み(学校の先生たちが大きな役割を果たしてきたのですね)が何十年にもわたって連綿と→
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
2 years
→ TSMC劉徳音(マーク・リュウ)董事長へのCNNインタビュー“Taiwan, tech and the threat of Chinese attack”。 同僚と「心に沁みる」という感想で一致した。
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
5 months
自分の専門と世代ゆえに、日本人にとっていちばん身近で親しみを感じる隣国は台湾だと思いがちなのですが、学生のアンケートやレポートを読んでいると、若い世代にとってのそれは圧倒的に韓国であることを実感します。→
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
2 years
中国とは事情が異なるが、11月に訪れた台湾で、人々のマインドセットがすっかり「コロナ風邪説」になっていることを知ったときにも、それぞれの社会にコロナとの戦いをめぐるストーリーがあり、みな、自分の社会のストーリーが正しいと信じたい欲望を抱えていることを痛感した→
@kinbricksnow
高口康太
2 years
まさに。最近、中国研究者、物書き界隈の合い言葉な気も #中国わからん
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
2 years
→ だが香港が六四を追悼する自由を奪われた今、台湾は代わってその役割を引き受けようとしてるのかもしれない。
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
3 years
(1)本日より、『中国ファクターの政治社会学:台湾への影響力の浸透』(白水社)をご紹介していきます。第1章「台湾における『中国ファクター』」(呉介民・川上桃子)では→
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
1 year
総統選まで半年以上あるとはいえ、台湾民衆党の柯文哲氏が支持率首位に躍り出たのはびっくり。柯氏が積極的に支持されているというより、二大政党への不満の受け皿となっているとの見方が強いようですね。 台湾の有権者は確かに「あてつけ」的な意思表明をすることが多く、私がふと思い出したのは→
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
3 years
→「東大に東京経済論の講義はあるのか」と反問された経験を紹介し、台湾経済が「省の経済」とされ、研究対象になりえない状況のなかで自分が「専門でもない台湾経済に取り組むことになった」のは、台湾の本省人や知識人たちの要望によるものであり、『台湾の経済』の刊行へと結実する共同研究には、→
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
4 years
なぜ香港民主派が、BLM運動やアメリカの大統領選をめぐって”内部分裂”してしまうのか?この問いを明快に解き明かしており、非常に読みごたえがある。台湾の状況にも通じるところがある。
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
3 years
→台湾基督教会の関係者らによる資金援助があった、と記していたこと。 経済グローバル化の時代に台湾経済を研究してきた私は、常に「”台湾の経済”という研究対象はありなのか?」という自問を続けてきたのだが、今日、久しぶりに隅谷氏の”はしがき”を読み返して、感じるところがあった。
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
10 months
台湾人に対して台湾有事について聞くことの無神経さと傲慢さについて常々考えている。先日、ほぼ初対面の方に向かってやや感情的になりながらそのことを指摘したら、丁寧に話を聞いてよ��理解してくださり、嬉しかった。そして→
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
1 year
→欧州で博士号をとったCさんによると、イギリス人もドイツ人も天気の話は好きだという。 「台湾人はなぜ天気の話を雑談のネタにしないのか」をめぐっていろんな仮説を出しあったが、結論は出なかった。
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
7 months
田原史起『中国農村の現在』(中公新書 2024)、半分まで読んだが、とてもおもしろい!第1章の家族主義、家族の経済戦略の話などは台湾と重ね合わせて読んだが(台湾社会のChinesenessについても改めて考えさせられた)、2章は俄然、��国的な話で、中国農村の組織や人々の思考ロジック→
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
5 years
国境が次々と閉ざされていくのを見ながら、半年ほど前に引き受けたグローバリゼーションの未来についての長文エッセーを書いている。つらい・・・書ける気がしない。
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
5 months
これ、日本もそうですが、台湾はさらにこの傾向が強いのですよね。台湾人男性の強いSTEM志向は、家族の期待にこたえる「息子としての選択」だと思います。
@sarirahira
ひらりさ
5 months
彼氏を通じて「男子は文系を選んだ時に父親からいなかったものにされる」という傾向を知って僕は衝撃と納得を受けました
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
3 years
NHKのニュースウォッチ9で家永真幸さん(東京女子大学)が中国のパンダ外交について解説していらっしゃいましたね。このテーマにご関心のある方は、ぜひ、家永さんの力作『国宝の政治史―「中国」の故宮とパンダ―』(東京大学出版会 2017年)を~ →
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
3 years
『中国ファクターの政治社会学:台湾への影響力の浸透』(白水社)が刊行されました。2017年に台湾で出版された『吊燈裡的巨蟒:中國因素作用力與反作用力』(左岸出版)所収の論考のなかから7篇を選び、日本の読者向けの加筆修正と再構成を行った翻訳書です。→
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
2 years
→私自身、以前はあんなに日本の”ユル防疫”を非難していた友人が「いまやコロナは風邪。社交を取り戻そう」ストーリーを語るのを歯がゆく感じながら、お互い、自分たちのストーリーは科学的・公共的なものであり、自分たちの防疫共同体の忍耐は報われたと信じたいのだよなぁ、とおもった。
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
5 years
倉田徹「香港デモ 暴力の論理ー米中を巻き添えにする『絶望の戦術』とは」『外交』Vol.57 Sep./Oct. 2019 →非常に興味深い。しかし,読むほどに,香港の現状が打開の糸口の見出せない深刻な状況であることがわかり,重苦しい気持ちになる。
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
5 years
前田健太郎『女性のいない民主主義』(岩波新書 2019)、とてもよかった!タイトル通りの内容だが、「政治学の枠組みにおける"女性の不在"」を問い、ジェンダー視点を組み込むことで政治学がさらに豊かな学問となりうることを説得的に示している。政治学を教える・学ぶ皆さん、必読ですよ〜(1/5)→
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
2 years
熊倉先生、本件、事実関係は不明ですが、八旗と接点をお持ちの著者の皆さんのご心配とご心痛、お察しいたします。国境を越えた発信や研究交流の重要性が増すなか、今回の事件は、中国が「センシティブ」とみなすテーマにとりくむ著者、研究者、出版関係者の学問と言論の自由に直結する→
@JunKumakura
熊倉潤Jun Kumakura
2 years
黒色中国さん、本件を取り上げていただき、ありがとうございます。私の本が今回の拘束にどの程度関係しているのか、情報がないので分かりませんが、時系列的に見ると2月に翻訳出版された私の本が注目されてしまった可能性は否めず、大変心を痛めています。
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
4 years
今日は、アジア地域研究畑の院生の方々とお話しする機会があり、事例研究型の論文の執筆心得として「矢が外れたら的を動かせ」と偉そうに語ってしまったのだが、実はこの言葉、その昔、東大東文研の松田康博さんに言われたものである。松田さんは他にも、→
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
2 years
藤井省三先生による張愛玲の短編小説『封鎖』の解説(光文社古典新訳文庫)を読んで知ったのだが、日本軍は、上海占領中、抗日テロ事件を口実に繁華街や人口密集地で封鎖を行い、市民の移動を厳禁したという。→
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
3 years
この本の初校ゲラ進行中に台湾で追加インタビューを行い、その成果をゲラに盛り込もうとして、T編集長に「やめてください!」と叱られたことを思い出した。というわけで、Tさんが作って下さった宣伝文中に「粘り強いインタビュー調査」とあるのは、ちっとも褒め言葉ではないのだ~。
@UN_Press
名古屋大学出版会
3 years
【関連書から】川上桃子『圧縮された産業発展――台湾ノートパソコン企業の成長メカニズム』 後発の台湾企業はいかにして驚異的な発展をとげたのか? 粘り強いインタビュー調査と明快な分析枠組みに よって解きあかす。 *書誌情報⇒
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
10 months
60代の元政府高官から「今回は初めて民進党以外に投票した。今の台湾には変化が必要だから、若い世代のために柯文哲にいれた」という話をきいた。 ああ、こういう人もけっこういるのだろうな、と軽い衝撃を受けた。
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
10 months
もっぱら日本にいて、時々台湾で短期の現地調査をする者として、台湾の選挙に対する日本の関心と、台湾の文脈のあいだのギャップをどう架橋すればよいのか、悩んでいる・・。 ようは、いましがた書き終えた原稿に占める柯P話の比率が高すぎて→
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
11 months
そういえば、先週、台北で知人に指摘されるまで、台湾政治の歴史に残る11/23の迷場面につけられた「五漢廃言」というネットスラングが「武漢肺炎」と同音のかけことば?であることに気がつきませんでした。うまいなあ。→
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
2 years
大江戸線の勝どき駅。中国語にするとずいぶんインパクトのある地名ですね。勝利の高笑いが聞こえてきそう。
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
2 years
→深刻な事態であると受け止めています。先生の『新疆ウイグル自治区』は高い実証性をもつ優れた研究成果で、台湾をはじめとする世界の中国語読者に広く読まれるべき書物です。研究のご発展とご健筆をお祈りしています。そして、李氏の一日も早い解放を強く願っております。
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
10 months
私も家永真幸『台湾のアイデンティティ』は名著だと思います。個人的には2-3章が非常に勉強になりました。 著者自身の研究を含む台湾研究の成果がふんだんに盛り込まれていますし、今ではあまり知られていない日台交流の歴史、それぞれの時代背景についても深く掘り下げていて大変おすすめです。
@LIU_Yen_Fu
劉彦甫
10 months
東京女子大学の家永真幸先生から『台湾のアイデンティティ--「中国」との相克の戦後史』をご恵贈いただきました。台湾社会がなぜ民主政治や多様性を尊重し、いかに中国との距離に苦悩しているかの糸口を提示する名著です。台湾総統選まであと2週間ですが、その歴史的意義を考える上でもおすすめです。
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
9 months
岩波書店『世界』24年3月号所収、土屋直也「米中半導体戦争のなかのTSMC」。 ×台湾高尾市→○高雄市(p.131)、×内省人→○本省人(p.132)、×工業技術院→○工業技術研究院(p.133)、いずれも複数箇所。 筆者・編集部は正しく理解されているのでしょうが「頼清徳民進党副総統」(p.129)は→
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
5 years
昨年のサントリー学芸賞受賞作,韓載香著『パチンコ産業史 周縁経済から巨大市場へ』(名古屋大学出版会、2018年)を読み返し,改めてその分析の緻密さと主張の骨太さに,瞠目&脱帽。載香さん,すごいよ!これは産業史研究の金字塔だよ!と北海道の方角にむかって叫びそうになる(1/3)→
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
10 months
民進党の勝利集会をのぞきにきて、唐揚げ屋台の煙に燻されています。
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
2 years
コメントを付して再度シェア。 劉彦甫さんのスレッドは、沖縄に対する(単純な)批判ではありません。沖縄が置かれてきた過酷な現実を直視し、沖縄と台湾の平和を守るためには両者の真剣な対話が必要だと考えるからこそ、の疑問提起と提言だと思います。 では、どうすれば・・私も考え込んでいます。
@LIU_Yen_Fu
劉彦甫
2 years
「台湾有事を起こさせない」沖縄対話プロジェクトの趣旨は賛同だが、発足イベントの報道みて失望した。沖縄タイムスによれば「台湾側には現実的な危機感は薄く、『日米政府が危機をあおり続けている』といった指摘に来場者は熱心に耳を傾けた」とのこと。台湾の一般的な認識を見事に歪曲してくれた。→
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
4 years
国立政治大学選挙研究センターの「台湾人/中国人アイデンティティ」調査の最新結果。予想通り19-20年に「台湾人」比率がぐんと盛り返している。14-18年にかけての低下をどう解釈するか。「戦略的・選択的回答」仮説?中国経済の磁石効果?
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
2 years
→日本では今でも「人によってリスク感覚が違うことを尊重しよう」「誰かの身近にいる健康弱者のことを想像しよう」というストーリーが共有されていると思うし、私はこれはコロナに関する適切なストーリーだと思っている。 しかしこの感覚を台湾の友人たちに話しても、いまひとつ理解されなかった→
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
3 years
→政治の歯車が何度もまわって、ここに落ち着くべくして、今の路線がある。それにしても、今から読み返すと、陳水扁政権のもがきっぷりは本当に興味深い。そして、胡錦濤・陳水扁・ブッシュの時代からなんと大きく国際情勢が変わったことよ。
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
11 months
@LIU_Yen_Fu 推測するに、元ツイートの方は、緑陣営を独立派、藍陣営を統一派、と把握されているのでしょうね。しかしこの認識は台湾社会の現実とは明らかに異なり、むしろ中国共産党が台湾の政党に貼り付けているラベルのそれに近いです。
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
4 months
講演や授業の場でつい「台湾=日本が学ぶべき対象」というありがちな語りをしてしまうのだが、それでは研究者としての台湾への恩返しにはならない。 分かりにくくて混乱した、よきものと同じくらい困ったものも抱えた、深刻な分裂を抱えた台湾の姿について話したいと思うのだが、→
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
4 years
→「博論西遊記」という言葉を贈ってくださった。一日一歩でも西に向かって歩いていけば、いつかは天竺の国に着く。本文を一行だけでも、図表一つだけでもいいから、とにかく毎日書き続けろ、というもの。頑張ります!と答えたのだが、問題はどっちが西だか分からないことだった。
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
3 years
約20年ぶり?に張愛玲『傾城の恋』(藤井省三訳、光文社文庫)を再読してぶったまげた・・な、なんてすごい小説だ。前に読んだ時には「どこがいいの?古くさ~」と思った覚えがあるが、今回読んで、物語の緊張感、緩急のリズム、繊細さと大胆さのあんばい、オースティン的シニカルさに痺れた。→
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
2 years
→また、話は少しそれますが、中国と台湾を友・敵として極端に対比する発想は、しばしば台湾への甘えや思い込み、一方的な期待を生み、巡り巡って台湾との対等で健全な関係を阻害することにもなりかねないのですよね。
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
2 years
日台(おそらく日中も)の文化摩擦のひとつに、お礼状を出す、次に会った時に「先日は・・」とお礼をいう、といった謝意の表し方の習慣の違いがあるように思います。台湾人からしたら、その場でお礼をいえば十分なのでしょうし、私がみる限り、親しい間柄では感謝の気持ちをあまり口にしない。→
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
2 years
今日は、来日中の台湾人の友人たちの東京観光(上級編)で、墨田区京島~向島を歩き回った。京島、向島に「島」がついているのはなぜ?墨田という区名の由来は?濹東綺譚の濹の字は、いったい何?洪水対策として開削した川がなぜ”荒”川というの?綾瀬川と荒川の関係は?など→
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
5 months
→台湾は「旅行したら楽しかった、関心が湧いた」となるパターンが多いようですが、韓国のようにエンタメやカルチャーが若い世代の生活の一部になっているわけではないので、円安とともに体験ベースの親近感は先細りしていくのかも・・・。 韓国と台湾は永遠の好敵手ですね。
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
2 years
台湾は高等教育における性別分離が顕著な社会。女子の理系志向も決して低くはないが、なんといっても男子のそれが非常に強い。男子に「STEMを通じた立身出世」の期待が強くのしかかる社会でもある。そのあたりを見渡せる資料はないものか、と思っていたら、こんな調査が。→
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
1 year
ここしばらく、会う人ほぼ全員に向かって、伊澤理江著『黒い海 船は突然、深海へ消えた』(講談社)という本がすごかったの!とにかく読んで!と言ってまわっている。 ジャーナリズムとは何か。誰のために何を書くのか。何かに答えを出そうとすること(それが習い性となっている人や組織は多い)は→
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
4 years
TSMCへの生産委託を通じたAMDの復活劇とインテルへの追走劇は、それが台湾出身のLisa Suの優れたリーダーシップのもとに実現したものであることも含めて、実にドラマチックである。
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
1 year
台風14号「子犬」が台湾に接近中。以前、台湾人研究者と食事の約束をした際「子犬を連れて行っていいか」ときかれたので「大好きです、どうぞ🐕」と返事をしたら、当日、大学生の息子さんが現れてびっくり。 我が子を「子犬、犬子」とへりくだって呼ぶのは三国演義にもある由緒正しい表現だそうです。
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
1 year
本日発売の「週刊東洋経済」に、台湾とシリコンバレーの国際頭脳循環について寄稿しました(「『ハイテクの台湾』築いたシリコンバレー人脈」)。今週号の特集「迫る『有事』の全シナリオ 台湾リスク」とは一見、関係が薄いようにみえるかも、ですが→
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
10 months
→「その通りだと思いますがが、万が一を起こさないための知恵を絞るためには、タブーにせず、正面からあらゆる可能性を話すことも重要でしょうね」と指摘して下さり、そうだなあと思った。
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
3 years
近所のワンコ。
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
2 years
本当に、中国は自らの対台工作をどう評価しているのでしょうね。 経済手段を通じた影響力行使策の継続理由としては、1)平和統一政策を掲げる以上、経済統戦をしないという選択肢はない、2)官僚制(台辦系統)の慣性、3)効果は確実に薄れるが一定期間はそれなりに効き目があることがある→
@LIU_Yen_Fu
劉彦甫
2 years
私も中国共産党内でどんな議論や評価を行っているか、そもそもどんな台湾認識なのか興味がある。中国が台湾に仕掛けることは浸透工作のような間接圧力も軍事演習のような直接圧力も失敗で逆効果。でもやり方変えない。ほかに方法ないがとりあえず何かやらないと不安、やった実績がほしいなのだろうか。
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
4 years
『商業周刊』728期(20年12月)の特集「25万人の大帰国」。米中摩擦とコロナを機に海外(主に中国)から大量帰国した台湾人の困難を描いていて興味深い。当然のことながら、90年代に米国から帰国し、台湾のハイテク産業の主柱となった世代の物語からは大きく様変わりしていて→
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
2 years
聯合報のこのページ、ペロシ来台をめぐる動きのタイムラインが整理されていてなかなか便利です。 flighradar24では、もっか、50万人がペロシの専用機の経路をウォッチしているそう。
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
1 year
来年1月の立法委員選挙の各党の比例区名簿をみていて「台湾麻雀最大党Taiwan Mahjong Greatest Party」という政党が設立されていたことを知った。賭けマージャンの合法化を推進するらしい。
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
1 year
→蔡英文政権成立直後(16-18年)に「台湾人アイデンティティ」が低下したときのこと。こちらの研究エッセイが論じているように、これは「蔡政権への不満の高まりが台湾人意識の回答比率の低下を引き起こした」という、外国人なら「はぁ?」→
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
1 year
→台湾社会を知る人なら「ああ」といいそうな回答行動の現れだったとみられています(もっとも私自身はこれに加え、この時期の台湾社会の中国観も影響しているとみていますが)。 台湾の社会学者がもらした「台湾人のアイデンティティ表明には戦略的な一面があるからね」という感想も印象的でした。
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
3 years
ほんとこれ、と思いながら読みました。この高速対応文化は、TSMCに限らず、台湾の受託製造業界全体(鴻海、ノートパソコンODM等)に共通する特徴でもありますね→: 「夜も2時間で対応を」納入業者へ要求 台湾半導体産業、強さの秘密:朝日新聞デジタル
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
4 years
帰国台湾人が中心だったTSMCの幹部に中国籍を含む「海外華人」が増えている、という『天下雑誌』の記事(19/11/20号)。大学院留学のため渡米→米国のハイテク企業で昇進→TSMCにヘッドハントされる、という道を歩む台湾人が減り、中国人がそのポジションを占め始めている、という。なるほど。
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
2 years
台北出張7日目。20年来の友人でもある尊敬する研究者が、顔を合わせた瞬間に「人生再活一次的感覺、哈(生き返って人生がまた始まったような気がするね!)」といって手を強く握りしめてくれた。→
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
4 months
多くの方にお読みいただきたく、有料記事の「プレゼント機能」を使いました。7月2日 11:38まで全文お読みいただけます。 台湾・日本に逃れても見えない明日 香港市民が問う「守るべきもの」:朝日新聞デジタル
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
3 years
FBをのぞいたら、120万回分のワクチンを積んで台湾に向かったJL809便の着陸シーンの写真と「謝謝日本!」という台湾の友人たちの投稿でTLが埋まっている。台湾をとりまく環境はかくも過酷なものであることよ、と胸をしめつけられる思いがする。
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
2 years
ユーロスペースで「#時代革命」(キウィ・チョウ監督)を見てきた。一瞬たりとて緊張の途切れることのない、心身ともにずっしりとこたえる、重い158分だった。 自分の未来を賭して戦う若者の姿にも、彼(女)らを守ろうとする陳おじさんや、理大へと向かう市民の姿にも、胸がしめつけられた。→
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
4 years
日本台湾学会第22回大会学術大会オンライン公開シンポジウム「台湾総統選挙の四半世紀」 YouTube配信します! 第1部 2020年5月30日(土)13:00-16:00 第2部 2020年5月31日(日)14:00-15:30 配信:早稲田大学台湾研究所YouTubeチャネル(1/2)
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
2 years
劉彦甫記者のとっさのひと言、偉いです(私ならうまく切り返せず、愛想笑いしてやりすごしてしまうところだなあ)。 お相手はSDGsバッジをつけていらしたとのこと、劉さんの言葉を聞いて「はっ」と思い、ご自分の言葉をふりかえるきっかけになったのでは。 思うに、ここには→
@LIU_Yen_Fu
劉彦甫
2 years
某大企業の人が私の名刺を見て怪訝そうな表情で「出身はどちらですか」と聞いてきた。「台湾です」と答えた途端に笑顔で「台湾の方でよかったです、中国と違って〜〜。」と言う。我慢できなくて「私が中国出身だったらよくないのですか」と返した。SDGsバッジを胸に付けて差別意識を持続させてて困る。
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
2 years
→台湾人知識分子が繰り出す質問にはなにひとつ答えられず「等一下!(ちょっとまって)」と叫んで、すべてグーグル先生に答えてもらった。 「荒川(Huang-Chuan)」が中国語では美しい響きに聞こえるということを、はじめてしった。
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
2 years
『世界』(岩波書店)の2月号で梶谷懐さん、吉岡桂子さんと鼎談をしました(「中国経済はどう進むのか 内在要因と台湾・アメリカ・日本」)。 収録したのは先月初め。あの時には、まさか中国がこんなかたちでゼロコロナ政策を放棄するとは夢にも思いませんでした。
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
3 years
白水社のPR誌「白水社の本棚」で、アジ研の研究者によるリレーエッセイ「街角の風景」がスタートしました。私は、いつも心のなかにある、一本の木のある風景について書きました。「ど根性の木」の写真のカラー版もアップします→
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
1 year
→いずれにせよ、「柯P旋風は続くのか」という点にもまして、柯氏の支持層である若年層が民進党、国民党に対してどのような不満を抱いているのか、関心をひかれます。
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
6 months
なんとなんと、渡辺将人先生で、『台湾のデモクラシー』ですと!発売日が待ちきれません。
@chukoshinsho
中公新書
6 months
5月は下記を刊行予定。よろしくお願いいたします。 佐藤主光『日本の財政―破綻回避への5つの提言』 渡辺将人『台湾のデモクラシー メディア、選挙、アメリカ』 白石典之『元朝秘史―チンギス・カンの一級史料』 黒井千次『老いの深み』 佐藤卓己『言論統制 増補版 情報官・鈴木庫三と教育の国防国家』
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
2 years
明記者のスレッドの趣旨に賛同します。本土に住む者として「葛藤する姿勢は最低限必要だ」という指摘が特に刺さります。 沖縄のメディアに対する批判についても、何をなぜ批判するのかを個別具体的に明確にし(←劉記者の元発信はそれを適切に行っています)、不要な「拡大」は避けねばなりません。
@Ak1raMana10
明 真南斗(琉球新報記者)
2 years
私をはじめメディア関係者が台湾について勉強しなければならない現状と、沖縄県民の意識を混同しないでほしいです。メディアは批判されて然るべきですが、県民の思いまで拡大し、批判しないでください。同じ歴史を持つ沖縄の内部で批判し高め合うのとは全く別です。
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
2 years
忠孝東路の「分の時間ではない」タイ式マッサーヅ、健在でよかった。
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
4 years
前RT(墨東公安委員会さん)に関連して、「日本史が男性中心の領域となっている」背景に、かねてから関心をもっている。高校・大学で日本史・世界史の履修選択をしたころから漠然と、前者に比べて後者のほうが女性に開かれた領域であることを感じてきた。
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
1 year
見終わった直後は呆然としましたが、改めて、今日の藍白郭の会見、あれはいったいなんだったのでしょう?? 朝からずっとあの三人(のはずが五人が出てきた)の追っかけをしていましたが、本日の最大の収穫は「桶箍」という中国語を覚えたことかも。
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
10 months
劉彦甫記者  @LIU_Yen_Fu  のこちらの記事の後段で中国のゆさぶりの影響、今後の見通し等についてコメントしました。 中国との関係は台湾の総統選挙の底流にある最重要争点であり、選挙戦の構図をかたちづくる構造要因ですが、それが実際の選挙戦のなかで
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
1 year
先週まで台湾出張に行っていました。 現地の関係者たちは野党陣営の一本化(「藍白合」)の話で持ちきりでした。傍目にはとても難しいように思うのですが、「一本化できなかった瞬間に頼の勝利が確実となる以上、最終的には実現する」と見る人も少なくなく、今後の展開が注目されます。→
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@taozikw
taozi(M Kawakami)
3 years
台湾のリベラルと”反中”について。台湾における民主主義と人権の追求は、その実現の大前提である台湾という政治共同体の主体性を否定し、これを併呑しようとする中国という他者からの差し迫った脅威と切り離すことができません。→
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